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自転車日本一周の旅に出発することになった動機・きっかけを紹介する。

 

いよいよ、2015年の4月に出発することとなった、自転車日本一周の旅。

恐らく旅をしていて、「なぜ旅に出たの?」「どういう理由で日本一周しようと思ったの?」と散々聞かれることになると思いますし、この記事を見てくださっている人も気になって訪問してくれた方が多いのではないのでしょうか。

せっかく1年間もの時間をかけて日本一周の旅に出かけるので、今回は「なぜ自転車日本一周の旅に出ることになったのか」をあらためてまとめることにしました。今後、日本一周をしようと考えている方の参考になれば幸いです。

ではいってみましょー!

 

どんな人間が日本一周に行くの?

 

まず自転車日本一周出発の動機をまとめる前に、「どんな人間が旅をすることになったのか」を紹介しておきます。

 

僕は1995年生まれの19歳で、以前は教育関係の職場で働いていました。具体的な出発の理由は後述しますが、ある日突然「日本一周」という単語が頭に浮かんできて、「これは日本一周に出発せなあかん!」とこれまで働いていた職場を退職し、日本一周の旅に出かけることになりました。

元々自転車は好きで乗っていましたが、マニアというほどではありません。19歳という年齢もあってこれまで長期で実家を離れるような旅はしたことがなったけれど、どうしても出発したいから日本一周の旅に出ることになりました。

 

そもそも10代という気軽に日本一周に挑戦できる年齢で、さらに日頃から直感で動く人間なので、旅に出るにあたって特に何も考えずに出発することになりました。まぁ、なんとかなると思っています。(笑)そんな人間ですので、ぜひ道中見かけたらお気軽にお声がけくださいー!

 

琵琶湖一周と人との関わり

 

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日本一周を出発することになった一番の理由は、「自転車での琵琶湖一周旅が濃すぎた」ことから始まりました。

他の日本一周旅行者は、どういった動機で旅に出かけることになるのだろうか。。

実は、”日本一周自転車旅”という選択肢自体は、以前から「行きたい」などと思っていたわけではなく、今年の1月に突然思いついたものでした。

 

自転車に乗ること自体は好きで、ちょうど2014年の大晦日に「せっかくの連休だから、自転車で旅するか!」と3泊4日程度で滋賀県の琵琶湖を一周してきました。

たった3泊4日の短い旅だったにも関わらず、途中雨にふられてビショビショになり、気温が氷点下を下回っているなかで薄着で耐え忍び、途中なぜか警察沙汰にも巻き込まれながら・・・という波乱に満ち溢れれた、よくも悪くも濃い旅を楽しんでいました。

また琵琶湖一周旅の最中、短い間ながらも現地の方と交流を図ることで、「人と話すって、こんな楽しいのか!」と初めて自分の素の感情に気づきました。

元々人と会話するのはどちらかというと苦手でして、特に琵琶湖一周した時は「自分は、もしかすると人そのものに興味がないのか?」と深刻に悩むほど、人と接することが億劫になっていました。

 

特定の人物に興味が湧くわけでもなく、集団行動より単独行動のほうが好きだし、「○○さんに会いたい!」いった感情もない。

琵琶湖一周の旅を通じて、お互い名前や肩書きも知らない間柄の人と話し、また一人で自転車に乗りながら自身と対峙するなかで、「特定の誰かの《かっこいい一面》だけに憧れるのではなく、その場その場にいる人たちと対話したいし、かっこいい面もかっこ悪い面も全て含めて、人と接したい」「結局自分は人と話すのが好きだった」といった、本当の感情に気づくことができた。

 

 

 

さらに、普段なら知らない土地を自転車で走る爽快さがたまらなく愛おしく、ぜひ今後もこの生活を続けたいと純粋に思った。外で野宿をして、寒さに震えながらも心が透き通るような思いを抱いた。

旅は全ての行動を自分で決められるので、本当に自由ですし、「平日は仕事で休日は休み」という固定概念にも縛られずにすむ。もう色んなことが濃すぎて、いい意味で自分の価値観が崩壊した。そして、「これは今すぐに日本一周の旅に行かなければ!」という思いがどこからか湧いてきて、我慢できずに旅に出ることになりました。

(いつ出発できるかもわからないのに、琵琶湖一周直後から準備を初めていました。笑)

 

幸せとは何か。

 

今回の旅は、「自分にとっての幸せとはなにか」を考えた末に日本一周旅行という選択肢が浮かび、決断しました。

 

人生を謳歌するためには、本当の意味で「今」を生きるしかないのだと思います

 

「30歳になったら旅に出よう」とか、「お金が必要だから、あと○年働こう」という考え方は時に重要となりますが、それにすがっていては行動できないのが人間なのだと思います。

だから僕は多少強引にでも段取りを進め、「今」日本一周の旅に出発することにしました。その過程で様々な方にご迷惑・ご心配をおかけしました。今回の決断で人との関係性がグラつくこと、時に破錠することもありました。ただ僕はそれでも「今」旅に出たかった。今出発しなければ、恐らく一生日本一周の旅に行くことはなかったでしょう。

たった3泊4日の旅でここまで様々なことを考えられているので、1年間の日本一周の旅で自身がどこまで進化できるのか、そしてこの日本という国をどこまで楽しめるのか、楽しみで仕方ありません。そのためにも、全力で旅をしたいと思います。

 

旅に行ったあとはどうすんの?

 

日本一周後の進路については、あまり考えていません。

というのも、ぶっちゃけ将来のことなんて誰もわからないし、人間というのは不安になりやすい生き物のため、常に先を見なければ生きて行けません。

 

その考え方は否定しませんし、もちろん自分だって将来のことを考えています。ただ日本一周の後のことはさほど考えていません。この日本一周では「将来を決定しないことによる、余白に生まれるカオス」を最大限楽しもうと思っているため、自分から不安をかき消すためだけに将来を決定するようなことだけはしません。

 

ただし、一方で死なずに生存しなければいけないことも事実なので、「人は最低どれだけのコストで生存できるのか」をこの旅を通してチャレンジしたいと思っています。

生存にあたっての最低費用を見積ることができれば、自分の実現したい方向に動きやすくなりますからね。

このような考え方で生きておりますので、よく周囲からも心配されますが、大丈夫です。僕は死にません。自分の求める理想の幸福を追い求めて、生きていきます。

 

おわりに

というわけで、以上「僕が日本一周の旅に出発しようと思った理由」をまとめてみました。

今後、日本一周の旅に出発してどのように人生が変化してゆくかはわかりませんが、最大限旅を楽しんでこようと思います。

それでは!

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