アウトドアシーンを撮影するとき、アクションカメラのゴープロを使う機会って結構多いと思うんですが、強風下で使うと必然的に音質が落ちてしまいます。
外部マイクを使うのも1つの手ですが、気軽に撮影したい場合は内蔵マイクを使いたいところ。ただ、アウトドア環境で撮影すると必然的に風で雑音が入ることも。
そこで今回は、アウトドアシーンの強風対策にゴープロ専用の「風防(ウインドスレイヤー)」を購入してみたので、実際に使ってレビューしていきたいと思います!
強風下でのGoPro使用は音質低下の大きな原因に・・・。
趣味で撮影している釣り動画
普段から趣味の釣り動画を撮影するためにゴープロを使いまくっているんですが、海沿いだと強風が吹くことが多く、雑音が入ってしまいます。
2018年9月に新発売された「GoPro HERO7」から内蔵マイクの音質が劇的に改善されたものの、マイクが複数箇所にある関係で風を広いやすくなっているんですよ。
強風下だと雑音を防止するため「ウィンドモード」へ自動で切り替わるんですが、くぐもった音になって極端に音が悪くなってしまいます。
もちろん通常の「ステレオ録音」のみの設定に切り替えることも可能ですが、結局雑音が入って見るに堪えない映像になってしまうため、何らかの対策が必須。
様々な対策を考えたんですが・・・結局「マイク部分を覆う」のが最も有効な対策なため、ゴープロ専用の風防(ウインドスレイヤー)を購入することに!
風防でも様々な種類があるようなんですが、ゴープロを装着しながらでもディスプレイを操作できるタイプを購入しました。
GoPro専用の風防(ウインドスレイヤー)使用レビュー!
というわけで、届いたのがこちらの風防。一見するとただのスポンジになりますが、ゴープロにピッタリハマる形状になってみます。
表面はレンズだけが露出しており、正面から吹く風を完全にブロックできるようになっています。これなら、海沿いの強風もしのげる・・・!
先ほども解説したとおり、ゴープロ用に販売されている風防の多くは効果を発揮するため、背面のディスプレイも覆う形状になっています。
ただし前面のディスプレイだけならともかく、背面まで覆われると「確実に撮影できているのか?」が全くわからなくなるので、こちらのタイプを購入。
実際に使ってみた感じ、ディスプレイ部分が空いていてもある程度風をブロックしてくれるので、こちらの製品で問題ないかと。
上面は撮影ボタンの部分だけ穴が空いています。風防自体はただのスポンジなので、目印さえ付けてくれれば覆ってくれたほうがありがたいんですが・・・。
側面は電源ボタンの部分だけ穴が空いている形状。穴が空いているのは他にマウント接続部分だけで、あとは全体を覆えるような形状になっています。
実際に強風下の釣り場で風防を使用してみた
強風が吹いている現場でGoProを使用すると、バンバンノイズが入ります。その点、風防をつけるだけで風の音をかき消せるので、アウトドア撮影には必須な感じ。
ただし風防を装着することで「GoPro本体の存在感・違和感が増す」のが最大のデメリット。「体になんか変なものを使ってる」感がめちゃくちゃ出ますw
普通に使っている分には気になりませんが、人が多い場所で撮影するときは非常に目立つので、ちょっと気になっちゃいますねw
また、撮影中に「ちゃんと撮影できているか?バッテリーが切れてないか?」を確認するために前面ディスプレイを使ってたんですが、それも覆われちゃうのもデメリット。
強風時に内蔵マイクで撮影するなら必須ですが、常時付けていると撮影状況の確認やバッテリー・SDカード交換が非常に面倒くさいので、必要なときのみ付けたい感じ。
HERO7から微風程度雑音が入らなくなったので、用意せずともOK。ただ自分のように釣り動画を撮影するなど、強風が入りやすい状況で使うなら持っておいて損はありませんよ!
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