アウトドアでは定番のアクションカメラ「GoPro」。2018年9月に様々な新機能を搭載した「GoPro HERO7」が発売されました!
最大の特徴は、過去機種からさらに強化された手ブレ補正「HyperSmooth」を搭載したこと!さらにSNSで生放送ができる「ライブストリーミング」機能も搭載。
全部で3機種発売され、フラグシップモデルの「HERO7 BLACK」、中間的な「HERO7 SILVER」、価格を抑えた「HERO7 WHITE」から選ぶことができます。
- GoPro HERO7で新しく搭載された新機能とは!?
- 新発売のBLACK・SILVER・WHITEは何が違うの?機能を比較
- 過去機種・HERO5・HERO6とどう変わった?
- GoPro HERO7の開封・1ヶ月使用レビュー!
今回は、「GoPro HERO7」で発売された3機種や過去機種と比較しつつ、「HERO7 BLACK」を購入したので1ヶ月使用レビューをお届けしたいと思います!
GoPro HERO7が新登場!新しく追加された機能まとめ
①手ブレ補正が超パワーアップ |HyperSmooth
GoPro HERO7最大の目玉は、新しくパワーアップした「手ぶれ補正機能」!従来のSuperSmoothからさらに一段進化した「HyperSmooth」が搭載されました。
従来のGoProでも手ブレ補正が効くとはいえ、ちゃんと動画を撮るにはビデオを安定化させるジンバルが必要でした。しかし、HERO7からジンバルすら不要に!
HyperSmoothが搭載されたことにより、街歩きの動画はもちろん、車載動画や動きの激しいアクティビティまで、GoPro単体で撮影できるようになりました。
②動きながらタイムラプス撮影ができる | TimeWarp
従来、GoProでも「タイムラプス撮影」を使用できましたが、HERO7から動きながらでもブレなくタイムラプス撮影ができる「Time Warp機能」が搭載されました!
通常のタイムラプスでは三脚でカメラを固定するなど「定点撮影」しかできなかったんですが、TimeWarpを使うことであらゆるシーンでタイムラプス撮影が可能に。
詳しくは動画を見ていただればわかりますが、「歩きながらタイムラプスを撮影する」など他のカメラではできない映像を撮影できます!
③ゴープロで生放送ができる|ライブストリーミング
過去機種のGoPro HERO6にもライブストリーミング機能が搭載されていましたが、HERO7ではさらに強化されてほぼ全てのプラットフォームで生放送が可能に!
「FaceBookライブ」に関してはワンタッチで生放送可能で、その他の有名な「YouTubeライブ」「ツイキャス」「インスタライブ」は少しの設定で生放送ができるように。
専用の「GoProアプリ」とネット回線さえあれば、その場ですぐに配信可能。GoProを使えば、普通のカメラやスマホでは撮れないシーンでも生放送ができますね!
④スマホ閲覧に便利! | 縦向き撮影機能
出典:https://jp.shop.gopro.com/APAC/cameras/hero7-black/
最近、スマホで閲覧しやすい「タテ向きに撮影した動画」が流行っていますが、GoProもついに縦向き動画の撮影に対応しました!
YouTubeではまだまだ横向きの動画が多いんですが、特にタテ動画はTwitterなどSNSで見やすいし、専用のアプリですぐに友だちに共有するにも便利。
短いムービーを投稿する「Snapchat」「Instagramストーリー」の投稿にも向いています。サクッと動画を共有するときには、タテ撮影を使うことにします。
⑤一眼レフ並みの写真が撮れる|スーパーフォト
出典:https://www.tajima-motor.com/gopro/product/hero7black/
従来のHDR機能(複数の写真を重ねて合成)に加えて、ローカルトーンマッピング・ノイズ低減を組み合わせ、さらに美しい写真を撮影できる「スーパーフォト機能」を搭載!
白飛び・黒飛びするようなシチュエーションでも、複数の写真を組み合わせてGoPro内で画像処理を行ってくれるので、シーンに合わせた美しい写真ができあがります。
1200万画素でスーパーフォト機能を使えば、実質「超広角レンズがついた一眼レフと同じ」といっても過言ではありません!
GoPro HERO7の3つの機種比較 | 本当のおすすめはこれだ!
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動画 | ||
4K60 | 4K30 | 1080P60 |
写真 | ||
12MP (SuperPhoto) |
10MP(WDR) | 10MP |
手ぶれ補正機能 | ||
HyperSmooth | 標準 | 標準 |
スローモーション撮影 | ||
最大8倍 | 最大2倍 | 最大2倍 |
ライブストリーミング | ||
◯ | × | × |
タイムラプス撮影 | ||
TimeWarp | 通常 | 通常 |
バッテリー方式 | ||
着脱可 | 内蔵 | 内蔵 |
音声録音 | ||
ステレオ | 不可 | 不可 |
フロントディスプレイ | ||
◯ | × | × |
GPS機能 |
||
◯ | ◯ | ◯ |
定価 | ||
¥53,460(税込) | ¥41,580(税込) | ¥31,860(税込) |
- HERO7 BLACK・・・新登場の機能を全て搭載。高機能だが価格も高い。
- HERO7 SILVER・・・機能も価格も中間的なモデル。
- HERO7 WHITE・・・最低限の機能以外は搭載せず。かなり安いが低機能。
GoPro HERO7 BLACKの特徴と機能
新しく発売されたGoPro HERO7シリーズの中でも、フラッグシップモデルの「BLACK」。新登場の機能を全て搭載しており、最も人気の機種となっています。
HERO6の正当進化版であり、手ブレ補正の「HyperSmooth」を中心に便利な機能をいくつも使えます。特別な理由がない限り、BLACKを買っておけば損しませんよ!
高機能なぶん。価格は高めで定価は「¥53,460円(税込)」ただ、下位機種のSILVERと比べて1万円ちょっとしか変わらないと考えれば、お得に感じますね。
GoPro HERO7 SILVERの特徴と機能
「SILVER」はGoPro HERO7シリーズの中でも中間的な機種で、余計な機能を取っ払った結果、お値段は「¥41,580(税込)」とお買い得になっています。
残念ながらHERO7から新登場した「HyperSmooth」「ライブストリーミング」「TimeWarp」「スーパーフォト」機能には対応していません。
他にも音声録音不可・バッテリー着脱不可・前面ディスプレイなし等の違いがありますが、HERO6が4万円代前半で販売されているので、購入する前には要検討です。
GoPro HERO7 WHITEの特徴と機能
HERO7シリーズで最も価格の安い「WHITE」。機能を最低限まで絞った結果、¥31,860(税込)でアクションカメラを手に入れることが可能に!
GoProシリーズ定番の「ケースなしで10m防水」はそのままに必要最低限の機能だけ搭載されていて、4Kでの撮影は不可、GPSの搭載すらありません。
SILVERと同じく、2年前に発売された「GoPro HERO5」の新品が3.5万円程度で発売されているので、お買い得とはいえないかも?購入する前に要検討です。
過去機種と何が変わった?HERO5・6との比較
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動画 | ||
4K60 | 4K60 | 4K30 |
写真 | ||
12MP (SuperPhoto) |
12MP(HDR) | 12MP(HDR) |
手ぶれ補正機能 | ||
HyperSmooth | SuperSmooth | 標準 |
スローモーション撮影 | ||
最大8倍 | 最大8倍 | 最大4倍 |
ライブストリーミング | ||
◎ | ◯ | × |
タイムラプス撮影 | ||
TimeWarp搭載 | 通常 | 通常 |
性能 | ||
GP1チップ (強化版) |
GP1チップ | 通常 |
縦向き撮影 | ||
◯ | × | × |
音声操作 | ||
オン・オフ | オン・オフ | オフのみ |
GoPro HERO7と過去機種のフラッグシップモデル「HERO6」「HERO5」を比較するために、上記の表に機能の違いをまとめてみました!
HERO7は新登場した機能も含めて、かなりパワーアップしてますね。HERO6は機能的にそれほどインパクトがなかったので、2年ぶりに大刷新されたといった感じ。
最も注目すべきは、やはり強化された手ブレ補正「HyperSmooth」でしょう。HERO6でも強化されましたが、それとは比べ物にならないほど進化しています。
出典:https://www.tajima-motor.com/gopro/product/hero7black/
昔からGoProシリーズの課題として「こもった音した録れない問題」があったんですが、実はHERO7から進化していて、クリアな音質で撮影可能になりました!
HERO6まではジンバル・マイクなど何かしらのオプション品が必要だったんですが、HERO7からようやく「GoPro単体でも高クオリティの動画」が撮影かのうに。
YouTubeを本格的に更新するためにHERO7を購入したんですが、大満足!「クオリティの高い動画をGoProだけで撮っていきたい!」という人にはピッタリですね。
GoPro HERO7 BLACKの徹底使用レビュー!付属品や使用感など
GoPro HERO7を開封!付属品一覧
それでは、早速購入したGoPro HERO7を開封していきます!付属品は以下です。これまでのHERO6・HERO5と比べて特に違いはありません。
- GoPro HERO7本体
- フレーム
- バッテリー
- 粘着着脱マウント×2
- サムスクリュー
- USB-Cケーブル
- 取扱説明書&ステッカー
GoPro HERO7の外観やボタン類・操作画面をチェック【HERO5と比較】
GoPro HERO7の外観はこんな感じ。「BLACK」の名のとおり、ボディが黒くなった以外は過去機種と比べて目立った変化はありません。
側面のフレームには「BLACK7」とロゴが刻まれています。これがあれば、「俺はHERO7 BLACKを買ったんだぜ〜へっへー!」と自慢できますね!
手持ちのGoPro HERO5と外観比較をしてみました!細かいデザインは微妙に異なりますが、基本的に外観は一緒。(HERO5とHERO6はロゴ以外ほぼ変わらず)
全体を見てみると、過去機種と比べて「滑り防止のゴム部分」がツルツルになっていますね。だからといって、落としやすくなった・・・なんてことはなし。
外観は過去機種と変わりませんが、操作画面・設定画面は大きく変化!操作感が変わって、一気に設定が行いやすくなりました!
最初は操作方法が変わったので少し戸惑ってしまいましたが、設定方法さえ覚えてしまえばすぐに使いこなせるように。
新しく強化された「GP1チップ」が搭載されたこともあってか、タッチパネルの操作感も向上!以前と比べて、かなりヌルヌルに操作できるようになりました。
GoPro HERO7から搭載された「縦画面撮影モード」も試してみました。ジャイロセンサーが搭載されているので、画面をタテに向けるだけでOK!
ひそかに音質が良くなった?HERO7の音質調査
公式では発表されていないものの、「HERO7になってから音質が向上したのでは?」という噂が立っていたので、実際にGoProだけで動画撮影をしてみました。
防水仕様のカメラだけに以前は「くぐもったような音」しか録れなかったんですが、HERO7から一気に音質が向上したようで、クリアな音声を録音できるように!
強い風が吹いて「ウインドモード」に切り替わってしまうと音質が低下するんですが、風防をつけるなり、風のないエリアであれば十分キレイな音を録ることができます。
おわりに:GoPro HERO7で撮影した動画をYouTubeにアップ中!
というわけで、今回は2018年9月に新しく発売された「GoPro HERO7」の3機種と、過去機種との徹底比較、実際に1ヶ月使ってみてのレビューをお届けしました!
GoPro HERO6と比べて「手ブレ補正」を中心に数々の新機能が追加されて、一気に使いやすいアクションカメラになりましたね!
ようやくGoPro単体でもハイクオリティの動画が撮影できるようになったので、これからYouTube動画や生放送を行おうと考えているなら、間違いなく買いですよ。
当ブログでは「GoPro」に関する様々な記事を配信しつつ、新発売のGoPro HERO7を使ってYouTube動画も配信していますので、ぜひチェックしてみてください!
▼購入後に1ヶ月使ってみてわかった!意外に多いGoPro HERO7のデメリットは下記にまとめています。
