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【ブログ集客】ロングテールSEOの基礎知識と攻略方法!弱者のアクセスアップ戦略

 

ブログ初心者が「クレジットカード」など大きなワードで検索上位を狙っても、よほどの強みがない限りは不可能。強力な競合が多すぎて、弱小ブログでは太刀打ちできません。

では、新規参入したブロガーはアクセスを稼げないのか?というとそんなことはなく、積極的にニッチなキーワードを中心狙っていけば大きなアクセスへとつなげることが可能!

それが今回紹介する「ロングテールSEO」の方法で、基本的な概念・攻略方法を身につけるだけでSEO対策を有利に行うことができます!

  1. ロングテールSEOの基礎知識
  2. ビッグ・ミドル・スモールワールドの種類と攻略難易度
  3. ロングテールSEOの攻略方法・手順

今回は普段からブログで実践している「ロングテールSEO」の基礎知識、実践方法を初心者向けに紹介していきます。基礎知識を学びたい人はぜひ参考にしてください。

 

ロングテールSEOとは?基礎知識について

 

「ロングテール」はビジネスで良く使われるマーケティング手法で、インターネット小売店で販売機会の少ない商品を大量に揃えることで全体の売上を底上げする・・・という手法。

SEOについても意味は同じで、「検索数の少ないキーワードでも大量に上位表示させることで、競争を避けつつ全体のアクセスを底上げする」ことを指します。

具体的には、「クレジットカード」などビッグワードではなく「クレジットカード 学生 審査」など月間検索数が1000回以下で、複数語を組み合わせたキーワードを狙っていきます。

 

ビッグワードは検索数が多いかわり、資本のある企業や個人に抑えられやすく競合が多いのと、検索意図が曖昧なのでトレンドによって上位表示されるページもコロコロかわります。

「アクセス数が多いわりに競合も多数、管理コストが高くつきやすい」というデメリットがあるんですが、ロングテールワードなら複数語検索なので、読者のニーズも明確です!

アクセスこそ少ないものの、検索意図が明確なので商品購買につながりやすく、このようなテールワードを積み重ねることで個人でも大きな収益を上げることが可能になります。

[aside type=”normal”]【ロングテールの名前の由来】売上数をグラフ化したときに恐竜の尻尾のように見えるからロングテールという名がついたと言われている[/aside]

 

SEO対策はスモール→ミドル→ビッグの順で攻略しよう

 

ロングテールSEOは「ニッチワードばかりを狙い、少数のアクセスを稼ぐ方法」と誤解されることもありますが、工夫すればミドル・ビッグワードでの上位表示も狙えます!

現在のGoogleは一定のアクセスがあるページを上位表示させようとするので、ミドル・ビッグまで想定しつつ、テールワードで集客→コンテンツ改修を繰り返して上位を狙うことが可能。

最初からミドル以上のキーワードを狙うと、検索意図の移り変わりが激しいために中途半端なコンテンツになって上位表示できないケースも多いので、この方法が最も合理的です。

 

例えば「テント おすすめ」のミドルワードで上位表示させたい場合、最初からあらゆる商品を掲載するのではなく、「テント おすすめ 家族」に絞り込んで記事を作成します。

「テント おすすめ」で検索するユーザーは様々なニーズを持って訪れますが、家族向けのテントのほか、一人向けの製品を探す人も一定数います。

対象ワードで上位表示できたら、「一人向け」に最適なテントも加えてコンテンツの幅を広め、「テント おすすめ」の検索意図に合致するコンテンツを作り込んで上位表示を狙います。

 

この方法なら弱小ブログでもミドル以上のキーワードを狙えるし、テールワードを狙った記事の資産を生かしてアクセスを増やすことが可能!

時間はかかりますが、弱小ブログでミドル以上のワードで上位表示するのは至難の業なので、考えうる限り最も再現性が高い方法だと思います。

ただ下手に記事を改修してしまうと、両方のワードで順位がつかなくなることもあるので注意が必要!成功確率を高めるためには「検索意図の把握」が欠かせません。

[aside type=”normal”]対象ワードを考察していないためかなり雑な例になりましたが、ザックリとロングテールSEOの流れを把握してもらえたかなとは思います。[/aside]

 

ロングテールSEOを攻略する方法

サジェストワードでジャンル別のキーワードを洗い出し

 

ロングテールSEOを行うためには、まず対象となるキーワードを洗い出すため「サジェストワードツール」を使用して関連ジャンルに関するワードを調べ上げます。

「クレジットカード」を調べると関連する2語検索のワードが全て表示されますが、さらに「クレジットカード おすすめ」と調べて3語・4語検索まで表示させます。

「クレジットカード おすすめ」で上位表示を狙う場合、先ほど解説したように3語・4語のテールワードで上位表示を行い、徐々に記事を改修してアクセスを増やす・・・という準備が整いました。

 

キーワードプランナーで月間検索数1000程度を狙い撃ち

 

サジェストワードで調べただけでは、3語・4語で検索した場合にどの程度アクセスがあるかわかりません。そこで役立つのが「キーワードプランナー」というツール。

ツールで表示したキーワードの月間検索数を詳細に把握できるので、全ワードの掛け合わせをツールにぶち込んで測定します!これで、想定アクセス数を把握できます!

目安として、月間検索数1000以下のワードは競合が少なく、競争率も低いことが多いので積極的に記事を書くと吉。逆に検索数がないワードで書いてもアクセスがないのでNG。

[aside type=”normal”]以前は無料で使えていたキーワードプランナーですが、2017年より少額の広告料(元は広告出稿用のツール)を支払わないと詳細な検索数が表示されなくなりました。[/aside]

 

ビッグも狙える内容で3語検索を前提に記事作成

サジェストで表示したキーワードの月間検索数がわかったら、SEO対策で狙いたいミドル・ビッグワードの検索意図を把握しつつ、先ほどの3語・4語向けの記事を作成します。

結果が出そうなテールワードを発見しても、ミドル・ビッグワードで求められるような内容でないと記事の書き直しをしても上位表示できません。

「ミドル・ビッグワードで読者が求めている内容を、さらに突っ込んで専門的に書く」ことで3語・4語のテールワードで上位表示でき、最終的にミドル・ビッグも狙えるようになります。

 

定期的に検索順位&サーチコンソールで流入ワードをチェック

 

最初は3語・4語を対象に記事作成をしますが、最終的にミドル・ビッグでの上位表示を狙うには期待する検索順位を得られているか、どのワードで流入があるかの把握が欠かせません!

記事作成をしたら、GRCなど専門ツールで3語・4語での順位がついているかどうかを確認していきます。3位以内に入れば、徐々に記事を改修するプランを立て始めます。

同時に「サーチコンソール」というツールを使って新しく流入しているワードはないかを調べて効果測定しつつ、あわよくばミドル・ビッグでの流入がないかも定期的に把握します。

 

3語・4語向けに作った記事でミドル・ビッグで一定の順位がつくことは良くあることで、ライバルサイトや検索意図を把握しつつ改修すると、一気に3位以内まで順位が上がることも。

ロングテールSEOで結果を出すためには、通常のブログ運営以上に「現状把握→改善」のサイクルを繰り返すことが重要なので、最低でも1ヶ月に1回は改善するようにしましょう。

他に、想定していなかったキーワードで一定の順位を獲得した場合、別途専門的な記事を作って上位表示させる方法も。様々な点で役立つので、必ず登録しておきましょう!

 

▼定期的に記事をリライトする方法は「【検索上位維持に必須】ブログ記事をリライトするタイミングと具体的な方法を解説」にまとめています!

【検索上位維持に必須】ブログ記事をリライトするタイミングと具体的な方法を解説

 

おわりに:個人ブログは熱量のあるコンテンツを作成しよう

というわけで、今回はブログ初心者のSEO対策に欠かせない「ロングテールSEO」の基礎知識と攻略手順について解説してみました!

ニッチなテールワードほど熱心に情報を求めてくる人が多く、商品高倍率も高いのでミドル・ビッグワードで上位表示できなくても大きな成果を得られることも。

このようなワードは読者も専門知識を有していることが多いため、個人ブログで競合を出し抜くためには「熱量のあるコンテンツ」作成が欠かせません!

端的にいうと「自分の好きなこと・得意なこと」を積極的に発信するということ。ドメインパワーでは企業サイトに負けていても、熱量で出し抜くことができます!

個人ブログならではの強みを生かさない意味がないので、ブログを存続させるためにも「面白い!」と思ったことは積極的に発信していきましょう!

 

▼SEO対策の基本的な方法は「【SEO対策】ブログで成功したいなら検索上位を目指せ!ブロガー的アクセス増加法を解説」にまとめています!

【SEO対策】ブログで成功したいなら検索上位を目指せ!ブロガー的アクセス増加法を解説