昨日はカツオ一本釣り漁獲高日本一の黒潮町へと訪れ、道の駅職員さんにとてもありがたい対応をしていただきました。旅人としては嬉しい限りです!
本日は久しぶりの札所である第37番岩本寺へと向かいますが、早速高知県に入って「居酒屋拉致攻撃」の洗礼を受けました。色々と面白すぎです!
それでは今日も行ってまいります。
土砂降りの1日
おはようございます!今朝は道の駅なぶら土佐佐賀にて起床。
今日は朝から相変わらずの雨が降っていて、移動しようか悩みます。といっても日数的に出発してから1ヶ月を経過したので、残りの予算を考えても進む以外の選択肢はなさそうです。
主要都市部では充電&ブログ更新等のために停滞することもあるでしょうが、それ以外の場所では停滞する時間がなくなってまいりました。
出発する前に、昨日作っておいた特濃の木苺ジュースを飲みます。
なかなかの匂いを発していましたが、味はそこそこ・・・体に良さそう!調理方法を改善していけばかなり美味しいドリンクになりそうですね。今後も時間のあるときにチャレンジしてみよう。
朝からツバメのヒナが泣き叫んでいました。
いよいよ、そんな季節ですね。あと1ヶ月も過ぎれば外にいられないほど暑くなるでしょう。季節の移り変わりを直に肌で感じられる生活ってなかなかいいものです。
朝飯は近くのローソンにて補給。
また、以前マクドナルドのオーナーさんに頂いた傘はパクられてしまったので、追加物資として折りたたみ傘を購入いたしました。
いつでも携行出来るので盗まれるということがない!さらにいつでも雨を防ぐことが出来る!梅雨の時期には必須の道具です。
早速折りたたみ傘を差して、坂を登っていきます。この1ヶ月で欠かせない道具となりそうですね。
ただ、出発してからというもの、さらに雨脚が強くなってきました。大丈夫かなぁ・・・。
高知市まで82km!段々と近づいてきました。楽しみです。
雨が降っている日は傘を差しているといえど、特に足が濡れて肌がふやけてしまうので、早め早めに休憩して乾かします。
ふやけている状態だといつも以上に怪我がしやすくなりますし、疲労も溜まりやすいですからね。雨の日はいかんせん進みにくいなぁ。
目的地はまだまだ先だし、一度山越えをしなければならないので大変です。ただひたすら無心で進みます。これはもう旅というよりは、修行ですね。はい。
峠に差し掛かって、いよいよ本降りになってきました・・・!
上からひたすら強烈な雨が降ってくるわ、サイドからは車の水しぶきで強烈な一撃が飛んで来るわ、さらには周囲に何もなく避難できないわ、と最悪な状態の中を進んでいきます。
こうなったら、もうびしょ濡れになっても進むしか無い!傘も虚しく全身びしょ濡れ状態ですが、進まないと何も始まらんと一歩一歩足を進めます。
ようやく下りだ・・・!まだ先まで距離があるけれど、辛抱しながら足を進めます。
高知の居酒屋拉致攻撃
ようやく窪川の街に到着し、しばらくお店の軒下で休憩します。
雨の中だと、たった10数km連続で歩いただけでクタクタになってしまいます。全身ビショビショだし、体は疲労困憊。今日は20km程度しか進んでないけど、周辺で野宿をしよう。
と思った矢先、いきなり地元のおっちゃんらしき人が缶コーヒーを奢ってくれ、なぜか話の流れで「今から飲みに行くか!」となり、よくわからない流れのまま付いていくことに・・・。
なぜか15時から居酒屋で一杯やることになりましたwww
いや、面白いし飲むのは大好きだからありがたいんですけどね、展開が意味不明すぎて自分でも状況を理解できてないっす。
しかもこんな中途半端な時間に来たもんだから、もうお店が閉まってしまうということで外へ出て、なぜか拉致ってもらった方のお母さんに車で近くの札所まで送ってもらうことに・・・(笑)
お母さんと「なんでこんな展開になってるんですかねーw」「私も意味わからんわwハッハッハw」と爆笑してました。気分は最高!高知の人のノリも最高!そして色々と意味わからんです!w
というわけで、よくわからない流れで第37番札所の岩本寺に到着です。
足摺岬の金剛福寺から実に80kmも離れているので、遠かったですねー!参拝時にアルコールが入っているという明らかにNGな状態なのですが、しっかりとお経を唱えました。
まぁ、お酒飲んだ直後に参拝するのは今回が最初で最後になるでしょうね。はい。
まだ夜まで時間があるので、早めに近くのスーパーで買い物をしていきます。
とりあえず今日の晩飯だけ買って、道の駅に移動することに。
相当酔いが回っていたらしく、途中にある窪川駅で1時間ほど爆睡しました。気持ちのよい状態で道の駅へ。
道の駅あぐり窪川に到着です!敷地面積が広くて、あちこちにベンチがあって寝床には最高の道の駅でした。
酔いが変な方向に回り、気持ち悪くなってしばしベンチに寝転んでいたんですが、先ほどの人から電話がかかってきて「そっち行くわ!なんかいるもんあるけ?」ということで再度飲みタイムに突入。
そして、よくわからない話の流れから「カラオケ行くか!」という展開になり、「こんな田舎でこの時間帯から開いているカラオケ屋があるのか・・・!」と内心感動しつつ連れていってもらうことに。
なんで遍路中なのにカラオケ屋に来ているんだろう。(笑)
驚いたのが、田舎のカラオケって店の外に倉庫のようにして各部屋が設置されているんですね・・・!いくつも外に並ぶような形で、新鮮すぎて面白かった。
歌いながら再度飲みタイムになり、1時間ほど熱唱したあと道の駅に帰ろうとしたんですが、まさかの再びお母さん登場!
「えwお母さんですやんwただでさえ展開意味不明やのに、まさかお母さんと二度も会うことになるとは全く想像もつかなかったすよw」「私も意味わからんわ!wwww」と爆笑しながら道の駅に送ってもらいました。
ホント、ノリが意味不明で面白すぎです。面白い経験をさせてもらってありがとうございました!
本日の走行ルート
※遍路道なので、実際のルートとは異なる場合があります。