初めての海外渡航先として「タイ・バンコク」を選ぶ人も多いでしょうが、異国となると言語・文化の違いなど、様々な不安を感じます。
海外だけど、日本人と話したい!現地の情報を日本語で仕入れたい!と思ったら、ぜひ日本人オーナーが運営する「日本人ゲストハウス」へ行ってみましょう。
宿泊費は多少割高になりますが、英語・タイ語がわからなくとも日本人の旅仲間を作ることができるし、面白い人も多く訪れるので友だちづくりにはうってつけ。
- 英語・タイ語がわからなくても友だちが作れる
- 日本人で現地の情報を仕入れることができる
- トラブルが発生してもすぐ相談できる
- 海外だけど日本人のみなので安心
ただし!このようなゲストハウスは内輪ノリになることが多く、場所によっては学生ノリで「ウェーイ!」と朝から晩まで騒ぎまくり・・・という場所も。
もちろん満足できる人もいるでしょうが、個人的には「海外に来てまで何やってんだ」という印象しかなかったので、純粋に海外を楽しみたい人には勧められません。
そこで今回は、バンコクに数種類ほど存在する日本人宿のなかで「JP GUEST HOUSE」というゲストハウスが最もおすすめな理由を解説していきたいと思います。
バンコクに数種類ある日本人ゲストハウス一覧
バンコクは昔からバックパッカーの集まる場所として有名で、「カオサン通り」を中心に世界中から様々な旅人が集まるため、各地にゲストハウスが点在しています。
世界一周等を経験した日本人オーナーがゲストハウスを開くケースもあり、このような場所は「日本人宿」と呼ばれ、日本語で交流することが可能です。
初海外の人、世界一周経験者、仕事をしながら海外を放浪する人・・・と様々な旅人が集まってくるので、会話しているだけでも楽しいですし、良い刺激を受けられます。
日本人同士でウェーイ!(イメージ)
一方、ゲストハウスによって特徴が異なるんですが、特に料金の安い宿を中心に若い人が集まりやすく、結果的に大学の飲み会のような騒ぎになってしまいがち。
これはこれで楽しいんですが、自身はこのようなノリが苦手で「どこかに落ち着いた大人が中心で、楽しく交流できる場所はないかなー」と思っていました。
そこで!発見したのが、「JP GUEST HOUSE」です。やや料金が高いものの、「あえて交流したい」目的で余裕のある大人が多く集まるため、自分には合っていました。
「日本人ゲストハウスに行きたいけど、若いノリは苦手だな」「一度行ったことがあるけど、馴染めなかった」という人にはうってつけだと思いますよ。
JP GUEST HOUSEの設備・アクセス・料金・予約方法
名称 | JP GUEST HOUSE |
住所 | Khlong Tan, クローントゥーイ バンコク 10110 |
入場料金 | シングル800B、ミニシングル750B、男女別ドミトリー500B(各1泊料金) |
アクセス | BTSプロムポン駅から徒歩3分 |
【設備】ゲストハウス内部の様子・部屋の内観紹介
JP GUEST HOUSEの施設はこんな感じ!内観は非常にキレイで、清潔感がありますね。
建物は全部で4Fで、1Fは交流スペース・キッチン・洗濯ルーム、2F以降が宿泊場所と分かれています。3Fは女性専用ルームになっているので安心。
玄関の自動ロックを開けると、誰でも集まれる交流ルームへとアクセスできます。人と交流したいときはここに集まり、お酒を飲むことも。
正面にはロッカーがあり、鍵がかけられるのでドミトリーに宿泊者でセキュリティが心配な場合は貴重品を預けられます。
奥には非常に気持ちがいいソファがあって、人が多い時は取り合いにw 手前にはテレビ、本棚にはタイの旅行本が一通り揃っていて情報収集に最適。
なおオーナーはタイ在住歴5年以上のベテランなので、困ったことがあればバンバン質問してOKです。
交流ルームを抜けるとキッチンスペースがあります。設備は一通り揃っているので、近くのデパートで買い出しをすれば自炊もできます。
少し歩く必要があるものの、地元の人向けのマーケット「クロントーイ市場」まで行けば、現地野菜・フルーツを格安で仕入れることも可能です。
旅行者で自炊している人を見たことがありませんが、スタッフさんはここで料理を作っている人も。
冷蔵庫や電子レンジ、ポット等はすべてこちらに揃っています。冷蔵庫に物を入れるときは名前を書いておきましょう!
奥へ進むと洗濯機、シャワー、トイレが設置されています。洗濯機は無料で自由に使うことができ、二台あるので取り合いになることは滅多にないです。洗濯洗剤もあります。
シャワー、トイレに関しては、共同ですが各階に存在するので、わざわざ1Fに降りる必要はありません。
ドミトリーの様子はこんな感じ!布団も非常に清潔で、快適に寝ることができました。
各部屋にはエアコンが設置されているので、気温の高い日でもグッスリ眠ることができます。
シャワーの様子。一般的にタイはトイレ・シャワーが同室に設置されていて、シャワーを使ってしまうと周囲がビシャビシャになるんですが、こちらでは独立式を採用。
特別めちゃくちゃキレイ・・・!ということはありませんが、普通に清潔。シャンプー・ボディソープはあらかじめ用意されているので持ってくる必要はありません。
こちらがトイレ。タイのトイレは基本的にトイレットペーパーを流すことはできませんが、こちらのトイレに水洗してOKだそう。
日本のようにウォシュレットはついていませんが、そのかわり手で持って洗浄できるシャワーが付いているので、必要ならこちらを使います。
慣れないうちは、勢いあまって汚水が飛び散る・・・なんてことをやってしまいますがw 慣れれば非常に快適で手放せませんよ。
男性用のドミトリーが存在する4Fから外へ出ると、洗濯物を干せるベランダも。部屋別にスペースが用意されているので、洗濯物はこちらに干しましょう!
【アクセス方法】BTSプロムポン駅から徒歩3分!
JP GUEST HOUSEはアクセスがよく、BTSプロムポン駅を下車して徒歩3分程度で到着可能。ただ、少し位置がわかりにくいので最初は迷ってしまうかも。
地図を見ながら来ると「Soi Sukhumvit 26」という大通りに入ってしまう人が多いんですが、「Soi Sukhumvit 24/1」という小さな通り沿いにあるので要注意!
迷ってしまった場合は、スタッフさんに電話すれば案内してくれますので、HPから電話で問い合わせをしてみましょう。
唯一のデメリットとして、ゲストハウスの周囲にいわゆる「ピンクマッサージ店」が密集しており、少し露出の激しいお姉さんに声を掛けられることも・・・。
初めてだと少し戸惑ってしまいますが、地元の人は普通に生活道路として使ってますし、ゲストハウスには日本人女性も多く泊まっているので気にせずともOKです。
【料金】ドミトリー500バーツ、個室800バーツ
JP GUEST HOUSEには男女別のドミトリーのほか、個室の「シングル」、部屋が少し狭い「ミニシングル」と3種類の部屋があります。
ドミトリーは500バーツ、ミニシングルは750バーツ、シングルが800バーツとそれぞれ料金が分かれていて、宿泊する日数ごとに長期割引が適用できます。
バンコクで800バーツも出せば、豪華な個室に泊まれるので要検討。ただし、仮に2週間宿泊すると450バーツまで下がるなど各種割引も充実しているので、要チェック。
【予約方法】ホームページから直接予約しよう!
「Expedia(エクスペディア)」「Booking.com」などお得な宿泊サイトには情報を出していないため、基本的に直接HPから予約する形になります。
宿泊カレンダーで部屋の予約状況が確認できるので、空いている部屋を見つけたら問い合わせフォームから予約をします。
支払いは現金のみなので、到着する前にあらかじめ用意しておきましょう。長期滞在時はそこそこの大金になるため要注意。
おわりに:初めてのバンコクならJP GUEST HOUSEへ
というわけで、今回はバンコクのなかで最もおすすめなゲストハウス「JP GUEST HOUSE」を紹介しました!初めての海外旅行の時には本当にお世話になりました。
ゲストハウスがキッカケで友人もできたので、本当に感謝。初めてのタイ旅行だと不安も大きいでしょうが、こちらの宿なら信頼できる人が多く、安心です。
オーナーは世界中を旅している面白い人で、バンコク在住も長いようで様々な情報を教えてもらうことも可能です。ぜひ、バンコクに来た際は寄ってみてください!
▼バンコクで本当に訪れてよかった場所は「【旅行プラン】バンコク旅行はこれで完璧!おすすめ観光スポットまとめ【定番から穴場まで】」にまとめています。
【旅行プラン】バンコク旅行はこれで完璧!おすすめ観光スポットまとめ【定番から穴場まで】