九州には別府温泉、阿蘇山、桜島、呼子イカ、宮崎マンゴー・地鶏など代表的なところでも魅力的なスポット・名物が無限に存在しますが、中でも福岡・博多は九州の玄関口として定番中の定番スポット!
自然の景観地こそ少ないものの、モツ鍋・ラーメン・ゴマサバを代表として屋台の焼き鳥・ホルモン、博多駅でのショッピングから夜の歓楽街まで一人旅を楽しめるスポットが大量に存在しています。
福岡県・博多への上陸は初めてですが、1泊2日のスケジュールで各観光地を回ることに。博多を全力で楽しみました!
今回は5回までならJR沿線の普通列車が乗り放題になる「青春18きっぷ」で九州一周旅行をしてきましたので、特に印象の強かった福岡・博多エリアの一人旅を抜き出して紹介していきたいと思います。
[aside type=”normal”]普通列車で九州一周する・・・という旅の都合上、日程がバラバラな行動を再構成して記事にまとめています。訪れた日程にズレがありますが、時間帯に関してはだいたい同じなので同様のスケジュールで博多を楽しんでもらうことが可能です♪[/aside]
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福岡・博多の一人旅・1日目レポート
12:00:地元神戸から普通列車で移動してJR博多駅へ
おはようございます!博多旅行1日目の朝は、九州の玄関口・下関よりスタート。
昨日から地元・神戸より九州へ移動してきていて、途中の山口県・岩国市で一泊しておりました。今回は青春18きっぷを利用して旅をしているので、お昼から回るなら前泊が必須になるんですよ。
電車の乗り継ぎを繰り返して、まずは博多駅へ。下関や途中の小倉にも魅力的なスポットがたくさんあるんですが、今回は時間がないため博多へ急行!
12時頃、人生で初めてJR博多駅へと降り立つ!博多駅構内にはショッピングセンターなども多数ありますが、規模が巨大でした。
それこそ、ジックリ回ると1日以上かかりそうな規模ですね。ショッピングなら博多駅へ!というぐらい有名なので、駅の乗り継ぎの時間潰しだけでもかなり面白そう。
1階・2階を回ったところで完全に疲れてしまったのと、そろそろお腹も減って倒れそうなので一旦移動することに。(笑)
13:00:博多の定番海鮮丼!柳橋食堂でゴマサバ丼をいただく
博多の名物は色々とありますが、海鮮系の名物といえば「ゴマサバ」の刺身や丼もの!リーズナブルな価格で生のサバを食べられるお店ってそんなにないので、寄ってみることに。
駅周辺で「食べ放題の海鮮丼がある」という情報を得て探していたんですが、そもそもキャンペーン自体終了してしまっていたり、土日はやってないなど30分ほどさまようハメに・・・。
博多駅周辺の商店街にも多数お店がありますが、今回はローカルスポットを味わうため博多駅から徒歩10分(バスで100円移動することも可能)の位置にある「柳橋食堂」へ!
早速、柳橋食堂では有名な「ゴマサバ海鮮丼」を注文してみました!価格は基本料金1,050円+大盛仕様で1,150円。高級な海鮮丼が多い中ではリーズナブルです。
早速一口いただいてみます。・・・生のサバってこれまで全く食べたことがなかったですが、こんなにトロトロしているのか!見た目はあっさりしているんですが、口に入れた瞬間とろけるほど。
定番の海鮮丼屋が多数あるなかではマイナーな部類になりますが、休日にも関わらずお客さんもまばらで、「地元の人が利用する食堂」といい感じでした。ぜひ、裏スポットを探している人はどうぞ!
15:00:学問の神様・太宰府天満宮へ
ご飯を食べてマッタリしたら、学問の神様である菅原道真公が祀られている「太宰府天満宮」へ!博多中心部から少し外れたところにあるんですが、博多天神から西鉄福岡線に乗車して30分で到着できます。料金は400円。
合格祈願でとても有名ですが、自分は当面の間受験をする予定はありません。が!太宰府周辺のお店を見て回りたかったので寄ってみることに。
太宰府周辺をみっちり見て回るなら、日帰り旅行だと時間がなくてなかなか寄れないんですが、1泊2日なら現地でゆっくりすることも可能です。
まずは太宰府駅を下車して、「太宰府天満宮参道」を歩いて回ります。周囲には名物の梅ヶ枝餅を販売しているお店が並んでいて、一緒に抹茶を飲めるお店も。
浴衣に着替えて観光を楽しむお姉さんもいて、なんだか京都へ紛れ込んだような気分になります。手作りのガマ財布が並んでいるあたりも、非常に京都っぽい!
イメージとしては、関西圏の人にしか伝わらないかもしれませんが清水寺周辺の「清水坂」の通りを見て回っている感じですね。
この太宰府天満宮参道には、日本一美しいスタバの一つ・・・と称される「スターバックス太宰府天満宮表参道店」があります。
有名デザイナーが設計しているらしく、観光客の撮影スポットになっていました。
残念ながら休日で人が多すぎて入店できるような雰囲気ではありませんでしたが、ぜひ平日に訪れた際は寄ってみてください!
太宰府天満宮の大鳥居をくぐり、過去・現在・未来を表す・・・という3つの「太鼓橋」を渡ります。
とにかく観光客が多かったんですが、その中でも韓国・中国の方が多く訪れている様子でした。
せっかくなら挨拶だけでもしていこう!と御本殿へと向かったんですが、参拝客の行列ができていました^^; 並ぶのは大変そうなので、ちょいと横から失礼してご挨拶だけさせていただきました。
一通り回ったので帰ろうと出口へ向かっていたら、たまたまお猿さんのパフォーマンスをやっていたので見ていくことに。猿回しが有名だそうですが、今回はローラースケートバージョン。
合格祈願=滑るをかけているらしい。なるほど・・・ってそれ、滑ったらあかんやないかーい!
暑い中歩き回って少し疲れたので、梅ヶ枝餅の老舗店である「やす武」で冷抹茶をいただくことに。650円で梅ヶ枝餅も付いてきます。癒されるわ〜。
19:00:中洲名物・屋台で地元の人と仲良くなる
太宰府でゆっくりしたあとは、再び西鉄福岡線の電車に乗車して博多駅方面へと戻ることに。帰りに少し天神の地下街も観光していきます。
日も暗くなった19時頃、博多最大の歓楽街といっていい「中洲エリア」へ!
ここには飲み屋と大人が訪れるお店と基本的に2種類しか存在しませんが、せっかく訪れたのなら観光だけでもしてみます。
中洲周辺には博多の名物である屋台がたくさんあって、それぞれ各お店ごとに特徴が異なり焼き鳥・海鮮系・博多ラーメン・ひとくち餃子など様々な料理を提供しています。
屋台って県外民には怖いイメージがあるし、実際にあえて値札を表示せず高額料金を請求する場所もあるようなので、事前に情報収集をしてから訪れるようにします。
中洲周辺の屋台を冷やかしたあと、本日の本命スポットへ!
それがこちら!地元のおばちゃんが営む「風來けん坊」という屋台で、地元の人に愛された屋台が存在する・・・という情報を聞きつけてやってきました。
すでにお客さんが5人ほどいましたが、全員地元のサラリーマンでした。(笑)しかも店主のおばちゃんとはかなり仲が良い様子。
屋台って店主の方やお客さん同士の距離が近いので、一人旅だと他の人と仲良くなるいいチャンスだったりします。どうせいなら旅人を見つけて仲良くしようかなと思ってたんですが、あえて地元民おすすめの屋台を楽しむことに。
早速、おでん・ホルモンなどの料理を注文!屋台なので料金は高いんですが、これがなかなか美味しい。お酒が進みます。
焼き鳥もなかなか。他にも、博多では家庭料理の定番になっているらしい「餃子巻」「焼きラーメン」などをいただきました。お腹いっぱいだー!
しばらくするとお客さんが帰りだしたので、屋台のおばちゃんと博多トーク。すると地元出身で出張で帰ってきた・・・というお兄さんが現れたので、3人で「博多の女子は日本一可愛い」などという下らないトークで盛り上がる。(笑)
「福岡の人はいい格好しい(よく見せたがる)」とかなんとかの話になったんですが、突然「ここはおごっちゃる!」とよくわからないままお兄さんにごちそうになってしまいました・・・。
自分でも全く状況を飲み込めていなかったんですが、屋台のおばちゃんいわく博多ではよくあることらしい。それにしたって、30分前に初対面した相手に飲み代をおごるなんてことがあっていいのか!?としばし困惑。
なんというか、格の違いを旅先で実感いたしました。こういうことがあるから一人旅は面白い。お兄さん、本当にごちそうさまです・・・!
23:00:格安ビジネスホテルで心地よく宿泊
博多の夜は、天神から徒歩10分の位置にある「ベニキア カルトンホテル福岡天神」へ!普通のビジネスホテルなので、本来なら1泊1万円以上するんですが、割引を上手く活用して3千円代で泊まれることになりました。
現地で直接ホテルを訪ね歩くと、そもそも空いているかどうかわからないし割引もできず全く得をしないんですが、ホテル宿泊サイトを通すと大幅な割引が利くことも多々あります。
若者ならネットカフェに宿泊するという手もありますが、結局割引を活用すればビジネスホテルと大して値段が変わらないので、翌日の疲労を考えるとホテルに宿泊するほうが個人的には好きですね。
中の設備はこんな感じ。まさに一般的なビジネスホテル・・・といった感じですが、3千円代で宿泊できるなら全く文句ないでしょう。お得だ!
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【博多旅行1日目の費用まとめ】
- ゴマサバ丼:1,150円
- 太宰府天満宮お猿さん拝観料:200円(任意)
- 冷抹茶&梅ヶ枝餅:650円
- ホテル宿泊代:3,600円
- その他飲料等:1,000円ぐらい
合計:7,600円
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福岡・博多の一人旅・2日目レポート
12:00:博多駅の地下街で定番のラーメンをいただく
おはようございます!というか、こんにちはですね。(笑)連日旅行を続けているので疲労が溜まっており、遅めに起床したあともダラダラしていたらこんな時間になってしまいました。
せっかく博多に来たならラーメンをいただきたい!でも、これからお金を使いそうな気がするから節約したい。そんなあなたには、JR博多駅内にある阪急ビル地下1Fの「うまかラーメン」をおすすめしたい。
まさに地元人御用達!といった料金形態なんですが、大盛り仕様のラーメンをワンコイン(500円)以下で食べることができます。
今回は豚骨ラーメンをいただきました!博多ラーメンの特徴である細麺で、スープもそこらの有名店と比べても遜色ないお味。うーん、これはうまい。
その後は博多での予定を練りつつ、久しぶりに友人と再開します。
16:00:博多定番のナンパスポット「公園」で度胸試し
博多天神駅前には、定番のナンパスポットがあるらしい。駅前にある「警古公園」という場所で、実際に行ってみると暇してそうな若い人たちを複数発見!
雰囲気からしてカップルが集う場所なのかなと思ってたんですが、同性同士の2人〜4人組で固まっている人が非常に多く、女の子グループはひたすら自撮り、男性グループはキョロキョロ挙動不審になっていました。(笑)
せっかく博多まで来たなら、思い出づくりにナンパだ!しかし勇気がない!ということで、友人に声をかけてもらいなんとかお話をすることに成功しました。
相手が予想外に若くて、会話を引き出せず終わってしまったんですが・・・。
男性・女性ともに、別に変な関係を望まなくとも地元の人と仲良くなる手段としてナンパってかなり面白いと思っているので、ぜひ勇気があるかたはどうぞ!まさに、一人旅にうってつけだと思います。
20:00:新門司港から地元・神戸へ
博多への移動手段は飛行機・新幹線・フェリー・夜行バス・普通列車(青春18きっぷ)と多数ありますが、最後の夜は新門司港発のフェリーで神戸方面へ帰ります。
飛行機・新幹線だと1万円以上するし、夜行バス・普通列車は安いものの時間もかかるし疲労が溜まって翌日動けなくなります。その点、フェリーは時間こそかかるもののしっかりと睡眠が取れるのでおすすめ!
博多からだと、JR小倉駅から無料送迎バスが運行しているので、新門司港まで普通列車で1時間半移動すれば到着できます。多少時間がかかりますが、それを見越して小倉観光をするのもありかと。
船内の写真はほとんど撮影してなかったんですが、2等自由席でもフェリー内のお風呂を利用でき、かつお客さんも少なかったので快適に利用できました。フェリーにレストランも!
お風呂上がりに、夕涼みがてらデッキで星を眺める。全くストレスなく、8時間じっくり睡眠を取ることもできました。
博多の旅、楽しかったー!また必ず来ます!
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【博多駅2日目費用まとめ】
- 博多ラーメン代:480円
- 新門司港→神戸フェリー代:5,100円
- その他飲食代:4,000円ぐらい
合計:9,580円ぐらい
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おわりに
というわけで、以上「1泊2日の博多旅行一人旅レポート」の様子をお届けしました!初めての博多旅行でしたが、非常に楽しめました。
博多へ来るまでは「日本の主要都市部といっても、正直何があるのか?と悩んでいたんですが、考えすぎだったようです。
観光地を探せば博多周辺だけでも駅構内、天神の屋台・飲み街、自然豊かな大濠公園、中洲の居酒屋や大人のお店、ヤフオクドーム、足を伸ばして糸島、久留米、志賀島など魅力的なスポットがたくさんあります!
とてもじゃないが1泊2日では回りきれないし、考えるに観光客が訪れるスポットよりも地元の人しか知らないようなディープスポットがたくさんありそうな雰囲気だったので、ぜひ次回はじっくり時間を取って訪れたいと思います。
それでは!