どうも、絶賛自転車日本一周中のよねすけ(@yonesukez)です。
皆さん、「北海道の三大沈没スポット」って知ってます?
北海道を旅してたらちょいちょい聞く言葉なんですが、なんでも北海道へ行った旅人は特定のライダーハウスへと行き、一ヶ月程度沈没(停滞)するんだとか。
日本一周の場合は仕事等の休息の意味で旅する人も多いですし、北海道でダラダラ過ごす人が多いようです。
そこで今回は、「日本の三大沈没スポット」とやらの紹介をしたいと思います。
そもそも「沈没」ってなに?
まず、最初にそもそも「沈没ってなんなの?」という点を紹介しておかなければいけませんね。
沈没とは、簡単に言うと旅人の本業は各地を移動し続けることなのに、その場の居心地が良すぎて停滞してしまうことを言います。まぁ、堕落した人のことですねw
沈没した人は、大体ライダーハウスなんかで漫画やゲームをしながら訪れる旅人との出会いを楽しみ、美味しいものを食べ、そして1日が過ぎていく。
特に旅以前に仕事をしていた人はずっと時間がない状態で過ごしていたでしょうから、「沈没」しやすい傾向にあります。
ただし沈没しやすい場所には条件があり、まず長期で滞在してもさほど費用が必要ないこと、あまり移動しなくても衣食住が得られること、こちらが待っているだけで次々に旅人との出会いがあること、などなどが必要。
今から紹介する「北海道三大沈没スポット」はこれらの条件を満たしている宿であり、だからこそ旅人も積極的に訪れて沈没しているんですね。
まぁ、旅の以前はずっと仕事をしていて、また普通に社会復帰を考えている人はどんどん沈没したらいいと思いますよ。
もう一度働き始めたら、再び時間がない生活が待っているわけですし。皆も積極的に沈没していきましょう!(笑)
ライダーハウスクリオネ
「ライダーハウスクリオネ」は北海道でも道東、「斜里町」にあるライダーハウスで、一泊500円で泊まることの出来る良心的なライダーハウスです。知床半島のすぐ近くにあります。
さらに、専用のキャンプ場を使用するなら一泊300円で利用することが出来ます!
ライダーハウスのようにドミトリーで寝ることは出来ませんが、キッチンやコンセント等の施設はドミトリーで泊まるときと同様に使用することが出来るようです。
中には天然のお風呂も・・・。24時間いつでも無料で入ることが出来るみたいです。すごすぎ!
三大沈没スポットの中で唯一訪れなかったクリオネですが、行きたいなー!また自転車かバイクで北海道を回った時は絶対行こうw
漫画やゲームもあるみたいですし、そもそもテントで寝るなら一泊300円という格安の価格で泊まることが出来る。これは行くしかありませんね!
ライダーハウスクリオネ(クリオネキャンプ場)の詳細はこちらから。
ライダーハウスヤドカリの家
北海道三大沈没スポットの2つ目は、道南の豚丼やばんえい競馬で有名な帯広市にある「ライダーハウスヤドカリの家」!
こちらには、確か2015年の7月くらいに訪れたんだっけな。見た感じはマンションの一室だったんですが、良く見たらちゃんとしたライダーハウスでした。隠れ家っぽい見た目ですね。
この場所は一泊800円で宿泊することができ、何より周囲に娯楽スポットや美味しい食事をするスポットがたくさんあるのが人気の理由みたいです。
また冬場も受け入れているようなので、この場所で薪ストーブにあたりながらアルバイトをして来年の冬まで越冬する人も多いです。
漫画もそれなりに揃っています。
確か僕が訪れたときは『カイジ』が謎に多かったような記憶があります。。。
寝床は思った以上に広く、頑張れば20人くらい収容できるかも。
またこの寝床の奥には「旅人は無料で貰える食料支給品」が置いており、在庫が切れていなければタダで食事をすることが出来ます。
アレは本当にありがたかったですね。ぜひ食料の詳細は現地に行って直接確かめてみてください。
ライダーハウスヤドカリの家の詳細はこちらから。
ライダーハウス蜂の宿
北海道三大沈没スポット、最後の場所は北海道の中ほどの美瑛町にある、「ライダーハウス蜂の宿」!
たぶん北海道の中では一番知名度の高いライダーハウスなのでは?ピークの時期になると外まで旅人が溢れだし、大変なことになるというこちらのライダーハウス。
僕も5月頃に訪れましたが、まだ季節が早かったのでそれほど人はいませんでした。今考えれば、かなり正解だったと思うw ちなみに蜂の宿は1泊500円で宿泊できます。
蜂の宿の中の設備。大量の漫画があるので、これが原因で沈没してしまう人もたくさんいます。(笑)
男女で部屋が分かれており、こちらは男性用のルーム。大人数で集合出来る場所はここしかないみたいで、女性の方がやってくることも。この奥に2つドミトリーのベットがあります。
さすがにこれまで旅人がたくさんやってきているということもあって、入った瞬間に独特な臭いがしました。まぁ、こういう場所では仕方がない。(笑)
蜂の宿のウッドデッキ。夏場はこの場所で夜風に当たりながら、旅人と宴会するとこれ以上ない至福の時間を味わえます。
僕が泊まったときも、少人数でしたがこの場所で宴会をしました。楽しかったなーw
蜂の宿のキッチン&洗濯スペース。蜂の宿にある洗濯機は、自分が訪れた時点では洗剤含め無料で使用できました。ありがたすぎますね。
その他シャワーもありますが、こちらは有料で使用できます。美瑛周辺は大したお風呂屋さんがなかったと記憶しているので、ありがたい設備。
蜂の宿のマスターはカヤックをやっているみたいで、お金を払って予約すれば連れていってくれます。楽しそうだな。
そしてそして、「蜂の宿」の大目玉がこちらの併設されている電車型居酒屋で、1500円以上飲み食いするとライダーハウス料金の500円がタダになるという素晴らしいシステム。飲み放題は1000円で利用できるし、行かない手はないと思います。
蜂の宿の併設居酒屋で、最も人気であろう「ザンギ丼」。ボリュームこんなにあってめっちゃ美味しいのに、一品500円でいいんすか!!!というレベルで美味しい。
他にもたこ焼きやらなんやら、美味しそうなメニューを一通り食べました。マジでうまいな。ごちそうさまです!
蜂の宿は観光地で有名な「美瑛町」にあって、周辺の観光の拠点にもなるのでチャリダー・ライダーはぜひ訪れてみてください。
またピークのタイミングで行くと、ライダーハウスから人が溢れだす光景を見ることができるそうなので、ぜひ興味のある方は行ってみてください。僕は絶対やりませんw
というわけで、紹介してきた中でも蜂の宿が最もおすすめです。ぜひぜひー!
蜂の宿の詳細はこちらからどうぞ。
ちなみに「沈没」とは、こういうことをやりながらダラダラし、一ヶ月程度停滞する人のことを指します。(笑)
おわりに
というわけで、以上「北海道の三大沈没スポット」を紹介させていただきました!
実際に旅をするとわかるのですが、北海道と沖縄以外では出来るだけ安く、かつ賑やかに停滞できる場所などないんですよね。
せっかく北海道に来ているので、もし時間と多少金銭的余裕の人は「沈没」を経験してみてください。癖になるかもしれません。僕はやりませんがw
それでは!素敵な旅ライフを送ってくださいね〜。