タイと言えば、市場!タイと言えば、掘り出し物!週末になると、バンコク市内から少し離れた市場へ観光客が集結します。その名も「チャトチャックマーケット」。
広大な敷地でありとあらゆる品物が販売されていて、ウインドウショッピングをするだけでも面白い!タイのお土産を購入するなら、ぜひこちらでどうぞ!
今回は、そんな「チャトチャックウィークエンドマーケット」を探索しつつ、特に変わった面白い物を探すべく半日かけて調査しましたので、レポートをお届けします!
チャトチャックマーケットへのアクセス方法(BTS・MRT)
チャトチャックマーケットはLCC(格安航空)でバンコクへ訪れる際に利用する「ドンムアン空港」から近い距離にあるため、市内からは少し移動する必要があります。
MRT・BTSなどの鉄道を使って10駅ほど移動すれば、中心地の「サイアム駅」からもサクッと移動することが可能。 タクシーを使わなくてもOKです。
MRTの最寄り駅は終点の「モーチット駅」で、徒歩5分ほどで到着します。BTSだと「ガムペーンペット駅」から直接マーケットに入れるので、こちらの方がおすすめ。
今回はMRTを利用することにしたので、「モーチット駅」で下車して市場まで少し移動します。案内看板もあるし、マーケットで移動する人が大半なので付いていけばOK!
駅から降りて、道なりに3分ほど進むとマーケットの入り口らしき場所を発見!さて、楽しみますかー。
途中にはMRTの「ガムペーンペット駅」もあったので、マーケットのなかから撮影してみました。手前にはコインロッカーもあるので、大型の荷物を預けることも可能です。
チャトチャックマーケットの地図を入手しよう!
▲地図内のピンクマーカーがインフォメーションセンターの位置
チャトチャックマーケットは合計27セクションで様々な物品が販売されており、全て見て回ろうとすると平気で2〜3日はかかります。
マーケット内は入り組んでいて迷ってしまうことも多いので、位置を確認するためにも「地図」を手に入れておきましょう!インフォメーションセンターで手に入れることができます。
セクションごとにクッキリ種類が分かれているわけではなく、重複している店舗もあるものの、地図があるだけである程度効率的に回れるようになります。
「ガムペーンペット駅」近くのセンターにて、「チャトチャックマーケットのマップをちょうだい」とスタッフに声をかければ無料で手に入れることができます。
チャトチャックマーケットで面白い品物を調査!
さて!事前の説明が終わったところで、今回の本題である「チャトチャックマーケットで面白いものを探す企画を進めていきましょう!
普通に市場を回るだけでも面白いですが、せっかくアホみたいに掘り出し物が集められているので、なかでも「これは!」というものをピックアップして掲載していきます。
単純にマーケットを回るだけなら、「バンコクナビ」さんの記事が非常に参考になりますのでこちらからどうぞ!
チャトチャックマーケット全体の様子がいまいちわからないので、まずは外周部をぐるぐる回ってみます。女子ウケしそうなバッグや小物が並んでいますねー。
靴屋でイケてるサンダルが150バーツ(約500円)で売っていて、思わず二度見してしまう。品質はともかく、日本なら最低でも3000円はしそうな製品ですやん・・・。
グルッと市場を回って、チャトチャックマーケットの正面入口付近までやってきました。30分ほど歩きましたが、この時点ですでに暑さにやられました・・・。
外周部はほぼ一周したので、暑さを避けるために市場のなかへ。直射日光を避けられるのでそこそこ涼しいです。
暑すぎて我慢ならないので、もうマンゴースムージーを食べちゃう!日本なら贅沢ものですが、バンコクならお茶を飲む感覚でいただくことができます。
こちらの濃厚マンゴーアイスですが、大量の果肉入りでたったの80バーツ(300円弱)!一人だと量が多すぎて、最後のほうは少し食べるのが嫌になったぐらいw
アイスを食べて涼んだところで、本題に戻ります。(笑) 外周部を歩いている途中で、金属で作られた本格的な造形品を発見。
このマーケット、日常で使うような衣服や小物がメインかと思いきや、仏像や本格的な造形品があちらこちらでう売ってあります。
バックパッカーに人気のタイパンツやスカートも150バーツ前後で販売中。
全部50バーツ(180円前後)で買えるらしい、フルーツの山。美味しそう。
チャトチャックマーケットにはところどころにトイレも設置されていて安心です。場所によっては入るだけで有料(2バーツ)だったり、ペーパーだけ有料なケースも。
一部の区画ではタイシルクが大量に売られていて、これを目当てに日本から買い付けにやってくるバイヤーもいるそうな。
これまでは小物が中心で、面白い物があっても造形日に留まっていましたが、マーケットの最深部(7セクション)へ行くとあちこちで絵画が展示されていて、独特な雰囲気に・・・。
最初はてっきり「絵画の展示会でもやっているのかな?」と思っていたんですが、様子を見るに販売が中心なよう!一人ひとり作風も違っていて、見るだけでも非常に面白い。
明らかに観光客の数もまばらになっていますが、小物販売が中心のマーケットであえて腕一本で作った絵画を販売している・・・それだけで見応えがあります。
▲写真NGの店もあったため遠目から撮影
明らかにこのセクションだけ独特な雰囲気が漂っていて、絵画だけでなく販売してある区画全体でクリエイティブな表現をしていますね。
美術の知識はないためカッコいい解説ができないものの、訪れる価値はありますね・・・!
近くのお店では、日本に持って帰りたくなるオシャレな陶器が販売されていました。500バーツ前後(1800円前後)と少しお高めでしたが、LCCで来てなければお土産として買ってましたね〜。
市場をグルグルしながら、次なる面白い品物を探します。途中、軍の払い下げ品?本格的な軍用コスチュームの販売も。
オシャレではあるが、誤って指を突っ込んだ瞬間にポッキンチョしそうな扇風機。
一見すると普通のTシャツだが、小さな恐竜のぬいぐるみが縫い付けられていてなかなかチャーミング。
マーケットの中心部へとやってきました。こちらではお得に様々な衣服を購入することができます。
マーケットのちょうど中心地にある「時計台」。広大で非常に迷いやすいので、万が一グループとはぐれた場合はこちらで集合するといいんだとか。
2時間ほど歩いてお腹が減ってきたので、周囲の飲食系屋台をぶらついてお腹を満たすことに。日本の屋台と比べてお安くお腹を満たすことができます。
チャトチャックでは、市場内のあちこちでフットマッサージを受けることができます。歩き回って疲れたので、1時間のマッサージを受けることに!
ベテランのおばちゃんにマッサージをしてもらい、価格は1時間で250バーツ(900円前後)+チップ。これは、毎日受けたくなりますね・・・。
チャトチャックの闇市場「ペットショップ」を回る!
ここまでチャトチャックの掘り出し物を見つけるべく3時間ほど歩きましたが、正直刺激が足りません!せっかくならもっと面白いものを見つけたい!
歩きながら探していたのですが、そういえば「チャトチャックにはペットが売っている闇市場がある」という情報を仕入れていたことを思い出し、行ってみることに。
ペット売り場はマーケットから少し離れた位置にあるため、市場をグルグル回っているだけではたどり着けません。早速行ってみるぞ!
一度、マーケットの外に出てペット売り場へと向かいます。
地図を見ながら歩いていたんですが、歩いているうちにだんだんと動物臭が強くなってきて、ついに到着だ〜!近づけば鳴き声も聞こえるので、すぐわかるかと。
このペット売り場では犬猫・熱帯魚・鳥など基本的な動物から始まり、爬虫類やお猿さんなど「ここで販売して法律的に大丈夫か・・・?」と突っ込んでしまいそうな動物も販売されています。
ペット用で購入する人もいるようですが、密輸して一旗あげようという売人も訪れるようで、チャトチャックの闇を感じました・・・w
個人的に大好きな爬虫類売り場もたくさんあったため、大歓喜。日本で購入すると1万円以上するような爬虫類もこちらでは2,000円前後で売られていて興奮しました。飼いたい・・・。
この場所でペットを買う日本人はそうそういないでしょうが、市場のなかでもエンターテイメント性は一番高いので、ぜひ訪れてみてください!
チャトチャックから帰ろうとしたとき、市場で奇妙な機械をクルクル回すおばあさんがいたので思わず立ち止まってしまいました。なんだこの機械は?
最初は謎だったんですが、どうやら中にシロップを入れて固め、アイスを作っているよう。これは買わねば!
1本5バーツで2本購入!いくつか味があって、自分で選べます。一見すると安そうですが、冷静に考えると日本でもこの手のアイスが10円で売ってるので、あまり割安感はないかな・・・w
買い物に疲れたら隣のロッドファイ公園へ!
チャトチャックマーケット内には休憩所がほとんどなく、なかなか座り込んでゆっくりすることができません。「疲れた」と思ったらぜひ隣の公園へGO!
徒歩3分程度で訪れることができ、芝生エリアが広がっているので木陰でゆっくりランチをするなり、昼寝をすることも可能。風通しも良くて涼しいので、ぜひ寄ってみてください。
おわりに
というわけで、今回は広大な市場で様々な品物を販売している「チャトチャックマーケット」へと訪れたレポートをお届けしました!
雑多感がいかにもタイ・・・といった感じで、定番の観光地ですが非常に面白く、せっかくバンコクに来たなら一度は訪れる価値がありますね。
敷地内が非常に広く、じっくり回ると最低でも数時間はかかるので1日見て回る予定で訪れるといいかと!お土産探しも空港ではなく、こちらでしちゃいましょう〜。