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【初心者向けマニュアル】GoProを購入したらまずやりたい初期設定一覧

 

「GoProを買ったし、ガッツリ活用するぞ!」と思って真っ先にやるべきは「初期設定」。適切に設定を行うことで、ゴープロの機能を最大限活かせますよ!

デフォルトの状態だと画質が低かったりするんですが、適切な設定を行うことで高画質撮影ができたり、少しでもバッテリー消費を減らしながら撮影が可能になります。

そこで今回は、これからGoProを活用する!という人のため、「GoProを購入したらまずやりたい初期設定」について解説していきます!

[aside type=”normal”]この設定ページでは、「GoPro HERO5・6」を対象として解説しています。新型のHERO7から設定画面が大きく変わったので、「GoPro HERO7の初期設定方法」を参照してください。[/aside]

 

GoProの初期画面・各種設定を行う方法

 

GoProを起動すると、上記の初期画面が表示されます。各画面をタッチorスライドすることで、それぞれの設定に移動できますよ。

設定項目はたくさんあるんですが、最初にやっておくべきなのは「解像度・FPS・画角・ユーザー設定」だけ。これだけでOKです!

 

最低限これだけやればOK!GoProの基本設定

画質・フレームレートの設定

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YouTube投稿がメインなので「1080p 60fps」に設定

 

GoProの撮影で最も重要なのは、もちろん「画質の設定」!初期画面の下に表示されている「1080」という部分を押すと、画質設定画面に移ることができます。

最新のGoPro HERO7では「4K/60fps」といった超高画質撮影が可能になり、YouTubeでも4Kの映像が見られるようになりましたね。

当然、高画質のほうがキレイに撮影できますが、画質を上げれば上げるほどバッテリー消費も極端に早くなってしまうので、個人的なおすすめは「1080/60fps」です。

[aside type=”normal”]【4Kとは?】フルハイビジョン(FDH)の4倍の画質のこと。簡単に説明すると、一般的なテレビがFHDなので、その4倍もキレイに見えるってこと。ゴープロは肌補正機能みたいなものがついているので大丈夫ですが、普通のカメラなら毛穴の中まで見えちゃいます。(笑)

【fps(フレームレート)とは?】動画は複数の画像を組み合わせて作られていますが、フレームレートはいわば1秒間で撮影される枚数のこと。30fpsなら1秒間に30枚、60fpsは1秒間に60枚撮影するので、後者のほうが動きがヌルヌルになります。

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画角設定・狭角〜超広角

 

GoPro最大の特徴といえば、「超広角のダイナミックの映像を撮影できること」。これぞGoProの強みですが、デフォルトでは画角が狭くなっているので要注意!

設定から「狭角・魚眼無効・中間・広角・SURP(超広角)」の5段階も設定できるので、用途に合わせて選ぶことができます。

「SURP(超広角)」に設定すると、画面端が歪んでしまうかわりにスマホでは絶対に撮影できない画角で撮れるので、アウトドアで使うなら迷わずおすすめします!

 

ユーザー設定・Wifi設定

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GoPro専用アプリと連携することで、スマホと直接接続して遠隔撮影を行ったり、撮影したデータを確認できます。めちゃくちゃ便利なので、ぜひ設定しておきましょう!

初期画面を上から下にスワイプして、「接続>GoProアプリ」へと進むと接続できます。スマホへあらかじめGoProアプリをダウンロードしておきましょう。

 

▼スマホアプリへの接続方法は下記で解説しています。

【保存版】GoProアプリ「Capture」をカメラに接続・遠隔撮影を行う全手順

 

バッテリー消費を抑えるディスプレイ設定

 

GoProは本体を小型にするため、バッテリーもかなり小さくなっています。持ち運びには便利ですが、4Kの高画質で撮影すると1時間ほどで切れてしまいます。

バッテリー消費を抑えないと、少し撮影しただけで交換が必要になるので大変。バッテリー消費の大きな原因となる「ディスプレイの設定」をしておきましょう!

「明るさ」を落としたり、操作がない状態で何分電源をつけっぱにしておくか?の「スクリーンセーバー」を短くしておくと、少しでもバッテリーが長持ちしますよ。

 

画質・音声にこだわるなら必要なPROTUNE設定

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GoProで映像撮影にこだわりたい!ホワイトバランスを手動で変更したい!という場合は、様々な詳細設定が行える「PROTUNE設定」を変更します。

特に重要なのが「カラー」「ビデオ安定化」の2つで、通常だと雲がかったような映像になりますが、カラーを「フラット」から「GoPro」に設定すると、映像がキレイに!

安定化は「電子式手ブレ補正」のことで、ONにすると移動しながらの撮影でもブレが少なくなります。ただし画角が狭くなってしまうので、一長一短ですね。

(※)画面下部の電源マーク icon-power-off を押すことでONになります

 

画質設定項目(画像1枚目のPROTUNE)
  • カラー:「GoPro」推奨
  • WB:基本的には自動でOK
  • ISO(高感度撮影):上げると暗所での撮影も可能になるが、画質が落ちる
  • シャッター:基本的には自動でOK
  • EV修正(明るさ補正):基本的には修正なし(0)でOK
  • シャープ:高画質撮影するなら「高」推奨
  • オーディオ:「高」なら別途RAWデータを作成して修正可能に

 

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その他、光量に応じてフレームレートを調節し、画質を落としつつも暗所での撮影が可能になる「自動光量設定」もあります。(一応ONにしてますが、どちらでもOK)

「手動音声コントロール」は、本来GoProは周囲の騒音・風音に応じて2つのマイクを使い分け、音量コントロールしてくれる機能が付いています。

片面の騒音が激しいと、一時的にステレオからモノラルに以降して低減してくれるんですが、ONにすると機能をロックできます。

自分は野外撮影がメインなので一応使っていますが、モノラル移行時の音質が非常に悪いので基本OFFでOKです。

 

おわりに

というわけで、今回は「GoProを購入したらすぐにやりたい初期設定方法」についてまとめてみました。ひとまず上記の設定を行っておけば、問題ありません。

ゴープロといえば「箱から出してすぐに撮影できる!」というイメージがあって、間違いではないんですが、最低限の設定をするだけでさらにキレイに撮影できますよ!

なお今回設定に使用した端末はGoPro HERO5ですが、最新機種のHERO6も基本は同じなため、参考にしていただけると思います。

 

▼最新機種の「GoPro HERO7」の設定方法は下記で解説しています。

【GoPro HERO7の使い方】初期設定から動画撮影・操作方法まで初心者向けマニュアル

 

▼GoProを購入したら、一緒に買っておきたいアクセサリー類を下記にまとめました。

GoProと一緒に買ってよかったアクセサリー類総まとめ!動画撮影に便利なグッズを紹介