2018年8月からスタートした東南アジア一周ノマド旅行も、アジア最貧国の一つと言われる「カンボジア」に突入!ここからは完全に未知の領域です。
事前に情報を仕入れてなかったので、「貧困国」「恵まれない子どもに支援」などのイメージしかなかったんですが・・・想像以上に発展していることがわかりました。
- カンボジアのノマド作業快適度を調査
- カンボジアのホテル・食事事情
- プノンペン・シェムリアップでおすすめカフェ一覧
そこで今回は、カンボジアのプノンペン・シェムリアップにて2週間ほどノマド生活を送りましたので、現地の作業環境・カフェ事情等のレポートをお届けしたいと思います。
【海外ノマド】カンボジアのカフェ・Wifi作業環境を調査
都市部には大量のオシャレなカフェが存在
まずカンボジアの様子を把握するため、首都のプノンペンに向かったんですが・・・ビックリするぐらい高層ビルが立ち並んでいました。なんじゃこりゃ!
当初は「ノマドワーカーが快適に作業できるようなオシャレなカフェは存在しないのでは?」という偏見があったんですが、全くの間違いであることがわかりました。
エリアは都市部に集中しているものの、外資系カフェやオシャレなカフェが密集しているエリアがあり、作業場所には困りませんでしたね。
直前まで訪れていたラオスには存在しなかった「スターバックス」もあちこちに存在し、めちゃくちゃオシャレ。当然、このような店舗では英語が通じます。
多くの外国人がスタバに集中しているため、現地のオシャレなローカルカフェを探し出すことができれば、ほぼ貸し切り状態で作業ができたことも多々ありました。
「カンボジアでノマドをやっている人なんているのか?」という疑問もあったんですが、オシャレなカフェに行くと十中八九、PCを広げて作業する人がおられました。
電源・Wifiともに充実しており問題なく作業可能
ノマドワーカーが多く集まるようなカフェでは、各席で電源が利用できるのはもちろん、Wifiも使用することができました。しかも、想像以上に速度が早い!
大量の画像をアップロードする際も困らなかったし、あの速度なら動画も扱えそうです。カフェによって速度のバラツキがあるものの、人気のカフェなら大丈夫。
貸し切り状態+高速Wifi・電源利用とあまりに居心地が良かったので、5時間ほど引きこもって一気に作業を進めたことも。少なくとも、プノンペンなら作業環境に困ることはありませんね。
外資系カフェは高め、ローカルカフェは半分程度
カンボジアの物価は日本の1/2〜1/3程度ですが、ノマドワーカーに人気のカフェは外資系が多い or 外国人をターゲットにしているため、価格は日本と変わらないことが多かったです。
ローカルカフェであれば節約できますが、Wifi・電源が用意されていない場合が多いし、机・椅子が狭すぎる、人口密度が高すぎるなど環境が劣悪な場合が多そうでした。
タイ・ベトナム辺りでは、ノマドに必要な環境を揃えながら価格を抑えたカフェも存在するので、その点は少し残念ですね。
【デメリット】深夜でも営業しているカフェがほぼない
想像以上にノマド作業環境が整っていたカンボジアでしたが、残念ながらタイのように「深夜営業」しているカフェはほぼ存在しません。
カフェに限らず、飲食店のほとんどが21時を過ぎると営業終了してしまい、街中がもぬけの殻状態になります。営業している店舗と言ったら、バーやクラブ程度。
朝の営業時間は早いので、早朝起床できるノマドワーカーにとっては全然問題ないんですが、自分のように夜型人間にはなかなかキツイものがありましたねw
カンボジアのホテル事情
プノンペンでは日本人ゲストハウスのドミトリーと一般的なホテル、シェムリアップでは同じくゲストハウスの個室に宿泊しました。
カンボジアはホテル代も安いことが多く、調べるとシングルなら1泊1000円から、ゲストハウスのドミトリーであれば1泊200〜300円程度の宿も存在しました。
ドミトリーで長時間沈没している旅行者もいて、治安・環境面さえ気にならなければ長期滞在にはピッタリの国らしいですね。節約したい方はぜひ。
カンボジアの食事・飲食店事情
カンボジアでは地元料理として「クメール料理」をいただけることが有名で、滞在中に何度かいただきました。個人的に、特にカレーが美味しかったですね。
食事の物価に関しては両極端で、外国人を相手にするシェムリアップなどの街では高級料理店が林立しており、逆にローカル飲食店を探すのが困難なため物価が吊り上がります。
逆にプノンペンなど都市部では、少し歩けば地元の人が利用する飲食店へと訪れることができ、1食200円〜300円程度で食事をいただけます。屋台を利用するなども方法も。
シェムリアップは完全に「観光の街」といった様相だったため、プノンペンにガッツリ仕事をしたあとにシェムリアップでたくさん遊ぶ、というコースが良かったですね。
プノンペン・シェムリアップで毎日通ったおすすめカフェ紹介
【プノンペン】MERE CAFE
プノンペン市内でも、Wifi・電源を完備して作業に最適だ!と良く紹介されているカフェ。少し狭く見えますが、店内は細長くなっているため意外に広いです。
カンボジアはどのカフェ・ホテルでもWifiが遅めのことが多かったんですが、こちらのカフェでは快適に作業することができました。
料金はやや高めですが、他のお客さんも長時間PCに向かって作業しているような人ばっかりだったので、安心して数時間居座ることができましたねー。
名称 | MERE CAFE |
住所 | 63 Samdach Pan Ave (214), Phnom Penh |
営業時間 | 7:00〜21:00 |
アクセス | 市街から徒歩25分ほど |
【プノンペン】BIG APPLE DONUTS&COFFEE
ホテル近くにあったため、たまたま何回か利用したカフェ。店名のとおりドーナツがメインですが、Wifi・電源ともに快適に利用できます。
店内は結構広いうえ、休日でも昼間はガラガラ。テイクアウトでドーナツを購入するお客さんが大半なようで、ほとんど貸し切り状態で利用できました。
夕方になるとお客さんが増えるものの、座席に余裕があるため気になりません。長い日だと5時間ほどこもっていたこともあったんですが、全く問題ありませんでした。
フォトジェニックで美味しいドーナツもいただけるので、観光の休憩時なんかに寄っても良さそうです。
名称 | BIG APPLE DONUTS&COFFEE |
住所 | 30 St 302, Phnom Penh |
営業時間 | 8:00〜21:00 |
アクセス | 市街から徒歩20分ほど |
【シェムリアップ】Joe To Go Restaurant
シェムリアップは快適にノマドワーク作業が行えるカフェが多くないんですが、その中でも高速Wifi・電源が利用できる超貴重なカフェ。
情報サイトでも有名になっているため、てっきり人気なのかと思いきや、昼〜夕方前後は常にガラ空き!誰一人いない環境で集中して作業ができました。
店員さんもフランクで面白い人ばかりだし、「レストラン」の名がつくとおり料理も美味しいし、言うこともなしです。シェムリアップでは、ぜひリピートしましょう。(笑)
名称 | Joe To Go Restaurant |
住所 | Street 09, Krong Siem Reap |
営業時間 | 7:00〜21:30 |
アクセス | 市街から徒歩20分ほど |
おわりに
というわけで、今回はカンボジアに2週間滞在してノマドワークをしてみた感想のレポートをお届けしました!想像以上にノマド向きの環境で、驚きましたね・・・。
周辺国に比べると物価も圧倒的に安いですし、観光地であれば英語も通じます。治安も思っていたほど悪くなく、常に周囲に気をつけて入ればOKでした。
個人的には、あまり居心地が良くなかったため「長期滞在・移住しよう」とは思えなかったんですが、良くも悪くも価値観を破壊してくれるため、体験としては面白かったなと。
カンボジアの若い子に話を聞くと、一般的な月収が100ドル~150ドルぐらい、食事のコストが1日2ドル程度でスマホは100ドルで買えるとか。
日本も貧困国になりつつあるから気を緩められないけど、根本的な収入の違いとか聞くと何も言えなくなるなぁ…。
— ヨネスケ | 東南アジア旅行なう (@yonesukez) September 17, 2018
タイなどと比べても平均賃金の格差が大きいため、あまり収入のないフリーランスでも滞在しやすいと感じました。あえてカンボジアに移住する、という手も考えられますね。
もちろん外国人だけで「お金持ち」認定されるし、危険性も増えるため事件・事故だけは要注意です!
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(※)カンボジアで滞在した各都市の情報を上記にまとめたので、初めて訪れる方はぜひ参考にしてみてください。