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世界一狭い海峡「土渕海峡」と、恋人の聖地「エンジェルロード」へ【遍路旅5日目】

 

小豆島歩き遍路旅、5日目!

昨日は今回の旅で初めてのとなる旅館の「国民宿舎」へ宿泊しつつ、小豆島では一番の絶景?を誇る「中山千枚田」へ!名水百選の水も味わうことができて、大満足でした。

本日は、いよいよ小豆島一番の都市(?)である土庄町へ向けて出発。世界一狭い海峡で有名な「土渕海峡」と、恋人聖地である「エンジェルロード」も観光します。今日も楽しみだ!

 

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お寺の休憩所に「PS3」がある光景

 

おはようございます!今朝は土庄町の海水浴場にて起床。

もともとは別の場所にいたんですが、利便性を図ってバスで都市部まで降りてきていたのでした。小豆島はバスが発達していて、逆に温泉・スーパー・コインランドリーのある場所が限られているので、利用すると便利。

実はこの場所、初めて小豆島に来た際も野宿で利用したんですよね・・・。トイレがあると思ってのに、前と同じくオフシーズンは閉鎖されてて、相変わらずだなと感動。(笑)

 

 

朝一のバス便で元の位置に戻るので、パパっとコンビニで朝飯を調達。小豆島では貴重なセブンイレブン。

 

 

昨日訪れたけど、納経時間に間に合わなかった「第四十六番札所 多門寺」に到着。

が、普通なら営業時間の7時になると対応してくれるはずなのに、誰もおらず。嫌な予感がしたものの、もしかすると朝が遅い可能性もあるかと思って、8時まで待機。

しかし!なぜか誰も人が現れず、インターホンを押しまくっても全く人っ気がない。(笑)なんというか、離島らしいですね。色々とゆるいな〜。

 

 

待機しても意味がなさそうなので、後日納経に訪れることにして先へと進みます。

小豆島は海に囲まれているけれど、内部の山間エリアも静かで素敵です。こちらのほうが、雰囲気的には好きかもしれない。

 

 

第七十四番札所 円満寺」。こちらも人がいなかったけど、セルフ納経システムだったため助かりました。

 

 

もうすぐ、鯉のぼりの季節だなぁ。

小豆島も桜が散って、いよいよ夏に向けて本格的に季節が進み始めました。あと数日遅かったら満開の桜が見れなかったんですね!

しかも、今年はどうやら開花が1週間ほど遅れていたようで、本当にラッキーだったなと思います。

 

 

第四十九番札所 東林庵」「第五十番札所 遊苦庵」。

段々と、今日の出発地である土庄町に向かっています。早く都市部に戻りたい!

 

 

素敵な田舎道を進んで行き・・・。

 

 

第五十二番札所 旧八幡宮」。工事中でした。

 

 

有名らしい「宝生院のシンパク」。日本一の大きさで迫力満点だったんですが、周辺を工事中で近づくことができず。

パワースポットとのこと。

 

 

第五十四番札所 宝生院」「第五十一番札所 宝幢坊」。

とても立派なお寺で、春の時期に紅葉があると、秋に逆戻りしたかと錯覚しますね。いい場所だぁ〜。

 

 

何より気になったのは、宝生院の休憩所にPS3があったこと。

休憩所が広くて清潔なことにまず驚いたけど、それもPS3の姿を補足した瞬間に全て吹っ飛びましたw これは一体どういう用途で使うんだろうか?(笑)

直接お寺の人に聞けば、何かしらのゲームをプレイできたのかな・・・聞けばよかった・・・気になって夜も眠れない。(笑)

 

 

お接待としてチョコをいただきました!ありがとうございます!

果たして宝生院でPS3をプレイすることはできるのか?これから小豆島遍路をする方には、ぜひ試していただきたいw

 

世界一狭い海峡の「土渕海峡」

 

宝生院から移動して、「第五十五番札所 観音堂」「第五十六番札所 行者堂」へ。

高台にある影響も大きかったけど、今日は風が強すぎて途中から吹き飛ばされそうに。この突風は移動が大変そうですなぁ。

 

 

高台から、土庄の街を見降ろす。この辺はスーパーなどの施設が多く便利です。

 

 

ついに、ここまでやってきた!土庄にある、「オリーブセンター」というショッピングモール。

バス移動では何回も利用していましたが、徒歩で訪れるのは初めて。これから少しの間、野宿場所に困ればここに帰ってこようと思います。

 

 

小豆島では有名?な、世界一狭い海峡の「土渕海峡(どふちかいきょう)」。

いつも通ると海外の方ばっかり写真撮影していて、日本の観光客は皆無だったんですが、それほどレアなものなのか?

最狭幅は9.93mらしく、実際にギネスブックにも認定されているそう(Wikipedia参照)。

 

 

小豆島遍路では最初のスタート地点となる、「小豆島霊場総本院」に戻ってきました。

正規ルートではここからスタートになります。フェリーの発着港の関係で納経帳だけ買ってバスで戻りましたが、案内図などが全て総本院出発前提で作られているので、ここから進んだほうがいいかと。

 

 

街から一気に狭い田舎道を抜けて・・・。

 

 

第六十二番札所 大乗殿」「第六十三番札所 蓮華庵」に到着。

まだ出発してまもないですが、すでにこの時点で疲労気味。まだまだ先は長いです。

※この時点で、本来なら「第六十四番札所 松風庵」にお参りする予定だったんですが、スルーしていることに気が付きました。(笑)後ほど再び訪れます。

 

3年ぶりの光景!恋人の聖地「エンジェルロード」へ

 

一面に広がるオリーブ畑。

さて、ここから10kmほど半島のような場所を進んでいきます。回ったらもう一度土庄の街に戻ってくるんですが、微妙に距離が遠くて億劫に。

四国では札所間の距離が70kmある場所もあったんで、これぐらい平気なはずなんですけどね。慣れは怖い。

 

 

歩いていると、唐突にパラグライダーらしきものを発見。

今日はめちゃくちゃ風が強くて大変だけど、それでもこの物体で空を飛ぶことが出来るのか・・・?

 

 

目の前には、 オリーブ牛を育てている「小豊島」そして直島とともに芸術の島で有名な「豊島」が見えます。

ちなみにパラグライダーの所有者は、すぐ近くでサーフィンをしていたお兄さんでした。いくら風が強いとはいえ、この波では乗れそうにないけどなぁ・・・。

 

 

海を歩いていると、突然小さいお坊さんが。こんなところで何をしているんだい。

 

 

4kmほど歩き続けて、「第六十一番札所 浄土庵」に到着!海沿いにある札所だけあって、居心地がよく寝てしまいそう。

 

 

すぐ隣には、この周辺では珍しいオシャレなカフェがありました。サーフボードが置いてあったので、サーファー御用達なんだろうか。

 

 

再び、暴風が吹き荒れるなか海沿いを歩いていきます。

 

 

第六十番札所 江洞窟」。とてもへんぴな場所に札所がありました。

すぐ目の前が海にも関わらず、山岳霊場扱いに。本堂が洞窟状になっていて、中に入れるからかなぁ。

 

 

海を抜けたと思ったら、今度は山道を進んでいく。先は長そうです。

 

 

第五十九番札所 甘露庵」。ここまで来るのに、思ったより時間がかかってしまった。

 

 

後ろを見ると、すぐ向こうにスーパーのマルナカが見える。半島の終わりまでもうすぐだ!

 

 

そして、いよいよ本日の出発地である土庄の海水浴場に戻ってきました!

 

 

小豆島の中では、おそらく最も大きいスーパー。このマルナカにもイートインコーナーがあるので、休憩可能。

横には、なんと島では唯一の「ゲオ」もあります。

 

 

モール内には「オリーブ温泉」があるので、土庄の街まで来れば体を洗い流すことが可能。

すでにこの場所に一度訪れています。周辺に温泉がほぼないので、滞在中はもう一度利用することになるでしょう。

どうでもいいことだけど、ここで人生初めてのサウナを利用してみました。思ってたよりも暑くて過酷だったけど、これは新しい世界が開けた気がする!

 

 

すぐ近くにはコインランドリーも。

 

 

そして!近くに来るまで存在を忘れていたのだけど、小豆島名物の「エンジェルロード」に到着!

引き潮のときのみ道が繋がるようになっていて、恋人の聖地として売り出されています。残念ながら訪れたタイミングでは満潮だったけど、潮が引けば向こうまで渡れるようになります。

 

 

3年前、小豆島に訪れたときの写真。このときはタイミングよく潮が引いていました。

この時は寝袋を背負って自転車で旅してたんですが、まさか自分が自転車日本一周の旅、そして四国歩き遍路の旅に出発するとは思ってもいなかったですね。

 

 

段々と時間がなくなってきたので、次々に回る!

第五十八番札所 西光寺」「第五十八番札所 奥之院 誓願之塔」。なんとこの場所では、合計8ヶ所もの御朱印を押してもらいます。

御朱印を押すのって意外と体力使う(判子を押すときに全体重をかけないと上手くうつらない)ので、これだけの数となるとかなり大変なようでした。男性じゃないとキツイ。

 

 

第五十七番札所 浄源坊」。

 

 

第五十三番札所 本覚寺」。お経を唱えているときにずっと犬が吠えていてうるさかった。臭いから反応するのは理解するけども。

 

 

こちらもお寺もセルフ納経システムになっていました。

 

 

堂内で「昆布茶」がふるまわれていたので、早速飲んでみたのですがめっちゃうまい!なんじゃこりゃ!毎日飲みたいレベル。

特にお腹が減っているときには大変食欲をそそるお味で、二杯目もいただいてしまった・・・これは旅の最中でも毎日飲みたい。

 

 

こちらのお寺、正面にはエレベーターもあって大変ハイテクな仕様となっていました。

 

 

すぐとなりにある「第六十五番札所 光明庵」。

 

 

もうすぐ日没だ!夕日を見ながら、先を急ぎます。

 

 

途中にあった「ご自由にお使いください」と書かれた看板。逆にどのような用途で利用すればいいのだろうか・・・?

トイレ・水道・東屋はないけど、テントを張るぐらいはできそう。

 

 

田舎町のなかにある、「第六十六番札所 等空庵」。普通に島の住人がゴミ出し作業をしていた。ちょっと失礼します〜。

 

 

都会では見られない、狭い田舎の住宅路を通って進む。小豆島はこういう昔ながらの街並みが残る場所があちこちにあるので、非常に落ち着くね。

 

 

本日最後の札所!「第六十八番札所 松林寺」に到着!

時刻は18時をとうに越えているので、当然ながら施錠されていました。ま、こればっかりは想定済みだし仕方ないね〜。

周辺にはスーパーも野宿できそうな場所もないので、早速土庄町のほうまで帰りたいと思います。

 

 

う〜ん、夕日が綺麗だ。

 

 

本日も、いつものようにバス移動。さて、今日もグッスリ寝るか!

 

本日の移動ルート