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【海外旅行の情報収集】充実した旅に必須のリサーチ手段・便利な情報誌まとめ

 

今まで渡航したことのない国へ海外旅行するとき、誰もが不安な気持ちになります。しかし!事前に情報収集さえやっておけば、大体の危険は回避できます。

海外旅行の快適さは事前に集めた「情報量」で決まるといっても過言ではなく、歴史・背景を知っているだけで数十倍楽しくなるし、誰も知らない秘境を発見できることも!

ただ、航空券・ホテルの手配、観光地のリサーチと選定、現地の治安など調べるべき情報がたくさんあって、何からを手を付ければいいかわからなくなりがち。

  1. 海外旅行前に絶対確認しておくべき情報
  2. 旅行のクオリティが一気に上がる情報
  3. 海外旅行で役立つ情報誌・サービス一覧

自身も当初は「一体何を調べればいいかわかんねぇ!」と嘆いていたんですが、東南アジア11カ国周遊旅行を通して、徐々に情報収集のコツがわかってきました。

そこで、今回は実際に海外旅行で習得した情報収集術をもとに「渡航前に調べておくべき情報・効率的な情報収集手段」等について解説していきます!

 

【大前提】海外旅行で情報収集が必要な理由は「後悔しないため」

 

海外旅行で情報収集が必要な理由は、「後悔しないため」です。入念にリサーチを行うことで、渡航後に「こんな場所があったら行きたかった!」というミスマッチを防げます。

航空券・ホテルの手配を早く行えば最安値で取得できるし、渡航に必要な手続きを全てリサーチすることで、当日「必要な書類を用意してなかった!」なんてことも回避できます。

国よっては危ない地域や、文化・宗教的にNGとされている言動・格好などもあります。事前にリサーチをしっかりしておけば、危険すら回避できてしまうわけです。

 

海外旅行での不安はだいたい「情報収集不足」から来るので、何に困っていて、どんな情報が必要なのか?を明確にしてリサーチすることで、大体の不安は解消できます。

「旅行先のことを調べすぎないほうがいい」という意見もありますが、犯罪に遭ってしまっては元も子もないので、過剰にリサーチするぐらいがいいのではないかと。

ただ、初めての渡航先だと調べることが多すぎて混乱するため、次のステップでは「海外旅行ではどんな情報を調べる必要があるのか?」という点について解説していきます!

 

海外旅行で事前に確認しておきたい7つの情報

【必須】入国に必要な情報の確認(VISA取得・予防注射の有無など)

カンボジア入国用のe-visa

 

海外旅行の情報収集でまず欠かせないのが、「観光VISA取得・ESTA等の申請・予防接種の有無」など、渡航で必須の手続きはないかの確認です。

日本のパスポートはシンガポールと並び、世界180カ国にビザなしで滞在できる最強のツールです。ただし、渡航先によっては観光ビザが必須の場合も。

アメリカへの入国には電子認証システム「ESTA」への申請が欠かせませんし、アフリカなどの地域では黄熱病などの予防接種が必須となっています。

 

渡航先によっては必須の手続き・書類等
  • 観光ビザの取得(期限内ならビザなしで渡航できる国が多い)
  • 電子認証システムESTAへの登録(アメリカ)
  • 黄熱予防接種(アフリカ地域)
  • 一定期間内の再入国禁止(例:ベトナムでは30日間の再入国禁止)

 

観光ビザ取得だけなら、現地空港で手続きできるケースも。しかしESTA・予防接種は事前の手続きが必要で、特に後者は準備に1ヶ月以上必要なことも!

これらの手続きを事前に行っておかないと、渡航できず空港で止められます。当日に「あ、忘れてた」となっても取り返しがつかないので、早めの確認が大切。

 

航空券の最安値・予約・航空会社のレビューをチェック

 

渡航先が決まったら、次は航空券の予約です!最近はLCC(格安航空)が普及しているため、各社の料金を比較することで最安値で購入できます。

複数の航空券を調べるとき、比較サイトを使えば一括で最安値を表示してくれるので便利。自身は「Expedia」「エアトリ」などを使って予約することが多いです。

初めて使う航空会社では、頻繁にトラブルが発生するケースもあるので、「○○ レビュー」などと調べて遅延やロストバゲージは発生してないか?を確認しています。

 

▼最安値で航空券を購入する方法は「【2018年版】格安航空券の比較サイトを徹底検証!航空券の節約方法とおすすめサイトを紹介!」にまとめました!

【2022年版】格安航空券の比較サイトを徹底検証!航空券の節約方法とおすすめサイトを紹介!

 

滞在するホテルの最安値・予約・レビューをチェック

 

航空券が予約できたら、次は滞在するホテルの最安値・レビューをチェックします。こちらも「Booking.com」「Agoda」などの比較サイトが便利です。

ホテルによって快適さがまるで違うので、「比較サイトのレビュー」も必ずチェックしています!宿泊者の本音が書かれているので、かなり参考になりますね。

同時に「Google Map」でホテル名を調べてレビューをチェックしておくと、バッチリ。こちらのほうが信ぴょう性の高いレビューが多い印象。

 

ベトナム・ハノイにて宿泊したホテルのレビュー。現地語もザックリ翻訳してくれる。

 

良さそうなホテルだと思ったけど、フタを開けたら隣にクラブがあって騒音で寝られない・・・というケースもあり、Google Mapのレビューを見て初めて気づきました。

今の時代、このようなサービスを見ればホテルの評価が丸わかりなので、不快な思いを避けたいなら入念なレビューチェックが一番です。

 

定番の観光地・飲食店・ツアー情報を雑誌でリサーチ

 

航空券・ホテルと予約すれば、滞在する準備は整ったので「観光地・飲食店・ツアー情報」をチェックしていきます!あらかじめ行きたい場所を全てピックアップします。

定番の観光地リサーチは「地球の歩き方」をチェックするだけでOK。本のまま持ち歩くとかさばるので、国ごとに電子書籍版を用意してPC・スマホで読んでいます。

他に、マイナーだがどうしても行きたい!という観光地も調べます。例えば、自身は趣味である釣りを楽しむため、タイで世界最大規模の釣り堀へ遊びにいきました。

 

♡マークがGoogle Mapお気に入り登録スポット

 

市街地周辺で行きたい観光地・飲食店は、「Google Map」のお気に入り登録機能を使ってメモしておくと便利。地図からいつでも目的地を検索できます。

もしツアー参加する場合は、事前にツアー会社の場所を把握、ネットから応募する場合は事前に予約しておき、逆算してスケジュールを組み立てるようにします。

行きたい場所が把握できれば、「この日は○○を回って・・・」と予定を組み立てられます。予想外に時間がかかることもあるので、スケジューリングには余裕を持ちましょう!

[aside type=”normal”]街全体が広い場合は、行きたい観光地から逆算してホテルの立地を選んだほうが便利です。[/aside]

 

現地の通貨・標準レート・物価の確認

 

旅行先で最も大事なモノは、もちろん「お金」。通貨は国によって違うし、日本円との標準レート・物価水準も変わってくるので、事前に把握しておきましょう!

屋台やタクシー利用時のボッタクリは良くあるし、酷い国では空港の正式な両替所で、表示されている交換レートとは異なる金額を渡されることも(笑)

特に日本人は「大人しいからボッタクリれるだろう」と思われやすいので、事前に適切な物価を把握しておき、価格がおかしければ文句を付けることが大切。

物価の安い国ではボッタクられた・・・といっても数十円・数百円程度の差だったりしますが、自分は嫌なので適切な物価を調べてから渡航していますw

 

Currency

Currency

Jeffrey Grossman無料posted withアプリーチ

 

各国ごとのレートの確認には「Currency」というアプリが便利

 

現地の治安状況・歩き回らない方が良い危険地域の把握

外務省:海外安全ホームページ

 

何かと物騒な噂を聞く国では、あらかじめ「現地の治安状況・よく発生する犯罪の例・歩き回らない危険地域の把握」ぐらいはリサーチしておくと安心。

危ない場所を把握しておけば避けられるし、日本人相手によく発生する犯罪を知っておけば、いざ遭遇したときにも「あ、これは例の手口だな」と避けることができます。

自身がビビリ・・・という理由もありますが、スリ・ひったくりなどの犯罪は日本と比べ物にならないぐらい発生するのが海外なので、調べておくに越したことはありません。

 

事前に数冊の本で歴史・文化を学んでおく

 

上記の6つの情報収集+手続きを行っておけば、準備面では問題なし。しかし、旅をより楽しむために「歴史・文化」を学んでおくと、数倍以上も楽しさがアップします!

ビーチで泳ぐだけ・・・ならともかく、「歴史的な建築物・遺跡」は事前の知識がないとただの古ぼけた建物としか認識できないので、なーんにも面白くありません。

事前に歴史を学んでおけば、「ベトナム戦争の虐殺は本当に酷かったんだな」「沼地で使われた哨戒船はこのぐらいの大きさだったんだ」など、楽しみの幅が一気に広がります。

 

「○○(国の名前)+歴史」ワードでの検索もおすすめ

 

自身は知らない国へ旅立つとき、Amazonで「国名」「地域名」で検索し、該当した歴史に関する書物を片っ端から読み込むようにしています。

ゆっくり読書を楽しみたいので、事前に数日かけて情報収集することが多いですが、余裕があれば現地で読むといっそう楽しめます。

本をそのまま持っていくと荷物がかさばるので、「Kindle Paperwhite」など専用端末に電子書籍をダウンロードしておくと、渡航先でサクッと見返すことができます。

 

海外旅行で役立つ情報誌・サービス一覧

書籍:地球の歩き方

 

海外旅行先の基礎的な情報を網羅した「地球の歩き方」。定番の書籍ですが、一冊に必要な情報が全て詰まっているので、国ごとにダウンロードしています。

以前は本を直接持っていっていたんですが、複数カ国を回る場合はとてもじゃないが持ち運べないため、現在は電子書籍版をPC・スマホで利用しています。

新しい国へ渡航しよう、定番の観光地を知りたい・・・などと思ったら、とりあえず地球の歩き方をダウンロードしておけばOK。

 

>>>地球の歩き方をチェック

 

サイト:Nomadlist

 

少し用途が特殊ですが、海外旅行をしながら「現地で仕事をしたい(ノマド)」という場合に、国ごとの作業環境・物価・快適度をまとめたサイトが便利!

現地のWifi・電源の普及度や代表的なカフェ・必要な滞在費がまとまっているので、ザックリ「どんな地域だと快適に過ごせるかなー」などのリサーチに使えます。

長期旅行目的とか、「最終的に移住目的で、一度旅行してみる」みたいな用途にも使えますね。

 

スケジュール+タスク管理:Gmail +Gtasks+Googleカレンダー

 

世界一周など複数の国を一度に旅行する場合、移動する度に「航空券・ホテルのリサーチと予約」などのタスクが次々に発生し、管理が大変になります。

航空券・ホテルは直前に予約することも可能ですが、売り切れてしまうことも多いし、どうしても料金が高額になります。最低でも1ヶ月前には予約したいところ。

予約タイミングの管理もしたいし、「いつどのタイミングでどの地域に滞在するのか」「予約したホテルの名前・住所・日程の情報を一括管理したい」などのニーズもありました。

 

[aside type=”boader”] [/aside]

 

そこで!「Gmail+Gtasks+Googleカレンダー」を使って、航空券・ホテルの予約タスク管理、滞在先のスケジュール管理、ホテルの名前・住所等の管理を一括で行えるように!

滞在先の国・期間と予約タスクの登録のみ手動で、ホテル・飛行機の搭乗スケジュールなどはGmailからカレンダーへ自動追加してくれます。

次の搭乗スケジュールや、新しく滞在するホテルの名前・住所など知りたい情報があれば、とりあえずカレンダーを開けばOKなので、めちゃくちゃ便利になりましたね。

 

渡航先に到着してから必要な情報のリサーチ(到着後の調査も可)

  1. 航空券のWEBチェックインの可否・預け入れ荷物重量のチェック
  2. 空港のターミナル番号・搭乗時刻の確認
  3. 機内で記入が必要な出入国カードの有無と記入内容確認
  4. 入国の際に必要な手続きや第三国への航空券取得有無
  5. 空港から市街地への移動方法・料金・時間
  6. 両替所・ATMの位置・標準レートの確認
  7. 空港内フリーWIFIの有無と使用方法、SIMカードショップの位置
  8. ホテルへのアクセス方法とチェックイン可能時刻の確認

 

これまで紹介したのは「海外旅行前の準備に必要なリサーチ内容」でしたが、上記は実際に渡航先に到着したとき、必要になる細々とした情報です。

一つ一つ解説していると莫大な量になるので、リストだけで留めておきますが・・・。空港の搭乗位置、渡航先の両替所・ATMの位置、滞在先のWifiの有無などですね。

これらは事前に必ず行っておく必要はなく、現地で確認してもOK。「スマホ」で通信さえできれば、いつでもリサーチできるので、通信環境の確保が一番大切。

 

おわりに

というわけで、今回は「海外旅行で必要な情報収集の種類と方法」について、数ヶ月の海外旅行をしている経験から紹介してみました!

初めて渡航する国では知らないことだらけで、色んなことに不安を覚えます。日本と違って頻繁にトラブルが発生するし、解決方法がまた一筋縄ではいかなかったりも。

しかし!事前にしっかりとリサーチしておけば、おおよそのトラブルを避けることができますし、万が一困ったときもなんとかなります。

 

情報収集を行うだけで旅の楽しさがアップし、不要なコストも節約でき、トラブルも回避できる・・・と良いことづくめなので、ぜひ上記の方法で試してみてください。