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日本一周した旅人のその後は?復職できるかどうか進路を考える

 

日本一周したあと、どのような進路を進めばいいのか?半年〜1年間もの間、各地を放浪していて社会復帰できるのか?

特に30代の旅人は出発時に勢いよく退職した人が多いものの、それでも本当に復職できるのか、ちゃんと仕事をして食べていけるのか悩む人が多いです。特に孤独に旅をしているとなおさら、不安に取り憑かれます。

道端で会う人に「日本一周したあとはどうするの?」という質問を数多くされるので、最初は意識していなくても確実に考えるようになります。

今回は「日本一周した旅人の進路とその後」について解説していきたいと思います。

 

 

日本一周した旅人はどのような進路を辿っているのか?

半年〜1年間無職生活をして復職できるのか?

 

日本一周に挑戦した旅人は、その後どのような進路に進んでいるのか?ちゃんと仕事を得て生活できているのか?それとも放浪生活が仇となって堕落して過ごしているのか?

ちゃんと統計を取ったわけではありませんが、色々なブログを徘徊し、なおかつ知り合いの旅人の行動を追っていると大体3パターンに分けることができます。

 

  • 大学休学→そのまま復学(4年生の場合は就職)
  • 会社を退職して日本一周→上手く就活をして復職
  • 日本一周→世界一周に向けてアルバイトor出発

 

少なくとも周りを見る限り、復職で困っているような人は見かけないですね。困窮している人はそもそもSNSで発信しない・・・という説もありますが、多くの旅人はなんだかんだ生活できています。

世界一周など長期の旅ならともかく、日本一周は比較的短期間で達成できるのが特徴です。半年間旅をしていたからって復職できないほど厳しい世の中ではありません。

中には放浪同然で何年も旅をしている人もいますが、それにしたって生活はできているので問題はなし。確かに途中退職をすることで多少キャリアに傷がつくこともありますが、それよりも夢を優先したほうが絶対にいいです。

 

ちなみに体力仕事や日本一周中に特別なことをしない限り、世界一周同様アピールポイントにはならないので注意。

旅をして忍耐力がつく・・・とかなんだか言っている人もいますが、逆に考えれば退職して旅にでなくちゃいけないほど粘りがないとも捉えられるわけで、まぁ会社によりますね。

日本一周中のことを話してマイナスポイントになることは基本的にはないと思うので、伝えるだけ伝えるのはいいかと。

 

旅を続けるという選択肢

 

日本一周の旅を終えて、続けて世界一周の旅に出発する人もいます。確実に価値観は広がるので、新しい刺激を求めて出発してしまう人が毎年一定の数いますね。

短期間だけ会社に就職・・・という選択肢は取りづらいので、大抵の人は住み込みのアルバイトをして半年〜1年間資金集めをし出発するという人が多いです。

数年間も放浪するわけなので、日本の会社には復職しづらくなります。

ただ、最近ではそもそも会社に就職したからといって安泰とはいえない世の中になってきたので、海外での起業も含めて旅に出発するという選択肢は大アリだと思っています。

 

▼住み込みで資金稼ぎをしたい場合は「リゾートバイト」がおすすめ。2ヶ月で50万稼ぐ人もいます。

 

地域おこし協力隊で活動する

 

もし日本一周してから全く進路が思いつかない人、また不安に取り憑かれている人は「地域おこし協力隊」という選択肢を頭に入れておきましょう。

これは総務省主導で自治体に資金を出して地域おこしをする制度で、3年間の任期で日本全国各地で働くことができます。実際、日本一周等の旅をして友人のうち、何人かはこの制度を使って働いています。

日本一周していると、必ずどこか自分にとって気になる、住んでみたいと思える地域が見つかるものです。もし発見したら、ぜひその自治体で協力隊を募集しているかチェックしてみましょう!

 

協力隊は地域によって大きく扱いが異なり、単純労働でこき使われる場所もあれば、ほとんど仕事を振られず不労所得同然になる場所もあります。

どちらも本来の目的から乖離していますが、どうしても仕組みからしてこのような差が発生してしまいます。気になる地域で協力隊を募集していたら、評判も含めてチェックしてみましょう。

基本的に最低限の学歴・職歴があれば、あとは意欲次第で雇ってくれます。「自分にはバックグラウンドが何もない!」という人でも可能性がある仕事なので、不安なら考えておきましょう。

 

不必要に「その後」にとらわれる必要はない

 

少し話を脱線させます。旅をしていると、冒頭で書いた通り「旅の次はどうすんの?」と聞かれます。旅が終わったら何かやりたいことはあるのか、今そのために努力していることはあるか、などなど。

最初こそ「将来のことなんてわからないし、旅がしたくて時間を割いてるんだから、わかりもしない進路のことなんて考えなくていいでしょ」と思っていました。

が、人間何回も質問されていると、次第に「考えなくちゃダメなのか?」という気持ちになっていきます。今を生きてはダメなのか?と。

 

特に真面目に働いてきた人ほど、出発前に「次の進路を考えておかなくては・・・」と思う傾向にあります。旅はあくまで一時的なもので、次の進路を考えておかなければやがては浮浪者になってしまう、と・・・。

この件について日本一周しながら散々思索したんですが、「次の進路ついてやたらと悩むくらいなら、そもそも希望は薄いんだから考えなくてもいいだろう」という結論になったんですよね。

旅人のなかには「働きたくない!」「進学したくない!」という理由で旅をしている人もいて、そちらのほうがよほど清々しいなと。

なんの解決策にもなりませんが、せっかく旅しているのに毎日進路に悩んでいたら、本末転倒も甚だしいです。

 

最初から進路が確保されている・個人の能力が高くて仕事を生み出せる人は、うだうだ言いながら日本一周しません。僕も含めて、この記事を見ている人は最初から希望が薄いわけです。(笑)

すでに紹介したとおり、進路について悩むような人にも「地域おこし協力隊」「住み込みバイトをして次の旅」という選択肢が残されています。

どちらも一生続くようなものではありませんが、そもそも就職しても会社が存続するか大企業ですらわからない時代です。会社に入って安泰、などと考えている人ほど危ない世の中になっています。

 

弱者にも選択肢は用意されているので、もし出発前から進路で不安な場合は「自分に一体何ができるのか?何をしたいのか?」を考えながら旅をするといいです。

他者からみて、例えニッチでも秀でた技術があれば食っていける時代です。バックグラウンドの全くない自分ですら、日本一周出発後は自営業として普通に生活できています。

せっかく日本一周という「転機」を手に入れたわけなので、この機会に仕事についての常識・価値観を全部ぶっ壊して考えてみるといいです。

 

旅をしてわかったんですが、世の中には、「それで食べていけるの!?」という職業で思った以上に収入を上げている人が思った以上にたくさんいるものです・・・。

 

おわりに

以上、旅人なら誰もが気になる「日本一周達成後の旅人のその後・進路」について解説してみました。

進路について悩むかどうかはその人の立場によりますが、途中で出会った多くの旅人の顔を一人ひとり思いだして見る限り、時に困っている人はいませんでした。

王道の選択肢でなくとも、むしろ普通の人には想像のつかない方法で、思った以上の収入を上げている人が日本だけでもたくさんいます。旅に出て、このような人たちに出会えて本当によかったです。

進路に悩んでいるのなら、むしろその点を生かして「ではどうやって自分の性格・能力を用いて仕事を見つけるか?始めるか?」を考えるのをおすすめします。日本一周という旅を最大限に活かしましょう!

 

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