旅行先で節約しようと考えたとき、「洗濯をコインランドリーではなくて手洗いで行う」という手段が思いつきます。特に貧乏旅行では、経費削減の意味で手洗いが良く行われています。
国内だと洗濯一回で1,000円ぐらい必要になるし、海外では近場に洗濯機が置いてあるとも限りません。ホテルに水道さえあれば簡単に手洗いできるので、時短にもつながる!
今回は、自転車日本一周・四国歩き遍路・タイへの海外旅行で身につけた「旅行先での手洗い洗濯方法と、必要なグッズ」について解説していきます!
旅行先での手洗い洗濯に使用しているグッズ一覧
普段、旅行先で使っている洗濯グッズはこちら!移動手段や目的地によって道具の種類は変わってきますが、おおむねこんな感じ。
一般的には「洗濯バサミ」「洗濯ひも」などが思いつきますが、何度も道具を使用しては捨て、再び購入・・・を繰り返し、やっと一つの完成形に近づきました!
通常の洗濯グッズをそのまま持ち歩くと「重量があって持ち運びが困難」「軽量でもかさばってしまい収納できない」という事態に直面してしまうので、洗練した結果このような道具になりました。
道具名 | 用途 |
保冷袋 | 中に水を貯めて浸け置き&洗濯に使用 |
防水袋 | 使用済みの衣服を収納 |
100均クリップ | 超コンパクト&軽量の洗濯バサミ |
ゴム紐 | 軽量&伸縮性の高い洗濯ひも、両端に固定用のS字フック |
S字フック | ゴム紐が使用できない場所で使用 |
小型ペットボトル | 中に液体洗剤が入っている。軽量。 |
ボディソープ | 液体洗剤の代用品。 |
ウォーターバック | 洗濯用の水を持ち運ぶ際に使用。 |
保冷袋&防水袋
こちらの保冷袋&防水袋は、衣類の洗濯および汚物の収納袋として使用します。保冷袋に入れて衣服を洗濯するのは旅人定番になっていて、バケツなどなくても手洗い洗濯ができます!
大量の水を入れても漏れず、なおかつ多少なかで服をこすりつけても破損しづらく、洗濯に向いているんですよ。大事に使えば3ヶ月ほど持つので、破損したら現地の100均で購入します。
他にも折りたたみバケツやコンテナを利用する方法もあるんですが、一番コンパクト・お手軽・安価に使う事ができます。少しかさばるのが唯一の難点。
保冷袋を使用する際は、このように洗剤+水+洗濯物を入れて押し洗いします。このとき、あまり強く押してしまうと破けてしまうので要注意。
洗面台で洗濯をする人が多いですが、野外だと難しいのと、ホテルで洗濯する場合でもなんとなく汚くないか?菌が繁殖しているのでは?と気になってしまうので、結構重宝します。
スーパーの袋と違って自立するので、押し洗いしたあとにつけ置きできるのもポイント。自分の場合、最低でも2時間ほど漬けておいてすすぎを行います。
洗濯ひも(ゴム紐)
一般的な洗濯ヒモは水はけが良いので、家庭用の洗濯に向いているものの、どうしてもかさばるのでバックパックに収まりません!ゴム紐なら同じ用途を果たせ、コンパクトに収納できます。
その後、軽量化しようと「タコ糸」で試したこともあったんですが、吸水した状態で放置するとカビが生えてくるので断念しました。
様々なヒモを使ったあと、最終的に超軽量&水はけのよい「ゴム紐」が最強!という結論に至りました。S字フックを取り付け、あらゆる場所に取り付けられるようにしています。
S字フックを結んでおけば、このように様々な場所に取り付けて衣服を乾燥させることができるようになります。状況によって片方だけフックを外したときもあるので、簡易的な結び方で固定しています。
洗濯ばさみ・クリップ
洗濯バサミに関しても、一般的に使用するものはサイズが大きくかさばります。こちらも軽量&コンパクト化を目指して100均のseriaのクリップを使用。
小さいので「洗濯物が落ちるのでは?」と思いがちですが、意外に挟む力が強く重量のあるタオル等でなければ確実に保持してくれます。クリップとしての機能もなかなか優秀。
自分で編み出したわけではなく、海外・日本のあちこちでノマド生活をされている「はぴらき合理化幻想」というブログを参考にさせていただきました。
節約ノウハウ等を見ているとめちゃくちゃ参考になるので、ぜひチェックしてみてください。
S字フック
「旅の洗濯には、とりあえずS字フックを持っていけ!」というぐらい、洗濯時に重要な役割を果たすS字フック。
紐が張れない場所にも洗濯物を干すことができ、その他道具を引っ掛けておくなど色々な用途で使えます。軽量&コンパクトなので、一つは持っておいて損はありません。
これまでは右側の大きいものを適当に持って行っていましたが、左側のコンパクトなものが家にあったので、こちらを持っていくことに。
洗濯洗剤
洗濯洗剤の持ち運びについては悩みますが、国内での日本一周時には小さいペットボトルに洗剤を入れて持ち運んでいました。ただし容量から考えて、海外へ持っていくことは困難。
その後のタイ旅行では、単純に石鹸を持ち込んでホテルで手洗い洗濯を行いました。しっかりと洗ってやれば、一般的な石鹸でもそこそこ汚れを落としてくれます。
洗剤はどの地域でも手に入るし、特にバックパッカーの多い国ではコンビニでワンパックの洗剤が売っていることが多いので、現地調達するのが最もスムーズかなと思います。
ウォータバッグ
なかに水を入れて持ち運べる「ウォーターバッグ」があると、野外でも比較的簡単に洗濯を行うことができます!他にも、水場と洗濯場所が離れている場合にも重宝します。
緊急的に水を入れて持ち運ぶ・・・という用途にも使えるので、いざという時のためにも持っておくと役立ちます。使用していないときはコンパクトにできるので、収納も簡単。
頻繁に使うものではありませんが、持っておくと何かと重宝しますね。
全ての洗濯道具を合わせると、「663g」という結果が出ました。液体洗剤も入っている状態でこの重量なので、かなり軽量化できたのではと思います。
おわりに
というわけで、今回は「旅行先で良く使っている洗濯グッズ」を紹介してみました!移動手段や目的地によって必要な道具が変わってくるので、必要な道具を選んでみてください。
これまで様々な地域で旅をしつつ、色々な場所で手洗い洗濯をしてきたので、そこそこ参考になるのでは・・・と思います。(笑)
ホテルを泊まり歩く場合でも、手洗い用の洗濯グッズを持ちあるくことで「どこでも洗濯ができる!」と自由度が高まります!大きな節約にもつながるので、ぜひ試してみてください。
紀伊半島通る時、連絡してくれ、時間が合えば農作業のバイトもあるし。
ありがたいです!よければ連絡先を教えてください。