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四国歩き遍路の旅に使用する、全道具・装備品のまとめ

この度、徒歩にて「歩き遍路」を行うことになりました!

お遍路とは、弘法大師・空海が開創した四国八十八ヶ所霊場を巡礼することで、おおよそ2ヶ月の期間を費やして全1200km程度に及ぶ工程を旅することになりました。

今回はお遍路を行うために必要な道具を一通り買い揃えたので、紹介することにします。今後、歩き遍路をされる方の参考にしてくだされば幸いです!それではいってみましょー。

MEMO
金剛杖や菅笠など遍路専用道具に関しては、ここでは掲載していません。全て現地購入できるので、事前に用意しておくべき道具のみ掲載しています。

 

バックパック

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歩き遍路をするにあたって、「どのメーカーのモデルが良いか?」「どの程度の容量がいいのか?」について散々悩みぬいた挙句、こちらの「GREGORY ZULU40」を購入しました。

旅のスタイルによって必要な容量が変わってくるんですが、今回は野宿前提で寝袋のみ持ち歩くスタイルのため、さほど大きくなくても大丈夫かなと思って40リットルにしました。

バックパックの容量が多いほうが荷物を詰め込めるものの、道中かなり険しい道もあるようなので、極力小さめを選んだほうが無難です。

なかには60リットル超を背負って歩く人もいるようですが、慣れないうちはこれぐらいが最適かなと。

 

 

▼バックパックを実際に使用したレビュー記事を書いてみたので、よければ参考にしてください。

グレゴリー ズール40を1ヶ月使用したので、メリット・デメリットをレビューしてく。

 

▼歩き遍路におすすめのリュック・バックパックについてまとめてみました。

歩き遍路に最適なリュック・バックパックの選び方とおすすめ製品【状況・手段別】

 

調理道具

コッヘル

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今回のお遍路では、節約のため自炊前提で旅をするので、アウトドア用の「コッヘル」を持参していきます。

お金があれば外食前提の旅でもいいんですが、自炊をすると1日の食費を500円〜1000円程度に収められるので、特に若い方にはおすすめです。自転車日本一周旅行の時から自炊を続けています。

また遍路道は基本的に山の中を通ることになりますが、お店がない場所も多いので、自炊道具を持ち運べば飢えることはなさそうです。少し重いのが難点ですね。

 

 

▼実際に使用してみたレビューはこちら

 

ガスコンロ

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コッヘルで食品を調理するための「ガスコンロ」も持っていきます。これがあると、自炊以外にも早朝にコーヒーを沸かす・・・なんて芸当も可能になります。

一般的なアウトドア用のコンロは専用のガスが必要なんですが、このイワタニの製品は市販のガスコンロが使えるので、途中で専用ショップがなくても大丈夫。

 

 

▼こちらも実際に使ってレビューした記事を作ってので、よければどうぞ。

 

その他調理器具

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また、小物として下記の調理道具も持って行きます。

 

野宿道具

寝袋

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この四国歩き遍路では、全ての行程において「野宿」しながら巡礼します。お金が切迫している状態なので、基本的に野宿のみで1200kmを歩き通す予定です。

友人の一人は、過去に山中でテント無しで野宿しながら遍路をしてますし、水の確保さえできれば問題なく過ごせるかと。

ただし寝袋のみだと雨の日や夏場の蚊が辛いので、野宿に慣れていなければテント持参が無難です。その代わり、テントを持ち運ぶなら60L級のバックパックが必要なります。悩みどころですね。

 

▼遍路におすすめのテント・寝袋についてはこちら

四国歩き遍路に最適な寝袋・テントの選び方とおすすめ製品【野宿道具】

 

マット

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寝袋で野宿をするのなら、同時にマットも必要になります。

寝袋単体だと地面から熱が逃げてしまうので、遮断するためにマットを使用するとかなり快適に睡眠できます。

こちらのサーマレストのマットは価格は高いものの、十分な性能を発揮してくれるのでオススメです。通常のマットとしての利用以外にも、簡易的なござとしても使用可能。

 

 

電子機器

パソコン

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続いて、電子機器の紹介。アホらしいんですが、お遍路にもパソコンを持って行きます。(笑)

せっかくお遍路をするのなら、旅先でリアルタイムでブログを更新したいため。ただし遍路道の途中で充電できるスポットが極限られているし、破損の危険性もあるためおすすめはしません。

 

電子書籍

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今回から新しく導入した「Kindle  Paperwhite」。

旅の最中は大抵忙しいものの、夜間や雨の日で停滞する場合など、不意に時間が開くときがあります。そんなときに限って、読書がしたくなるんですよね。

このKindleは「電子書籍端末」と言われるもので、紙の本をディスプレイで読めます。極力荷物を減らしたいお遍路にはピッタリで、それこそ司馬遼太郎の『空海の風景』も読むことが可能。

 

一度ダウンロードすれば電波がなくとも読書できるし、なおかつ1ヶ月程度は充電せずとも電源が切れないので、お遍路にはピッタリです。旅のお供に役立ってくれそうです。

 

 

ソーラーチャージャー

 

旅の道中でスマホなど電子機器を充電する場合、コンセントのあるカフェ・ファーストフード、もしくはネットカフェ等の施設を利用することになります。

しかし言うまでもなく、四国エリア・それも遍路道沿いにそのような施設は滅多にないため、電子機器を積極的に使用する場合は常に「充電問題」が付きまといます。

そこで、バックパックにこのソーラーチャージャーを付けることにより、わざわざ施設に行かずとも半永久的にスマホを充電することが可能に!

 

実際に日本一周中にも使用してまして、iPhone6を充電0の状態から2時間でフル充電まで持っていくことができました。

最近だと、遍路道をGoogleMapを見ながら移動する・・・という若者も増えているだろうと思われるため、積極的に電子機器を利用したい人にはかなりおすすめですね。

 

 

▼実際に使用したレビューはこちら

 

充電ケーブル・充電器類

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続いて、電子機器を充電するケーブル類です。スマホ用・パソコン用・電子書籍&モバイルバッテリー用など各種用意いたしました。

あとは、万が一旅先の施設でコンセントを見つけたときように延長ケーブルなども用意。ケーブル類はAnker製が耐久性が最も優れていておすすめ。

ヘッドライトはジェントスの50ルーメンのものを。最低限の性能で非常に安価なので、これに決めました。夜間に活躍してくれるはず!

 

 

衣服・靴

衣服セット

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衣服はできるだけ少なく、コンパクトに用意。全て手洗いで洗濯しながら進むので、これだけで十分と判断しました。

今回は春の時期に出発するため、ダウンジャケットなども用意していますが、夏場にお遍路をする場合はさらに少なくすることも可能です。

 

歩き遍路で使用する衣服セット
  1. Tシャツ・パンツ・靴下×3
  2. タオル×1(モンベル(mont‐bell) クイックドライタオル スポーツタオル)
  3. レインコート上下(MIZUNO ベルグテックEX ストームセイバーV)
  4. 水着
  5. 短パン×2
  6. ウインドブレーカー
  7. ダウンジャケット

 

▼歩き遍路に必要な衣服・レインウェアのまとめはこちら

四国歩き遍路に最適な服装・レインウェアの選び方とおすすめ製品【登山・アウトドア製品】

 

歩き遍路で最も重要な「靴」は、実用性が高くそこそこ安価で買えそうな運動靴を使用することにしました。

遍路道の80%は舗装路だそうなので、登山靴はオーバースペック。しかしスニーカーだと靴底が薄くて不安なので、ちょうどよいこちらのモデルを購入。

試しに事前に履いて歩いてみましたが、サイズもジャストで履き心地がよく、靴底も適度に厚くて少々歩いても疲れにくい印象でした。ただし普通の運動靴なので、道中履きつぶすことになりそうです。

 

▼歩き遍路に最もおすすめな靴・シューズのまとめはこちら

歩き遍路に最適な「靴・シューズ」の選び方とおすすめ製品について【運動靴・登山靴】

 

その他・小物

洗濯グッズ

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歩き遍路では、水道水が確保できるかぎり毎日手洗いで洗濯します。

今回は最低限の洗濯道具を用意して、極力毎日着替えをする予定です。春とはいえ、恐らくゴールは7月前後になるため相当量の汗をかくはず。

一瞬で臭くなることが予想されるので、できるだけ洗濯して進んでいきたいところです。

 

お遍路で使用する洗濯セット
  1. 洗濯ゴムひも
  2. 100均クリップ(seria)
  3. タワシ
  4. 液体洗剤
  5. 汚物入れ
  6. S字フック
  7. ウォーターボトル(プラティパス)

 

洗面道具

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洗面道具も最低限です。

ただいくら遍路さんがたくさんいるとはいえ、食事などの物資は街中のスーパーで調達することになるので、最低限の身なりは整えておいたほうが良さそうです。

 

お遍路で使用する洗面道具
  1. トラベル用歯ブラシ
  2. 手鏡
  3. 髭剃り+替刃
  4. 洗顔フォーム
  5. シャンプー
  6. トラベル用くし

 

エマージェンシーキット

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道中、万が一怪我や病気になった際に使用するエマージェンシーキット。

あまり持っていっても仕方ないので、絆創膏・ロキソニン・ビオフェルミン・酔い止め薬&鼻炎薬・オロナイン・包帯など最低限の道具を用意しました。

使い機会はほとんどないかと思いますが、一応用意しておくといいです。

 

歩き遍路で使用する全道具まとめ

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これらの荷物を全てまとめると、こんな感じ。全体を見ると、案外少なく見えますね!

ただ、実際には移動しながら自炊するため、常時未調理の食料が入ることになります。また納経帳など専用の遍路道具も収納する必要があるため、現地ではパンパンになりそうです。

現段階では背負っても10km程度なら歩けそうですが、果たしてどうなるのか・・・。楽しみです!

 

この記事が、これから歩き遍路に出発しようという方の参考になれば、非常に嬉しいです!

実際に道具を背負いながら各地を旅する様子も全てブログにまとめていますので、よければご覧ください。それでは!

 

▼四国歩き遍路に必要な全道具・装備品のチェックリスト

【保存版】四国歩き遍路旅(野宿)に必要な装備・持ち物チェックリスト(完全版)

 

▼実際の旅行記はこちらのカテゴリからご覧ください。

 

 

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