最近、アクションカメラの「GoPro」を利用しての釣り動画撮影にハマっています!貴重な釣りのシーンを振り返られるし、SNSでシェアすることも可能。
一般人がYouTubeに釣り動画を配信するケースも増えてきていて、ブームになっている感があります。広告収入もGETできるので、釣具の足しにもなります。
これから釣り動画撮影を行う場合、「一体どのカメラを購入すればいいの?上手く動画を撮るコツは?」と疑問を持つ人もいるはず。
- アクションカメラの釣り動画撮影で必要な道具まとめ
- 上手くカメラで釣り動画を撮影するコツ
そこで今回は、アクションカメラで釣り動画撮影を行っている自身が「GoProで釣り動画を撮影するコツと、便利に使える道具」について紹介していきます!
【準備編】アクションカメラで釣り動画撮影に必要な道具
釣り動画撮影に必要なカメラを選ぶ
アクションカム(ウェアラブルカメラ)で釣り動画を撮影するために、まずはカメラ機材を選んでいきましょう!GoPro以外にも、様々なカメラが発売されています。
自身は「映像がキレイ」「横向きで釣り動画撮影に向いている」などの理由で、2018年に発売された「GoPro HERO7」を使用しています。
同じGoProでも最新版や型落ち機種など様々な選択肢があるんですが、「少しでも釣りの臨場感を伝える」ためにも、ある程度高画質のカメラを選ぶといいでしょう。
▼2018年に新発売の「GoPro HERO7」購入レビューは下記で紹介しています。
【2022年最新モデル】GoPro HERO7を徹底比較レビュー!新機能・価格・使用感を調査
カメラを固定する専用マウントを選ぶ
ゴープロには様々な位置で撮影できる「マウント」という専用道具があって、頭や肩・首に取り付けることで一人称視点で面白い動画が撮影できます!
釣り動画撮影なら自分の体に取り付けるマウントが一般的ですが、自転車・バイク・車に取り付けての撮影、サーフボードに取付可能なマウントも存在します。
基本的にアクションカメラは手持ち撮影せず、何かしらのマウントに取り付けて撮影するのが一般的。下記では、釣り動画に適したマウントを紹介していきます。
ヘッドマウント
アクションカメラでは定番の、頭部に取り付ける「ヘッドマウント」。自分が見ている方向と同じ視点で撮影できるのが最大のメリット。有名YouTuberも使ってます。
高い位置から撮影できるので、一人称視点では最大限視界を取れます。最近のGoProは超広角で撮影できるので、メリットを最大限生かすことが可能。
デメリットとしては、長時間取り付けていると頭が痛くなること、頭にカメラを付けていると不審者に見えることでしょうか。(笑)
ヘッドマウントで撮影した視点
海全体を見渡せるので釣り動画撮影に向いていますが、手元が見えないので魚が掛かった瞬間の臨場感を上手く伝えられないのが個人的な残念ポイント。
ヘッドマウントだけでは映像の魅力を伝えきれないので、二台体制で撮影するYouTuberが多いです。一台だけ撮影するなら、別のマウントのほうがいいでしょうね。
あと、人が多い釣り場だと目立ちすぎるので、やっぱり恥ずかしいです。(笑) 全くひと目が気にならない人はぜひ。
チェストマウント
以前、自身が釣り動画撮影で良く使っていたのが「チェストマウント」。胸部に取り付けるので、手元を確実に撮影することができます。
ヘッドマウントで頻繁にキョロキョロすると変な動画になりますが、胸に取り付ければ体の向きを変えない限り視点がずれないので、安定した動画が取れるのもポイント。
胸部にカメラが来るので目立ちづらく、手元のアクションがバッチリ映るのでアクションの多いルアー釣りに向いています。
チェストマウントで撮影した視点
釣具全体が映るのでカッコよさを引き出せるのも素晴らしいんですが、手元視点なのでどうしても視野が狭まってしまうのがデメリット。
せっかく広大な釣り場に来ているのに視界の大半が釣具で、ヒットシーンも上手く記録できないのが残念です。視聴者視点でも、ストレスが溜まりやすいんですよね。
ヘッドマウントと同様にカメラ二台体制で撮影するならピッタリですが、一台だけで撮影するには向いてないかなーという印象です。
クリップ方式マウント
ルアー釣り用のゲームベストを着用しているなら、様々な箇所に固定できる「クリップマウント」がおすすめです!
上記2つのマウントと違って撮影する場所を自分で選べるし、マウント自体も小型で目立ちづらいのがポイント。落下する可能性があるので、尻手ロープは必須。
自分は普段からベルトタイプのフローティングベストを着用しているので使ってないんですが、ゲームベストを着用しているならこれを使いましょう。
ネックマウント
これまで釣り動画撮影で様々なマウントを試してきたんですが、ついに理想的なマウントに出会えました。それが、首に取り付ける「ネックマウント」です!
チェストマウントだと位置が下すぎるかなーという印象があったんですが、ネックマウントならちょうどいい位置にカメラが来るので理想的な位置で撮影できます。
GoProを首にかけるだけなので着脱も簡単、他のマウントに比べて全然目立たないので人の多い釣り場でも全く恥ずかしくありません。素晴らしい!
唯一の欠点としては、他のマウントのようにガッチリ固定するわけではないので、位置がずれやすいこと。激しい動きをすると、カメラが傾くこともあります。
本格的な釣り動画撮影には向いていないと思いますが、個人が趣味の延長で動画撮影するならこれで十分です。釣り以外に、街歩き動画撮影にも使えますね。
手持ちグリップマウント
一人で釣りをするのではなく、複数人で釣り動画を撮影するなら「手持ちグリップ」があると便利です。気軽に持って移動できますからね。
竿を持ちながらの撮影は不可能ですが、旅先での自撮りとかにも使えます。釣り動画以外にも様々な映像を撮影したいなら、持っておいて損はありません。
さらに!一応タテに15cmほど伸びるので、GoProの画角があれば「ブツ持ちしながらの自撮り」なんかも可能です!一台あるだけで、結構便利に使えます。
足の部分を引き出せば簡易的な三脚にもなるので、「机に置いて普段使っている釣り動画を紹介する」なんかの用途にも便利。
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予備バッテリー・SDカードを多めに用意しておく
釣り動画の一番の見どころといえば、「魚が釣れた瞬間のシーン」ですよね。しかし、本当に撮影したい瞬間がいつ訪れるかわからないのがネック。
撮影中は常にカメラを回しておかなければいけないので、必然的にバッテリー消費も激しくなるし、映像を記録するmicroSDカードもすぐいっぱいになります。
自身はできるだけ決定的な瞬間を撮影したいので、予備バッテリー10個に加えてmicroSDカード10枚(128GB×5、64GB×5)」を用意しています!
釣りのついでに気軽に撮影するだけならここまで用意する必要はありませんが、趣味の延長ながら本格的にYouTube活動をしていきたいので、ここまで道具を揃えています。
せっかくGoProを購入したのに、バッテリー・SDカードがなくなったばかりにヒット瞬間のシーンを録れなければ、本末転倒ですからね。
バッテリーに関しては充電しながら撮影すればOKですが、SDカードに関しては最低でも128GB×4枚ほど用意しておけば、1日でなくなることはないかと。
アクションカメラで釣り動画を上手く撮影するコツ
魚がヒットしたシーンを確実に記録する
先ほど紹介したとおり、釣り動画で最も盛り上がるのは「魚がヒットしたシーン」です。見ていても面白いし、釣り人としても参考になりますからね!
ヒットシーンがあるだけで視聴時間が一気に伸びるし、上手くエフェクトや音楽を組み合わせることで一気に動画のクオリティがアップします。
釣り動画を投稿して色んな人に見てもらいたいなら必須だと思っていますが、釣り中は常にカメラを回しておかなければならないので、結構大変です。
常にバッテリー・SDカード残量を気にしておく
最近のYouTubeは4Kの高画質動画まで投稿できるようになっていて、個人で撮影した動画でも限りなく臨場感を伝えられるようになっています。
動画を多くの人に見てもらいたいなら必須だと思ってますが、高画質の動画だとバッテリー・SDカードの消耗も早くなり、バッテリーに関しては1時間程度しか持ちません。
ヒット中に動画が切れたら嫌なので、45分ごとに1回程度交換するようにしているんですが、管理が非常に大変!常にカメラに気を使う必要があるんですね。
暑い時期だと撮影中に熱暴走でカメラが止まることもあるし、撮影しながらバッテリーを別の場所で充電しないといけないし、何かと努力が必要です。
ただ有名YouTuberは動画上で出していないだけで、裏では多大な努力をしています。少しでもいい動画を出したいなら、こういう努力も必要なのかなと。
おわりに
というわけで、今回は最近ハマっている「アクションカメラ(GoPro)で釣り動画を撮影するために必要な道具と上手く撮影するコツ」について解説してみました!
動画撮影は非常に楽しい一方で、面倒臭いです。しかし上手く動画を撮影できれば弱小YouTuberでも一気に撮影回数が伸びるので、ロマンがありますよね。
上手く動画を撮影できれば広告収入も入るので、多少なりとも釣具の足しになります。カメラさえあれば誰でも始められるので、ぜひ挑戦してみてください!
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