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標高1043m、三国峠(群馬県)へ自転車で挑戦!【日本一周】

 

日本国道最高地点である「渋峠」を越え、慣れない脚はフラフラ状態に。

群馬県から新潟県南魚沼方面に抜けたいと思っていたんですが、そこにはまさかの標高1,043m、三国峠が待ち構えていました・・・!

重い脚をフラフラさせながら、標高1,000m超えの峠に再挑戦します。行くぞっ!

 

昨日の記事:峠の次は、また峠…!大道峠に挑戦【24日目】

 

道の駅たくみの里にて

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皆様、おはようございます。本日は道の駅たくみの里にて起床。

ゴールデンウェークより日本国道最高地点である渋峠を越えて大変な思いをしておりましたが、本日も未だに連休が続いているため道の駅にはたくさんの車が・・・。

今日もたくさんの方に見送られながら出発することになりそうですね。^^;

 

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早速、昨日水に浸けたままで放置していた白米を炊き、補給します。

自転車は補給が第一ですからね。今のうちに力を付けておきます。

スポーツ用補給食は色々と種類がありますが、なんだかんだいって腹持ちだけで言えば白米が最強なのだと思います。

 

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米を食べたあとはササッと準備完了し、再び出発です!

以前はこの30kgの荷物を積み込んだマウンテンバイクで標高2,000mの峠越えをしたけど、かなりしんどいっす。はい。

とりあえず、出発だ!

 

南魚沼に向けて

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本日の目的地は南魚沼です。残り62km!余裕で到達できてしまう距離ですね。

天気も最高にいいし、このまま突き進んでしまいましょう。

 

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しかしながら、いきなり上り区間に突入してしまいました。

もう気温も暑くなってきたし、すぐにバテてしまう・・・!

 

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途中にあった、赤谷湖という湖。連休中なので多くの人で賑わっていますね。

出来ればあまり人がいない場所に行きたいんですが、この時期は回避不可能ですね。はい。

 

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上り坂を進んでいると、段々自然豊かな景色へと変化していきました。

いやぁ、素晴らしいですね。空気が美味しいです。この辺りで標高500mでしょうかね?

 

標高1,042m・三国峠(群馬県)へ挑戦だ!

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車道を走っていると、やがて右手前方に不可思議な看板が・・・。

え?「三国峠」?そんな峠、この辺りにあったっけ・・・!?

念のためスマホで「三国峠」を調べると、バッチリこの先の位置にヒットいたしました。

どうやら迂回する道もないらしく、標高2,000mの峠越えで骨の髄まで疲労したこの脚を再び駆使するときがやってきました。マジか!

 

三国峠ってどんな場所?

古くは越後と江戸を最短距離で結ぶ三国街道の一部として整備されていたが、冬期の積雪、雪崩、夏場の集中豪雨による土砂災害など難所であった。昭和になり、国道17号(三国トンネル)の開通により物流の大動脈となるが、その後の関越自動車道の開通により交通量は減少した。ただし、燃料や一部の薬品などの危険物を搭載した車輌は関越トンネルの通行が禁止されているため、現在でもこの峠を経由している
(wikiより)

 

そんなわけで、全く予想していなかった3日連続峠越えが始まりましたとさ。

走り続けていきますが、自身の気持ちに反し道路の勾配が上がってゆきます。

さきほどからロードバイク乗りのおじさんを頻繁に見かけていたんですが、彼らはこの峠を目指して登っていたのか・・・ようやく謎が溶けました!

 

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ここまで上ってくると、辺り一面山ばかりで景色が美しいですね。

峠の魅力は、やっぱりこういう景色を見られる所にあるのかもしれないですね。

疲れるとはいえど、山の中を自転車で走るのは気持ちいいものです。

 

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はい、やってきました。登坂車線。まだまだ行くぞー!

 

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登坂車線のあとは、長いつづら折り・・・。

一体勾配何%あるんでしょうね!?疲れるー!キツイー!でもなんとか登るー!

 

 

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つづら折りを越えると、「標高900m」を指す看板を発見。

三国峠の標高は1,000m超なので、あと少し!頑張ります!

 

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再び登坂車線。登り切ります。

そういえば登坂車線って何を基準に設置されているんでしょうね?

僕は自動車運転免許を所持していないのでわからないんですが、勾配?坂の長さ?設置されるからには一定の基準があるんでしょうね。あとで調べよう。

 

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坂を登り続けると、突然前方に謎のモニュメントが出現。

刻まれた文字を見ると、「クロソイド曲線記念碑」と書いてある。

なんだそれ?と思って調べてみました。

 

クロソイド曲線記念碑って?

三国峠付近の国道は、古くは三国街道として江戸と越後を結ぶ主要な街道であったが、戦後本格的な自動車交通時代に対応する道路に改良すべく、建設省三国国道工事事務所が昭和27年より工事に着手し、昭和34年の三国隧道の貫通により完成したものである。
この区間は小半径の曲線が連なる山岳道路のため、車両が安全かつ快適に走行できるように道路の直線部と曲線部の間に、緩和区間としてクロソイド曲線を昭和28年に日本で初めて設置した。
これを記念してここに碑を建立する。

 

おお、三国峠って江戸と越後の街道だったんですね。その点も知らなかったw

 

そもそもクロソイド曲線って?

直線の道路から急カーブに入ったところで、スピードを出し過ぎてヒヤリとした経験を多くのドライバーは持っているだろう。規格の低い道路などで、直線の道路に円弧の道路を直接接続すると、曲率半径の変化に不連続性が生じ、自動車なら急なハンドル操作、バイクなら急なバイクの倒し込みを行わなければ円周上をトレースできない。すなわち、加速度変化(躍度)が大きくなり、乗物であれば乗客が危険になる。そのため、直線と円弧とを繋ぐ中間にクロソイド曲線などの緩和曲線が挿入される。
(wikiより)

 

なるほど、確かに一定以上のスピードを出すといきなりのカーブに対応できませんものね。

つまりは強すぎる動力を逃がす緩和曲線を初めて設置したというわけですね。それってかなり凄いじゃないか!

 

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そしてそして、峠に到達したことを示す「三国トンネル」に到着!やった!

 

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標高1,084m、自転車で制覇いたしました。嬉しい!

あとは自転車のボーナスステージで、ひたすら南魚沼に向けて下り続けるだけです。行きましょう!

 

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ひたすら坂を下っていったところで、登坂車線。

とはいえ、1,000m超の峠越えからすれば全くもって大したことはありません。さすがに峠越え直後はしんどいけど。

 

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三国峠を下り続け、南魚沼市に到着!本日の目的達成です。

渋峠と三国峠を越えたことで、峠越えのコツのようなものを少し覚えられたような気がします。

こういうのは理論よりも実践に限りますね。

 

 

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魚沼周辺は皆さんご存知の通りお米の一大生産地なので、辺り一面に田んぼが広がっています。

そして、奥に見えるのは本日の目的地・道の駅南魚沼です!こちらが本日の寝床になります。早めに到着出来てよかった。

 

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この道の駅は比較的最近建設されたようで、大変設備が綺麗ですね。

今日はの夜は快適に過ごせそうです。

 

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こちらが休憩スペース。よく見ると、コンセントがたくさんありました。

「まさか」と思って充電していいか道の駅の方に聞くと、「いいですよ」とのこと。い

やった!奇跡!神!これで、電子機器を充電できる!

 

17:30まで開いているらしいので、PC・スマホ・モバイルバッテリーを急いで充電。

限界パワーで、ブログ更新作業を進める。

いや、やっぱりPCで作業すると捗るわ!

 

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そしてなんと、ここでフォロワーの方が会いに来て下さった!

差し入れとして、お弁当やお菓子、リクエストさせてもらった豆腐まで。

なんと、実家で育てられているという、魚沼産のお米も・・・!

 

マジですか!えええ!あの超有名ブランド・・・!

これでタンパク質が摂取できますし、しばらくお菓子を買わなくても大丈夫そうです。

本当にありがとうございます・・・m(__)m

 

さて、今日はたくさんやることがあるので、あまりゆっくりしてられない。

ひとまず、ご飯を作って食べたいと思います。

 

明日には、やっと清津峡へ行けそうだ。

それでは、おやすみなさい!

 


 

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4 COMMENTS

ほり(上越のマクドナルドで遭遇した旅人)

お~、渋峠と三国峠を無事越えたんだね。
そこを越えればあと東日本の海沿いにはそんなに大きな峠(標高差500mクラス)は
片手で数えるほどしかないから安心して。

やっぱり豆腐、食いたくなるよね。不思議だね。

返信する
yonesuke

ほりさん
おー!あの時はお世話になりました!コメントありがとうございます!
逆に、片手で数えるほどあるんですねぇ・・・。
これからどうなることやら。

体が切実にたんぱく質を欲してます。
あと、普段あまり肉は食べないのですが、これまた欲してます。

返信する
yagi tsuyoshi

日本一周は、行き当たりバッ旅ですね。 各地の温泉地を楽しんだり、地域の歴史文化に触れ人情を感じ感謝しながら自分の人格形成もしてますね。人生は命の限り踊れの実践だね。

返信する
yonesuke

yagi tsuyoshiさん
ですね!
普段遭遇し得ない人とも社会集団を越えてお話できるので、これまた楽しいです。
自分自身、変化するために旅に出ているのではありませんが、終わった後が楽しみです(笑)

返信する

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