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山登り初心者が「六甲山最高峰」を目指して登ってみた!【芦屋川駅〜風吹岩〜雨ヶ峠】

 

神戸周辺で山登りをする場合、初心者ならまず「六甲山」を目指すことになると思います。

「六甲の水」は全国的に有名だし、この辺りがホームグラウンドの阪神タイガースファンなら誰もが意識するはず!登山に関係なく、地元民には親しみのある存在です。

登山に関してはまるっきり初心者なんですが、自宅近くにある「六甲山」の最高峰を目指して山登りをしてみることにしました!

一見初心者用の山に見えて、案外険しい場所もあったりと最初から最後まで楽しむことが出来たよー!

 

六甲山の登山ルートについて

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山登りをする前に、簡単に六甲山のルートについて振り返っておきましょうかね。

そもそも六甲山って、単体の山ではなく神戸市〜西宮市、宝塚市まで長々とつらなる「山塊」と呼ばれるもので、それゆえに登山ルートもたくさんあるんですよ。

頂点は意外にも931mもあるんですが、登山客が非常に多いため山道が整備されていて、変なルートに潜り込まない限りはファミリーでも挑戦できる初心者用の山になっています。

 

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地元民からすると、「六甲山登山」と聞いて「阪急六甲駅から登って行くのかな?」と思うんですが、最高峰を目指すルートは阪急芦屋川駅から進むことになります。

合計11km程度の距離を進んで「有馬温泉」に抜けるルートもあり、適度に運動しながら温泉に浸かってビールを飲む、という最高の贅沢を気軽に味わうこともできます。

今回は阪急芦屋川からスタートし、六甲最高峰へと至る正規ルートで進んでいくことにしました。楽しみだぞー!

 

登山初心者が「六甲山最高峰」へ山登り!

阪急芦屋川駅〜高座の滝〜吹上石

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さぁ、いざ「六甲山最高峰」を目指して登っていくぜ!

今回写真を撮影するのを忘れていたけど、阪急芦屋川駅からスタートして高級住宅街を進んでいき、登山道入り口へと向かいます。意外と斜度があるからキツイ。

朝9時に駅で集合したんですが、今日は日曜日だということもあって非常に人が多かったです。ライトな装備でスタートしたものの、登山ガチ装備の人が意外にも多くて肩身が狭い・・・w

 

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住宅街を進んでいくと、ふいに「芦屋ロックガーデン」が現れました。

ここでは屋台や休憩所、自動販売機などが設置されており空腹を満たすことが出来ます。ここまでで朝ごはんを食べていない場合は、六甲最高峰まで補給所がないので食べておくといいかも。

なんか、雰囲気がジブリっぽくていいですよね。素敵だ!

 

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芦屋ロックガーデンの屋台を後ろから。

全然違うかもしれないけど、京都の「清水坂」の雰囲気に似ていた気がする。

 

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ロックガーデンの屋台を抜けると、急に登山道っぽくなります。

ちなみに前を歩いている2人は今回の同行者で、かつて自転車日本一周の旅をした時に出会った人たちです。

久しぶりだぜ、正道、こしろーさん!共に六甲最高峰を目指すぜ!

 

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ロックガーデンの屋台を抜けて少し進むと、再び出店っぽい建物が出現。

おばちゃんが前に立って、ドリンクや軽食などを販売していました。こういう設備が整っていると山登り初心者でも安心できるよね。

 

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芦屋ロックガーデンの休憩所。日陰なので暑い季節でもまったり休憩出来ます。

自動販売機が至るところに設置されているので、飲み物にも一切困りません!トイレもあるので飲みまくっても問題なし!

この場所を通り過ぎると、前述した通りしばらく飲み物も補充できないし、トイレにも行けないので用を済ませておくべし。

 

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六甲山登山のチェックポイントの一つ、「高座の滝」に到着!

暑いと滝の水を飲みたくなりますが、ベテラン山登りおばちゃんいわく「この辺りはイノシシがおしっこをするから止めておいたほうがいい」とのことでした。残念。

この高座の滝から、いよいよ本格的な登山道がはじまります。いざ!

 

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次なるチェックポイントは、「風吹岩」という場所です。

途中で登山道にいくつかの分岐があって、中級者コースを行こうとしたけどベテランのおばちゃんに「ここからは登山道の見分けが付かないからやめとけ」と言われちゃいました。

六甲山ぐらいなら迷わないような気もするけど、とりあえず初心者ルートを進むことに。

 

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しばらく登山道を登ってきました。

後ろを振り返ると、素晴らしい景色ですな!芦屋の町並みが一望できます。

 

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吹上の滝を少し進むと、いよいよ「ロックガーデン」の正体が現れます。

最初は「ロックガーデンってなんやねん」って思ってたんですが、簡単なボルダリングを楽しむエリアがあるんですよね。

初心者ルートにしては若干険しい気がするけど、「登山をしてる」って感じがして非常に楽しい!

 

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チェーンを掴みつつ、岩にできた階段を登っていきます。がんばれ〜。

これだと簡単に登りながらも、アスレチック感が楽しめますよね〜。いいね〜。

 

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ちょっと険しい場所でも、適当に山で「杖」を拾っておくと楽に進めます。

登りもいいけど、特に下りで活躍しますね。

 

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「いい眺めだぜ・・・。」

 

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ロックガーデンを登り切ると、休憩スポットと化している鉄塔に到着。

六甲山の登山ルートには3回ほど鉄塔の真下にでるスポットがあって、ちょうどいい区切りになるし、一部日陰になることもあって休憩スポットになっていました。

絶妙な場所にそれぞれ設置されているので、毎回鉄塔で休むと初心者でも疲れ果てずに進めるのではないかなーと思います。

 

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さらに鉄塔から登山道を進み、第二チェックポイントである「風吹岩」に到着!

ここまで結構進んできた気がするんですが、まだ標高447mなんですね。六甲最高峰はこれの倍以上あるのか・・・意外とキツイな。

 

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風吹岩はいい写真撮影スポットになっていたので、便乗して撮影。よく分からないポーズ。

 

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再び良く分からないポーズ。

どうでもいい話ですが、若い山ガールのグループが一時的に来ていたので、その人たちに写真撮影してもらえればよかったなぁ・・・w

 

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風吹岩から眺める、芦屋&西宮の町並み。

標高が上がりにつれて、街の可視範囲が広がっていくから見ているだけで楽しいっすね!

この辺りでしばし休憩しつつ、先に進みます。

 

風吹岩〜雨ヶ峠〜六甲最高峰

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さて、休憩してから再び六甲山山頂を目指します。

なんと、六甲最高峰まで残り2.1km!これは案外早めに進めそうだ。

 

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ここからはひたすら真面目に昇っていたので、写真ほとんどなしです・・・。

この後はロックガーデンみたいなゴツゴツした場所はなくて、ひたすら階段を登る&やや斜度のある山道を進む、の繰り返しでした。

一度、六甲山とは別の山を下ってから最高峰を目指すので、下りの箇所も多かったですね。後半は気温も高さもあってキツかった。

 

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途中の休憩スポットである、本庄橋跡。雨ヶ峠を越えると不意に現れます。

ここまでくれば、山頂まであとひと踏ん張り!ひたすら階段を上れば山頂に辿りつきます。

 

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そ・し・て!朝の9時半頃から登り始めて、2時間半ほどかけて六甲山山頂付近にある「一軒茶屋」に到着!

山頂付近には何もありませんが、少し手前のここで食事をすることが出来ます。自動販売機もいくつか設置されていて、値段は高いけど飲料の補充が出来ます。

トイレもあるので(水道はなし)下って行く前に休憩推奨ですな。

 

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この一軒茶屋では、かき氷を食べる事ができます!味はいちご・あずき・みぞれ・レモンの4種類で、お値段400円。

決して安くはないけれど、このクソ暑い気候のなかで山登りをしているので飛ぶように売れていました。もちろん僕らも購入。

普段なら一気食いすると頭が痛くなるけど、全然ならない!何よりクソ暑い環境でかき氷を食べるとめっちゃうまいー!

 

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一軒茶屋のなかはクーラーが効いているので、離れたくなくなりますね。うますぎ。

 

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その後、標高931mの六甲山最高峰へ!やったー!

一軒茶屋は山頂ではなく、後ろにある舗装路を進むと辿りつくことが出来ます。

ここまで思っていたよりもキツかったけど、無事に辿りつけてよかったー!

 

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山頂付近からの眺め。神戸・芦屋・西宮だけでなく、京都辺りまで見えそうな景色。

冬の快晴日なら、そこまで見渡せるかもしれないですね。ぜひ季節を変えて訪れたいところ。

 

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あまりにも眠くなってきたので、一軒茶屋近くのスペースで無理やり昼寝w

周辺にいくつか東屋があるんだけど、人が多すぎてまともに休憩できないので仕方なく。設備の量に対して人員過剰なイメージは拭えなかったな。

その後は再び来た道を折り返しつつ、阪急御影駅方面に向けて帰っていきました。必死で進んでいたので写真はなし(笑)

 

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帰り道、途中にあった池で遊ぶ男3人。色々と面白すぎた(笑)

 

登山初心者が六甲山最高峰を目指してみて

というわけで、登山初心者が六甲山最高峰へ無事到達することができましたー!

地元民に取ってみれば親しみしかなかったので、逆に「登ろうと思ったらすぐに登れるのだろう」と舐めていたんですが、全然イメージと違いました。

途中で遭難するほど難しくはないけど、ちょっとヒヤッとしたシーンも数回あったんですよね。過去に数回登山をした人間でも、十分楽しめるフィールドだと思いました。

 

次はぜひ、ルートと季節を変えて登ってみたいなー!特に秋の季節に紅葉を眺めながら、有馬温泉へと至るルートは最高だと思います。ぜひ行きたい。

ぜひぜひ、地元民の方で登ったことのない人は、チャレンジしてみてください。それでは!

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