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【保存版】1日1,000円で自転車日本一周旅をする方法を公開します!

 

自転車日本一周の旅を行うには、それなりに資金が必要になってきます。

長期間旅をするなら、毎日の食費もバカになりません。野宿をしないなら宿代も必要です。しかし、工夫をすれば「1日1000円」という低予算でも楽しく旅行をすることが可能なんですよ!

今回は、実際に旅をした経験をもとに「1日1,000円で自転車日本一周旅をする方法」を公開したいと思います!

MEMO
事前の準備費用に関しては、今回はコストに含めていません!

 

日々のランニングコストを管理する

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旅を実現するにあたって、一番費用が必要になるのが「日々のランニングコスト」です。

日々の生活と同じように、旅中にも定期的な出費が発生します。先にランニングコストを把握してしまえば、単発的に発生するコストも予測できます。

かなりざっくりですが、以下のように見積もってみました。

 

項目単価個数予算
飲食費700240日¥168,000円
通信費20008ヶ月¥16,000円
銭湯代など32508ヶ月¥26,000円
合計¥242,000円

 

ここでは、大前提として「8ヶ月間旅を行うこと」「出来る限り食費を切り詰めて旅をすること」を条件にして予算を設定しています。

旅の期間については旅人の予定によって左右されますが、半年間・もしくは1年間のスパンで旅をする人が一番多いので、間をとって8ヶ月としました。

そこは実際に予定する期間によって、柔軟に予算を変えて考えていただければなと思います。

 

一つずつ、項目ごとに詳細を見ていきましょう。

 

1日の食費を700円に収める

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1日700円の食費。定住して一箇所で生活すれば、一ヶ月一万円生活も可能でしょう。

ただ、自転車旅の場合は自分の体が燃料になります。

つまり「食べる量を減らす」という選択肢は、最初から選べないわけです。きちんと食べて、栄養も取らないと先へ進めません。たちまちハンガーノック症状に陥ります。

 

・・・本当に節約しながらそんなことが可能なの?

・・・工夫すれば、できます!実際に実現しました!

 

では、どのように実現するのか?もうちょっと深堀りして考えてみます。

 

水は公園の水(便所水)を飲む!

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まず大前提として、飲料は原則公園の水を使用します。

え?汚い?いやいや、日本の水道水は他国と比較して、トップクラスで綺麗ですよ!

 

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考えてみてください。ペットボトル飲料を購入するのに、160円も必要。

1日に必要な水分量を補うために、毎日3本ずつ飲めば1年間で175,200円必要。それだけあれば、もっと旅を続けることができますよね。

これでも最低限の水分量ですから、実際にはもっと必要になると思います。

 

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ペットボトル飲料は高級品!という位置づけで旅をします。石油より高い価格で販売されているのですから、高級品です!

実際、10代の旅人から社会人を経験した30代の旅人まで、ほとんどの人が便所水を飲みながら旅をしています。

例え食費にお金をかけたとしても、飲料にそれほどお金をつぎ込むのは皆バカらしいと思っているんですね。実際、美味しいしどこでも補給できますからね。

 

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日本全国を旅していると、山を中心に湧き水スポットを見つけることもありますので、ぜひ美味しい水を探しながら進んでみてください。

せっかくこれだけ水の美味しい国に住んでいるんですから、自国のいい点を見つめなおすためにも「水道水・湧き水」中心の生活をおすすめしたいところです。

 

日々の食料を考える

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緊急時に飲料が必要な場合を除けば、毎日の飲料代は0円に収めることができます。

その分、1日700円の食費をフルに使用できるわけですが、難しいと思いますよね?でも節約する意識さえあれば意外と簡単なんですよ!

どんな食事をすれば、1日700円に収めることができるのか?

 

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まず、満腹度を満たす目的であれば、「食パン」が一番使えます。

イオンだと、税込み85円の食パンが売っています。

また158円の比較的美味しいマヨネーズも販売されていますので、これらを組み合わせると最強のカロリー補給食が出来上がります。

また自炊しなくてもいいので、即時的に食料補給ができます。安定的に補給できること、安価なことで他の旅人にも好まれている食品です。

 

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次に、「スパゲッティ」

スポーツ選手等が好んで食べるように、すぐにエネルギー確保ができる食品。業務スーパーでは500gで100円の麺が売っています。自炊するのが多少面倒なので、夜間専用の食べ物です。

パスタソースは高いので、節約するのであれば必要ありません。満腹になるまで食べたとしても、1食30円〜50円程度で収まります。こちらも素晴らしい食品です。

 

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栄養を摂取するために、スーパーで「野菜」を購入してまるごと食べます。

野菜に関しては、イオン・トライアル・業務スーパー等の大手では確実に安く販売されています。これらのスーパーは食料を節約するにあたって、必ず利用する必要があるので覚えておくといいです。

さらに、主に日本中の田舎にある無人販売所「良心市」を活用すれば、激安スーパーよりも美味しくて安価に大量の野菜を購入することができます。

頭の片隅に入れておいてください。

 

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あとオススメなのが、1袋158円の「袋ラーメン」。5食入りなので、一食32円程度に収まります。

大抵200~300円程度で販売されてますが、イオンモール・トライアルでは、プライベートブランド商品が158円で販売されています。

1食のコストとしては高いですが、美味しいこと、暖まること、すぐに調理して食べられる点で優れているので、よく購入して食べていました。

 

具体的な一日の食料計画

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では、具体的に食費を一日700円に抑える食料計画について述べていきます。

基本的には、前述したとおり日本一周中には食パンをメインに食していました。食パンそのものについても、高級やヤマザキパンなどは食べずにイオンの安いものを食べていましたね。

調味料は基本的にはマヨネーズで、あとはスーパーで安いジャムやクリームを見つけたときには購入し、飽きることを防いでいました。

 

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夜はガッツリ食べたほうがいいので、腹持ちのよいスパゲッティやうどんなどを。米を食べることもありましたが、人に頂くというケースが大半で自分で購入したことはありません。

日本人は米が主食なので、買って食べてもいいんですがコストパフォーマンスが良くないのと、そもそも米自体が重くて旅に支障が出てしまうので、手をつけることはありませんでした。

一日のローテーションの具体例はこんな感じ。

 

  • 朝:食パン1斤orラーメン1袋 (100円程度)
  • 昼:食パン1斤or安価な菓子パン数個 (200円程度)
  • 夜:スパゲッティorラーメン+食パン1斤or米2合 (400円程度)

 

ちょっと極端な例ですが(笑)、日本一周中はこんな感じのローテーションで回していました。

「飽きないの?」と良く聞かれるんですが、全然飽きません。(笑)

これは人の性格等によるのでしょうが、そもそも食事を節約出来る時点で食自体にさほど関心がない、ということの裏返しでもありますからね。

現地の美味しいものを食べたい、食は節約出来ないという人は無論、1日1000円計画は断念したほうがいいでしょうね。どうしても予算を抑えたい人向けです。

お金があるなら、美味しいものを食べたほうがいいと思います。予算がなくても、工夫次第で節約可能だということだけ頭に入れておいてもらえれば。

 

交通費を計算する

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自転車旅で一番コストがかかるのは食費ですが、離島へ遊びにいく場合は交通費もバカになりません。

場所によって交通手段も料金も異なりますが、旅の予算から逆算して、「どこに行けるだろうか?」を考えたほうが効率的に決めることができます。

参考に、各種離島への交通費を見積もった記事を作ったので、見てみてください。

 

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今回は、あらかじめ3万円と見積もっています。

それだけあれば、おおよそ北海道~沖縄まで移動することが可能なためです。詳しくは上記の離島交通費の参照していただければ、良くわかります。

「たくさん離島行きたい!」という場合は、+2万円~10万円ほどで考えておいてください。

 

通信費を抑える

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今の時代、「旅をしながらブログやSNSも更新したい!」という方も多いようですが、通信環境を確保する場合でもお金がかかりますよね。

スマートフォンを利用する場合、月々1万円近い費用になる場合もあります。携帯代もなんとか工夫して抑えてしまいましょう。

一番手っ取り早いのは、通信会社を大手から「格安SIM」を取り扱う会社(MVNO)に変えること。

多少手続きはややこしいですが、プランを得られば大幅に節約することが可能!出発前に携帯代を払いすぎていないかチェックしておきましょう。

 

その他、必要な資金を見積もる

長期で家を空ける場合、税金や保険料も必要ですが、今回は純粋に旅に必要な資金に絞って考えてみます。

その他必要だと思われる資金は、これ。

 

  1. 散髪資金
  2. 銭湯資金

 

一つ一つ見ていきます。

 

散髪資金

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旅をしていれば、当然髪も伸びてきます。あまりに放置すると浮浪者状態になってしまうため、定期的に切りに行く必要があります。

まず散髪に関しては、駅前の1,000円カットを利用することを前提とします。安いとはいえ、意外とちゃんとカットしてくれるものです。3ヶ月に1回、つまり旅中に2回切りにいく前提で考えます。

ちなみに北海道には、自転車日本一周旅行者限定で無料で髪を切ってくれる「ミスターバイシクル」というとても素敵なお店があるので、メモしておいてください!

 

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温泉・銭湯資金

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銭湯に関しても、できる限り安い場所を利用することにします。

相場は一回で500円程度なので、その前提で3日に1回入るという計算で予算を見積もっています。

実際、全国様々な銭湯・温泉に赴きましたが、安いところで300円程度、高い場所で1,000円程度でしたね。

入浴回数が多いか少ないかは人によりますが、3日くらいだったら毎日着替えることを前提にすれば、夏場でも耐えられました。

 

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もし各地で停滞せずにスムーズに日本一周をする予定なら、「温泉博士」という雑誌を持っていれば全国の指定された温泉に「無料で」入浴することができます!

600円程度で購入でき、場所は限られてますが日本一周のルート上に無料温泉があることも多く、なかには1回1,000円もする温泉に入れることも。

全国で130箇所程度、毎月指定された温泉に入浴できます。ぜひ一度チェックしてみてください。

 

 

日本一周の総予算を計算してみた!

以上の予算を全て合計すると、このようになりました。

 

項目単価個数予算
飲食費700240日分¥168,000円
通信費20008ヶ月¥16,000円
銭湯台など32508ヶ月¥26,000円
交通費300001回¥30,000円
合計¥240,000円

 

今回はあくまで8ヶ月間旅をする想定で計算していますので、総日数240日だとして¥240,000÷240で1日1000円となり、ちょうどピッタリ目標を達成できます。

もちろん想定外の出費があるので、実際にこの予算をそのまま実現することは難しいでしょう。僕のように1日300円や500円、1,000円で旅をしたければ、ある程度ゆとりを持たせたほうがいいのは事実。

ただあらかじめ予算を立てて実行するか、何も計画せず実行するかでは旅終了時に雲泥の差が出てきます。

 

 

ちなみに、社会人の方は多くが100万円〜300万円ほど貯金をして旅に出る人が多いようです。

もちろんお金はあればあるだけ豊かな旅ができるのでしょうが、若者や学生が旅に出発するという場合、手元にお金がないケースが多いですよね。

あらかじめアルバイト等でお金稼ぎをするのもいいですが、ただお金のために働くならその時間はできるだけ無い方がいい、とも言えます。

 

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そんな人のために、「1日1,000円でも自転車日本一周できるし、実際にやってきたんだぜ」という一例を示したくてこのような記事を作りました。

予算が切迫している人は、自分でも上記のように予算計画を立てておくと低予算でも安心して旅に出発できると思いますよ。

 

自転車装備から節約したい人へ

 

今回の記事では旅の最中のみの節約方法を紹介しましたが、工夫すれば旅の装備から節約可能です。

自転車日本一周の旅に最適な装備・道具類を予算別に下記の記事にまとめておいたので、自分の財布とにらめっこしながら選んでみてください。

 

 

おわりに:そもそも収入を増やしたほうが早い説

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というわけで、以上「1日1000円で日本一周自転車旅行する方法」を紹介してみました。

これまで旅で節約する手段を紹介してきましたが、あらためて振り返ってみると、ぶっちゃけ「節約するより収入を増やしたほうが簡単だな」と思いました。(笑)

もちろん、今の収入を増やすことは難しいと思います。それができるんだったら、「節約」なんて考えなくてもいいですからね。

 

が!世の中には「旅をしながら、住み込みで働ける方法」が存在するんです。

それが”リゾートバイト”という制度で、北海道から沖縄の離島まで、全国各地でアルバイトをすることができます。しかも、高時給(1000円〜1100円超)の募集先も多いです!

この制度を使えば、例えば日本一周出発時に「準備資金が足りない!でも絶対に1ヶ月後に出発したい!」という場合でも、旅先で住み込みで資金を作ることができます。

 

 

半年あれば50万円も貯金できるし、同じ場所で働きたくなければ、1ヶ月ごとに全国各地のリゾート地で働くことも可能。

文字通り、「日本一周しながら、旅しながら働く」ことが可能になるんです!旅人からすれば、かなり理想的な制度だと思います。

リゾートバイトの詳細については、下記の記事でまとめてあるので興味のある方はぜひ見て下さい。特にお金のない学生、フリーターの方には特におすすめの制度です。

 

 icon-arrow-circle-right 旅先で住み込みで働ける!?「リゾートバイト」3つの魅力とおすすめ案件まとめ

 

僕も日本一周しながら全国各地で働くことで、資金を得ていました。

おかげで、出発時にはたった10万円しか用意していなかったんですが、なんとか家まで帰ってくることができました^^;

 

▼自転車日本一周に必要な道具・予算・必要な知識を全てまとめてみました!

【保存版】自転車日本一周旅行に必要な予算・装備・持ち物とは?旅に必要な全知識

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