ブログ記事では定番の「商品レビュー」。新しい商品を購入すれば自動的にネタになるし、上手く商品を魅力を伝えられれば収益になり、商品代金を回収できるかも!
ただ、初めて商品レビューを書くにあたってどんな内容を盛り込めばわからない。フォーマットか書き方の手順があれば簡単に書けるのに・・・と悩んでいる人もいるのでは。
今回は、ブログ上で商品レビューを書く際の準備・写真撮影・執筆方法について、自身が普段やっている具体的手順を紹介していきます!
▼商品レビューの書き方はこちらの記事を題材に解説していきます。
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商品レビュー執筆前の準備内容
商品購入前に「なぜ購入したか」理由の洗い出し
商品レビューで最も伝えたいのは「使用した商品がどれだけ魅力的で、どのようなデメリットがあったか」ですが、同時に「なぜ購入したか」の意図も説明したいところ。
商品の使用感・スペックと同じぐらい「他の人はどんな理由で買っているのか」を気にする人もいます。説得力のある説明をすれば、その場で買ってもらえるんですね。
検索エンジン経由で商品レビューを読む読者は「あと一歩納得できる理由があれば購入したい」という人も多いです。理由を付け足すことで、最終的に購入する可能性が上がります。
新しく商品を購入するときは、購入前にザックリとでもいいので「なぜ自分はこの商品・サービスを購入するのか?」を洗い出しておきます。
同時に「商品購入前に気になったポイント・公式サイトで得られない情報はなにか?」をまとめておいて、商品レビュー時に付け足すと記事の質が一気に上がります。
ブログ記事は「過去の自分に向けて書く」ことが多いですが、商品レビューにおいても同じ手順で記事を書き進めればOKです。
商品を可能な限り使い込んでおく
ブログで購入した商品・サービスを紹介するときは、商品を使いこむと公式サイトでは伝わらない商品の使用感やメリット・デメリットを説明できるようになります。
発売されたばかりの商品をレビューする場合はこの限りではありませんが、「開封の儀」だけでは読者にとって価値にならないので、少しでもいいので使用するようにしましょう。
他にも、1ヶ月・半年・1年経過レビューなど「長く使用している」ことをアピールすることで、説得力が上がるケースも。
掲載する情報をユーザーニーズから想定
「自分が商品を購入した理由」だけでなく、可能なら他者の購入理由や購入前に感じた懸念点などをピックアップしておくと、さらに記事の質が上がります。
「Yahoo知恵袋」や個人ブログ、その他掲示板サイトなどで読者のニーズをまとめておき、記事内で紹介するだけでオリジナルな記事になり、多くのアクセスを集められるケースも。
自身も商品レビューで掲載すべき内容に迷ったときは、迷わず上記サイトを巡回してニーズをピックアップし、記事に盛り込むようにしていますね。
商品レビューで必要な写真撮影の方法
商品の撮影背景を決める
▲様々な撮影背景を試せる冊子「Flatlay Sheet (フラットレイシート)」
商品レビューで上手く魅力を使える最大のコツは、「写真」にこだわること!自身は普段、よりキレイな写真を撮影するために背景にもこだわっています。
といっても、いかにもプロっぽいスタジオ風の背景だと胡散臭さが出てしまうので、白の壁紙やウッド風の机上で撮影するといい感じに仕上がります。
女性用商品の場合は特にビジュアルが重要になるので、様々な背景写真が撮れる専用の冊子を購入すると商品レビューの幅が広がるかも。
自然光を当てて商品の写真撮影と選別
背景が決まったら、いよいよ商品レビュー用の写真を撮影していきます!自分は普段、撮影用に高級コンデジの「Sony RX100M3」を使用しています。
キレイに写真を撮影するコツは色々ありますが、細かいテクニック云々よりも「自然光をどれだけ取り込めるか」で写真の印象が一気に変わってきます。
プロのカメラマンだと専用の照明を用意するケースが多いですが、初心者にはハードルが高い。そんなときでも、上手く自然光を取り入れれば一気にクオリティが上がりますね。
ちょっとした角度・光の当たり方で印象が変わるので、商品レビュー撮影の場合は同じ角度で何枚か撮影して、あとで写真の選別をして掲載する写真を選ぶようにしています。
同じ角度で写真撮影をした!と思っても、拡大すると少しブレてしまっていたり、ロゴ部分に光があたって台無し・・・という場合も多いので、複数枚の写真撮影がおすすめ。
自身がビジュアル重視で商品を選びがち・・・という理由が大きいんですがw クオリティの違いで購買に至るかどうか決まることもあるので、こだわる価値はあるかと。
魅力的な写真に見えるようLightroomで編集
撮影した写真はそのままアップするのではなく、必ず写真編集ソフトの「Adobe Lightroom」で編集してからアップしています。
カメラ側で適切な設定をしても、少し暗めだったりインパクトの薄い写真になってしまうこともあるんですが、写真編集をするだけでクオリティが一気にアップします。
「露光量・コントラスト・明瞭度・かすみの除去・彩度」などの設定を少し変えるだけで写真のイメージが一気に良くなるので、編集しておいて損はないかと。
商品レビューの書き方
レビュー記事で書くべき記事構成(メリット・デメリットなど)
▲商品レビューで最低限盛り込むべき内容と記事構成
写真撮影・編集が終わったら、いよいよ商品レビューの執筆に入ります!書くべき内容は商品によって異なりますが、最低限「使用感・メリット・デメリット」は記載しておくべき。
公式ページで説明されている内容と比べて差異はないか、実際に使用したメリット・デメリットを盛り込むことでユーザー本位の記事に仕上げることができます。
商品レビューの原則は「本音のレビューをすること」なので、気になった点や引っかかったことがあれば積極的に書くようにすると、信頼性もアップします。
同梱物や物理的なサイズ・重量も可能な限り記載
特にガジェット系の商品レビューを行う場合は、「同梱物・物理的なサイズと重量」など具体的なスペックまでまとめて、必要なら表にまとめておきましょう!
公式ページに書いてある内容でも、簡単にまとめるだけで閲覧性が向上しますし、もしサイズ・重量が書いてなければ積極的に盛り込むべきです。
例えばゲーム機のレビューをするとき、「家具のスキマに入るか・気軽に持ち運べるか」などの理由でサイズ・重量を気にする人もいるので、積極的に計測して掲載することをおすすめします。
可能ならYouTube動画の埋め込みも
商品レビューを執筆したあと、文章・画像の補足として「YouTube動画の埋め込み」をするとさらに詳細な情報を伝えることができます!
YouTubeの公式サイトから簡単にブログへ埋め込むことができ、クオリティの高い商品レビュー動画をアップするだけでコンテンツのクオリティが一気に上がります。
自分の動画を掲載するとブランディングにもなって最強ですが、記事ごとに動画を作っていては手間がかかります。他の人が撮影した動画も簡単に埋め込めるので、積極的に紹介するといいです。
おわりに
というわけで、今回は「自身が日頃から行っている商品レビューのコツと、具体的な方法」について紹介してみました!商品レビューに盛り込む内容は人によって異なるので、奥が深いです。
商品レビューを突き詰めればそれだけで良質なコンテンツになるし、ブログネタにも困らなくなります。大量のレビューを作れば、それだけで良質なサイトが完成です。
商品レビューを極めるだけでブロガーレベルが上がるので、ぜひ挑戦してみてください!