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フリーランス(自営業)になってから一年半が経過。メリット・デメリットを今一度まとめてみる

 

2016年8月にフリーランス(ブロガー)として独立してから、約1年半が経過しました!最初こそ不安を感じることもありましたが、結果的に危ういこともなく生活できています。

独立する理由は人それぞれですが、「自由に生活したい!」という表向きな理由ではなく「同じ勤務時間で、それも集団で働くなんて無理!」と社会不適合者であることが要因でした^^;

最初こそ右往左往しながら働いていたものの、1年半が経過してようやく経済基盤ができてきました。せっかくなので、ここらで一度フリーランス生活を振り返ってみることに。

今回は、約1年半ほどフリーランスとして生活してきて、あらためて振り返りつつメリット・デメリットを比較してみました!これから目指される方の参考になれば幸いです。

 

フリーランスになって感じた大きなメリット5つ

①時間に融通が効くので社会不適合者でも生きていける

 

フリーランスになって感じた最強のメリットは、よく言われているとおり「時間の融通が効くこと」!このメリットがあるからフリーランスになったぐらい。

規則正しく生活できる方は、企業に就職する形で問題ないと思います。しかし自分のような極度の社会不適合者は頻繁に生活習慣が狂うため、一般社会に対応することすら厳しい・・・。

基本的には夜型で、日々によって調子が全然変わってしまうので、どうしても「朝から週5日働く」というスタイルには馴染めなかったんです。

 

1日10時間以上集中して作業できる日があったかと思えば、起床直後から調子が悪く全く動けない日も。もともと、体があまり強くないのも大きいかと。

しかしフリーランスなら、毎日の勤務時間が決まっているわけではないのでパフォーマンスを最大化できるタイミングで働けます。控えめにいって最高!

仕事を習慣化させることも重要ですが、人間なので調子が悪い日もあります。意図的に仕事をするタイミングを調整できるのが、フリーランスになって最もいいなぁと感じるメリットです。

 

②発想力・力量次第で収入を青天井に伸ばすことができる

 

残念ながら経済力が徐々に弱くなっている日本では、通常のルートで働いても給料を大きくアップさせることはできません。

大手の外資やベンチャーでない限り、新卒の平均月収が20万円とか。生活できるギリギリの給料なんて…控えめにいってあり得ないと思います。

本人の実績を無視するなら、新卒で月40万円はないと資本主義をやってる意味がないと考えます。経済成長の恩恵を受けれないなら、山奥で自給自作生活をするほうが幸福度が高くなる。

 

一方、フリーランスであれば実績次第で収入を青天井に伸ばすことが可能。ブロガー界隈をちょいちょいチェックしてますが、月100万円以上が当たり前…らしいです。(笑)

特にプログラミングやWEB広告系は年々規模が増えており、フリーランスなら月100万円に到達して当たり前という雰囲気があります。

良くも悪くも自分の行動が収入に直接反映されますが、運でもなんでもいいので頭を働かせれば大きく収入アップできるので、夢があって素晴らしいかと。

 

③上司に許可を取ることなく様々な試行錯誤ができる

組織で働いているとき、常にストレスを感じていたのが「上司や会議で許可を取らなければ、行動できないこと」です。

これは自分の性格面が大きく影響しているんですが、何か「やりたい!」と思ったときにすぐ動けないと、熱が冷めて行動する気が起きなくなるんですよ。

熱が入った状態だといくら働いても気にならないのに、許可が必要なばかりに無駄に時間がかかり、いざ動ける!となったときには完全にモチベーションが失せている…という経験を何回もしました。

 

許可を取る必要性は理解できますが、自分の多動気質な性格には全く合わなかったので、フリーランスになって大正解でしたね。

「あ!これ良さそう!」とアイデアが浮かんだ瞬間に自分の権限で行動でき、一瞬でフィードバックが返ってくるのでさらなる結果につなげられます。

もちろん、あまり考えずに行動して失敗し怪我を追うこともありますが、致命傷にならないよう対策をしておけば無問題なので、控えめにいって最高です。

 

④場所に縛られないので世界各国で旅をしながら働ける

 

フリーランスといえば、「海外旅行をしながらノマドワーク!」というイメージがある人も多いのでは?冷やかしではなく、リモート業務を中心に行えば実際に実現可能です。

自分の場合はブログを書いて生活していることもあり、アイデア出しや記事ネタを作るために頻繁に海外旅行へ出かけています。

やはり様々な地域を旅しながら仕事をするのは楽しいですし、「生産」という観点から現地を眺めるのが非常に面白くて、自分にもあっているなと感じます。

 

 

もちろん記事を書くことが本業なので、仕事をするためには観光などやってられず、1日中宿やカフェにこもって作業していることも。

毎日生活空間を変え、移動するたびに意思決定しなければいけないので大変ですが、飽き性なので仕事をしながら環境を変えられるのが素晴らしいなと。

趣味と仕事を両立できるので、短期間で様々な国へ訪れながら仕事を進められます。電源・Wifiのインフラが整っている国なら年中旅をしながら働くことも可能なので、素晴らしいですね〜。

 

⑤現代の日本で生活することに危機感を覚えられた

▼我が国の生産年齢人口の推移(50年後には半分近くに)

出典:総務省|平成29年版 情報通信白書|人口減少社会の課題と将来推計

 

逆説的ですが、何も考えずに企業へ就職して「このまま人生安泰なんだろうなぁ」と安堵することなく、将来の危機感を覚えられたのは良かったなぁ・・・と思います。

人口減少はもちろんのこと、高齢化・社会保障費の増大や実質的にデフレ状態が続いているなど、考えなければいけない問題は山ほどあります。

日本に暮らしている限り死ぬことはありませんが、少なくとも「このまま同じことを続けていれば生活できる!」というほど安泰な状況ではありません。

 

個人として成長しなければ、最低限の生活はできても最新のテクノロジーを活かしながらより充実した日々を得ることが難しくなっていると実感しています。

逆に、インターネット回線・端末さえあれば、ネット上のWEBサービスを駆使して誰でも安価or無料に新たなスキルを得られるようになっています。

生き残るためのツールはたくさん揃っているので、日本以外の国へ移住することも視野に入れつつ、積極的にあらゆる経験を得られるよう日々行動しています。

 

フリーランスになって感じた致命的なデメリット

①仕事がルーティーンワークになりがちで成長が鈍化する

▲日常の業務だけでなく、定期的に新しい経験を取り入れるようにしている。

 

日本でフリーランスとして働くにあたっては、どちらかというとデメリットのほうが目立ちがち。そのなかでも良く言われているのが、「成長が鈍化する」こと。

全ての仕事を個人で遂行できるのはいいとして、どうしても日頃の作業がルーティンワークになりがちで、新しい仕事に挑戦する機会がないと成長速度で伸び悩みます。

大手企業なら大きな予算を使って個人ではできない仕事に携われるし、小規模組織であっても法人同士で仕事を進められるなど、非常に成長機会が大きかったんですよね。

 

フリーランスで積極的に成長するためには、日頃の仕事に加えて積極的に案件を取っていく、毎日の作業時間で最低1時間程度は勉強時間を入れるなど、何かしらの工夫が必要。

自分が海外ノマドをする理由は「積極的に新しい価値観を取り入れるため」でもあるんですが、フリーランスが快適だからといって適当に過ごしていると、成長できません。

フリーランスとしてバリバリ活躍している人は、常に新しいことに挑戦して成長しているほどばかりなので、大きな実績を出したいなら成長し続ける必要がありますね。

 

②タイムマネジメントがめちゃくちゃ難しく管理不能

フリーランスになると、日頃の仕事の管理を全て自分で行わなければなりません。しかも確定申告など事務作業も入ってくるので、全てマネジメントをするのが大変!

時間的自由が多いメリットはあるものの、気を抜いて遊びすぎると当然ながら仕事になりません^^; 毎日健康管理も含めてしなければならないので、ズボラな人間には大変・・・。

会社で働いていれば時間的自由がない 一方、毎日働く時間が決められていて、そこそこのパフォーマンスが出せるので羨ましく思うこともあります。

 

フリーランスでも毎日仕事を進めていくためには、作業する時間を決めて習慣化させる、定期的に同業者の仲間と仕事を進めてモチベーションアップする、などの工夫が必要です。

仕事だけでなく日常の生活習慣維持も大変で、頻繁に夜まで遊んでしまって生活習慣が崩れることもしばしば。仕事のパフォーマンスに影響が出るので、生活するだけでも大変。

長期休暇中であっても生活習慣を維持できる!という真面目な人なら問題ありませんが、自分のような自己管理が下手な人間には結構大変です。

 

③本当に生きていけるか定期的に極度の心配性に陥る

▲余剰資金を使って非課税投資枠のつみたてNISAを開始。こういう工夫は必要。

 

やはりフリーランスは日頃の成果で収入が決まってしまうので、少し気分がナーバスになったときに「本当にこの先生きていけるのか!?」と不安になることも。

何も考えず働いていてはそのうち食えなくなるので、危機感を感じているだけマシではありますが、実際に収入が不安定になることもあります。

月1,000万円以上稼いでいるようなプレイヤーでも不安になるときはあるそうなので、こればかりはどうしようもありません。精神的にも鍛錬をしなければ・・・。

 

ただ、こちらも「フリーランスとしてなんとか仕事を得られている!」と安住していては不意のトラブルで収入源が吹き飛んでしまったりするので、最低限の対策はしておく必要があります。

実家など、いざ収入が吹き飛んだときに帰られる家があると精神的にも安定しますね。現在は実家を拠点にして様々な地域を回っていますが、やはり安心です。

ほかに現在得ている収入だけでなく、収入源そのものを増やす努力も必要。新しいスキルを覚える、余剰資金を投資して利回りを得るなどの活動をすると、その分収入も安定します。

 

フリーランスができる経済的な基盤を作る方法
  • 常に自己投資をしてスキルを磨き続ける
  • 積極的にブログを書いてWEB上の自動販売機を作る
  • 余剰資金を投資して不労所得を獲得
  • 固定費を最低まで抑えて必要な経費を減らす

 

④仕事に熱中しすぎると孤独になる

 

これはフリーランスなら誰しもが陥ることですが、仕事に熱中して作業しているときほど、知らないうちに孤独になってしまうんですよね・・・。

日頃から一人で仕事をしているわけで、学校や職場にように嫌でも人と交流する機会がないため、人と交流したいなら意図的に出会いを生み出す必要があります。

幸い、同業者で孤独に悩んでいる人も多いので、積極的に同じ意思を持った人と交流すると充実するだけでなく、仕事関係で新しい情報を得られることも。

 

最近まで一人で作業することが多かったですが、「フリーランスとして成長したい!」という思いもあって、積極的に出かけて同業者の方と会うようにしています。

他にも海外旅行をしてゲストハウスに宿泊すれば、いくらでも知り合いはできます。引きこもらずに外へ出れば交流を生み出せるので、寂しくなったら外出するようにしていますw

リアルで交流せずとも、SNSなどを使って積極的に面白い人を探すこともできるので、以前よりは孤独になりにくくなったのかなと。それでも、耐性がない人は辛いと思います。

 

【結論】フリーランスとして働くならブログが最強です。

 

自分の場合はブログを書いて生計を立てていますが、直接広告収入を得るにせよ、案件を募るにせよ、フリーランスにとってブログは最強のツールだと思っています。

記事を書きながら実践でマーケティングを学べるし、一度作れば継続的にアクセスを得られます。不労所得とは言わないまでも、必要なメンテさえやれば寝ている間も勝手に働いてくれるます。

案件をこなす技術力は当然重要ですが、マーケティングができればいくらでもお金に変換できます。社会を生き抜くにあたり、重要なスキルを実践で身につけられるのはめちゃくちゃ大きいです。

 

他にフリーランスは企業で働く場合と比べて「リソースが不足しがち」ですが、記事を書けば集客部分は半自動でやってくれるので、自分は案件への対応に集中できます。

運営にあたってほぼコストもかからない(月1000円前後)ので、やるだけ得な状況です。「文章を書くのが嫌い!」などの理由がなければ、運営しない理由はないかと。

知識がない状態でブログで結果を出すのは大変ですが、当ブログで試行錯誤してきた情報をまとめているので、「これからブログを始めるぜ!」という人は参考にしてもらえれば。

 

▼稼げるブログの作り方は全て「【稼げるブログの始め方】初心者必見!ブログ開設・広告収入を得るまでの流れを徹底解説」にまとめています。

【ブログの始め方】誰でも始められる!月5万円を得るまでの全手順を紹介【運営マニュアル】

 

おわりに:なんだかんだフリーランスになってよかった!

というわけで、「一年半ほどフリーランスを続けて思ったメリット・デメリット」をあらためてまとめてみました。大変な点はありますが、やはり続けてきて良かったなと。

人によって理想的な働き方が異なりますが、自分の性格にピッタリと合っているなと感じているので、フリーランス生活を実現できて本当に良かったです!

今後、もしかするとフリーランスを一時的に辞めて就職するなど働き方を変える可能性もありますが、当面は続ける予定です。

フリーランスとして独立するためのツールはいくらでも揃っているので、まずはブログ運営を始めてみる、プログラミングスクールに通う・・・などまずは行動してみてください。

今後も、フリーランスに関しての気づきがあったら引き続き発信してまいります。ではでは!