2018年8月から、4ヶ月間の東南アジア周遊旅行をスタート!第二国目として、「ベトナム社会主義共和国」に15日間滞在することになりました。
ベトナムは一応社会主義国ですし、「Wifi&電源が設置されてある場所が少なそう」「ノマド作業に適した場所が少なそう」というイメージを抱いていました。
しかし!実際に旅行してみると、ベトナムは想像以上にノマドに向いている国であることが判明。今後、長期滞在したい国のリストにも加えることに。
- ベトナムでのノマド作業快適度を調査
- ホーチミン・ハノイ・フエでおすすめのノマドカフェ一覧
今回は、ベトナムでのノマド作業の快適度を調査してきましたので、各都市ごとのおすすめカフェも合わせて紹介していきたいと思います!
ベトナムでノマド作業を行うメリット・デメリットを実施調査
ベトナムの街中にはいたるところにカフェが存在する
ベトナムはコーヒー生産量がブラジルに次いで世界第2位であり、その影響か街中を100mも歩くとカフェにぶち当たるほど大量に存在します。
多くは簡易的な机・椅子だけが置かれた地元民向けのカフェですが、なかには欧米人が1日引きこもって作業しているような場所も!
ノマドに向いているカフェは必要な環境も整っており、ほぼ全席に電源を完備。Wifiも超高速ではないものの、作業に支障をきたさないの速さで利用可能。
これはベトナムに限りませんが、東南アジアのカフェは日本のように常に混雑している・・・という状況は少なく、平日の昼間ならガラガラなので作業に集中できます。
先日訪れたカフェでは5時間以上も同じ店で作業していましたが、何も言われませんでした。途中で一度料理を注文したものの、日本だと考えられませんよね。
地元のローカルカフェなら価格も安いので、頻繁に利用しても問題なし。カフェの環境に関してはタイと劣らず充実しており、快適に作業ができます。
物価が安いため滞在費を大幅に抑えられる
個人的にベトナムは長期滞在に適した国だと思っていて、最大の理由は「物価が安くて、治安にも優れている」という点にあります。
ノマドとして海外に滞在する理由は様々ですが、特に東南アジアを回る人のなかには、「生活費を抑えたい」という目的で利用する人も多いでしょう。
その点、ベトナムなら生活に必要なコストを大幅に抑えることができるし、治安も東南アジアの中では比較的良いのでトラブルにも巻き込まれづらいです。
Grabバイクを利用して縦横無尽にカフェを移動可能
ベトナムでは街中に鉄道が走っていない(※)ため、長距離移動をする場合はタクシー・バスを利用することになります。東南アジアではボッタクリも多いため、面倒です。
しかし!ベトナム全域で配車アプリの「Grab」が頻繁に使われており、上手く使いこなせば電車以上に自由に移動でき、価格も安価で明瞭会計と非常に便利。
使い方を覚えれば、ほとんど歩かずともバイク・タクシーだけで移動できるので、カフェ間やホテルへの移動も楽々行えます。ノマド民の強い味方です。
[aside type=”normal”]2020年に、日本のODA(政府開発援助)でホーチミン・ハノイに地下鉄が開通予定[/aside]
デメリットは深夜営業している店が極端に少ないこと
ベトナムでノマド作業を行う唯一のデメリットは、一部店舗を除いて「深夜営業」をしている店舗が極端に少なく、夜間の作業が行えないこと。
ノマドの聖地であるタイ・バンコクやチェンマイでは24時間営業のカフェが何店舗かあるため、夜型人間でも作業を行えました。
残念ながらベトナムには深夜営業のカフェが少なく、あっても店舗が狭く混雑しているお店ばかり。夜間は早めに寝て、早朝に出かけたほうが有意義に過ごせます。
ホーチミン・ハノイ・フエでおすすめのノマドカフェ一覧
【ホーチミン】Mr.8 Coffee
ホーチミン市の中心地にある、若者向けのオシャレなカフェ。一見すると超小型のカフェに見えるんですが、店舗が謎の構造になっており、奥には大量の座席を完備。
壁際の席には電源が用意されており、Wifiも使えます。価格もこの手のカフェにしては比較的安く、まさかの夜中3時間までの深夜営業もされています。
夕方以降は混み合うようですが、訪れた日中のタイミングではガラガラで快適に作業を行えました。ホーチミンのカフェは混雑しやすいので、早めにアクセスしましょう。
名称 | Mr.8 Coffee |
住所 | 2 Cách Mạng Tháng 8, Quận 1, Hồ Chí Minh, Quận 1 Hồ Chí Minh, |
営業時間 | 6:30~3:00 |
アクセス | ホーチミン市内から徒歩10分ほど |
【ホーチミン】Tous Les Jours
ホーチミンで観光しながら街歩きしているとき、たまたま見つけたパン屋。購入したパンはテイクアウトするのが基本ですが、店内でもいただくことができます。
店内のイートスペースはあまり広くないものの、夜間でも人が非常に少ないので集中して作業ができました!電源は一部の席のみ、Wifiは問題なく使えました。
他のカフェと比べて条件的に優れているわけではないものの、隠れ家的な存在で個人的には好き。次回のホーチミン旅行時にはこちらの店舗に入り浸る予定w
【ハノイ】Joma Bakery Cafe LQS
記事中で解説した、5時間以上滞在してぶっ通しで作業をしていたカフェ。平日の日中なら圧倒的にお客さんが少ない一方、席数は多いので集中して作業ができます。
一応チェーン店らしく、ハノイ市内に3店舗ほど存在するのと、ラオスやカンボジアにも出店しているよう。価格はスタバと同じぐらいで、現地の物価からすると高め。
ほぼ全席に電源を完備、Wifiは超高速ではないものの全然使えるレベルなので、集中して仕事を終わらせたいときにピッタリのカフェです。
名称 | Joma Bakery Cafe LQS |
住所 | 22 Lý Quốc Sư, Hàng Trống, Hoàn Kiếm, Hà Nội, |
営業時間 | 7:00~21:30 |
アクセス | 旧市街から徒歩10分ほど |
【フエ】The One Coffee&Bakary
世界遺産が数多く存在する田舎の「フエ」ですが、実はベトナム全土で最もノマドに優れた街なんじゃないか?と思ってます。最大の理由はこちらのカフェが存在すること。
フエの中心部にあるカフェで、来店するお客さんの数が少ないわりに店舗の広さが半端じゃない!カップの形をしたオシャレな席や、ほぼ全席に電源、そして高速Wifiも完備。
店員さんにはほぼ全員に英語が通じますし、ネイティブ並にペラペラ喋れる人も。極めつけは、店員さんがめちゃくちゃ可愛い&かっこいいこと!何度も通いたくなります。
料金はベトナムにしては高く、スタバと同じような水準。しかしどのタイミングで訪れてもガラガラで、静かなので作業に集中できます。
名称 | The One Coffee&Bakary |
住所 | 3 Hùng Vương, Phú Hội, Thành phố Huế, Thừa Thiên Huế, |
営業時間 | 7:00〜22:00 |
アクセス | 市内中心部から徒歩5分ほど |
おわりに:ノマドの長期滞在国としてベトナムも視野に入れよう
というわけで、今回は「ベトナムのノマド環境を調査した結果と、ホーチミン・ハノイ・フエでおすすめの作業カフェ」を全てまとめてみました。
正直、名目的には社会主義国である・・・という理由から「長期滞在には適さないんじゃないか?」と思ってたんですが、全くの間違いであることがわかりました。
ベトナムに15日間滞在したけど、「住みにくそうだな」と思っていたイメージは全くの間違いであったことが判明🇻🇳
✔︎ベトナム料理が安くて毎日食べられるクオリティ
✔︎街のいたるところにカフェが存在
✔︎2020年に地下鉄が開通予定
✔︎治安も問題なし余裕で海外移住先候補に入りました🙋♂️
— ヨネスケ | 8/7〜東南アジア旅行 (@yonesukez) 2018年8月23日
個人的には非常に住みやすい街だと感じましたし、治安的にもバンコクと変わらず。ベトナムは経済的にもこれから盛り上がる国なので、活気にもあふれています。
今回の東南アジア旅行は「長期滞在国を探す」目的で各地を回っていますが、控えめにいって素晴らしい街だったので、来年あたりに数ヶ月ほど滞在するかも!
- 【ベトナム】5泊6日のホーチミン旅行で訪れたおすすめの観光地・飲食店・予算まとめ
- 【ベトナムの首都】5泊6日のハノイ旅行で訪れた観光地・飲食店・予算まとめ
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(※)ベトナムで滞在した各都市の情報を上記にまとめたので、初めて訪れる方はぜひ参考にしてみてください。