【日本一周】日本一周ママチャリダーと遭遇！60歳北海道一周チャリダーも集合して、チャリだらけになりました。

函館から遂に動き出し、北海道の冒険を始めた昨日。

人気ハンバーガー店”ハッピーピエロに”行ったんだけど、実に美味かった。

他にも食べたいものがあるから、北海道では出費がかさみそうだ・・・。

今日は、ちょうど100kmほど先にある洞爺湖に向けて出発！

なんと、途中に2人のチャリダーに遭遇し、チャリまみれに。笑

日本一周自転車旅、45日目のスタート。

昨日の記事：北海道の地域NO.1ハンバーガー店「ハッピーピエロ」でうまいもんを食す！特別予算案可決！【44日目】

応援のメッセージありがとうございます！

昨日は、無人駅横のスペースに宿泊。

24h解放のトイレも完備。

完備駅内のスペースではないので、ゆっくりできるだろうと。

いつものごとく朝は起きれないので、8時に起床。

ここ最近はホントに、力が入らないね。

野宿では難しいけど、せめて朝ぐらいはゆっくりしたいな。

朝はラーメンに限る！

温まるうえ、1食33円程度なので節約にもなる。

この先、袋入りラーメンは欠かせない存在になりそう。

準備を終えたあとも、まったりしつつテントを撤収。

この場所はほとんど人が来ないので、こちらもまったりできた。

なかなかゆっくりできる場所もないご時世なので、本当にありがたい。

そういえば北海道に入ってから、「見たよ！」というメッセージを頂くことが増えました。

自転車の後ろにある看板を見て、調べてくださっているんだね。

応援ありがとうございますー！どんどん楽しみますよ。

(コメントの返信遅れてすみません・・・。)

さて、今日も行きますか！

準備をして、出発！

諸行無常と螺旋的発展

まずは、買い物をしないと。

手間をかけて作る食品(ラーメン、スパ、お米)は揃っているけれど、

すぐに食べれて高カロリーな食品が手元にない。

まずはこちら。ダイエー。

総合スーパーとして、幅広い層に市民権を得ていたダイエー。

しかし近年、市場の競争が激しくなり、専門的なショップに傾き始めた結果、

元々明確な差別点がなかった総合スーパーは軒並み後退。

ダイエーは経営破綻まで追い込まれた。

そもそも、総合スーパーの存在自体がバブル的・消費主義的だよね。

大量生産・大量消費を彷彿とさせる存在だし、とにかく商品数第一！みたいな。

時代の変化に合わせて淘汰されていくんだねー。諸行無常。

美味しそうなバター風味ブレッドが80円で販売されていたので、3つも購入。

普通の食パンと違って、軽くバターの味がするんでプレーンでも美味しい。

ただの食パンなら75円くらいであるけど、こっちのほうが美味しいので購入。

隣のドラッグストアでココナッツサブレ×3を購入し、準備万端だ！

さて、再び出発しましょう。

そういえば、最近はヘーゲルの弁証法(螺旋的発展)に再び興味を持っている。

事物の発展は螺旋的に進んでおり、横(現在)から見ると上昇しているように見えるが、

上(未来)から見ると、まるでこちらに進んでいる(原点回帰)ように見えるという法則。

実家は兵庫県西宮市にあるんだけど、先日大阪で可否が問われた都構想について、

西宮市長が少しネット上で言及したんだよね。そこで弁証法の例えが使われていて、

「ああ、そういえばそんなものがあったな」と再び頭の中をグルグルしだした。

事物の進歩が原点回帰ならば、究極の発展は死、そして生まれ変わりでしょう。

輪廻転生はよくわからんけども、人間の一生に弁証法を当てはめたとき、

人は一生を使って自身の問題解決をしているとも捉えられる。

人生の問題解決に向かうプロセスこそ発展、そして原点回帰の連続であり、

その究極系が(人生の答え合わせとしての)死だと思う。

「あなたは、人生で何を成し遂げましたか」という。

人は現状に満足しないし、ふとした時に足元の美や幸福を見失う。

その振れ幅は、まさに発展と原点回帰のプロセスそのものだと思うんだよな。

だんだん自分でも何言ってるかわからなくなってきたから、次に行こう。

冒険に行こう！

北海道らしい、高低差のない平坦の道が永遠と続いている。

やっほい！ここまで長いと気が狂いそうだけどｗ

どんどん進むぜー。

お。面白そうな場所があるじゃない。

ペダルを漕いでるだけではつまらないから、ちょっと休憩も兼ねて寄り道。

冒険しましょ～♪

イタドリ！

このあたりのこいつは異常に巨大なうえ、大量に群生している。

採っても採っても枯渇しないだろうな。誰も採らないけど。

どんどん進むぜ！

小川。

海まで続いているようだ。汽水域に当たるのかな？

何か釣れないかな。魚は全く見えない。

重なり合っている石をつたって、先へ行ってみる。

魚は見えなくても、何かいるはず。

石をひっくり返してみると・・・。

よっしゃあ！今夜のタンパク源だぁ！

ヨシノボリ・・・じゃないな。チチブ？

ハゼの仲間には間違いないのだが。

捕まえ始めること30分、結局3匹捕まえました。

貴重な栄養源ですな。北海道にいた魚だから、臭みもなさそう。

普通に焼いて食べましょう。エキノコックスも回避。

ついでに・・・石のナイフ？斧？の先端になる石も拾って加工。

せっかくなら、色々楽しみたいじゃん？石器時代を再現したいじゃん？

一応普通のナイフもあるけど、色々試して実験してみることにする！

冒険楽しい！THE・サバイバル！

チャリダー3人が集結！？

サバイバルを終えて、一旦休憩。

結局まだ昼飯を食べてないから、食事の時間にしよう。

工事用の樽みたいなのに乗りかかって、モグモグ。

食べていると、チャリの音が聞こえてくる。

おかしいなぁ、この道路を走るチャリはそうそういないはず。

うーん。あれ？近づいてきた？

ジャジャーン！！！

なんと、日本一周(自転車)ブログランキングで上位に食い込まれている、

日本一周青春ラインのママチャリダーさんにお会いしました！

もう北海道を回ってきたらしく、2日後くらいには本州に戻る予定らしい。

北海道も40日くらいで回ったんだとか。それも完璧に外周して。早すぎｗ

たぶん2015年組のなかでは、最速だよね。今の時期でもまだ早いというのに・・・ｗ

「実家に帰りたいですよねーｗ」「うんうんｗ」なんて話で盛り上がっていると、

後ろから「シャリシャリシャリ・・・」というチャリの音が。

目の前には積載チャリ。・・・え？え？えええ？

なんと！さらに60歳で北海道一周に来たという方も集合。

すげえ、一気にチャリが増えた！

ここで休んでいなかったら、魚を追い掛けてなかったら、こんなことには・・・。

ひええ、出会いって偶然性ありすぎて恐ろしい。

日光が眩しく、俺氏しかめっ面。笑

「集合写真撮りましょ！」ということで、自慢の三脚を取り出してパシャリ。

最初は熊を撮影するためだけに持ってきたんだけど・・・。

滝撮りやら夜景撮りやら、無駄に役立っております。Amazonでも高評価。

「ちゃんと撮れたかな？笑」

最後に、おっちゃんと5km程度並走。

ワクワクして飛ばしちゃった。ごめん、おっちゃん。

また楽しい思い出が一つ増えました。ありがとう！

こしろーさん、またねぶた祭りでお会いしましょう！

ちなみに、こしろーさんは2日後に日本一周(自転車)ランキング2位の、

正道君と会うみたい。どんどん面白いチャリダーが北海道に集結してくるね。

北海道！！！最高ですわ！！！

坂の連続

再び１人に。

さて、もうおやつの時間過ぎたけど、今日中に洞爺湖周辺まで行きたい。

ちょっと急いで走らねば。

また、ずーっと道が続いてます。

旅中ってずっと孤独なわけだけど、面白いことに孤独でもなお、

「１人の時間が好き」と思う自分がいる。

気取ってもなく、集団のなかの孤独でもなく、本当に１人が好きなんだなぁと。

これは、旅に出ないとわからなかったこと。

ふむ、今日はいつも以上に頭で色んなことを考えている。

しかし、そんなこともあるものを前にすれば考えている余地もなくなる。

坂！！！坂！！！

こしろーさんに「この先きついっすよ」と教えてもらっていたのだけど、

いやぁ、キツイわ。おまけに、もう水ないし。

洞爺湖まで、アップダウンの連続。勘弁してください。

ひぃぃぃ・・・恐怖の看板。

休憩しようとしても大量のハエに絡まれるし、動こうにも体に力が入らん。

どうすればいいのだ。とりあえず、水分を摂取せねば。

ドラ○もん「テッテレー！！！どこでもセイコーマート！！！」

すぐ先に道の駅があることはわかってたけど、あえて購入。

レモンジーナ。初めて買ったけど、普通に美味しいじゃないか！

土の味なんかしなかったよ。ただの美味しいレモンジュース。苦くもない。

こんな状況だから確実にバイアスかかってるけど、オランジーナより好きだなぁ。

やっと坂を越え終わり、道の駅で水補給。疲れた・・・。

たき火をしたいので、海岸線に向かう。

しかし探しても探しても、砂浜に降りていく道がない。

なんやねん・・・。いや、暗い状況でここに来た自分が悪いんだけど。

腹も減ったから、一旦最低限の食料を食べることに。

このあたりはロクに電波も入らなかったけど、ここならLTEが入る。

ついでに、ほぼ最後までブログ更新もしてしまう。

気付くと、すでに22時半。着いたときには、21時半になってたからなー。

途中道の駅もあったけれど、たき火で温まりたいので海岸へ。

ほとんどが公有地なのと、法律的にも木を小規模で燃やす分には問題ないよう。

もう深夜だけど、薪を集めて火を点ける。

”目の前で火が燃えている”という絶対的な安心感。

例え衣食住を完璧に手に入れた現代でも、その法則は変わらない。

木をくべ続ける限り、人に安心感を与えてくれる。周囲を照らしてくれる。

せっかくなので、以前おっちゃんにもらった自家製ハムを焼く。

ジュワー・・・・という油の音、炭火焼き独特の匂い。

これは・・・１人もいいけど、誰かと一緒に食べたい味だった。

たき火は、素晴らしいね。体験できてよかった。

この絶対的安心感を頼りに、古代の人間はあらゆる地を開拓していったのだろうか。

たき火で温まりつつ、肉汁の滴るハムに舌鼓をうつ。時々、星空を眺めながら。

もう少しだけ・・・たき火を眺めていたい。

薪を集めてこよう。

旅は続く。

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