ブログ記事を書いて集客を行うとき、本文がどれだけ優れたものであっても「タイトル」次第で記事が読まれるかどうかが大きく決まってしまいます!
本文の質に関わらず、読者は「タイトル」を見て記事を読むかどうか意思決定します。ライティング技術を身につけるのも重要ですが、上手くタイトルを付ける技術も重要なんです。
今回は、普段ブログ運営をするにあたって意識しているブログタイトルの付け方を紹介していきます!これらの方法でタイトルを付ければ、奇抜にはなりませんが間違えることはないはず。
①【超重要】必ず主題のキーワードを含ませる
検索エンジンで上位表示をさせて集客する「SEO対策」を行う場合、記事の主題をキーワードに含ませることが最も重要となります!
記事タイトルは記事内容の要約であり、内容を見なくとも「ユーザー」「検索エンジン」に中身を把握してもらうために付けます。そのため、主題が抜けてしまっては元も子もありません。
クレジットカードを主題にした記事を書くなら、タイトルのいずれかに「クレジットカード」を含ませなければ上位表示できないばかりか、読者からしても内容がわからないのでクリックされません。
最近はGoogle検索の精度も上がってきており、タイトルに検索キーワードがなくとも上位表示されることが増えてきました。ただ、必ずGoogleが記事を拾ってくれるとも限りません。
「クレジットカード 選び方」など二語検索では、「選び方」という単語がなくとも上位表示されることも。しかし主題である「クレジットカード」が抜けてしまうと上位表示すらされなくなるので、要注意!
SEO対策だけでなく、SNSで記事を拡散させる場合も主題が抜けてしまってはユーザーが内容を把握できないので、クリック率を上げるために必ずキーワードへ含ませるようにしましょう。
②タイトルの文字数は34文字程度まで
記事タイトルを付けるとき、あまり長すぎては意味がないし、短すぎては記事内容が伝わらないことも。一体何文字程度が最適なのか?
これに関しては明確な正解があって、「34文字まで」に抑えておくのが最適です。なぜなら、検索エンジン(Google)ではタイトルが最大34文字までしか表示されないから。
Googleは日々アップデートを行っており、表示されるタイトルの文字数が変わっていきます。利用する端末によっても変わりますが、現時点(2018/5)ではPC・スマホともに34文字までしか表示されません。
タイトルが短すぎる場合、簡潔でまとまりがある点はよいものの、検索エンジンで上位表示された他の記事と差別化しづらいため基本的にはNG。
一方、タイトルが長いと途中で省略されてしまいますが、主題のワードさえ表示されていれば途中でカットされても構わないので、自分はできるだけ長めに設定しています。
主題となるキーワードを含ませたうえで、30文字〜34文字程度で抑えるのが現時点での最適解となっています。重要なキーワードを先頭に持ってくれば、40文字程度まで増えても問題ありません。
③重要なキーワードはなるべく先頭へ持ってくる
すでに少し解説しましたが、主題となるキーワードはできるだけ先頭へ持ってくることで「①検索エンジンで上位表示されやすくなる」「②素早くユーザーが中身を理解できる」効果があります。
①はデータ分析をしたわけではありませんが、「クレジットカード」「全身脱毛」など1位表示されれば月500万以上稼げるようなワードを見ていると、必ず主題をタイトル前半に持ってきているんです。
Google側が先頭に近いキーワードを評価していると想定しています。また単純にユーザーから見てパッと内容が把握でき、クリック率が高くなるのが要因ではと考えています。
絶対にタイトルの先頭に持ってくる必要がありませんが、最低でもタイトルの前半部分に持ってくると結果が出やすく、かつユーザーから見てもわかりやすいタイトルになるのでおすすめ。
④二語・三語検索用のワードも設定しておく
- 【初心者向け】一眼レフの選び方とおすすめ機種を徹底比較!
→「一眼レフ おすすめ」がターゲットワードで「選び方」「初心者」「比較」などの二語検索用タイトルも挿入
「クレジットカード」に関する記事を書くとき、ビッグワードで上位表示を狙うなら「クレジットカード」単一ではなく、「おすすめ」「選び方」など二語・三語までのタイトルも付けるべきです!
記事の検索意図が最も重要なんですが、もし単一のワードで上位表示されなくとも、「おすすめ 人気」などの三語検索で上手く表示できれば、徐々にビッグワードで表示されることもあるのが理由です。
ビッグワードと二語・三語の検索意図が同じ場合もあるので、この場合はまとめて書いてタイトルに二語・三語を付けたほうが上手く攻略でき、早く検索上位へと持っていくことができます。
もし単一と二語・三語で検索意図が少し違っても、最初は二語・三語用で記事の内容を作って、単一で上位表示されれば徐々に記事内容を最適化していく・・・という攻略方法も可能。
最近は、記事の上位表示を狙うにあたって「実際に該当ページにアクセスが集まっているか?」が重視されるので、これらの施策を使ってアクセスを集めるようにするとOK。
⑤ロングテールワードは見出しで設定する
- タイトル:おすすめクレジットカード
- 見出し1:クレジットカードの審査
- 見出し2:学生向けのクレジットカード
- 見出し3:主婦向けのクレジットカード
1つの記事で様々な内容を網羅する場合、「見出し」でロングテールのキーワードを設定しておくと、タイトルになくとも検索上位表示されることも!
例えば「おすすめのクレジットカード」という記事を作った場合、「学生におすすめのカード」という見出しをつけることで「学生」という単語がタイトルになくとも検索結果に表示される場合があります。
個別で「学生」用の記事を作ってもいいんですが、単一のビッグワードの場合だと様々な検索意図を満たした記事を作らないと上位表示されないので、1記事でまとめるほうがいい場合も。
見出しのロングテールワードで上手くアクセスを集めれば、結果的にビッグワードでも表示されやすくなるので、積極的に見出しにもキーワードを含ませるようにしましょう。
⑥【】(括弧)を付けてタイトルを強調する
- 【保存版】
- 【最新版】
- 【2018年版】
- 【2018年5月版】
- 【初心者向け】
- 【クレジットカードの選び方マニュアル】
検索エンジンで調べ物をするとズラッとタイトルが並びますが、同じような題名だとスルーしてしまうことも。普通の文章だと目立たないので、【】を使って積極的に目立つようにするとクリック率が上がることも!
自身も【最新版】【保存版】など積極的に目立つようにタイトルを付けていて、括弧がついた記事はそれだけで目立つので自分でもクリックしたくなってしまいます。
最近は同じテクニックを使う人が増えていますが、まだまだ効果的な方法です。特に「目立たせたい!」という記事には括弧を付けて強調するようにしましょう。
⑦まとめ記事は最新版・網羅性が高い記事であることをアピール
Googleが検索エンジンで記事を上位表示させる理由はブラックボックスですが、「情報の新しさ」「ブログ全体・記事単体の網羅性」が非常に重要だと言われています。
特に頻繁に新商品が出るようなジャンルは「情報の鮮度」が重要になるので、強調するために【2018年版】【2018年5月版】などと付けると検索画面でアピールできます。
同時に、初心者向けの記事など「色々な情報が欲しい!」というユーザー向けには【まとめ】【徹底解説】など網羅性を意識したタイトルを付けるとGOOD。
⑧テンプレ系タイトルには「個人ブログ感」を入れる
最近は個人ブログだけでなく、大きな資本を持った企業サイトもSEO対策を行うようになっていて差別化が難しくなっています。圧倒的な資本力を持っているので、なかなか個人では勝つことができません。
実際に検索結果を見ると同じようなタイトルが並んでいることも多いですが、優秀な企業と差別化するためにあえて「個人ブログ感」のあるタイトルを付けることも!
例えば「実際に体験してみた」系のタイトルは定番ですし、実際に商品・サービスを扱っている企業だと「全部使って比較してみた」のような記事はなかなか書きづらいので、あえて手を出すことも。
大手メディアが増えていくと、今度は逆に「個人でやっている」ことが強みになったりするので、積極的に個人ブログ感をアピールすることで差別化をはかることができます。
おわりに
というわけで、今回は「普段ブログの記事タイトルを付ける際に意識していること」を紹介してみました!ブログでアクセスを集めるにあたってタイトルはめちゃくちゃ重要なので、こだわって付けること!
現時点で検索順位が低くとも、タイトルを変更するだけで一気に上位表示されることもあります!ただし逆のパターンもあるので要注意です。
タイトル選びに悩んでも、少なくとも今回紹介した方法に従えば外れることはないはず。まずはテンプレに従って、徐々に結果が出てきたらオリジナルな方法を編み出してみましょう。
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