石油・ガスなど天然資源が豊富なため、東南アジアの中でも一人あたりGDPが圧倒的に高く、充実した生活を送る人が多い「ブルネイ」。
王様が5000台の車を所有しているなど「超お金持ち」なことで有名なため、「国民もさぞ贅沢な生活をしているんだろうか!?」と思いきや、意外と質素な生活をしているらしい。
そんなブルネイ市民の台所となっているのが「ナイトマーケット」で、外国人も気軽にブルネイのB級グルメをいただくことができます!
- ブルネイ・ナイトマーケットのアクセス情報
- ナイトマーケットで地元グルメを堪能してみた!
そこで今回は、ローカル感あふれるブルネイのナイトマーケットに潜入し、地元料理をいただいてきたのでレポート記事をお届けすることにします!
【ブルネイ】ナイトマーケットのアクセス情報
名称 | Gadong Night Market |
住所 | Simpang 37, Bandar Seri Begawan |
アクセス | ブルネイ市街から車で10分 |
営業時間 | 15:00~0:00 |
ブルネイのナイトマーケットは国内最大級のショッピングモール「The Mall」のそばにあり、中心街からは少し離れているためバスorタクシーで訪れるのが吉。
今回はホテルの送迎バスを利用してアクセスしましたが、ブルネイ市内を1ドルで走る市内バスの巡回ルート上にあるため、気軽に訪れることができます。
夕方前から徐々にお店がオープンしますが、マーケットが賑わい始めるのは18時以降なので、暗くなってからの訪問がおすすめ。
ブルネイのナイトマーケットでB級グルメを堪能してみた!
それでは、ナイトマーケットに向けてレッツゴー!周囲に見回りたい場所が他にもあったため、ホテルの送迎サービスを利用して早めに向かうことに。
ブルネイではほぼ国民全員が車を所持しているため、公共交通機関の選択肢が極端に少なく、街中にもタクシーがほとんど走っていないため観光が難しいんですよ。
今回は「The Capital Residence Suite」というホテルに宿泊していたんですが、このような送迎サービスがあって非常に助かりました。市内巡回は2時間おきで、もちろん無料。
まずやってきたのは、ブルネイ最大のショッピングモールとして有名な「The Mall」。他国のモールと比べたら小規模ですが、ブルネイの生活を覗きたいならうってつけ。
大量のお店が並んでいるのはもちろんのこと、カフェも何件かあるのでナイトマーケット開催までの暇つぶしにも最適です。まさかのマクドナルドも出店してました!
19時頃でいよいよ暗くなってきたため、The Mallから3分ほど歩いてナイトマーケットへ!平日にも関わらず、多くのブルネイ人で賑わっていますね。
ナイトマーケットの様子はこんな感じ。東南アジア他国と比べて、圧倒的にキレイです!ここまでゴミが落ちていないマーケットは珍しいんじゃないかと。
東南アジアにありがちな「酸っぱくて腐ってそうな臭い」も一切しないですし、「ここは本当に東南アジアなの!?」と頭がもたげてしまいそうに。(笑)
外国人はほぼいないため、圧倒的なアウェイ感を味わうことができますねw さて、早速ブルネイの地元料理をチェックしていきますか。
まずはこちら、ブルネイで大人気の春巻き。どのお店も5ピースで1ブルネイドル前後と価格も安め。サクサクで美味しそう〜!
ちなみに他の観光地も同様ですが、ブルネイはマレーシアと同様に英語が第二公用語となっているため、ローカルな場所でもバンバン英語が通じます。言語的な不安は全くないです。
ナイトマーケットでは定番らしい、鶏肉・羊肉などの串焼き。1本につき1ドル〜3ドル前後で売られていました。香ばしい匂いが食欲をそそる・・・!
「ん・・・!?これは・・・炭!?」と少し当惑してしまったやつ。最初は焼くのに失敗したやつを置いているのかと思ってたけど、そういうわけではないらしい。(笑)
こちらは庶民派のチキンライス。チキン・ライス・きゅうりなど少量の野菜がついて、たったの1ドル!これなら、毎日食べてもコストを抑えられそうです。
店によってタレの味に大きな違いがあるらしく、美味しい店とそうでない店で差が激しいので、慎重に選ぶことをおすすめします。
といっても、初見の旅行者に判別など不可能なんですけどねw
こちらは唐揚げか何かを売っていて、付け合せのカレーを選べるらしい。何がどう違うか、全然わからない。
揚げ物とかいろいろ。よーく見ると、ドーナツや怪しい色のお菓子も売っています。
インスタ映えしそうなタピオカドリンク的なやつ。見た目のわりに価格は安く、1ドル前後で販売されていました。これは毎日飲みたい!
イノシシか何かの肉塊。写真では見えづらいけど、18ブルネイドルで購入できるらしい。これは果たして安い・・・のか!?
こちらはブルネイ各所で見られる、一風変わったヌードル。麺の種類・具などを自分で選べるらしい。確か3ドル前後で購入できたと思います。安い!
コントラストが強すぎて、少し体に悪いのではないかと心配になるフランクフルト。手前のぶっといやつでも、一本1ドルで購入できるらしい!
東南アジアらしい、魚料理も売っています。なぜか魚系だけ値札がなかったけど、こういう東南アジアっぽい光景を見ると少し安心します・・・(笑)
これだけ種類があると、選択肢が多すぎてチョイスに迷っちゃいますね。
ブルネイ独特の、揚げ物か何かかな?パッケージも可愛いし、価格も安いし、せっかくなら買ってみれば良かった〜。
安心・安全、グローバルクオリティのJAPANESE・TAKOYAKI。じーっと見ていると、お姉さんが「コンニチハ〜タコヤキ〜」と日本語を披露してくれました。
聞いた話では、ブルネイは韓国人・中国人旅行者は一定数いるものの、日本人はあまり見かけないらしいんですけどね。少しでも覚えられているのは嬉しいもの。
ブルネイではこのようなマーケットでカラフルなお菓子が売っていることでも有名らしく、少し見てみることにします。
他の料理でも思ったことですが、見た目からして美味しいとは思うけど、なぜこんなにコントラストが激しいのだろうか・・・?
なんとなくスライムを想像してしまったスイーツ各種。美味しそうだけど、着色料がヤバそうw
市場の端っこではフルーツも売られており、何より価格が安い!ドリアン一個が5ドル、スイカ一玉が2ドル、と半端ない安さです。
おや、こんなところに日本でよく見かけていたピカチュウさん・ドラえもんさんが・・・。
ブルネイではテレビか何かの放送で見られるのか、ドラえもんを中心にJAPANESE・ANIMEの知名度がそこそこ高かったです。
ナイトマーケットで購入した料理は持ち帰って食べるのが基本ですが、ところどころにある食事台でもいただけます。ただ、晩ごはん時はどこも埋まっているので要注意!
自分はすぐ裏手にある公園に料理を持ち込んでいただきました。唯一、夏場は特に蚊が多いのでその点だけ注意が必要です。楽しかったー!
おわりに
というわけで、今回はブルネイ庶民の食事処となっている「ナイトマーケット」を散策し、食事をいただいてみたレポートをお届けしました!
ホテルのある中心街からは少し離れているため、毎日通う・・・というわけには行きませんが、ブルネイ人の生活を覗くことができるので、ぜひ訪れてみてくださいー!