「須磨海釣り公園」は潮流の早い明石周辺の海域に存在し、しかも沖に400mもせり出す形で設置されているので圧倒的な魚影の濃さを誇る、まさに釣り天国のような施設です!

日本で始めて公的に設置された釣り公園としても有名で、建造されたのは1976年。

潮の流れが極端に早く、かつ水深も最深部で20mほどと決して初心者向けではないんですが、上手く攻略できれば名物の大型マダイ、イシダイ、青物など超レア魚を釣ることが可能。

今回は、「須磨海釣り公園の釣りポイント・アクセス方法・釣れる魚種」についてじっくりと解説していきたいと思います!

 

須磨海釣り公園の施設・設備紹介

アクセス方法・駐車場の有無

▲最寄り駅の「須磨浦公園」。下車後、徒歩3分程度で到着できます。

 

須磨海釣り公園は、海岸線沿いにある2号線を走っていると到着します。当然駐車場もあるので車でのアクセスが可能。

ただし、同系列の「平磯海釣り公園」と違って車だと場所がわかりづらく、釣り場は沖にせり出しているため車横付けでの釣りは不可となっています。

一方で最寄り駅から徒歩すぐ到着できるので、電車釣行だと快適にアクセスできます。実際、平磯と違って電車釣行で訪れる釣り人が多いですね。

 

 

海釣り公園へのアクセス方法ですが、須磨浦公園駅前の広場から海に降りていくと到着できます。車の場合も駅前に駐車場があるので、同じ道順でOK。

案内の看板どおりに進めばすぐに到着できますよ。

 

 

道路の反対側にあるので、階段を降りて地下道を進むと入り口に到着できます。初めてだと少しわかりづらいかも。

 

入園・駐車料金について

 

須磨海釣り公園の入園料は大人1,200円、子ども600円と平磯海釣り公園に比べると少しだけ割高です。

その分施設が豪華なので、本格的な釣りを楽しむことができます!

基本的に毎日営業していますが、毎週火曜日は定休日になっているので要注意!ただし夏休み期間(7/21〜8/31)は無休で営業しています。詳しくは海釣り公園公式HPを参照してください。

 

 

駐車場の料金ですが、平日と祝日で違います!平日は最初の1時間が300円、その後は200円で最大料金が1200円。

土日祝の場合は最初の1時間が400円、以降1時間ごとに300円で最大料金の設定はありません。

また夏休み期間の繁忙期など一部料金が異なる場合があるので、詳細は駐車場の公式HPを参照のこと。

 

須磨海釣り公園の設備紹介

 

須磨海釣り公園は平磯ほど施設が充実していませんが、それでも自販機・軽食堂など1日釣りを続けられるだけの設備は整っています。

まずは一番の特徴である、「管理塔」の内部から紹介していきます!階段を上っていくと内部に入ることができます。

 

 

簡単な釣具、パンやお菓子などを購入できるほか、奥には軽食堂もあるので食事面はバッチリ。トイレは管理塔と受付周辺の二箇所だけとなります。

内部には簡単な休憩所もあるので、釣りに疲れたら中で休むこともできます。夏場は避暑地、冬場は特に冷えるので逃げ込めるのはありがたいですね。

簡単な仕掛け・餌・氷ぐらいであれば、展望台まで上がらなくとも購入できます。

 

 

管理塔階段前の小さい売り場。仕掛けや餌の購入はこちらからどうぞ。

左の自販機にはカップルヌードルなんかも置いてあるので、外でそのまま食事も可能です。

 

 

須磨海釣り公園の貸竿セット。足元に落とす、簡単に投げる・・・など簡易的な釣具しかありませんが、仕掛けと餌もセットで1300円でレンタルすることができます。

現地で発泡クーラーと氷も販売しているので、手ぶらで訪れて釣りをすることもできます。

 

 

管理塔前にはまな板が置いてあって、帰る前に魚の頭・内蔵を落としていくことが可能。特に鮮度が落ちやすい青物・大型サバのシーズンには非常にありがたく感じます。

 

 

平磯海釣り公園と同様に、万が一大型魚が掛かったときのためも玉網も設置してあります。

数が少ないので大型狙いなら用意したほうが無難ですが、狙ってなくてもヒットすることがあるのでありがたいですね。

 

釣りをする際の注意点

 

画像を見ればわかりますが、海釣り公園は全域で足元が金網状になっていて、意外に隙間が大きめなので小物だと網を抜けて落下します。

特に注意しなければならないのは貴重品で、スマホ・財布はさすがに大丈夫ですが、「家・車の鍵」だと落下してしまう危険性が大なので要注意。

ファミリーフィッシングの場合、大半のポイントでまともな柵がなく、潮の流れが半端ではなく落下するとあっという間に流されてしまいます。

一応大人・子どもともにライフジャケットを借りることができますが、走り回ってしまう年齢だと危険性が高いためやめておいたほうがいいかも。

須磨は本格的な釣りを楽しめる施設なので、気軽に楽しむ分には平磯海釣り公園のほうが安全でおすすめです!

 

 

釣れる魚種

ぶっちゃけ、とにかく魚影が濃い場所なので小魚から超大型魚までなんでも釣れます。(笑)

有名どころでいうと、やはり潮流を活かした大型マダイ・ブリ・スズキ・イシダイ・コブダイが人気。各漁礁にはクロダイ・アオリイカ・ウマヅラハギ・マルハギなども付いています。

アジ・イワシなど小魚もサビキ釣りで狙え、足元の支柱周辺には25cm超のカサゴ・メバルなども。冬場にはカレイ・ヒラメ・アイナメなど底物も人気です。

潮が流れ始めると釣りにならなくなるケースが多いため、できるだけ重い仕掛けを扱えるよう通常より固めの竿を用意しておいてください。

 

須磨海釣り公園の釣りポイント

 

それでは、実際に須磨海釣り公園の主要ポイントの紹介をしていきます!

各ポイントごとに人口の漁礁が沈められていて、なおかつ釣り公園自体も超大型の漁礁として、支柱を中心に大量の魚が付いています。

詳細な漁礁の位置などは公式HPのイラストが一番わかりやすいので、引用します。

 

▲実際に水中にカメラを沈めて、「水中映像」も撮影してきました!さすが須磨海釣り公園・・・といった感じで、大量のレアな大型魚をたくさん確認することができましたよ。

 

それでは、実際に具体的なポイント解説をしていきます。

 

第1釣台

 

須磨海釣り公園の受付。開園前に行くと並ぶことになるんですが、いかんせん受付周辺が狭いため土日祝だと地下道まで行列が続くこともあります。

 

 

受付から公園に入場したところ。ずーっと歩いていくと管理塔に到着します。

通路の西側一帯が第1釣台で、全域で竿を出すことができます。一方東側は全域釣り禁止なので、要注意!

 

 

第1釣台付け根にあるテトラ帯。

周辺では冬〜春のメバル、春・秋のアオリイカがよく釣れることが有名で、ルアーマンは先端の第2釣台かここで竿を出していることが多いです。

今回訪れたタイミングでも、ルアーマンがアオリイカを狙っていました。

 

 

第1釣台の管理塔周辺。塔の真下は支柱が複雑に入り組んでいて、特に多くの魚が付いています。

ここまで来ると水深10m超とかなり深くなり、大型のクロダイ・マダイ・青物などレアな魚も見られるようになります。

潮が流れ始めると通常の重りでは流されて釣りにならないため、大潮周りなどのタイミングでは専用の釣り道具が必要なことも。

 

第4釣台

 

須磨海釣り公園の中で最も水深の浅い第4釣台。一番付け根にあって、水深は浅いところで5mほど。

ロの字型になっていて、流れが穏やかなので小魚や秋にはアオリイカがよく釣れます。なんといっても、80cm程度の柵があるため子ども連れでも安心!

桟橋の内側は一部釣り堀になっていて、マダイを釣り上げることができます。別途料金を支払えば誰でも狙えるので、万が一釣れなかったときでも安心(?)できます。

 

 

第4釣台の釣り堀受付と自販機。日によっては釣り堀だけ営業していないときもあるので、事前にHPなどで要確認です。

 

第3釣台

 

海釣り公園の真ん中から地味ににょきっと東側に出ている第3釣台。

一部、子どもでも落下防止になる柵もあるのでファミリーフィッシングには最適。

特徴が少なく竿を出す人は少ないんですが、その分混雑しにくいので「人が多いのは嫌!まったり楽しみたい!」という人にはおすすめのポイント。

 

第2釣台

 

須磨海釣り公園といえば、やはり管理塔から伸びるコの字型の第2釣台!最大で沖まで400mと他の釣り公園にはない環境で竿を出すことができ、潮の流れがバツグンにいいです。

この急流を生かして、秋〜冬にかけて「大型マダイのウキ流し」という専用釣法も編み出されたほど。潮の流れに合わせて釣座を変え、100m程度も流れに乗せて最大80cm超の鯛を狙います。

管理塔周辺では「大型ウマヅラハギ(最大40cm級)」が釣れることで有名で、秋にはハゲ掛けで狙う常連さんがたくさん並びます。

 

 

第2釣台は全域が好ポイントなので、特徴の差もそれほどありません。特定のポイントだけ爆釣!ということは少ないです。

むしろ気をつけるべきは「潮流の方向」で、ウキ釣りやルアー釣りなど投げる前提であれば、釣座から見て沖向きに流れる場所で竿を出すとこの環境を最大限生かすことができます。

もちろん、支柱周辺を狙う胴付き釣り、落とし込み釣りの実績も高いです。流れの裏側にできる「ヨレ」に魚が付いているので、できるだけ支柱に沿うように狙うと結果がでます。

こちらは専用の釣具を用意して、80cm超級のコブダイ、40cm超級のイシダイを狙うことも可能。完全に魚との力勝負になるので、相当な準備が必要になります。

 

 

須磨海釣り公園の常連さんたち。

平磯に比べてベテラン釣り師が多く、潮流が変わったと同時に一斉にポイントを移動していました。須磨海釣り公園自体がクセの強い釣り場で、初めてだとボウズを食らうことも多いです。

可能なら、慣れないうちは公園のスタッフかベテラン釣り師に教えてもらったほうが魚を釣れる確率が圧倒的に上がります。

攻略が難しく、小魚以外は「初心者お断り」な雰囲気さえある須磨海釣り公園。しかし周囲のオカッパリで狙えるポイントと比べると圧倒的に魚影が濃いので、何度も通いたくなります。

実際10年ほど前には何度も通っていましたが、名物の大型サバ、青物、カワハギなどかなり美味しい思いをさせてもらいました。

 

 

須磨・明石周囲で「とにかく陸からレアな魚が釣りたいんだ!」という人には真っ先におすすめしたいポイントですね!

海釣り公園の真後ろには「須磨アルプス」と言われる山岳エリアが広がっていて、景観も素晴らしいです。

休日の癒やしには最高の釣りポイントなので、ぜひ一度訪れてみてください。

 

おわりに

▲須磨海釣り公園の背後にある「須磨アルプス」より撮影

 

というわけで、以上「須磨海釣り公園の釣りポイント・アクセス方法・釣れる魚種」を解説してみました。

周辺では圧倒的なポテンシャルを誇る海釣り公園。最初に行った時は「潮流が早すぎて仕掛けが底に到達しねぇ!流されて釣りにならない!」と洗礼を受けましたが、その後は何度も通いました。(笑)

他にはない環境なので、釣りを極めたい方はぜひ!

 

それでは。

 

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