先日、人生で初めて海外旅行へ行きました!これまで国内旅行は日本一周を中心に楽しんできましたが、日常生活とは全く違う文化の異国に飛び込んでみたいと思ったんですよね。
いくつか渡航先の候補があったんですが、旅人の聖地である「タイ」を選択しました。結論としては、もう楽しすぎて近いうちに東南アジアへの渡航を決めてしまったぐらいです。(笑)
今回は、初めての海外旅行先としてタイを選んだ理由と、実際に回ったおすすめ観光スポットも合わせて紹介していきます。ぜひ、これから海外へと渡りたい!という人の参考になればと思います。
初めての渡航先としてタイを選んだ理由
日本と正反対の”カオス”な文化
まず第一にこれ。事前知識がそれほどあったわけではないので、実際に渡航してみてよかった点も多く含まれているんですが、日本と文化が違いすぎてとにかくカオス!
詳細を語りだすと、とても1記事内には収めきれないので・・・。簡単にまとめると、タイではなんでもかんでも必要最低限の空気しか読まないんです。雑な点がとにかく多い!
「え!そんな感じでええんかいな!」と思わず突っ込んでしまうような生活をしている人もいて、「あ、最終的になんとでもなるから必要以上に気張らなくてもいいのか」という結論に至りました。(笑)
初海外で軽く現地の人と会話した程度(しかもこちらはほぼ英語を喋れない)ので、現地の人から詳しく聞いたわけではありませんが、日本特有の「将来に不安を感じすぎて自殺する」みたいな傾向は一切感じませんでしたね。
超高級ブランド店のすぐ裏でボロボロの屋台(失礼)が堂々と営業しているなど、周辺環境や建物にも文化が如実に現れていました。
日本のブランドイメージ重視のきらびやかな空間に慣れた人だと嫌悪感を感じるでしょうが、あらゆる社会層の存在を許されている感じがして、僕は居心地がよかったですね。
まだ海外へ出たことがないが、興味はある!という人は、いかにぶっ飛んでるかぜひ日本を飛び出して確認してみてほしいです。
あんまりハードルを上げすぎるのもアレだけど、本当にカルチャーショックを受けるので。これまでの自分はなんだったんだろうって思っちゃいますよ。
都市部中心なら初海外旅行でも安心の治安
▲ショッピング街のラチャダーピセーク通り。景観は東京や大阪とさほど変わらない。
旅慣れていない人だと、海外と聞くだけで「危険だ!」と反射的に身構えてしまう人もいるかと思います。なにを隠そう、僕のことです。(笑)
日本ではカフェでパソコンを放ったままトイレに行っても置き引きに合うことは滅多にないけれど、海外だと30分に1回は眉間に銃口を突きつけられて身ぐるみはがされそう。怖い怖い。
しかし!タイに関しては、中心部のバンコク市内であれば非常に治安がいいので、夜中にその辺をほっぽり歩いていても特に問題ありません。
スリなどは多いらしいので気をつけるべきですが、身ぐるみ剥がされる・・・なんてことは滅多にないでしょう。
決して日本のように自衛も何も考えなくても大丈夫!とはいきませんが、都市部を中心に歩くだけであれば、ほぼ日本と同じような間隔で過ごすことができます。コンビニなども周囲一帯にあるしね。
タイ・バンコク周辺はもはや発展途上国でもなんでもなく、日本人より身なりのいい人がそこらじゅうにいるので、治安に関しては全く問題といっても過言ではない状況です。
長期の旅でもお財布に優しい物価
一昔前と比べるとお得度が相当下がっているようですが、日本国内よりは安価に受けられるサービス・物品が多いです。
例えば、屋台で購入した100%果汁のマンゴージュース。目の前でミキサーにかけてくれ、この量でお値段50バーツ(180円程度)で購入可能!圧倒的な物価の安さ!
果物に関しては日本と気候が異なるため、物価以前に相対的な価値が低いだけ・・・という理由もありますが、普通に食事をする場合でも圧倒的な安さを感じます。
これなら日本で長期旅行をする場合と比較しても安く済むので、長期のバックパッカーをしたい人には魅力的な環境です。
なおベテラン旅人からの情報によると、単に物価安の恩恵を受けたいだけならベトナムがおすすめらしい。こちらは次回の海外旅行で訪れようと思います。
世界中から”旅人”が集まる人種のるつぼ
日本で過ごしていると、主要観光地以外は外国人の数が圧倒的に少ないので、話しかけられただけで「うっ・・・!」と身がすくんでしまいます。本当は話したいけど、どう接すればいいかわからない。
一方タイは「旅人の聖地」なため、多国籍の人種が当たり前!街中ですら多国籍が当然の環境ですが、安宿街のカオサンロードへ行こうものなら「これぞまさにサラダボウル!」といった具合で人種のるつぼになっています。
店員を除けば現地人の割合は非常に少なく、白人を中心にアジア系の黄色人種・黒人などあらゆる人種が大量に道を行き交っています。
▲様々な物品が並ぶ「チャトチャックウィークエンドマーケット」。
こんな多国籍な環境で過ごしていれば、嫌でも慣れるし拒否反応もなくなります。日本で声をかけられても、むしろ嬉しくてウズウズするぐらい。
日本人でも面白い経験をしている人は無数にいますが、根本的に文化の異なる環境で過ごしてきた人の話しを聞くのはなかなか面白いもの。
もっと色々な人と話したい、と純粋に思いました。
英語が問題なく通じる国際環境
上記の理由により、主要観光地では当然のように英語が通じます!といっても僕の場合は全く英語ができないので、単語を組み合わせて無理やり会話しました。
英語での日常会話を問題なくこなせるなら、コミュニケーションでストレスを感じることはほとんどないと思います。それほど英語が浸透しています。
仮に英語ができない人間であっても、片言を話す人間への対応に慣れているのか、「話したい!」という意思が伝われば問題なく過ごせます。
その代わり、英語ができないとタイ人の女性に思いっきりバカにされます。(笑)笑顔が素敵なので、むしろバカにされて快感すら感じましたけどねw
▼英語が全くできない状態で、海外へ飛び込んでみたレポート
実際に訪れておすすめしたいタイの観光スポット
タイ料理の定番「パッタイ」の老舗店
タイへ訪れる理由を解説したあとは、実際に訪れて面白かった「裏」観光スポットを紹介していきたいと思います!
といっても初っ端から定番中の定番スポットなんですが、現地料理の”パッタイ”を食べられる老舗の超有名店「PATTAI THIP SAMAI」をぜひおすすめしたい。
基本的に普段から食事に対して興味のない人間ですが、このお店の料理は本当に美味しかった。タイ料理は全般的に美味しくてハマっちゃうんですが、ここのお店のパッタイは特に美味しい。
厨房が外に設置されているのが一番の特徴で、パッタイの元祖!と言われている店舗。訪れたタイミングでは観光客が大半でしたが、地元の人も昔から通うほどのクオリティを誇るお店。
目の前で店員が凄まじいスピードで料理を捌いていきます。夕方17時から営業開始なんですが、普段から最低でも15分は並ばなければ入店できないほどの混雑っぷり。
主要観光地は一通り回りましたが、毎回これほどの行列ができる店舗は他に見かけませんでした。
こちらがパッタイ。普通は麺と少しの具が絡ませてあるだけなんですが、パッタイティップサマイで出されるものは具が多め。
日本で類似する料理がないので、なかなか例えるのが難しいんですが・・・。とにかく美味い!日本人好みの味!ぜひ、タイへ訪れた際は食べてみてください。
パッタイを卵で包み、エビをトッピングしたスペシャルバージョン。
唯一のデメリットは、タイ料理全般に言えることなんですが油がキツイ。^^; 若者でも胃がもたれたので、胃腸薬は必須。
逆に言うと、食事が少量で済むのでただでさえ物価が安いのに、さらに節約が可能になります。タイ最高!
バンコク周辺にある巨大魚専門釣り堀
今回の訪タイでは純粋に観光を楽しむ目的もあったんですが、真の目的は「バンコク周辺にある巨大魚の釣れる釣り堀へ訪れる」こと。
市内からタクシーを使って1時間ほどの場所に、お目当ての「ブンサムラン・フィッシングパーク」があります。バンコク近郊にありながらレアな魚が釣れることが有名で、世界中からたくさんの人が訪れている人気スポット。
通常の観光目的であれば滅多に訪れることはないでしょうが、釣りが好きな人ならハマってしまうこと必至!タイの物価からすると超高級ですが、日本円で2万円もあれば手ぶらで1日楽しめるので、ぜひ訪れてほしい。
▼ブンサムラン・フィッシングパークのレポートやアクセス方法などはこちら!
兵庫突堤にデイアジング調査!真昼間にアジを釣るコツって?
ソイカウボーイなどピンクな通り
▲三大歓楽街のひとつ「パッポン通り」
タイに来たからには、ナイトライフを楽しまなければ意味がない!一人で行くつもりはなかったんですが、宿泊したゲストハウスにその道のベテランがいたため連れていってもらいました。
結論からいうと、堂々と性をさらけ出しすぎていて価値観が崩壊しました。(笑)これまで過ごしてきた環境とは違いすぎて、「こんな世界もあるのか・・・!」と新しい扉を開いてしまった感じ。
仮にムッツリでなくても、なんなら女性でも(安全上の問題に配慮したうえで)ぜひ訪れてほしい、と思っています。お持ち帰りすることが全てではなく、エンターテイメント的な視点で見ても十分楽しめますので。
▲ナナ駅周辺にあるテーメーカフェ・通称出会い喫茶
これまで、性に対しては日本的な「できる限り隠すのが当たり前」という価値観で過ごしてきました。人間たるもの三大欲求はあるにはあるが、人前では極力隠さなければいけないと。
が、この場所に行ってからというもの「あ、別に無理して隠す必要もないのか」とこれまでの壁をぶっ壊されたような気持ちです。(笑)無理して真面目に生きる必要もないんだなーと。
現地では百戦錬磨の日本人もいて、新しい世界を垣間見ることができました。観光地では大して日本人の姿を見かけなかったのに、ピンクなお店に入った瞬間そこら中にいて笑いましたw
上記の出会いカフェで60代前後とおぼしきおじさまに出会って、早々「竿付きのレディボーイはいいぞ、ぐへへ」なんて勧められましたからね。知らんがな。
おわりに
というわけで、以上「初めての海外旅行でタイを選んだ理由と、裏観光スポット」を紹介してみました。
これから海外旅行へ出発しようか悩んでいる人は、ぜひともタイへ訪れてほしい!
必要な治安・英語環境が整っていて、生活に必要な道具は全て揃っているが、日本的価値観とは真逆の文化も残っている。初海外には本当にピッタリの国だと思います。
人間、同じ環境で過ごしすぎていると腐ります。もし日常を変えたくてくすぶっているのなら、タイへ海外旅行へ行くぐらい安い投資ですよ。色々と遊んでも、1週間で15万円もあれば相当豪遊できるのも魅力的。
ぜひ、初海外旅行の参考になれば嬉しいです。
それでは!
▼英語ができない状態で海外旅行するとどうなるのか?実際に検証してみました!