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【日本一周】強風に苦戦…いよいよ能登島へ到着!強風注意報とかチートすぎる。

 

能登半島の大きな峠を越え、無事に寝床を確保できた昨日。

もっと能登半島を満喫したい一方、いよいよ電源の確保が必要になってきた。

半島を突破するまで、あともう少し。

 

今日は、どんなストーリーが待っているのだろうか。

日本一周自転車旅、14日目のスタートです。

昨日の記事:能登半島進撃リベンジ!限界集落の可能性を知る【13日目】

 

 

全てはマイペース

 

昨日は時間がないにも関わらず、弱虫ペダルを最後まで見てしまった。

ラストは、完全なハッピーエンド!

真波山岳君の思考には、いつも旅をしながら考えさせられました。

 

さて、そんなこんなで、やることやっていたら就寝が1時半頃になってしまった。

最近は日本一周そのものが習慣化してきており、変に日常の夢を見ることがなくなった。

起きても、さぁ、今日も行くぞ!って。

 

今朝は、9時頃起床。遅すぎw

いやぁ、連日の疲れが溜まって、いかんせん眠いのだ。

さーて、今日も行くかーとダレながら外へ出る。

 

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おー!いい光景じゃない!

外へ出て朝日を見ると、ああ生きているんだと実感が湧いてくる。

屋内に引きこもって、現実か夢かわからない境界線をウロウロするのも楽しいのだけど。

生きているという実感は、外へ出ないとわからない。

 

太陽神を崇める理由も良くわかる。

朝に目覚めた時、太陽の光が行動の源になる。

 

これだけ晴れているなら、洗濯するしかないでしょう。

そろそろ溜まってきているし。

ということで・・・。

 

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やっぱり、洗濯は楽しー。

陽も当たるし、風も吹いている。

絶好の洗濯日和。

 

自分が生存するために必要なことを、自分でやる。

文明の利器は使用せず、手作業でこなす。

ああ、自分はここに生きている、という実感。

 

あまりにもいい日差しと風なので、ついでに

食器なんかも全部綺麗に洗っちゃう。

干しながら、溜まった作業も終わらせる。

ああ、気がついたら昼になっていた。

 

ま、いっか。

人生生き急ぐ理由もないし。

鈍行列車で行こう。

 

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荷物を詰め込んで、出発。

日本一周、14日目のスタート。

いよいよ、2週間だ。

 

 

強風に煽られて

 

朝から気になっていたのだけど、それにしても向かい風が強烈だ。

なんだ、この風?

全く自転車が進まない。

 

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九十九湾。

日本百景の一つで、リアス式海岸になっているため、庭園のような光景が広がる。

壮大な風景もいいけれど、庭園チックなコンパクトな光景も好きだ。

 

この辺りは周囲を山に囲まれているので、まだ風はマシ。

ただ一歩外に出ると、ものすごい風。

なにこれ、台風でも来ているの?

 

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海沿いで、トンビが舞っている。

かっこいいなぁ。

近くで撮らせてよ。

 

あまりの風に、自転車が煽られて倒れそうになる。

いやいや、これはおかしいっしょ・・・。

このタイミングで、この風。

チキショウ、倍返しだ!!!

 

峠や登り坂よりタチ悪いんじゃないか?

日本一周装備は空気力学をほぼ完全に無視して荷物を積載しているため、風の影響をもろに受ける。

下り坂でも、自転車止まるし・・・もうダメだ。

 

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諦めかけていたら、近くにドラックストアを発見したので、買い出しへ。

北陸の二大ドラックストアの一つ、アオキ。

もう一つは・・・名前忘れた。

 

食パン、かりんとう、ココナッツサブレ×2を購入。

ココナッツサブレも、行動食としては優秀。

税込85円と安く、カロリー量はかりんとう一袋と同等。

 

外で、食パンに砂糖をのせて食べる。

人前でやると、さすがに恥ずかしいな。

気にならなくなるよう、修行しないと。

 

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この猛烈な突風・・・伝わるだろうか。

旗が、烈火の如くなびいている。

海沿いだと、もっと風の影響を受ける。

 

普通に向かい風が吹くならいいよ。

ただこの風は・・・ないね。

ちなみに、ニュースを見たら、強風注意報が発令されてました。

そりゃそうだよねー。。。

 

平地でも進まないため、完全に戦意喪失。

いや、実際にこの向かい風の中で走ったらわかるよ。

進めないじゃない。進まない!!!

 

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少し山側を走るとマシかな・・・と思っていたけど、無駄な抵抗でした。

登り坂&強烈な向かい風という最悪のコンビ。
山に囲まれた田園も素敵。

 

 

つくしリベンジ

 

さすがに、そろそろ休憩するかと足を止める。

ちゃんとスタンドでチャリを止めているのに、時折吹く突風で前輪が浮き上がる。

いくら後輪に重心があるとはいえ、ねぇ・・・。

 

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そんなこんなで愚痴愚痴言っていると、足元につくしを発見。

それも、とんでもない量が生えている。

場所によっては、半径1m以内に100本以上生えている。

 

天国やぁ!休憩ついでに、取ってみた。

 

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見えている範囲だけ取って、これだけ。

つくしって、雨の日には5cm近く伸びるらしい。

いやぁ、これ資源枯渇しないだろw

 

前回取ったつくしは、もやしと一緒に炒めたんだけど、炒めすぎて縮んじゃった。

今度こそは、うまく料理してリベンジしてやる!

 

 

向かい風と能登半島の地形

 

休憩後、出発したはいいのだけど、相変わらずの坂。

勾配はさほどでもないけど、こんな坂がずーっと続いている。

おまけに、強烈な向かい風でしょ。

いじめだ!!!

 

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いやぁ、もうキツイっす・・・。

しんどいので、所々押して歩く。

最後の下り坂のご褒美も、風が強烈すぎて止まりそうになるんだよね・・・。

 

いくら自然に愚痴を言っても、天候を変えてくれやしない。

なので、ギアを落としてゆっくり進む。

時間をかければ、目標の場所に到達できるでしょ。

 

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水の補給に、簡易パーキングに寄る。

能登半島には、プチ道の駅のようなパーキングがたくさん存在する。

本当に、助かる!

 

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道の駅の裏手にあった、これ。

日本最古の漁法、ぼら待ちやぐらという名前らしい。

終日この上で待って、神経質なボラを網で捕まえていたんだとか。

 

外界のボラは、鯛より上手いっていうしね。

昔は、ボラも貴重な食料だったんだな。

湾奥で釣れるボラは釣り上げた瞬間から腐敗臭がするので、食べられないけど・・・。

 

そう追いやったのも、全部人間なんだけどね。

ボラの刺身、鯉の刺身と同様に、いつか食べてみたい。

 

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金沢まで、残り100km。

これを1日で、楽々と進んでしまう人もいるのか。

あくまで、マイペースに行くけど。

 

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少し進むと、またぼら待ちやぐら。

今現存しているものは、この2箇所とあと1箇所しかないんだとか。

いいものを見れた。

 

 

能登島へ

 

もう、夕方だ。

陽も落ちそう。

早く急がないと、暗くなってしまう。

 

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見えた!あれが、能登半島と能登島を繋ぐ橋だ!

 

目の前に目標があると、一層気合いが入る。

さらに、この時間帯になると、風も凪いできた。

一気に行くしかないでしょ!

 

やっと、平地で23〜5km程度のスピードで走る。

 

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目の前に海、すぐ手前に田んぼ。

 

潮風に直接当たり過ぎると、収穫量が減ってしまうらしい。

その代わり、丈夫に育つので、美味しくなるんだとか。

 

米・・・もう食べたくて食べたくて仕方がないけど、まだだ。

まだ、もう少しだけ置いておく。

 

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橋へ到達するための、最後の坂。

よし・・・行くぞ!気合いを入れて登る。

が、すぐに失速。周囲の山菜を物色するという言い訳を付けて、押すことにw

 

坂を上ったら、次は下り。

よし!もうすぐ到着する!全力でペダルを回す。

 

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うおー!!!これだ!ずっとこの光景を見たかったんだ。

橋を渡りながら、脱力。あー、やっとだ。

 

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能登島の看板!

今日の来訪者人数を、カウントしているらしい。

めっちゃ面白いアイデア。

ただ、もう少し大きめに表示しないと、車からは見えづらそう。

 

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さーて、能登島を散策するぞー!

が、もうすぐ陽が落ちる。

見ての通り、この場所にはほとんど街灯がないので、早めに到着しないとヤバイ。

 

橋の手前に休憩所があったので、そこにテントを張ろうと思ったけど、やめた。

計画性なく、どうなるかわからない状態で走るのが1番面白いのよ。

 

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周りになにもないのに、一件だけオシャレな物件。

別荘かな?いいなぁ。

建物は、やっぱり重要だ。

 

さて、ここからは長期戦になりそうなので、

ココナッツサブレの二個目を開封して、気合いを入れる。

いざ・・・探すべし!

 

と思っていたら、すぐそこにトイレのあるスペースがあった。

嬉しいけど、随分と気が抜けるなぁ・・・。

前回も、同じようなことがあって拍子抜けしたっけ。

 

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野営地としては若干グレーゾーンだが、全く人がいないのでここに泊まらせてもらう。

水がいつでも使えるって、本当に便利。

 

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陽が落ちる寸前の光景。

美しすぎる・・・。

 

テントを張っていると、遠くからフクロウの声。

最高のスポットだ。

今日も紅茶を沸かして、そんなことを思う。

 

明日は能登島を周回して、釣りをするつもりだ。

やっと、釣りができる・・・。楽しみ。

さて、おやすみなさい。

 

PS,自転車で走りながら、サバイバル編の構想を練っています。

色々面白そうなアイデアがいくつか浮んでいる。

 

その一つが、ボロい小屋を借りて、自分たちで住環境を整えていくこと。

そして、その様子を逐一ネット上でシェアすること。

 

絶対楽しいでしょ!

当てはないけど、そのうち手をつけるので、楽しみにしていてください!

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