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【超初心者向け】ブログに必要な記事数って?PVとの相関性を実例から解説

 

新しくブログを始めるとき、「最低でも◯◯記事を書く!」と目標記事数を設定しておくとモチベーションにつながります。しかしアクセス・収益を得るには、一体どの程度の記事を書く必要があるのか?

「最低でもブログで100記事書きましょう」と勧める人もいますが、これはあくまでブログを書く習慣を作るためであって、100記事書いたからといって必要な収益・アクセスが得られるわけではありません!

ただ、実際にどの程度記事を書けばアクセスが得られるのか気になる人は多いハズ。ブログは何より継続することが大事なので、目標設定自体は重要です。

今回は新しくブログを始めてアクセス・収益を得るにあたって、最低限必要な記事数とPVとの相関性を紹介していきたいと思います!実際に当ブログのアクセス実績も一部公開してみます。

 

【大前提】必ずしもPV・収益・記事数は相関しない

 

まず結論から言っておくと、ブログの記事数はPV・収益とは相関しません!記事数を積み上げれば積み上げるほどアクセスが得られるように思いますが、一方でアクセスが減ることもあります。

参入ジャンルの需要数・記事のターゲットワードや検索順位によってアクセス・収益性が変わってくるので、数十記事でも月100万PV以上を達成できる一方、どれだけ記事を積み上げてもアクセスが増えないことも。

特にある程度完成したブログの場合、新規記事を増やすよりも既存記事をリライトしたほうがアクセスが増えやすいのは良くある話ですし、闇雲に記事を書くより分析・改善を行うほうがよっぽど重要なんです。

 

またアクセスと収益、どちらにフォーカスするかによっても必要な記事数は変わってきます。アクセスを得るためにはある程度記事数が必要なこともありますが、収益に関しては全く異なります。

少ない記事数・少ないアクセスでも広告単価が高く、CV率が高いジャンルを選べばたった10数記事で月100万円以上の収益を得ることも可能!これこそがブログのすごいところなんです。

アクセス数・収益など何らかの数字として結果を得たい場合、適当に思いついた記事を書き続けるよりも、戦略を策定して適宜分析・改善を行ったほうが、よほど目標達成に近づくことができます。

[aside type=”normal”]アフィリエイトの場合はアクセス数・CV率のほかに承認率・特別単価なども収益・PV単価に大きく影響します。[/aside]

 

当ブログのPV・記事数の変化を参考までに残しておく

基本的にブログの記事数とPV・収益は相関しませんが、どの程度記事を書けばどれぐらいアクセスが増えるのか?と気になる人はいるはず。

そこで、数字はザックリですが当ブログの記事数・アクセス数の推移を発表してみます!もちろんブログの内容によって得られるアクセスは全く異なるので、参考までにどうぞ。

当ブログは典型的な雑記ブログで、しかも日記を多数投稿して記事数が膨れ上がっていますが、実際の記事数・PVを見てもらえば「なるほど、こういうことか」と納得してもらえるかと。

 

3万PV:40記事前後

このブログ自体は3年ほど運営していまして、当初は2015年から始めた「日本一周の日記」として開設しました。現在ではアクセスの大半を検索流入が占めていますが、当時はそんなことを考えず執筆。

運営当初から旅人のブログ仲間を作るため、「ブログランキング」に登録。最近でこそオワコンとささやかれているランキングですが、投稿するカテゴリによっては案外見てくれたりするんですよね。

結果的に40記事前後で3万PVを記録するに至りました。当時は積極的にSNSに記事を投稿して拡散していたのも影響していますが、収益に関しては全然でPVの1/10程度だったように思います。

 

最初にアクセスを底上げする手段としてブログランキングは有効ですが、あくまで一過性のものなので手を止めた瞬間にアクセスが落ちていきます。

またランキングを気にして専用バナーをベタベタ貼ってしまうとユーザビリティが犠牲になり、最も重要な検索流入が減ってしまいます。

特に収益を得たいなら気にしておくべきはブログの検索順位ですが、一応参考までにこのような方法もあるということで。

 

10万PV:300記事前後

3万PVを達成したはいいものの、ブログの放置や運営方針の変更、旅行が一段落して記事を投稿しなくなったことによって、一時的にPVが2/3程度に減少。

しかし途中まで日記を書いていた当ブログですが、そのうちに「これは真剣に運営すればもっともPV・収益を得られるかもしれない!」と一念発起して真面目に運営することに。

この時点で200記事ほど日記的な記事が溜まっていましたが、その後は自分が得た知識を使って検索流入をもたらしてくれそうな記事を作成し、無駄な日記は削除・統合するなど整理していきました。

 

結果、ブログのPVが10万PVまで再び上昇し、広告収入も伸びていきました!この時点ではブログの分析などは行っていませんでしたが、可能な限りユーザーのことを考えて何度も記事を作りこんでいましたね。

また運営当初こそ検索流入など気にしていませんでしたが、この頃からブログでの検索順位とジャンルの需要を意識して記事を書いていました。

記事数だけを見れば明らかに非効率ですが、アクセスの大半は上位10記事ほどが占めていたため、最初から狙って記事を作成すれば少記事でも同じ程度の流入を得ることが可能だとわかりました。

 

30万PV:450記事前後

その後も継続的に検索流入を目的にした記事を作成、ときどき日記も更新しつつ450記事前後で30万PVを達成!10万PVのときと比べると、だいたい半分の手間でPVを3倍にさせることに成功しました。

150記事書いてやっと10万PV→30万PVの変化なので、パっと見だとすごく非効率に思いますが、ちょうどジャンル自体の季節需要が一時的に低下していた要因も大きくこの程度の変化となりました。

これだけ記事を積み上げると、新規記事のアクセスが増える一方で既存記事の検索順位が落ちる事例も頻繁に発生していたので、目についた記事がひたすらリライトをする、という作業もやっていました。

 

50万PV:500記事前後

30万PVを達成して以降は闇雲に記事を連発せず、積極的にリライトを続けたところ50記事の追加で50万PVを達成!季節需要が増えたのと、流入の多いワードで順位を上げられるようになったのが大きいです。

最初は何も考えず書きたい記事を書いていましたが、この頃には比較的アクセスのあるキーワードを探し、場合によっては具体的な検索数を「キーワードプランナー」でチェックして執筆することも。

自分の書きたいことを書けるのがブログの良さでもありますが、結果を出したいなら具体的な数字を根拠に行動すると、一気に結果を出すことができます。

 

以上の結果を見てもらえばわかるとおり、闇雲に記事数を増やしてもアクセスは増えず「アクセスの多いキーワードで順位を上げる」「既存の記事を分析してリライトする」ことが最も重要だとわかります。

もちろん初心者のうちからアクセスの多い記事を作るのは難しいので、悩んで手を動かさないぐらいなら「数撃ちゃ当たる」戦法のほうが有効なことも。

ただし、これはのちのち集めたデータや失敗談を活かして具体的な戦略構築や分析に活かすためなので、どれだけ経験を積んでも適当にブログを書いていてはアクセスを集めることはできません。

 

少ない記事数で大量のアクセスを集める方法

自分の場合は「書きたい記事を書く」スタイルで長年やってきたため、アクセス数に対して記事数が大きく膨らんでしまいました。しかし数字だけを追うなら、もっと少ない記事数で同じ流入数を実現できます。

もちろんブロガーなので、好きな記事を書いてOK。ただし日記を書きながら収益を得ようとするなら芸能人かタレントにならなければ難しく、ユーザーのニーズに応じた記事を書いて行く必要があります。

少ない記事数で大量のアクセス・収益を集めるにあたっていくつか注意しておかなければいけない点があるので、解説しておきます。

 

需要・広告単価の多いテーマ・ジャンルを選ぶ

少ない記事数で多くのアクセスを得るために最も必要なのは、言うまでもなく「需要の多いテーマ・ジャンルを選ぶ」こと。需要がないと、どれだけ良質の記事を書いてもアクセスが集まりません!

ジャンルの市場規模を調べるのはもちろんですが、検索流入を狙うならキーワード単位で記事が表示されるので、キーワードの検索数まで調べておくと参考になります。

キーワードの検索数を調べる場合、Googleの「キーワードプランナー」を使用すると1ヶ月ごとの検索数が把握できます。※無料で使用できるものの、詳しい検索数を見るには少額の有料課金が必要になりました。

 

一方で広告収益のアップを目指すなら、需要の少ないテーマであっても問題ありません。ここで見ておくべきは「広告単価」と、「紹介する商品が有名かどうか」が重要。

例えば1日のアクセスが100しかなくても、商品単価1万円の商品が1日に1個売れればPV辺りの単価は100円となります。専門サイトを作っている人のなかには、これぐらいの単価を実現している人も。

ただあまりにニッチな業界だと商品購買のハードルが高いため、メジャーで広告単価の高いジャンルの「ロングテール」を狙うのが基本的な攻略法となります。

 

記事間で重複しないようサイト設計を行う

自分の好きなように記事を書くブログではあまり行いませんが、本格的なアフィリエイトサイトを作る場合は必ず各記事の役割を明確にし、記事間の重複を防ぐ「サイト設計」を行います。

サイトを作成する前に、トップページ・カテゴリページ・個別記事とそれぞれターゲットワードを設定し、各記事での役割を明確化させることで少ない記事でも最大限効果を発揮できるようにしておきます。

継続的に記事を書いていくマラソン型のブログに対し、最初に目標・ゴールを全て明確化させて突っ走り、完成したあとは適宜メンテナンスしていくイメージです。

 

各記事の役割を最大限活かすことができ、論理的な内部構造を作ることができるのでユーザビリティが上がり、ユーザーがサイト内を多く巡回してくれるようになります。

濃密な情報を届けられれば、サイトからすぐ検索結果画面に戻ってしまう「直帰率」の数値を大きく下げられるので、結果的に検索順位も上がりやすい傾向にあります。

事前に全てのリサーチ・記事内容の設計を行う必要があるため慣れていないと大変なんですが、本格的にサイト作成をして収益を得たいなら覚えておいて損はありません。

 

記事の新規作成ではなくリライトで検索上位表示を狙う

「この情報に関する記事がブログ内で不足している!」と感じたとき、闇雲に新規記事を追加するのではなく、既存記事で修正・追記できないか考えるのも少記事運営では必要。

特にブログ運営初期の頃は「1日に1記事書かないと!」と焦ってしまうことが多いんですが、内容の多くが重複している場合、既存記事へと追記したほうが結果が出るかも。

新しく記事を作るより、既存の記事を多く編集するほうが労力的には大変だったりするんですが、既存記事は編集した瞬間から検索順位に大きく影響するので、より効果が出やすいのも事実。

ただし内容が多少重複していても、既存記事と狙っているキーワードが異なる場合、どうしても追記すると長くなりすぎてしまう場合は新規記事作成で対応することもあります。

ブログ型であっても、新規記事を作りすぎるとその後のメンテンスが大変になるので、基本的にはリライトで対応したほうがいいかなと考えています。

 

【結論】初心者ブロガーはまず100記事を目指すべし!

というわけで、今回は「ブログに必要な記事数と、PVとの相関性」について自分の経験から解説してみました。PVと記事数との相関は見られず、少記事運営でも結果を出すことは可能!という結論に至りました。

しかし!冒頭でも解説したように、ブログで結果を出すには継続することが最も重要であり、最初からあまり何も考えずに更新を続けていると確実に挫折します。

少ない記事数で結果を出すことも可能ですが、それはSEO対策に関する豊富な知識・経験を得たら・・・の話であり、最初から結果を出せる人など一握りしかいません。

なので、確実に何らかの結果を得るためにも、データを得て分析を行いブログ運営に活かすためにも、「初心者ブロガーこそまず100記事を書いてみるべし!」と考えています。

100記事書いたらゴールではなく、あくまでスタート地点に立てるだけ。しかしこれだけ書けば相当な経験が得られるし、今後多くのアクセスを得るために相当重要なデータが得られるため、まず100記事を目指してみましょう!