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【保存版】ブログ記事の書き方とは?読者に多く読まれるライティングの全手順解説マニュアル

「ブログを始めたはいいけれど、どうやって記事を書けばいいの?多くの人に読まれる記事を作るにはどんな作業が必要なの?」と悩む人は多いでしょう。

良質な記事を書こうとすると、すごく手間がかかりそうなイメージがあります。しかし、実は「一定の型」を身につけることで効率的に記事を作成できるんです!

  • 記事を書くにあたって重要な「ターゲット設定」の方法
  • ライバルと差別化できる一次情報の取材・レビュー方法
  • 本文のライティングで気をつけるべきポイント

そこで今回は、10年以上ブログを書いてきた&当ブログで月間50万PVを獲得した経験を活かし、「多くの人に読まれるブログ記事の書き方」をまとめてみました!

 

ブログ記事を書くための基本ポイント(前提知識)

誰に向けて書くか?を意識する:ターゲット設定の方法

 

ブログ記事を書く際に最初にやるべきは、「読者のターゲット設定」です。このステップさえやってしまえば、あとは完成したも同然・・・!

初心者にありがちなのが、漠然と記事を書き始めたばかりに全く読者に刺さらない内容になってしまうこと。最大の原因は「ターゲット設定をしていない」ことにあります。

あらかじめ「読んでほしい読者」を想定することで、読者の悩みが自動的で浮かび上がり、書くべき内容も決まるわけですね!

 

ターゲット設定(ペルソナ作成)の例年齢:20代後半

職業:サラリーマン

悩み:新卒で現在の会社に入社後、安定して仕事はできているが、上がらない給料と残業続きで将来的に独立したいと思っている。そのためにブログを有効活用したいが、どうやって運営すれば収入につながるのかわからない。基本から知りたい。

(あくまで適当に作ったので、めちゃくちゃ雑です。実際にはペルソナ像に名前・写真をつけて擬人化するぐらい内容を詰めます。自分をターゲットにする場合は過去の悩みを深掘りするだけでOK)

 

本来、雑誌などメディアでは「ターゲット像」を徹底的に洗い出し、マーケティング・リサーチ(取材)まで行って悩みを明文化します。

しかし!ブログ運営を行う最大のメリットは、「過去の自分をターゲットにできる」こと。自分をターゲットにすれば、具体的に悩みを想定できます。

ターゲットを決めずに記事を書くと、誰にも刺さらない無駄な記事になってしまうので、一旦PCから離れて「この記事を誰に届けたいのか?」を考えることも大切。

 

▼具体的なターゲット設定の方法は下記にてまとめています。

【具体例も紹介】ブログ集客に必須の「ターゲット」の設定方法【ペルソナマーケティング】

 

実体験を発信:一次情報を積極的に取材して差別化する

 

最近は個人ブログを開設する人、企業メディアなど競合が増えており、結果が出しづらくなっています。このような状況では、何らかの差別化が必須!

ブログを書くとき、他媒体から引用した内容を「二次情報」、実体験から得た情報を「一次情報」と呼ぶのですが、最近は後者の一次情報が必須になっています。

2019年現在ネット上には情報が溢れていますが、誰でも書ける二次情報ではなく、説得力のある「一次情報」を掲載することで個人でも結果を出すことができます。

 

一次情報 二次情報
  1. 実際に商品・サービスを購入・体験して直接得た情報を発信する方法
  2. 一次情報には簡単にアクセスできないため、差別化につながる
  3. 一次情報を得るには大変な金銭的・時間的コストがかかることも
  1. 他サイト・他者からの二次引用で情報発信をする方法
  2. 自分から商品・サービスを体験する必要がないので、低コストで情報発信ができる
  3. リサーチできる範囲の情報しか掲載できないので、他サイトとの決定的な差別化は不可能

 

ブログで成功するためには、アクセスアップ術など小手先の知識を学ぶことではなく「人生でより濃い体験をしている」ことのほうが重要です。

自身も専業ブロガーとして生活していますが、毎年必ず新しいことに挑戦して、そのノウハウをブログに掲載するようにしています。

「一次情報」と聞くと難しいように聞こえますが、「人よりちょっと転職回数が多い」など自分にとっては当たり前でも、他人にとっては貴重な情報は山ほどあるので、それほど難しく考えなくてもOKです。

 

記事を書いて完成ではない!リライト(書き直し)の方法

 

ブログ記事のターゲットを設定して、実際に体験した内容を記事にして・・・ようやく完成!しかし、記事を書いたら終わりではありません!

記事の内容にもよりますが、基本的に書いた内容は時間が経過するごとに「情報が古くなっていく」ので、成果を出すためには定期的に書き直す必要があります。

特に検索エンジンからの集客(SEO対策)に頼っている場合、記事を書いてから3ヶ月程度で順位が下がることが多いので、定期的に書き直す(リライト)ようにしています。

 

ブログ記事をリライト(書き直し)する方法や手順
  • 継続的に検索順位・アクセスとパフォーマンスを監視
  • 順位に下降・上昇など何らかの変化があったら情報を見直し
  • 記事の内容が古くなったら最新の情報に更新
  • 情報が最新でも、より良い表現方法や文字装飾方法があれば更新

 

定期的にリライト・・・と聞くと面倒に聞こえますが、結果が出ずとも定期的に記事を書き直すことで大幅にアクセス・収益が増加するケースも!

運営サイトのなかで、ちょっとした文章・表現方法を変えただけで月10万〜30万ほど収益が増加した経験もあるので、改善できそうな箇所があれば積極的にリライトしましょう!

新規記事は検索エンジンで評価されるのに最低3ヶ月はかかりますが、既存記事のリライトなら最短で即日から結果が出るため、こちらのほうが重要度は高めです。

 

▼ブログリライトの具体的な方法は「【検索上位維持に必須】ブログ記事をリライトするタイミングと具体的な方法を解説」にまとめています。

【検索上位維持に必須】ブログ記事をリライトするタイミングと具体的な方法を解説

 

読者に多く読まれるブログ記事の書き方・手順

 

ブログ記事の作り方は人それぞれ!正解がないので、特にテンプレートができていない初期には「どのように記事を書いていけばいいか?」迷ってしまいます。

初めてだと、記事を書く際に「なんとかオリジナルを出して・・・」と考えがちですが、いきなり自分のオリジナルを出そうとするとつまづくことがほとんど。

しかし!当記事で紹介しているような「テンプレート」に沿って理解することで、誰でも80%以上の記事を書けるようになります。

完全にパクリはNGですが、内容が充実していれば「ブログの型」はある程度パクってしまってOKなので、特に運営初期には積極的に参考にすることが大切。

 

ブログ記事作成までの具体的な手順
  • 冒頭文で「ゴール」を見せる
  • 読者の悩みに共感し、具体的に解決策をみせる
  • 記事を見たユーザーが即行動できる内容を書く
  • 余計な文章は全て削除
  • 文章の段落は最大3〜4つまで、適度に間隔を空ける
  • 強調したほうが良い箇所は積極的に文字装飾を行う

 

冒頭文で「ゴール」を見せる&ユーザーを惹き込む

 

読者が記事を見るとき、まず「記事タイトル」をチェックして、冒頭文の内容から「わざわざ見る価値があるか?」を無意識に判断しています。

つまり、記事がクリックされても冒頭分に「わざわざ見るに値するような内容」がないと離脱されてしまうんです!

特に誰もがスマホを使っている時代で「スキマ時間に情報収集する人」が増えたため、少しでも「違うな」と思うとすぐに離脱されてしまいます。

 

対処法はいろいろあるんですが、最も効果的なのは冒頭分に「読者が得られるゴール」「思わずえっ!?と見てしまうような内容」を必ず入れること。

優れたブログほど、記事のタイトルと冒頭文にこだわって「読者が思わず読み込んでしまう内容」を掲載していますね!

30分以上冒頭文の執筆だけで時間を使うこともありますが、全てをイチから作成するのは大半なので、自分なりに「テンプレ化」して少しでも効率アップをはかっています。

 

【超重要】記事を見たユーザーが即行動できる内容を書く

今は誰もが情報発信をしている時代なので、ほとんどの領域で情報過多状態になっています。オリジナルな内容を書いても、情報の焼き直しになることがほとんど。

情報の戦国時代にどう差別化して価値を生み出すか?を徹底的に考えたんですが、最終的に「情報を見たユーザーが即行動できる内容を作る」に落ち着きました。

情報のまとめサイトは見ても、何らかの行動を起こさなければ意味がありません。実際、即行動を起こせるような記事ほど結果が出ているように思います。

 

記事を書くときは、必ず「思わず行動したくなるような情緒的な訴えをしているか」「迷わず行動できるよう具体的な方法を書いているか」を意識してライティングしています。

突き詰めて考えれば、一次情報を発信する理由も、内容にこだわるのも「読者に共感・行動してもらうため」なので、一歩でも動いてもらうことを意識していますね。

この考え方はアフィリエイトにも必須で、ブログをキッカケに商品・サービスを利用してもらって初めて成果が出るため、収益アップにも役立ちます。

 

閲覧性をアップさせる文字装飾・イラストを挿入する

本文のライティングが終わったら、少しでも閲覧性をアップするために「文字装飾」を行います。この作業を行うだけで閲覧性がグッとアップします!

特にスマホから閲覧するユーザーは「重要な箇所だけ流し読み」するので、 重要部分を強調する、文字だけでくイラストも挿入する・・・といった作業がますます重要に。

 

見出しの意味と使い方・具体例

 

長文のみの記事を書くと、どこにどんな情報があるのかわからず路頭に迷います。情報を整理しつつ、本の目次のような役割を与えてくれるのが「見出し」です。

H1・H2・H3などタグを使うことで見出しを挿入でき、数字が大きいほど大項目に、詳細なトピックは小項目を設定して論理的な構造を作ります。

見出しの使い方には一定のルールがあり、扱い方を間違えると読者が混乱するだけでなく機械的(Googleなど検索エンジン)にもNGと判断されるのでアクセス数が下がる可能性も!

 

 

見出しのルールを守りつつ「見出しを見れば大まかに記事内容がわかる」状態に仕上げることで、読者の読み飛ばしに配慮しつつ検索エンジンにも評価されやすくなります。

論理的かつ魅力的な見出しを付けるには少しコツがいるので、実際に様々なブログ記事を見て学ぶのが一番手っ取り早いです。

 

記事タイトルの付け方と具体例

どれだけ良質な記事を書いても、「タイトル」が優れていないと絶対に読まれません。いわば記事の顔になるので、徹底的に作り込むことが大切!

特に検索エンジン経由で訪れたユーザーは、記事タイトルとわずかな説明文だけでクリックするかどうかを判断するので、思わずクリックしてしまうタイトルを付けることが大切。

魅力的なタイトルを付けるためにはいくつか方法論があり、テンプレに沿って考えれば80点程度のタイトルは作れます。最初は一定のサンプルに従って作ってみましょう。

 

▼見出しの作り方サンプル例

  1. 見出し1:記事タイトル(ディズニーランドを徹底的に楽しむ方法)
  2. 見出し2:大項目(ディズニーランドの概要)
  3. 見出し3:小項目(ディズニーランドの料金)
  4. 見出し3:小項目(ディズニーランドの設備一覧)
  5. 見出し2:大項目(ディズニーランドへのアクセス)
  6. 見出し3:小項目(電車でアクセスする方法)
  7. 見出し3:小項目(バスでアクセスする方法)
  8. 見出し3:小項目(車でアクセスする方法)

 (※内容は適当です)

▼タイトルの作り方サンプル例

「【稼げるブログの始め方】開設から広告収入を得るまでの徹底運営マニュアル」というタイトルの記事を作っていますが、

  1. 初心者でも記事を見ればブログで稼ぐ方法がわかる、というメリットを強調
  2. 「ブログ 始め方」「ブログ 収入」などで検索した際に上位表示されやすいタイトル
  3. 【】を付けて強調し他の記事と差別化

などの意図でこのタイトルを付けています。

  1. タイトルを見てひと目で内容がわかる
  2. 検索エンジンで上位表示させたいキーワードを盛り込む
  3. 上位表示された際、他のブログ記事と差別化できるタイトル

を付ければOKです。

 

積極的に表・図(イラスト)を挿入する

ブログ記事は何も文章だけで作り込む必要ななく、むしろ図解が必要な箇所は積極的にイラストを挿入することで説明力がアップします!

「でもイラスト作成スキルがないし、ましてはIllustratorなど使えない」という人でも大丈夫!最近は高性能な無料ソフトが増えており、サクッと作成できます。

特に文章だけで無理に説明するブログが多いなかで、見れば一発で機能を解説できるイラストを挿入するだけで大きく差別化できるので、積極的に導入しましょう!

 

おすすめの無料イラスト作成サービス
  • 魅力的なイラストをサクッと作成できるソフト:Canva
  • 画像の図解に役立つソフト:monosnap

おわりに

というわけで、以上「ブログ記事の書き方と公開までの流れ」について紹介してみました!普段から、だいたいこのような流れは執筆しています。

「読者に価値のある記事を書こう」とすると取材から文字装飾までたくさんやることがありますが、とにかく競合が多い時代なので、ここまでやって初めて価値が生まれます。

ブログの素晴らしいポイントは、一度労力をかけて記事を作れば、あとは寝ていている間にもアクセス・収益を集めてくれること。

良質な記事を書けば、時間をかかるものの絶対に後からアクセス・収益などの結果が出るので、できうる限りこだわって記事を作成してみましょう!