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マウンテンバイク(MTB)で旅に出るべき3つの理由。

 

「マウンテンバイクで旅に出たいけど、他のWEBサイトでは向いてないって書いてある。どうしようかな。。。」と旅に出るのを躊躇されている方もおられるのではないでしょうか。

以前のぼくも、マウンテンバイクで旅に出たいけれど「本当にこの自転車で大丈夫なのかな」と悩んでいました。車体も重いし、サスペンションが付いているから荷台を取り付けるのも難しい。

でも実際にマウンテンバイクで日本一周旅をしてみて、思った以上に利点があることに気がつきました。ここでは「マウンテンバイクで旅に出るべき3つの理由」を紹介します!

 

衝撃に強く、耐久性がある

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まず、マウンテンバイクの一番の特徴は、「耐久性がある」ということです。

もともと未舗装等の過酷な状況で使用することを前提に作られているため、フレームからタイヤまで非常に丈夫なものが使用されています。さらには、衝撃を吸収する「サスペンション」も取り付けられている。

長距離走行する自転車旅では、「耐久性」は他の車種と比べて大きなアドバンテージとなります。そもそも、日本の道路って意外とガタガタな道が多いんです。特に北海道はひどいですよ!ロードバイクだったらまともに走れないような道が結構あります。

 

そんな時、この自転車の真価が試されるというわけですね。万が一未舗装路しかないような道に出ても、この自転車だったら積載状態でもさほど心配せず走り抜けることができます。

さらに言うと、あまり考えたくはありませんが、「万が一事故に遭遇しても自転車だけはなんとかなる」という利点もあります。

ロードバイクやクロスバイクだとフレームの耐久性が低いため、結構簡単にグニャリといっちゃうみたいなんですね。一方でマウンテンバイクは、そう簡単に曲がることはありません。

 

以前車体が180度回転するような事故を起こしてしまったんですが、マウンテンバイク本体は傷がついただけで済みました。一方で自分は、肉がえぐれて5針程度縫うことになってしまいました。

「いや、自分が怪我してたら意味ないやんw」という方もおられるかもしれませんが、万が一田舎道で事故を起こしてしまった場合、さらにそれが自損だった場合は病院まで移動できなくなる、という恐ろしい事態になってしまいます。

そういった面も含めて、マウンテンバイクに乗っていればそれなりに安心だと思うようになりました。不安定なことが前提の長期旅だと、自転車本体への信頼はものすごく重要になるんですよ。

 

姿勢が楽

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マウンテンバイクは、もともと山の未舗装路のような狭い道で走ることが前提の自転車なので、操作しやすいようにハンドルが高い位置で固定されています。

ロードバイクやクロスバイクだと、スピード重視なので空気抵抗を受けないために前のめりになるポジションにハンドルが来ますよね。でもマウンテンバイクは高い場所にあるので、姿勢が楽なんですよ。

その分、空気抵抗を受けやすい、スピードが出ないというデメリットはあります。そもそもタイヤが太いので路面抵抗が大きく、その他の車種と比べても必然的にスピードは遅くなってしまう。

 

でも長距離走る旅って、一時的にスピードを出すよりも安定して走るほうが大事なんですよ。

その方が早く進めるし、何より安全ですよね。1日10時間程度も走ることがあるので、「ちょっとした不快感」があとあと蓄積して爆発してしまうことがあります。

姿勢が楽ということは、それだけ疲労もたまりにくいんです。これもまた、ものすごいアドバンテージになります。自転車旅中は簡単に体力回復しないので、「いかに疲労しないか」が重要になります。

 

これでは、ますますマウンテンバイクで旅をしたほうがよさそうな状況ですね。実際満足しているんですけどね。

 

上り坂に強い

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マウンテンバイクは車体が重く、上り坂がきつい・・・というのが一般的な考えですが、実はギアが相当軽く使えるようになっていて、急勾配でもスイスイ登れちゃうんですよね。

まぁ、”マウンテン”バイクですからね。下りだけでなくて上りも使用できる自転車ですから、当たり前なんだけど、特に積載状態の自転車には重要なことです。

実際に荷物を積載した自転車に乗ってみるとわかるんですが、めっちゃペダルが重いですよ。通常時と比べてビックリするぐらい乗り心地が変わるんですね。

 

そういう状況で、少しでも軽くペダルが回せるのは疲労軽減につながりますし、先ほどと同じようにのちのちに響いてきます。

積載状態だと、通常時と同じように坂を上ることができません。とにかく重いんです。特に慣れない最初は重要になるでしょうが、そんなときに軽いギアが使えると大変重宝します。

日本は国土が狭い一方で、とにかくアップダウンが多いんですね。実際に日本中を走ってみて嫌というほど痛感しました。むしろ平坦の方が少ないくらいなので、「積載状態でどれだけ坂を上れるか」が重要になってきます。

 

実際、車体が重くて上りづらいことは事実です。ぼくの乗っているマウンテンバイクは通常よりも一回り大きくて、ママチャリ並みに重量があるんです。(20kgほど)

それでもギアが軽くペダルが回せるおかげで、日本国道最高地点である群馬県の「渋峠」も無事に乗り越えることができました。まぁ、あれはビックリするぐらいしんどかったんですけどね・・・。

 

おわりに

というわけで、以上「マウンテンバイクで旅に出るべき3つの理由」を紹介してみました。

マウンテンバイクは平坦でも上りでもスピードは出ないんですが、安定して走れるので初心者におすすめだと思いました。あと、マウンテンバイクが好きな方はぜひその車種で旅に出てほしいなと思います。特に自転車日本一周では、圧倒的にランドナーやクロスバイクが多いですからね。個性ですよ個性。

また、マウンテンバイクってロードバイクやランドナーに比べると、安い値段で売っているのも特徴なんですよね。気軽に一台買ってみるのもいいかなとも思います。

 

耐久性があって、楽に安定して走れるマウンテンバイク。自転車旅にはおすすめなので、ぜひ検討してみてくださいー!

 

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【保存版】自転車日本一周旅行に必要な予算・装備・持ち物とは?旅に必要な全知識

3 COMMENTS

上田 聖

こんにちは。
37歳のおっさんです。
自転車をもらったので自転車旅行に出るためキャリアやバッグなど
いろいろ準備しています。
yonesuukeさんのHPは私にとって大変参考になりました。
これからも勉強させていただきます!!

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yonesuke

上田さん、初めまして!当ブログを運営しているよねすけと申します。当ブログを参考にしてくださって嬉しいです!ぜひ、自転車旅を楽しんでくださいね。

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上田 聖

おはようございます。
私は奈良在住なので、今、琵琶湖一周をしようと思っています。
琵琶湖一周は中学生の時(ママチャリで)一回やったことがあるのですが大人になった今もう一度行きたいんですよね(^^♪

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