【日本一周】「なにかしなくては」と焦燥感に駆られてしまうけど、本当は何もしなくてもいいのかもしれない。

どんな時だって「なにかしないと」と焦燥感に駆られてしまう。

生きているだけで立派なことになのに、何かを生み出した気にならないと済まない。

例え焦って事を成し遂げても、地球規模で見れば「豆粒」でしかないのかもしれない。

ーだったら、心から「ガツン」と来たようなものを、やったほうがいいのかもしれない。

昨日は旭山動物園へ。たくさんの動物たちと出会いました。

今日は雨が降っていたので、1日まったり過ごすことに。

旭川市街を見て回りました。途中でお祭りにも遭遇！

昨日の記事：「動物を見るだけが楽しみじゃない！」日本一の動物園・旭山動物園へ。明確な経営哲学を持ち、V字回復させた動物園の魅力。

今日は雨だ。

昨日は、道の駅あさひかわにて宿泊。

ギリギリまで雨宿りをしていたから、到着が深夜になってしまったけど。

車中泊をしている車の間を通り抜け、人目につかない場所へテントを張った。

おはようございます。8時前に起床。

道の駅の裏側にテントを張ったので、全く人が来ません。ラッキー。

というわけで、朝から準備を始める。テント内、きったねー。

外へ出て、様子をうかがう。

昨日からずっと雨が降ってる。どうしようか。今日は街歩きをしようか。

しばし準備をしながら考え、今日は旭川をグルっと回ることに。

特に自転車の旅をしていると、「何km走らなければ」と焦ることが多い。

でも、その場その場で深淵に潜って旅をしたい自分にとって、

そういった「焦燥感」は捨てたほうがいいかもしれない。

焦燥感に駆られて必死になっている自分を見つめたとき、

社会的な地位や大衆の意向なんかを求めて、血眼になっている自分と出会う。

俯瞰的に捉えたとき、自分の日々の活動なんて本当にちっぽけなものじゃないかと思う

それだったら、焦燥感とやらは捨てて、自分のエゴに向けて突っ走ればいい。

今日は、「なにもしないぞ！」と決めて、街へと歩み出す。

何気ない”自身の視点”を伝える

まず向かったのは、JR旭川駅。

情報収集とかブログ更新なんかをしたいので、休憩所を求めて。

そこで、しばし作業。文章を書くことの楽しさといったら！

旅人のブログって、本当に面白いなと思う。

いわゆる”平凡な生活”を送っているだけでコンテンツになることは少ない。

多くのブロガーは、日常を配信する際でも「ある程度料理をして」伝えている。

でも、旅人の場合は「当たり前の日常」を伝えてコンテンツになる。ネタには尽きない。

書きたいことは山ほどあるが、時間の兼ね合いもあるので、ほどほどにしておく。

さて、とりあえずクソ眠いので、旭川駅周辺を散策することにしましょう。

自転車に乗っている間よりも視点を落として、徒歩でカメラを構えながら、

「その場に住む人々の当たり前の日常」を切り取るほうが好きなんだよねー。

まずは、イオン内の物産コーナーから。

名産品らしいロゼと、しょうがシロップ。

なぜ、北海道でしょうがなの？母親が好きそう。

北海道と言えば、酪農！酪農と言えば、乳製品！

こういう場所で買うのもいいけど、直接牧場に行って買いたいと思います。

気に入ったところがあれば、土下座して働かせてもらえないかな、なんて。笑

まぁ、これはどこにでもあるよね。

電源があれば、入るんだけど。ここにはないんだ。残念。

外へ出ます。

北海道でも、都市部周辺には信号待ちの残り時間を伝える装置。

東京や大阪にはよくあるけど・・・道民もせっかちな人が多かったりして？

旭川駅前の、買物通りを散策する。

地元民からすれば「普通の・当たり前の」景色が、コンテンツになる。

いわば走って糞して寝るだけの生活が、共感や賞賛、批判を生む。面白すぎ。

買物通りに突如現れた、石化した彼の姿。

メデューサにでもやられたのだろう。

ほら、あれだけサングラスかけときなさいって言ったじゃない・・・。

彼と同時に石化した、周囲に住む猫。

完全に二次被害である。タバコの副流煙よりもタチ悪いね。

まったく・・・。

ちゃんとトランペットの穴まで再現されてる。

雨水、溜まらないのかな・・・。

おっちゃん・・・。

彼が亡くなる直前まで見ていた光景。

大丈夫だよ。きっと、このミスタードーナツもいずれ繁盛するから。

知らんけど。

どんどん進みます。なんだろうな、この雰囲気は。。。

どこか、哀愁漂うような。一応大都市なのにね。

平日だからかな。

途中のオブジェ。

貧乳のお姉さんとカラス。

小中学生時代、こういうおっぱい丸出しの石像があると、目のやり場に困ってた。

今でも困るんですけど。芸術はよくわからない。

大丈夫、貧乳のほうが好きだから。

マスターハンド。

あなたを異世界に連れていってくれます。

第一のお目当て、旭川市中央図書館に到着。

中、高校生がやたらと多い。

旅をしていると、なかなか読書ができない。次第に栄養不足になっていく。

今日読んだのはこの本。

『野宿ライダー田舎に暮らす』

日本一周とかしてたバイカーが、妻と一緒に田舎に移り住む物語。

日本一周している人は、大抵が喜んで読むのではないかと。

小屋のリノベーションとか流行ってるけどさ、確かにめちゃくちゃ楽しそう・・・。

でも、ただ「遊びにいく」のと、「定住する」のでは、雲泥の差があるよなぁ。

もっと読みたい本があったけど、とりあえず外に出よう。日も暮れてきたし。

「帰る場所があるから、旅をするのかな」という著者の言葉が忘れられない。

お祭り騒ぎ

今日も日が暮れてきたから、そろそろ自転車の元へ戻ろうか。

自転車を駐輪していた場所へと歩みだす。

突如、前方を美しい着物姿のお姉さんが通り抜ける。

小学生時代、「クラスの可愛い女の子全員好きだった」けど、

ここ最近は全くといっていいほど、一目惚れはしないな。

ところでなんで、着物姿？

調べると、近くの公園でお祭りが開催されているとか。

これは行かねば！Uターンして、お姉さんたちについていく。

ストーカーじゃありませんよ。

あった！あれだ！

めちゃくちゃ賑わってる。

まさかこんなところで、お祭りに遭遇できるとは。

公園全体で屋台が出てるらしいから、ぐるっと一周してみる。

すごい人！地元の人たちが、一同に介しているんだねぇ。中学生・高校生が多い。

ただ、やっぱりお祭りは人と来たほうが楽しいね。

今ここにいるのは自分1人だけだから、やはり寂しい。

お祭りで賑わう場を後にして、元の場所へ戻ろう。

ずいぶんと寒くなってきたし。

夜の旭川市街。

昼間と夜で相対化して都市を見てみると、違ったところが見えて面白い。

どの街でも、皆必死に生き抜いている。

旅人は、そんな街を時に透明人間として、時に中心プレーヤーとして眺めることができる。

今日は何もしてないけど、楽しかったな。

現在の気温、11℃！

時間が更けるにつれ、もっと寒くなりそうだね。半ズボン男にはキツイよ。

もうバッテリーが切れそうだったので、最後にドトールコーヒーで充電。

さて、今日も寝床へと向かいますか。

今日も、道の駅あさひかわにて宿泊。

明日はまた雨らしいけど・・・どうしようかな？

旅は続く。

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