「GoPro HERO7」を購入したら、まずやるべきは「初期設定」。開封してすぐに撮影できますが、あらかじめ設定を行うことで理想の動画を撮ることができます。
特にHERO7は過去機種から画面(インターフェース)が大きく変わり、初期設定しないままだと最強の手ぶれ補正「HyperSmooth」が使えなかったりするので要注意!
- GoPro HERO7の基本設定
- YouTube・SNS投稿で重要になるビデオ設定
- HERO7で様々な動画を撮影する方法
そこで今回は、GoPro HERO7で電源を入れる方法・動画の撮影方法から「購入したらやっておくべき初期設定・ビデオ設定」について解説していきます!
GoPro HERO7の電源の入れ方・動画撮影方法
GoPro HERO7の電源を入れる方法は簡単で、本体側面にある「 するだけ。 mode」ボタンを長押し
本体を起動したら、上記のような初期画面が表示されます。それぞれボタンを押すことで各設定画面に移動できます。項目が多くてちょっとビックリしますね。
まずは基本的な初期設定を行いたいので、画面を上から下にスライドさせて「ユーザー設定」に移動しましょう!
この画面では、ボタンをタップするだけで頻繁に使う機能をオンオフできます。「ここでは音を鳴らしたくないなぁ」というとき、ピープ音をオフするなどの設定が可能。
- ボイスコントロールのオンオフ:音声で起動・電源オフさせるか
- ピープ音のオンオフ:録画開始等で、ピープ音を鳴らすか
- Quick Captureのオンオフ:電源オフ時に録画ボタンを押して撮影できるようにするか
- 画面ロックのオンオフ:一時的に操作をロックするか
初期設定をする場合は、「ユーザー設定」を押して移動しましょう!
これだけやればOK!GoProで最初に行うべき初期設定
ユーザー設定では、ザックリ下記の設定を行うことができます!新しくGoProを購入したときは、まずこちらの設定から行いましょう。
- GoProアプリとの接続
- 日時や時間の設定
- 音声コントロールのオンオフ
- タッチディスプレイの明るさや方向
- GPSのオンオフ
- HDMI・音声出力(テレビ等に出力する場合に必要)
- GoProのソフトウェアアップデート
- SDカードのフォーマットやカメラを出荷状態に戻す
全部の機能を解説していると大変なので、特に重要となる下記機能の設定方法のみ解説していきます。
ユーザー設定:GoProアプリに接続する
ユーザー設定>接続へと移動し、デバイスの接続から「GoProアプリ」を選択すれば、アプリ側からGoProアプリをダウンロードして接続するよう求められます。
あとはアプリの指示に従って接続すればOK。GoProとアプリを接続することで、遠隔撮影やスマホで撮影した動画を再生・取り込みすることが可能になります。
ユーザー設定:日付・時間を変更する
ユーザー設定>一般へ移動して、下へスクロールすると日時・時間が設定できます。撮影した動画の管理等に必要となるので、現在の時刻を設定しておきましょう。
ユーザー設定:ピープ音のオンオフやボリュームを変更
GoProで動画撮影中、バッテリーが切れると「ピーピー」と音で教えてくれるため、ピープ音はめちゃくちゃ重要です。ただ、デフォルトだと音が大きくてうるさい!
アウトドアの野外で、起動・電源オフするたびに大きな音が鳴ると迷惑だし恥ずかしいため、ピープ音は鳴らしつつも音声を落とす設定をしています。
ユーザー設定>一般>ピープ音のボリュームから音声の大きさを変更できます。すでに解説したとおり、トップ画面から下へスライドすることでオンオフの切り替えも可能です。
ユーザー設定:音声コントロールのオンオフを変更
HERO7では、電源オフの状態からでも「GoProオン!」と声をかけることで起動、逆に「GoProオフ!」と話せば、自動的に電源を切ってくれます。
車載動画を撮影時など、すぐ手を離せない状況で使うと非常に便利ですが、音声コントロールをオンにするとバッテリーの消耗が早くなるため普段はオフにしています。
ユーザー設定>音声コントロールで設定を変更可能。ピープ音と同様、トップ画面から下へスライドすることでもオンオフの切り替えができます。
ユーザー設定:タッチディスプレイの設定
タッチディスプレイの設定項目では、スクリーンセーバー(自動電源オフ)、明るさの設定ができます。バッテリーの持ちに大きく影響するので、必ず変更しておきましょう!
ユーザー設定>タッチディスプレイから各種項目を設定可能。「スクリーンセーバーを1分」「明るさを10%」にすると、バッテリーの持ちを最大限長くできます。
GoPro HERO7のビデオ設定:画質・画角・画面比率を設定
GoPro起動後の画面から「ビデオ設定」の部分を押すと、動画撮影時に重要となる設定へと進むことができます。
こちらがビデオ設定の画面。主に画質や画面比率、手ブレ補正の設定ができます。デフォルトでは手ブレ補正がオフになっているので、必ず設定しておきましょう!
ビデオ設定:4Kなど画質を変更する
ビデオ設定>RES | FPSをタップすると、画質やfps(コマ数)、画面比率を設定できます。YouTube等へ投稿するなら、必ず設定が必要です。
画質やfpsの設定は人それぞれですが、自身は4K/30という設定にしています。HERO7では60コマまで撮影できますが、バッテリー消耗まで考えてこの数値に。
右上の画面比率では、「3:4」「16:9」のどちらで撮影するか設定できます。デフォルトは3:4ですが、16:9に変更しないと手ブレ補正が有効にならないため注意。
ビデオ設定:超広角の「SuperView」やその他の画角を設定
ユーザー設定>FOVをタップすると、GoProの画角を設定できます。デフォルトでは「広角」のみですが、画面比率を16:9にすると超広角の「SuperView」を選べるように。
魚眼レンズのように画面端は少し歪んでしまいますが、GoProらしい雄大な映像を撮影したいならSuperViewを選択しましょう。
ビデオ設定:高機能な手ぶれ補正「HyperSmooth」をオンにする
画面比率を16:9に設定すると、HERO7から搭載された最強の手ブレ補正「HyperSmooth」を利用できます!ジンバルいらずで高機能な手ブレ補正が使えます。
GoProを持って街歩きする場合でも、HyperSmoothをオンにすればヌルヌルに。設定なしではガタガタでとても見られないような映像になるため、こちらも設定しておきましょう。
ビデオ設定>安定化から設定可能です。
ビデオ設定:ホワイトバランスなど細かい設定が行える「Protune」
動画の明るさやカラー、ISOを細かく設定したい場合は、ビデオ設定>Protuneをオンにすることで、今まで表示されていなかった設定項目がズラッと現れます!
特に「カラー設定」でGoProを選択することで、一気に見栄えのいい動画が撮影できるように。少しでも画質の良い動画を撮影したいなら、設定を推奨します。
GoProで撮影した映像をチェックする方法
最初のトップ画面から、「下から上へスライド」すると撮影した動画・画像・タイムラプス映像をチェックできます!
再生画面へ移動すると、すぐ動画が再生されます。他の動画・画像・タイムラプス映像を確認するには、左上にあるボタンをタップすると閲覧することができます。
撮影した動画一覧。GoProにはスピーカーが内蔵されており、デフォルトだと結構大きいボリュームで動画が再生されるので要注意!
GoPro HERO7で動画を撮影する方法【ループ・ショート動画撮影】
全ての設定が完了したら、早速GoProで撮影テストを行ってみましょう!上部にある「撮影ボタン」を押せばすぐに動画撮影が始まります。
動画撮影以外にも「写真・タイムラプス映像の撮影」ができますが、他に最初の起動画面から「ループ撮影・ショート動画撮影」を選択することができます。
ショート動画撮影の設定画面。あらかじめ「15秒・30秒」などの時間を設定して、短い動画を撮影できます。SNSなどへの動画投稿に便利!
こちらはループ撮影。5分など時間を設定することで、時間経過後に自動的に動画の上書きを行います。長い時間撮影してもSDカードの容量がいっぱいにならないのが特徴!
ドライブレコーダーなどの用途に便利で、時間を「最大」にすれば容量いっぱい撮影して上書きすることも可能。最大限、長い時間撮影したいときに便利。
おわりに:GoProの設定を上手く使いこなそう!
というわけで、今回は2018年に新発売された「GoPro HERO7」の初期設定・動画撮影方法・使い方マニュアルを紹介してみました!
様々な設定項目があるので全て覚えるのは大変ですが、それぞれの設定を上手く使いこなすことで魅力的な映像を撮影できるようになります。
当記事では「最低限設定しておくべき項目」だけをまとめましたが、さらに設定を細かく行えば素晴らしい映像を作れるので、ぜひ挑戦してみてください!