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【ラオスの首都】7泊8日のビエンチャン旅行で訪れたおすすめの観光地・飲食店・予算まとめ

 

東南アジア旅行の次なる目的地は、”アジア最後の楽園”との呼び声高い「ラオス」!アジア最貧国ながら、経済発展を遂げつつある首都「ビエンチャン」を見てみることに。

タイ・ベトナム・ミャンマーなど、周辺国との度重なる戦争に翻弄され続けてきた黒い歴史があるものの、街中には16世紀に建造された寺院・仏塔が多数残っています。

ラオスは東南アジアでは珍しく海に隣接していない「内陸国」で、象使いの資格を取得できたり、メコンの川下りができるなどアクティビティ面も全力で楽しむことが可能!

  1. ビエンチャンの基礎情報
  2. ビエンチャンで訪れて本当によかった観光地
  3. ビエンチャンで美味しかったラオス料理&オシャレなカフェ特集
  4. 7泊8日のビエンチャン旅行でかかった費用一覧

今回は、7泊8日のビエンチャン旅行の基礎知識・訪れてよかった観光地・飲食店・かかった予算を中心に解説していきたいと思います!

 

ラオス・ビエンチャンの基礎情報・歴史など

 

ラオス人民民主共和国の首都、ビエンチャン。毎年7%前後の経済成長率を叩き出す中心地で、田舎なイメージとは裏腹に、急激に発展しつつある街並みを観察できます。

とはいえ、首都の人口はたった21万人(ラオス全体で686万人)。中心部へアクセスしても、交通量が少ないため東南アジアらしい喧騒は一切ありません。

外国人向けのお店は一通り揃っているけど、少し道をそれるとまっ暗になるし、道路の舗装もガタガタ。少し郊外へ出れば、赤土むき出しの道を走ることになります。

 

 

市街には数多くの戦争・紛争を乗り越えてきた寺院がたくさん残されており、タイのお寺に似て金ピカ。いずれも16世紀前後に建造されていて、歴史は古めです。

建物の見た目は東南アジア諸国のお寺に良く似ていますが、屋根が何層かに分かれている「ラオス様式」であることが最大の特徴。確かに、パっと見でも違いがわかります。

旅行者目線だと、ラオス人は想像以上にフレンドリーな人が多く、親日国なので日本人と見るやグイグイ話しかけてくる人も。旅行をしていて非常に面白い街でしたね。

 

ビエンチャンで本当に訪れてよかった観光地

ワット・タート・ルアン

 

ビエンチャンの代表的なシンボルとなっている、「ワット・タート・ルアン」。最後の王朝、ラーンサーン王国・王様の遺灰が収められているそう。

すっかり観光地として開発されているのかと思いきや、信仰心のあつい地元の人も熱心に祈祷していました。

周囲には美しい寺院がたくさん存在し、歴史の知識があまりなくても楽しめるようになっています。アクセスの難易度は高めですが、訪れる価値はあるかと!

 

 

市街から距離があるので、トゥクトゥクを利用するなり、レンタサイクルを使って移動する必要があります。自分は自転車で市内を巡る途中に寄っていきました。

 

名称 ワット・タート・ルアン
住所 XJGP+PJ ヴィエンチャン
営業時間 8:00〜12:00、13:00〜16:00
入場料金 10000kip
アクセス 市街から徒歩45分ほど

 

ワット・ホーパケオ

 

1563年、ビエンチャンへの遷都時に守護仏である「エメラルド仏」を安置する目的で建立された寺院。東南アジア旅行をしている人なら、ピンと来る名前だと思います。

そう!エメラルド仏はタイ王国の襲撃を受けた際に持ち帰られ、現在はバンコクの有名寺院「ワット・プラケオ」に安置されている仏さんです。

小さなお寺なので見どころも少ないですが、なんとなくバンコクとの繋がりを感じられただけでも良かったなと。

 

名称 ワット・ホーパケオ
住所 XJ66+MJ ヴィエンチャン
営業時間 8:00〜12:00、13:00〜16:00
入場料金 10000kip
アクセス 市街から徒歩10分ほど

 

ワット・シーサケット

 

1551年に建立されたビエンチャン最古の寺院で、ワット・ホーパケオと合わせてビエンチャン市内で最も荘厳な寺院として知られています。

一番の特徴は、寺院内には7千体におよぶ仏像が展示されていること。一体一体微妙に顔が違ったり、風化して半分崩壊しているものも。

 

 

それぞれ中型サイズの仏像に加え、壁面の穴には2体ずつ小さい仏像が飾られています。仏像マニアにはたまらない体験になるでしょうね。(笑)

 

名称 ワット・シーサケット
住所 Ave Lane Xang, Vientiane
営業時間 8:00〜12:00、13:00〜16:00
入場料金 10000kip
アクセス 市街から徒歩10分ほど

 

パトゥーサイ・凱旋門

 

1967年から建築が始まった、パリの凱旋門に似せて作られた「パトゥーサイ」。ビエンチャンの中で最も立派な建築物であり、観光客の数も多め。

しかし!立派に見える建物も、「予算が足りないから」という理由で未完成らしい(笑) 周囲の広場や噴水などの施設は、中国の無償援助で作られたようです。

え!?あのラオスにこれだけ立派な建物が!?と思って蓋を開けてみたら、未だ完成していないのがラオスという国を表している感じがしますねw

 

 

凱旋門を下から見上げると、天井に描かれた立派な絵を見ることが可能。柱の一本が屋上への入り口になっており、4000キープで展望台へ登ることも可能です。

 

 

夜にはライトアップされた立派な凱旋門を撮影することも可能。この時間帯には観光客もほとんどいなくなるので、多くの地元民で賑わいます。

 

名称 パトゥーサイ
住所 P.D.R, Vientiane
営業時間 24時間
入場料金 4000キープ(展望台のみ)
アクセス 市街から徒歩20分ほど

 

王宮・ラオス大統領宮殿

 

メインストリートを挟んで凱旋門の反対側に存在する、立派な建物の「大統領宮殿」。

ビエンチャン市内を回ろうとメインストリートへアクセスすると、ちょうど数百m先、南北に分かれた凱旋門・大統領宮殿を眺めることができます。

残念ながら凱旋門と違って中に入ることはできませんが、洋風の立派な建物を拝むことは可能。こちらも、夜にはライトアップされます。

 

名称 ラオス大統領宮殿
住所 XJ66+X4 ヴィエンチャン
営業時間 24時間
入場料金 無料
アクセス 市街から徒歩10分ほど

 

タラートサオ・ショッピングモール

 

ビエンチャンに存在する、貴重なショッピングモール。服飾品を中心に、ラオスのお土産等も購入できます。外の市場にもつながっており、安く食品を購入することも可能!

「え!?ラオスで大型のショッピングモールって、どういうこと!?」と少し驚いてしまいますよね。

 

 

建物自体は4Fまで存在するんですが、3F以降は実質「廃墟状態」になっているなどラオスらしい側面も・・・。地元の人が大半で、外国人は少なめ。

価格は高めなので、あえてこの場所でお土産を購入する必要はありませんが、フラっと寄ってみるとラオスの貼って具合を実感できるかも。

 

 

大半のお店がガラガラ状態でしたが、2Fの一部金行だけやたら繁盛してました。ここだけ良いレートで購入できるのか?ちょっと不気味ですね・・・。

 

名称 タラートサオ・ショッピングモール
住所 Talat Sao 1 ( Unit A1 ), Vientiane
営業時間 8:00〜17:00
入場料金 無料
アクセス 旧市街から徒歩15分ほど

 

ビエンチャンで美味しかったラオス料理&オシャレなカフェ特集

Joma Bakery Cafe

 

「ラオスのスタバ」のような感覚で利用できるカフェで、価格は日本とそれほど変わらない水準ですが、ほぼ全席でWifi・電源を利用することができます。

日中以外はお客さんの数も少なく、集中して仕事ができるため積極的に通っていました。食事も美味しいし、街中にあるため休憩用途でもおすすめ。

 

名称 Joma Bakery Cafe Nam Phou
住所 Rue Setthathilath, Vientiane
営業時間 7:00〜21:00
アクセス 市街から徒歩5分ほど

 

エムポイントマート シーサケット店

 

ラオスで買い物をするとき、東南アジアで広く展開しているファミリーマート・セブンイレブンなど外資系のコンビニが存在しないので、商店を利用することになります。

個人の商店でも買い物できますが、品揃えや営業時間が限られます。たまたまホテル近くに品揃え・営業時間ともに優れたコンビニがあったので、毎日利用していました!

市街を回ると、他にも立派なコンビニが何店舗が存在することがわかりません。もしホテルの近くにあれば、何かと便利なので寄ってみてください。

 

名称 エムポイントマート シーサケット店
住所 Rue Samsenthai, Vientiane
営業時間 6:00〜24:00
アクセス 市街から徒歩5分ほど

 

7泊8日のビエンチャン旅行でかかった費用一覧

項目 金額
交通費 14,278円
宿泊費  18,599円
食事・カフェ代 9,743円
観光費用 846円
通信費 653円
合計 44,119円

 

7泊8日のビエンチャン旅行で使用した予算は以上の通り!

  1. 無駄な出費は抑えるが、節約は意識しない
  2. ホテルは基本個室(節約より体力回復・PC作業の快適度を優先したい)
  3. 東南アジア周遊中なので、旅券はハノイからの片道切符

 

「ラオスは東南アジア諸国に比べても物価が安い」と聞いていたものの、日中にカフェへ通いまくった結果、1日換算すると5,514円と予算が膨れてしまいました^^;

タイ・ベトナムなどと比べて、地元の人が利用するようなローカル料理店にアクセスするのが難しいので、特に食費に関しては割高になりやすいかなと。

街がコンパクトにまとまっている分、中心部だと大半が外国人向けの店になるので、食費に関してはあまり節約を意識しないほうがいいかなーと思いましたね。

 

おわりに

というわけで、今回は4ヶ月の東南アジア旅行中に「7泊8日のラオス・ビエンチャン旅行で訪れた観光地、飲食店、かかった全予算」をまとめてみました。

「とりあえずラオスの様子を見ておこう〜」と2週間の滞在のうち半分以上をビエンチャンで滞在しましたが、ぶっちゃけやることがあまりありません!w

観光メインで来ているわけではないため、自身はそれでも構わないのですが、ラオスで積極的に観光したいならさっさと他の都市に移動したほうがいいかも。

 

 

世界遺産に指定された「ルアンパバーン」なら郊外のツアーも充実していますし、保養地として有名ならバンビエンなら、何もせずボーッとできる施設が揃っています。

ビエンチャンも経済発展中の面白い街ではあるけど、他の有名都市のほうが「ラオスらしさ」を感じることができて楽しかったですねー。