会社を退職して旅に出る人は、無論肩書きが「無職」になります。実家に住民票を置いている場合は「住所不定」にはありませんが、肩書きはないに等しい状態。
肩書きにはこだわらない人間ならいいものの、現在会社員の人が退職して旅をするとなると、相当な覚悟が必要です。
「無職になって、周りの目は変わらないだろうか?退職して食っていけるのか?再就職は?」など、考え出したらキリがありません。今日は無職になった旅人の不安と、再就職事情について書いていきたいと思います。
旅人になるということは、「安定」を捨てるということ
旅は、誰でも憧れるものです。自分の回りが旅好きだからかもしれませんが、少なくとも空想する余裕のある人で「旅に行きたくない」という人はそれほどいないと思います。
あるとすれば、面倒くさいとか、現在の立場を離れたくないとか、そんな理由でしょう。
旅をするということは、つまり「安定」を手放すということ。現在の立場や仕事を手放して、「不安定」な環境に自ら飛び込むということです。
日本の就職は新卒採用か、もしくは実力のある人を中途採用する以外はアルバイトや派遣しか選択肢がないことが多いので、退職するときにかなりの恐怖を感じると思います。
特に日本一周の旅では20代後半〜30代前半の層が一番多いんですが、相当な勇気を持って行動されたのではと想像します。
多くの人が、働き続けて家庭を持って行くなかで、一人会社を退職して旅をする。もしくは、周囲が「就職熱」に湧くなかで一人大学を休学するなりして、旅に出る。
旅の最中に迷うこともあるでしょう。「回りは安定しているのに、一体自分は何をしているんだろう」と何回も自省することになるでしょう。
それでも、今にも行動しそうなくらい行こうか迷っているのなら、いっそのこと肩書きや仕事を手放して行動してしまいましょう!
これまで多くの旅人がそうやって行動しているんだから、大丈夫。なんとかなる。
旅に出発する前に、次の進路を考えておくのもあり
旅に出るということは、安定を捨てるということ。
たぶん多くの人が、あまり先のことを考えずに「エイヤッ」と行動したと思うんですが、最初から旅の後の進路を考えておくのももちろんアリです。多少なりとも、不安が解消されるはず。
次の就職先を確保しておくのもいいし、応募はできなくともリストアップしておくと、少しでも心がやわらぎますよ。
もし、就職先が見つからない・・・!とりあえずアルバイトでもいいからしたい!という場合には、全国各地で働けて高時給の「リゾートバイト」がおすすめ。
これなら旅の資金稼ぎもできるし、住み込みで働けるうえ、寮費・食費無料の場所が多いので当分の生活費を稼ぐことができますし、お金があれば新しい就職先を探すことも可能になります。
上手く業種が見つければ、2ヶ月で50万円を稼ぐことができるので、当分の生活費の足しにもなります。
就活を続けてもよいですが、一度心機一転するためにも生活費を稼ぎつつ、出会いも多いリゾートバイトがおすすめです。
▼リゾートバイトの魅力について書いた記事もつくったので、よければ参考にしてください。
旅行先でアルバイトできる!日本一周しながら「リゾートバイト」をした体験談
おわりに
旅をするということは、自ら不安定になること。
別に不安定なのが悪いことではなくて、むしろ人間に「安定」などないことが旅をするうちに分かってくるんですが、それでも不安を覚えると思います。
そういうときに、「これ!」と次の進路のことを具体的に考えておくだけで、ある程度不安を解消することができると思うし、また行動の指針にもなります。その中でも、個人的には「リゾートバイト」が面白いと思っています。
旅人でリゾートバイトを通して全国各地で働いている人は多いし、それこそ全国各地を放浪しながら住み込みで働いている人もいるので、一つの選択肢としてアリだと思います。それでは!
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