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ロックフィッシュで良く釣れる「ワーム」は?選び方からおすすめ製品まで解説

ロックフィッシュゲームでは、主に甲殻類や小魚を捕食するターゲットが多く、それらを模したワームを使用することが多いです。

近年はロックフィッシングの専用ワームも各メーカーから販売され、そのラインナップも多様化しており、釣果に及ぼす影響も大きく「要」とも言える重要な要素です。

一見同じような形状でも、内部に仕込まれているマテリアルなどの違いで触感・匂いが異なるため、実は釣果に大きな差が出ます!

今回は、そんなロックフィッシュ用ワームの選び方について詳しく見ていこうと思います!ぜひ実釣の参考になれば嬉しいです。

 

ロックフィッシュ用ワームの選び方

 

ロックフィッシュ用のワームは、バスフィッシングで使用されるワームを基本としたものが多く、専用ワームもバス釣りの要素を引き継いだものが多くなっています。

北海道などの地域ではバスが生息していませんが、釣具店ではロックフィッシュ用としてバスフィッシングのワームが販売されており、その他の地域でも流用されているケースが多いです。

近年はバークレーやエコギアを中心にロックフィッシュ専用のワームも販売されており、そのラインナップも非常に多彩です。

バス用に比べるとやや小ぶりのものが多く、2〜5インチが主流となっています。

様々な形状・ジャンルが販売されていますが、大きく分けると「小魚を模したシャッド系のワーム」と「甲殻類を模した甲殻系ワーム」の2種類に分けられます。まずはこれらのワームについて見ていきます!

 

ロックフィッシュ用ワームの主な種類

シャッド系ワーム

 

大型ロックフィッシュは小魚を捕食する場合が多く、「シャッド系ワーム」はアイナメ・ソイ・カジカなど魚種を選ばずに使用できるので最も人気です!

ジグヘッド・テキサスリグなどリグを選ばずに使える点も魅力で、ジグヘッドとシャッド系ワームの組み合わせは「夜釣りでソイを狙う際の定番ルアー」となっています。

特に中層で小魚を追うことの多いハタ類には絶大な効果があり、シーバス・ヒラメなどその他の魚種もヒットしやすいため、魚の反応を得やすいワームとも言えます。

もちろんアイナメに対しても効果的で、小魚を追いかける夏場はスイミングにも好反応を示します。

 

甲殻系ワーム

 

一方、底周辺や障害物に潜むカニ・エビなどを模したのが「甲殻系ワーム」で、底を意識したリフト&フォールやずる引き、磯で大型のアイナメを狙う際には絶大な効果を発揮します。

ロックフィッシュは小魚だけでなく、海底に潜む甲殻類もメインベイトの一つ。特にアイナメの場合、シャッド系よりも甲殻系のワームに反応を示す場合が多いです。

根がかりの少ないテキサスリグを使用し、障害物が多いポイントや磯場などで使われています。

 

他にも、ロックフィッシュが反応する波動でアピールをするロックフィッシュに特化したパルス系ワーム、激しいロッドアクションをしなくてもアピールができるピンテールワームなど、様々な種類のものが販売されています!

 

▼ワームを使う際に重要な「リグ」の種類・具体的な使い方はこちら

ロックフィッシュで使用する「リグ・仕掛け」の種類と使い方を徹底解説!

 

ワームのサイズ・カラーの選び方

 

ロックフィッシュ用のワームを選ぶ際に重要となってくるのがワームのサイズとカラーです。

基本的にはどのワームでもあらゆる根魚を釣ることが可能ですが、魚種によっては特に効果のあるワームサイズ・カラーが存在します。

特に反応を示すかどうかは魚種によって大きく異なるので注意が必要です!

 

夜釣りでクロソイを狙う場合

主に3〜5インチのシャッド系ワームが中心となります。

ソイは小さい個体でも大きなワームにバイトしてくるため、やや大きめのアピール力が高いシャッド系ワームを使うのがおすすめです。

カラーは夜釣りがメインとなるため、

 

  • ゴールド
  • シルバー
  • 夜光(グローカラー)
  • チャート

 

など、ラメが入っているカラーや、アピール力が高い派手なカラーが定番です。他にも小魚を模した白系、青系のカラーも常備しておくのがおすすめ。

 

▼クロソイをルアーで釣る方法まとめはこちら

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アイナメを狙う場合

主に2から5インチの甲殻系ワームが中心となります。サイズこそ大きいものの、口が小さく啄ばむようなバイトをしてきます。

そのため、ソイに比べると一回り小さいワームを使うのがおすすめです。

2インチ程度のワームでは小さいサイズしか狙えないのではないかと思われがちですが、実は活性の低いシーズンに大型を狙える秘密兵器なんです。

 

カラーは、

 

  • オレンジ

 

などのアブラコが好む定番カラーはもちろんのこと、「緑・ナチュラル系」と呼ばれる、実際の甲殻類に似せたカラーも押さえておきたいです。

アイナメはソイに比べるとカラーのチョイスがシビアな魚種なので、形状やサイズを含めて様々なワームを用意しておくと釣果アップにつながります。

 

▼アイナメをルアーで釣る方法まとめはこちら

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匂い系ワームは釣果アップの秘訣

ロックフィッシュ用ワームには、匂い付きの液体に漬け込まれたワームが存在します。

 

  • バークレー ガルプシリーズ
  • エコギア エコギアアクアシリーズ

 

2種類とも、各メーカーの独自技術で匂い付きの液体にワームを浸け込んでおり、通常の視覚的なアピールに加えて嗅覚でも強烈に魚を誘い釣果へとつなげます。

その効果は絶大で、確実な釣果が欲しい際にはピッタリのワームです!普通はワームで釣れないようなフグ・キス・カレイなどが釣れてしまうこともあります。

しかし匂いで魚を寄せてバイトさせるため、多用するとワームのアクションや戦略でロックフィッシュを釣り上げるゲーム性が薄れてしまうことにもつながります。

ここぞという時だけの使用に留めておいた方が技術の向上に繋がりますよ!

 

次は、これらの点を踏まえたうえでロックフィッシュに効くおすすめワームを紹介していきます!

 

釣果アップ!ロックフィッシュ専用ワームのおすすめ製品

エコギア グラスミノー

 

ロックフィッシュ用のシャッド系ワームの大定番!価格も安くカラーも非常に豊富で、シーバスからヒラメまであらゆる対象魚に使わえる万能ワームです。

サイズはS、M、Lの3サイズ展開となっており、ジグヘッドでソイを狙う際はもちろん、アイナメを狙ったテキサスリグでのリフトアンドフォールなどにも効果を発揮します。

あらゆるシチュエーションで使えるため、一つはタックルボックスに忍ばせておきたいですね。

 

エコギア バグアンツ

 

エコギアが販売するロックフィッシュ用の甲殻系ワーム。アイナメに最も効果のあるワームと言っても過言ではなく、2インチから販売されているサイズ展開の豊富さが魅力。

大型の個体には4インチ以上のサイズがおすすめですが、活性の低いフィールドやシーズンには2インチにだけ反応するケースも多いです。

小さいサイズでも大型アイナメのバイトを引き出せる数少ないワームとなります。他のロックフィッシュにも有効に使えるため、1投目から投げることも多いです。

 

バークレー パルスワーム

 

ロックフィッシュ専用ワームとして最も人気の高いワーム!

通常モデルのパワーベイトシリーズと液体に浸かっているガルプシリーズの2種類が販売されており、ソイ、アイナメ問わず釣果の実績は高いです。

特にガルプシリーズのパルスワームは、初めてロックフィッシュに挑戦する方でも簡単に釣果をあげられる最終兵器です。

 

ヴァガボンド エアーベイト

 

バスフィッシング用ワームとして販売されているピンテールワーム。

4インチと比較的大きなサイズ感ですが、ジグヘッド、テキサスリグ共に相性が良くアクションの幅も広いです。

ロックフィッシュ専用ワームに目が向きがちですが、釣果実績はソイ、アイナメ問わず専用ワームを凌ぐ勢いです。通常のワームでは効かないシチュエーションで使うと爆発することも。

 

OSP ドライブクロー

 

バスフィッシング用ワームとして販売されている甲殻系ワーム。

こちらはバスアングラーの中でも非常に人気のワームで、カラーによってはサイズ欠けも絶えないです。耐久性に疑問は残るものの、アイナメの釣果実績は高く、サイズを問わない数釣りには最適のワームです。

ロックフィッシュ専用のソルトカラーが販売されているため、まずはそちらをおすすめします!

 

おわりに

というわけで、以上「ロックフィッシュ専用ワームの選び方とおすすめ製品」について詳しく解説してみました!

最近では本当に数多くのワームが発売されており、どれを購入すればいいかわからない方もいると思います。新しい製品が発売されても、実績のあるワームは変わらないもの。

魚種にもよりますが、ロックフィッシュのメインターゲットであればここで揃えたワームを使えば確実に手堅い釣果を得られるので、ぜひ実際に購入して試してみてください!