日本一周・四国お遍路と積極的に国内旅行を楽しんでいる僕ですが、徐々に海外進出も始めています。昨年には、初の海外旅行一人旅として「タイ」へ行きました!
国内旅行なら公園で野宿しようがその辺でフラフラしていようが大丈夫ですが、海を越えて全く文化の異なる街に行くとなると、全く話が変わってきます。
今回は、初めての海外旅行でワクワクしていた反面、内心「ほんまに大丈夫かな・・・」とビクビクしていたがなんとかなった、という体験談を紹介していきたいと思います。(笑)
なぜ海外一人旅に出発しようと思ったのか?
海外旅行へ行く動機は人それぞれですが、自分の場合は日常に退屈していて「日常の安全圏(コンフォートゾーン)」をぶっ壊したいと思ったからです。(笑)
毎日同じような生活をしていると、次第に全ての活動がルーティーン化していって刺激が少なくなります。元々人間は狩猟採集生活をしていたことから、あまりに同じ行動が続くと退屈します。
自分は特に飽き性だったので、「手っ取り早く自分の価値観をぶっ壊したい!そうだ、国内旅行ではなくて海外旅行に行こう!」となったわけ。
この時、集団で行くとなんとなく相手に依存してしまったりして刺激が一気に少なくなるので、思い切って一人旅を決行することに。いざ、未開の地へいかん!
突然決めた話で、かつ友人が少ないから・・・という理由もあるんですが(笑)結果的に一人旅のほうが旅先で友人も作りやすかったので、自分には向いていましたね〜。
もし現時点で「なんとなく日常に閉塞感を感じていて、退屈。面白くない!」という人は思い切って海外旅行に行くのも手かも。全てが新鮮がめちゃくちゃ楽しいですよ〜。
初めての海外旅行でタイを選んだ理由
人生で初めて海外旅行へ行くことは決まったが、どの国に行こうか?が次の問題。初心者がインドなんかに行ってしまった日には身ぐるみ剥がされそうだし、あまり文化が近すぎると面白くない。
物価なども考慮して「タイ王国」に決定したんですが、結果的には大正解でした!なんたって物理的に距離は近いが景観や文化は大きく異なり、かつ都心部は治安もいいから。
初めてのドキドキ深夜フライトを終えて、首都であるバンコクの「ドンムアン空港」を出た瞬間、独特な匂いと目の前には壮大な景観!なんじゃこりゃー!となりましたよね。
▲タイ・バンコクの街並み。一言で言うなら「玉石混交」。
日本ではありえないですが、例えば高級ブランドのシャネルが入っているビルのすぐ横にボロ小屋が並んでいたり、バイク社会なのであちこちでバンバン原付が走っていたりします。
少し路地を入ると超激安のローカルフードを食べることができ、しかも想像していた数倍美味しい。ただしタイの料理は油がキツく、途中何度も胃の調子が悪くなってしまったので要注意・・・。
もし途中で日本が恋しくなっても、高級ビルの地下街などに行けばいくらでも日本食を食べられます。価格は日本と変わりませんが、胃を休める場所としても最適。
ゲストハウスに行けば、日本ではまず会えないようなその辺をプラプラしているおじさんに会うことができます。しかもこういう人に限ってお金を持っているという。
あと男性限定ですが、夜遊びもなかなか面白くてリーズナブル。詳しくは語りませんが・・・ノリでゲ◯バーに行くことになり、100人が見る会場の壇へ上がらされてパンツ一丁でダンスしたのはいい思い出w
全体的に治安は良く、一人で深夜にブラブラしていても特に問題ありませんでした。タイ旅行で人生変わったとは言いませんが、新しい価値観をかなり取り入れられたので大満足でした!
英語ができず言葉が通じなくても、案外なんとかなる!
▲タイ語は勉強しないと読解不能
初めての海外旅行に出発するにあたって、一番の不安は「英語ができないこと」でした。それも中学・高校レベルの英語ならできるというレベルですらなく、簡単な単語以外全くわからないレベル。
タイは海外旅行者が非常に多く、少なくともバンコク周辺のお店ならだいたい英語が通じます。そもそも小学生一年生段階から英語を教えているようで、普通に日本人よりペラペラ。
詳しくは「英語が全く話せない人でも海外旅行できるの?初めての海外一人旅で検証!」で紹介していますが、SIM契約時に「Pay?」という単語が出ず受付のお姉さんに爆笑される始末w
▲拙い英語と身振り手振りを駆使し、都心から離れた「ブンサムラン・フィッシングパーク」へ。
しかしこんな自分であっても、身振り手振りを組み合わせて無事に旅行を楽しむことに成功!途中で1時間ほどタクシーに乗ってタイ最大の釣り堀で遊ぶ、という挑戦もしました。
あくまでその場しのぎなので、純粋に海外旅行を楽しみたいなら英語を身に着けておいたほうがいいのは間違いなし。しかし現時点でわからなくても、旅行そのものは楽しむことができます。
自分は途中から日本人宿へ行って同室の人と周辺のお店へ繰り出して遊んだりしていたので、英語ができないことを理由に引きこもるよりも、とりあえず出発したほうが楽しめると思いますね。
海外旅行初心者には「台湾」がなかなかおすすめ
▲初めての海外旅行で夜のカオサンロードに来ると、色々と衝撃を受ける。
ただ!バンコク周辺は治安もいいし、楽しめる・・・といっても、「海外旅行が怖すぎて小便をもらしてしまいそう」というレベルの人には少しハードルが高いかもしれません。
日本人の旅行者は一応いるものの、圧倒的に白人が多く有名なカオサンロードにいればそれこそ人種のサラダボウル状態。初めての海外旅行にしては、良くも悪くも刺激が強すぎましたw
英語ができるなら問題ありませんが、当然日本語は通じないので身振り手振りで強行突破する必要があります。スリなどのトラブルはそこそこ多いので、身辺にも気をつける必要アリ。
その点、日本から近い「台湾」なら3時間ほどで来れる&LCCを使えば往復1万〜2万ほどで来ることができ、親日国で日本人も非常に多いので、場所によってバンバン日本語が通じます。
ちょうど現在台湾へ旅行に来てるんですが、都心部は日本と同程度に治安がいいし、現地の人も日本人に対してフレンドリーに接してくれるので居心地がすごくいい。
唯一、物価に関しては日本の8割程度、ホテルに関しては不動産高騰などの理由で東京とあまり変わらないのが残念なポイントですが、短期旅行なら全く問題になりませんね。
国内旅行と同じ感覚でふらっと寄ることができ、個人的には日本にいるよりずっと居心地がいいので、1ヶ月程度短期移住も考えるほど。観光もいいけど、住みたい国な感じです。
台湾なら初めての海外旅行でも全くビビる必要がないし、長く日本を含む異国に統治されていたこともあって、景観・歴史ともに日本と違う部分があって新鮮に感じます。
とりあえず海外に行きたい!しかし少しでも安全で気軽な国に行きたい!なら台湾を強くおすすめしておきます。料理も美味しいので、長期滞在しても問題なさそうです。
おわりに
というわけで、今回は「初めての海外旅行で怖すぎたけど、なんとかなった話」を紹介してみました!ちょうど台湾に滞在中だったので、いい機会と思い執筆してしました。
良く「若者は積極的に海外へ行くべき!」という大人が多いですが、個人的にはどっちでもいいと思います。確かに価値観は広まるが、日本にいても歴史や異文化を学ぶことは可能なので。
ただ実際に来てみると、まず第一に「怖い」のと、国内と違いがありすぎてビビリます!実際にお店に訪れたり、現地の人と話すと「なるほど、こういう生き方もありなのか」というモデルケースができます。
自分の生活圏から思い切って飛び出してみることで、怖いながらもものすごく生活が充実するし、切羽詰まったときも「最悪、タイに逃げればいいや」と思えるようになるんですよね。
特に今後の日本の状況を考えると、積極的に海外へ行って損はないかと。強制的に人生を拡張できるし、何より移住を検討すれば「逃げ場」ができるので、日常に閉塞感を覚える人ほど思い切って海外へ行ってみましょう!