【日本一周】孤独を感じながらの旅も、悪くない。人は本当の孤独を体験し得ないから。

福井県に到着したあと、三方五胡を目指して進んでいたが、

途中で素敵なスポットを発見したため、途中で宿泊した昨日。

今日も引き続き雨が降っているようだけど、どこまで自転車で進めるだろうか。

雨が降り舞うなか、日本一周4日目がスタートです。

昨日の記事：生きたいように生きるため、旅に出た【3日目】

雨に翻弄された1日

昨日はなんだかんだやることがいっぱいあったので、結局寝るのが2時半頃になってしまった。

日本一周中って暇になるかなと思っていたけど、意外としないといけないことがいっぱいある。

まず自転車でどこを進むかを考えて、ブログを更新するならメディアの管理もしなければならないし、

自分の体の管理もしないといけない。

他にも、どこで洗濯をするのか、どこで水を補給するのか、どのタイミングで食材の買い出しに行くか。

これら全てを1人でしないといけないので、意外とやることがたくさんある。

今日は雨がたくさん降っている。

そろそろ洗濯もしないといけないので、あまり進まずに行こう。

ちょっと雨が止んだので、洗濯をしてみたけど、またすぐに降ってきた。

この状態では乾かないなぁ。。。

もう履く靴下がないんだけどな。

テントを片付けるにも、一度雨が止んでくれないと、下のシートがビチョビチョになってしまう。

テントは二重構造になっているものが多く、上側のシートは防水仕様だけど、下はただの布。

その状態で広げると、雨でビショビショになってしまう。

（昨日は準備中に雨が降ってきて、テント内ビショビショの状態で過ごしました。笑）

やっとテントを片付けられると思ったら、カラスが飛んできて、ゴミを奪っていく。

待てー！このクソ鳥ー！間一髪セーフ。

ああ・・・貴重なゴミ袋が。味噌煮込みにでもして、食ってやろうか。

結局準備と洗濯にすごく時間がかかってしまい、13時半にスタート。

完全に雨に翻弄されております。。。

貴重なホワイトボードも、雨でビショビショ。

もはや文字の判別不可能になっているし、ホワイトボード自体が濡れているので、使えなくなってしまった。

途中でまた買わないといけないなぁ。

今日はあんまり進まなくてもいいけど、三方五胡は見ておきたいので、そちらへ向けて進みます。

さすがにこれだけ休憩したら余裕かな〜と思っていたけど、足が重い。

疲れが完全に残ってしまっているような感じ。

足のなかに重りが入っているみたい。

それでも重い自転車の扱いにかなり慣れてきたので、坂を登って進みます。

断崖絶壁だ！

自転車で、こんなところまで来ちゃった。

これから、あと1万4800kmくらい走るんだけどね。

風が強い。

日本一周装備では、上り坂より向かい風のほうが大敵なような気がする。

国道をずっと走ります。

たった10数キロで、6、7回トンネルを潜ったような。

トンネルは怖いけど、風を遮ってくれる分、楽に進むことができる。

あっという間に、三方五胡の道の駅に到着！

水補給のため、立ち寄ってみます。

この道の駅、かなり気合いを入れて建物を作っている。

トイレもすごく綺麗だし、きちんと自分たちのブランドを伝えているように思える。

どこの道の駅でも、自分たち（ブランド）をいかに伝えるか、買ってもらえるか、

気に入ってもらえるかを工夫しているから、見ていてすごく面白い。

無料開放されているスポットもあった。

WiFiも使えるみたいだし、噂によると、24時間開放されているらしい。

まじか！？今日はここに泊まろうかな。。。

三方五胡のうち、三方湖を望む。

ここで、少しだけ三方五胡の説明。

自分で説明するより、wikiさんに言ってもらったほうがいいので、引用します。

三方五胡とは？

三方五湖は五つの湖で構成されており、五つの湖はすべてつながっている状態である。

（中略）五つの湖は淡水・海水・汽水とそれぞれに違った性質を持ち、また同じ汽水湖でも日本海に直接つながっている久々子湖と一番奥にある菅湖、中間の水月湖ではそれぞれ海水と淡水の比率が違っている。そのため梅丈岳（三方五湖レインボーライン展望台）から見える景色は、五つの湖がそれぞれに違った青色をして見えるのである。(wikiより)

それぞれ水質の異なる湖が、すぐ横に隣接していて、高台から見たときにすごく綺麗に見えると。

雨が降っているので、どこも泥汚れしてそうだけど。。。

三方五胡も素敵だけど、そのまま敦賀まで行ってしまう予定だった。

ただこの旅の目的をもう一度考えたとき、ただ進むだけではなくて、各地域をじっくり見る必要性を忘れていた。

三方五胡は、釣りの名所でもあるらしい。

それならなおさら、見てみるしかないでしょ！

ということで、一周してじっくり観察することに。

三方五胡を回ってみた。

先ほど寄った道の駅の前にある湖が、三方湖。五胡あるうち、唯一淡水の湖らしい。

雨で泥濁りして、水の色は判別できず。

淡水なので、鯉やフナ等、淡水の魚が釣れるらしい。

次に訪れたのは、久ヶ子湖（くぐしこ）。

汽水で、一部海に繋がっているらしい。

ここも、思いっきり泥濁りしてますけど・・・。

あちこちで、カヌーを漕いでいる人たちがいる。

あっちにも、こっちにも。

途中、高校生らしき集団もいた。

汽水で湖自体も穏やかだから、カヌーが漕ぎやすいのか？うーん、理由は不明。

汽水域は栄養が豊富で、たくさんの魚が入ってくる。

スズキやチヌ、ボラ等が釣れるらしい。

次は、日向湖（ひるがこ）へ向かう。

すぐ裏手に海があるので、海沿いを走る。

しかし、素敵な港だなぁ。。。

すぐ裏手に山があって、民家もあって、静かな場所。

こういう場所で釣りをしたいんだよね。

日向湖と、海の接続口へ到着。

それにしても、水質綺麗すぎじゃない！？

福井周辺の海って、こんなに綺麗だっけ。。。

うちの地元、西宮周辺の海なんて、常にう⚪︎こみたいな色してるのに。

（食事中の方、申し訳ありません）

近くには、当然猫もいる。

近付いたら逃げたけど、太っていて動きが鈍かった。

コンクリートの下にいる。これで逃げ込めたつもりらしい。

ふふふ、バカめ・・・。

日向湖の周辺は、昔ながらの街並みが残っている。

こういう街、大好きなんだよなぁ。

独特の湿っぽいような、そんな匂いがする。

なんとなく帰りたくなるような匂い・雰囲気で、好きなんだよなー。

自転車なら、こんな街も通ることができる。

湖へ出た。ほとんど、見た目も海と変わらない。

実際、海水らしい。釣れる魚も、完全に海の魚なんだとか。

水面に対岸の山が反射して、綺麗だ。

雲から差し込む日差しも、どこか神々しくて素敵。

寂しさを感じる旅も悪くない

この辺りの民家は、本当に素敵な場所だ。

ご近所同士、交流している声も聞こえる。

近くに田舎の家族の温かみを感じると、いつも異様な寂しさを覚える。

顔の繋がりが見える関係性に憧れるとか、帰属感がある街に行きたいとか、

言葉にすればそんな感じになるんだけど・・・。

なんでだろう。

旅に出ているからじゃない。

家に居ているときも、ずっとそう。

でも、この独特の寂しさも、なぜかずっと味わっていたいような、そんな感じ。

古い街並みをずっと見ていく旅も、悪くなさそう。

対岸から街並みを見る。

もう少しこの雰囲気を味わっていたくて、しばらく滞在していたけど、いよいよ暗くなってきた。

さっきまで止んでいた雨も、再び降ってくる。

そろそろ道の駅に戻ろう。

道の駅に戻って、解放されていた場所をくまなく観察していたら、

コンセントがあったので、使っていいか道の駅の人に聞いてみる。

どうも道の駅本部の人ではなく、ただ場所を借りてお店をされているだけの方らしいので、許可は取れなかった。

でも、日本一周していることを伝えると、応援してくれた。ありがとうございます。

今日は、この道の駅で一夜を迎えることにする。

大量に洗濯物、残ってるんだけどなぁ。どうしよ。

明日も、洗濯物を乾かさないと。

どこまで進めるだろうか。

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総走行距離：34km

使用金額：0円

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