昨日はチャリダーの中でも有名になっている、渋峠へのアタックを開始した。
予想に反して坂がキツく、野尻湖までの上りで断念してしまう。
夜、エネルギー不足で動けないながらも、道の駅に到着。
今日は、いよいよ渋峠の入り口からスタートを開始する。
まともに運動していなかった人間が、フル積載でどこまでいけるか!?
いざ、チャレンジの時!
昨日の記事:山を登り、バス釣りのメッカ・野尻湖で山菜採り!【21日目】
朝は山菜の下処理で始まる
昨日は、道の駅北信州やまのうちに宿泊。
GWということで、車中泊の人も多い。
以前日本一周でここを訪れた人の情報を参考に、テントを張った。
今日も快晴!
道の駅の朝は早く、6時からすでに活動している人もいる。
問題なさそうな位置に張っているので、ゆっくりスタート。
朝の支度を済ませたら、まずはカメラの清掃。
どうしても、隙間から埃が入ってしまう。
メンテにはレンズペンを使用しているが、完全に取りきれないこともある。
埃を飛ばす目的であれば、ブロアーが一番いいのだけど、無くしてしまった。
また100均で買っておかないと・・・。
ひとまず、レンズのメンテを済ませる。
朝は、やっぱり紅茶だね。
本当、美味いなぁ。
例え旅が終わっても、朝紅茶は欠かさないと思うね。
さて、朝飯や支度が終わったら、山菜の下処理を始める。
昨日採ったゼンマイの処理だ。
沸騰したお湯に入れ、柔らかくなってきたところで止める。
あく抜きのため、イタドリやわらびと同様、水に漬けておかないといけない。
さらに、乾燥させると良いそうだ。
時間はかかるが、いつでも食べれるようになるんだとか。
チャリダーにとって、最高の飯になるじゃん!
以前採ったイタドリを食べようと思ったのだけど、思った以上に人が増えてきた。
いくら道の駅の裏手とはいえ、ここで調理するのは・・・。
ということで、一旦ジップロックに仕舞い直し、あとで食べることに。
下処理をしていると、これから北海道へ行くというおばちゃんが話しかけてくれた。
なんと、まんじゅうとおしるこを頂いてしまった。
ありがとうございます!
他にも、道の駅のおばちゃんが話しかけてアドバイスをしてくれる。
やっぱり、人と話すと元気になるのだ。
旅をしよう、という気持ちになる。
そもそも、これまでの生活が人間として不自然だった。
嫌でも近くに誰かがいるし、
組織に所属しているから、一見将来が安泰なように見える。
でも実際はそんなことはないし、人生そのものは本来孤独に満ちている。
人と違うということは、必然的に孤独を内包しているということ。
やっと壁の外に出て、本当の意味で人と接している感じだ。
さて、山菜の下処理もほどほどに、出発しよ。
結局、出たのは10時頃。
我ながら、渋峠舐めすぎwww
いきなり坂を上がるが、これがなかなかきつい。
この時点で、すでにバテてしまう。
昨日の疲労がモロに残っている。これはやばい。
一旦日陰に座り込んで、マッサージをしたら多少マシになった。
再び、気合いを入れ直して出発。
新潟側から登っていく場合、白根山まではたどり着ける。
だが、草津温泉の方へは行けなくなるので、注意が必要。
今の体・装備では、たぶん峠を越えるのに2日かかると思う・・・。
どこか、野営できるいい場所を見つけないと。
難所・渋峠へ
いよいよ、渋峠の入り口っぽいところに到着。
通りすがりのローディーに、
「なぜ・・・お前がここにいる!?」みたいな目で見られる。
ストレッチとカロリー補給をして、さぁ出発だ!
ちなみに、この時すでに時刻は11時を回っている。
なぜこんなに遅いのか、自分に訪ねたいぐらいだw
早速峠に入ったけど、本当にキツイ。
勾配もあるし、最初のつづら折りで早くも挫折w
足が上がらないので、何度も止まる。
おお、この時点で1000mなのか。
これから、あと1000m・・・上るのか。
気が遠くなる。
一度休憩したいと思って、横になる。
頭の方へ血が流れていく感じで、座っているより回復する気がする。
どんどん、時間が経過していく。
そろそろ行くかと進んでいると、なんと元日本一周チャリダーに話しかけられる。
すごい!早くも2人目だ!
ブログ名、リアルマインクラフトの旅ですと教えると、怪訝な顔をされる。
マイクラを知っている人からすると、「え、どういうこと?」となるのだろう。
シラカバの森を発見!
坂を頑張って走っていると、シラカバ園地を発見。
渋峠って、自転車で走る峠というイメージしかなかったから、
こんな秘境があったのかと驚く。
もうね、この看板見た瞬間テンションが上がりましたよ。
まさにマインクラフトのアレっていうのが大きいけど、都市部じゃ見られないからね。
それも、こんな森。なかなかないでしょ。
マインクラフトでは、牛の模様みたいでダサいのだが。
実物は、葉と幹のバランスもいい、色もかなり美しい。
我、感激なり。
シラカバの材木を使って、お箸やスプーンを作りたい。
ところどころ、樹皮が剥けている。
これまた綺麗な断面が顔を覗く。
ツルツルしていた、見た目が整っている。素晴らしいね。
必死になって坂を走っていたから、気がつかなかったけど、桜が咲いていた。
そっか、ここは標高が高いから、まだ桜が咲いているんだ。
目の前のことに必死になると、本来の美しさを見失う。
なんとここで、自分と同じような装備を積載している兄ちゃんに出会う。
マウンテンバイクで、後ろにサイドバッグ。
このまま、峠を抜けるそうだ。
こちらはよく止まりながら走っているので、あっという間に見えなくなる。
さすがにマイペースすぎるか?
おお、もうこんなに登ってきていたのか。
素晴らしいな、渋峠。
国道最高到達点という称号より、周囲の自然が大変魅力的。
上り坂を走っていると、まさかのハンドルがもげる。
よく起きるんだよねー。瞬間接着剤でくっつけないと。
仕方ないので、途中あったパーキングに寄る。
しばらく、このようなつづら折りが続く。
ここは潤満滝というスポットを見るための駐車場だったらしく、
せっかくなので覗いてみる。
うーん、やっぱり滝は近くで見ないとダメだな。
滝の展望台までの道。
この志賀高原一体では、昔から木炭や白箸の生産が行われていたという。
当時はそのような自然資源を活用した生産が多かったが、
時代の要請が変化し、生産より観光主体になってしまった。
その失われた生産地を取り戻していこうと、このような建物が再び再現されたという。
それぞれ石焼釜と、竹切小屋らしい。
素晴らしい施設じゃないか。
ローディーも、苦痛の表情を浮かべながら坂を上っている。
スピードだけでいえば、こちらと大して変わらない。
どんな自転車に乗っていても、大変なんだね。
シラカバの材木。
うーん、欲しい・・・。
一つくらい、いただけないだろうか。ダメだよな。
うわー、この勾配・・・。
実際には、ここから少し先まで下り坂。
逆から上がってくるときは、この勾配を上ることになるのだろう。
下り坂を進むと、個人的に好きな絶景スポットが。
手前にシラカバ、奥に池、右にスキー場。
段々とこの場所が好きになってきた。
おお!スキー場へ行くと、奥に延々とシラカバの森が広がっていた。
うわー!すごい!最高じゃないか、ここ。
ここで、小屋暮らしをしたい。ダメ?
丸池という場所。
ここまで走って、やっと標高1400mだという。
あと600mって。。。
ここで、一旦休憩にとトイレに寄る。
すぐにスタートするつもりだったが、連日夜まで走っているから、疲労が溜まっている。
この先いつトイレが現れるかもわからないので、今日はここに泊まることにした。
2日かかるとはわかっていたけど、まさか半分も進めないなんて・・・笑
この貧脚をどうにかしないと、他の秘境も見られない。
これは、鍛え直す必要がありますな!
さて、今日は山菜下処理の続きをして、さっさと寝ることにします。
それにしても、この場所寒いなぁ・・・。
すぐ隣に雪積もってるし。さすが。
あと、旅に出て以来まともにタンパク質を摂取していないので、釣りしないとね。
渋峠から降りてきたら、ブチサバイバルしよう。
さて、明日の走行に期待して、寝ることにする。
おやすみなさい!
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たんぱく質なら豆腐をとりあえず食べる事をオススメします。業務スーパーとかドラッグストアで安い!動物性たんぱく質も必要だけど。豚肉でビタミンB1も是非取っておいてほしいところ。がんばって!豚肉はしゃぶしゃぶにしたら美味しく頂けそうですね。
aneさん
ですねー。出来れば動物性たんぱく質を摂取したいものの、大豆製品を食べるのが良さそうですね!業務スーパーで安く販売していたので、物色してみます!