青森県のねぶた祭りは、毎年8月の真夏に開催される日本で非常に有名なお祭りです。
洗練されたデザインのねぶたと、「ハネト」と呼ばれる専用の衣装をまとった跳人が「ラッセラーラッセラー!!!」と掛け声を発しながら青森市内を進行していく様子はまさにド迫力そのもの!
ハネトは毎年特定の団体が参加していますが、衣装をレンタルすれば一般人でもお祭りに参加することが出来ます!衣装は有料購入orレンタルすることも出来ますし、無料でレンタルする方法もあります。
今回は、それらの情報をまとめたのでご紹介します!
2016年の青森ねぶた祭りのスケジュールについて
毎年8月の前半に開催されている青森ねぶた祭りですが、2016年は8月2日(火)〜8月7日(日)の日程で開催されます!
7月頃からねぶたを作成している様子が青森県のねぶた会場で見ることができ、本番前日の8月1日(月)に前夜祭、8月2日(火)〜7日(日)までねぶた祭り本番が開催されます。
青森ねぶた祭り期間のスケジュールは下記になります。
日程 | 内容 |
8月1日(月) 18:00~21:00頃 | 前夜祭(青い海公園) |
8月2日(火) 19:10~21:00 | 子ども・大型ねぶたの運行 |
8月3日(水) 19:10~21:00 | 子ども・大型ねぶたの運行 |
8月4日(木) 19:10~21:00 | 大型ねぶたの運行 |
8月5日(金) 19:10~21:00 | 大型ねぶたの運行 |
8月6日(土) 19:10~21:00 | 大型ねぶたの運行 |
8月7日(日) 13:00~15:00 | 昼間の大型ねぶたの運行 |
(同) 19:15~21:00頃 | 第62回青森花火大会・ねぶた海上運行 |
青森ねぶた祭の様子(2015年度)
ねぶた祭り前夜祭の様子
ねぶた祭りの前日には青い海公園にて「ねぶた祭り前夜祭」が行われ、祭り本番に使用されるねぶたを鑑賞することが出来ます!
祭りの本番中、特にハネトとして参加する場合は全てのねぶたをじっくり鑑賞することはほぼ不可能なので、早めに会場へと赴いて見学しておくことをオススメします。
昨年(2015年度)にはスター・ウォーズ映画の最新作が公開されたこともあって、専用のブースが用意され大盛り上がりでした!
また前夜祭ではねぶた鑑賞のほかに、ねぶた師の紹介や囃子(おやはし)演奏と呼ばれる楽器演奏が行われます。
屋台もたくさん出店されていますし、ハネトの衣装をまとった美しい女性もたくさん集まっているので(笑)ぜひ参加されることをオススメしておきます。
青森ねぶた祭り本番の様子
ねぶた祭り本番になると、相当な数のハネトが全国から集まって、5日間に渡って毎日跳ね続けます。
さすがに連日跳ねると非常にハードでくたびれてしまいますが(笑)それでも最前列で観客を煽っていると、ハイタッチしてくれる人がいたり、中にはお酒を手渡しくれる人もいたので、めちゃめちゃいい思い出になりました!
自身がハネトとして参加しながら撮影した動画もあるので、見てもらえるとどんな雰囲気なのかわかると思います。
ねぶた祭り最終日の日中運行
通常、青森ねぶた祭りのねぶた運行は夜間に行われますが、最終日だけ日中に開催されます。
真夏の青森県はめちゃめちゃ気温が高くて、夜間の運行でさえ汗まみれになるぐらいなのですが、なんと最終日は日中にハネトとして青森市内を跳ねていくことができます。
ぶっちゃけ、めちゃめちゃ暑くて倒れそうになります!でも普段の夜間の様子とは違う光景が見られ、最終日ということもあって一番気分が高まるので、余裕があればぜひ参加してください。
青森花火大会の様子
ねぶた祭り最終日には、毎年「青森花火大会」が開催されます。今年で第62回を迎えるそうです。
ねぶた祭りに参加した多くの観光客やハネトが参加して、美しい花火を鑑賞することが出来ます。約1万1000発の花火が打ち上げられ、相当な人数の参加者が集まるのでぜひこちらも合わせて参加してほしいですね!
一般人でねぶた祭の「ハネト」として参加する方法
衣装は購入orレンタルから選ぶことができる
青森県のねぶた祭りの最大のポイントは、一般人でも「ハネト」として参加出来ることです。
通常、日本のお祭りは関係者だけで構成されていることが大半ですが、ねぶた祭りだけは「ハネト専用の衣装」さえ揃えれば、気軽に参加出来るんですよね。
例えば青森市内のすぐ隣、五所川原市で開催される「ねぷた祭り」には、一般人は参加出来ないんですよ。
ねぶた祭りにハネトとして参加する場合、『衣装を購入する』もしくは『レンタルする』の二択から選択することになります。
購入する場合、5,800円~6,800円の間で購入することができます。安く購入できるお店については後述します。(毎年価格調整されているので、5,800円が最低価格です)
衣装を購入せずとも、ねぶた祭りに前日参加しない場合は「レンタル」したほうが安上がりです。相場は1日2,500円~3,500円程度でした。
ハネトの衣装を無料でレンタルする方法もあるよ
通常の方法では有料で購入するかレンタルするしかありませんが、ある方法を使うと「無料でハネト衣装レンタル」をすることが出来ます!
ねぶた作成もされている『NTT東日本』では、無料で衣装をレンタルすることができるんです。
下記サイトより①参加する日程、②必要な衣装数等を記入して予約するとレンタルできます。
誰でも気軽にレンタルでき、着付けまでしてくれます!
2016年7月1日〜21日の間で応募を受け付けているんですが、サービス自体がかなり人気なようなので、出来るだけ早めに応募しましょう!数に限りがあるようなので、すぐに申し込み終了になります!
またNTTの衣装をレンタルするとNTTのねぶた周囲で跳ねることになるので、特定のねぶた内で跳ねたい場合は利用することができません。
衣装を格安でレンタルする方法(旅人限定)
「無料レンタルに予約したかったけど間に合わなかった!」「どうしても特定のねぶた内で跳ねたい!」という人向けに、格安でレンタルする方法もまとめておきます。
ただしこの方法は、自転車やバイクで旅をしている旅人限定となります。
旅人ではない場合この方法は使用できないので、次の「衣装を出来るだけ安く購入する方法」まで飛ばしてください。
函館のライダーハウス「ライムライト」で、1,000円で衣装をレンタル出来るようです!
現在自転車もしくはバイクで旅をしている人で、ねぶた開催前に北海道に滞在している場合にこの方法を使用できます。
通常のレンタル(3,000円程度)価格だと躊躇してしまいますが、この価格なら迷わずレンタルできますよね。
ただし函館のライダーハウスでレンタルすることになるので、ねぶた祭り参加後に再び北海道へ戻る人限定となります。
参考までに、ライダーハウスのリンクを貼っておきます。詳しくはそちらまでお問い合わせください。
ハネト衣装を出来るだけ安く購入する方法
上記の条件に当てはまらない人は、残念ながらある程度の金額を払って衣装を購入しかなさそうです。
ねぶた祭りのハネト衣装は、5,800円〜6,800円で購入することが出来ます。
価格調整されているようで、これ以下の価格で購入することが出来ません。
近場のスーパー等で衣装を購入することが出来ますが、安く購入する場合は特定の店舗へ訪れなければいけません。
青森駅近くの「ジョーシンサンワドー青森中央店」では、衣装を5,800円で購入することが出来ます!(2015年度)
周囲のイオンでも6,800円でしか購入出来ませんでしたので、恐らく最安値です。
これもあくまでセットの価格の場合なので、衣装の取り付ける”鈴”等を買わずにバラで集めればもう少し安くなります。
2015年のねぶた祭りに関しては、1Fで最安値にて購入することが出来ました。
もし最安値のものがなければ、周囲のスーパー等を見まわってみることをおすすめします。
せっかくのお祭りですから、節約した分を屋台へ回したいものです。
ハネト衣装を中古で格安購入する方法(裏ワザ)
また裏ワザ的方法になりますが、事前にフリマアプリ等を利用してハネト衣装を中古で購入するという方法もあります。
こちらはフリマアプリの「メルカリ」ですが、すでに売り切れているもののハネト衣装が出品されていました。
前回のねぶた祭りで使用したハネト衣装が不要になったので、販売しているのでしょう。
中古で購入する前は事前に準備する必要がありますが、手間を惜しまないならこのような方法もあります。
フリマアプリの オークションサービスの
おわりに
というわけで以上、2016年度に開催されるねぶた祭のスケジュールや当日の様子、一般人でハネトに参加する方法をまとめてみました。
一般人が参加出来て、これほど盛り上がるお祭りは日本ではねぶた祭り以外になかなかないと思うので、ぜひ参加する場合はハネトとして踊ることをオススメします!毎日跳ねるとかなりハードですが、やってみる価値はあります。
それでは!