⚠︎記事内に広告を含みます。

【底ズル】チニングで根掛かりが連発する最大の原因とは?具体的な回避方法・対処法

底ズル系アクションがメインのチニングでは、気をつけていないと根掛かりが連発します!仕方ありませんが、あまりに多いと頻繁にルアーをロストしてしまう原因に。

根掛かりは付きものではあるものの、実は少しの工夫をするだけで劇的に根掛かりの数を減らすことが可能!自分もこの方法を知ってからは、ほぼ根掛かりでロストすることはなくなりました。

今回は、チニングで根掛かりが連発する最大の原因と、根掛かりを回避する具体的な対処法について解説していきます。どうしても引っかかることが多くて困る!という人は参考にしてみてください!

 

【結論】ルアーが重すぎるのが根掛かりする最大の原因

 

チニングで根掛かりが多発する最大の原因は、「使用するルアーが重すぎる」ことにあります!良く「チニング用のルアーは10g前後が最適」と解説されることが多いですが、浅場メインなら重すぎ。

基本的にクロダイが高活性なほど足元周辺で釣れることも多く、強烈な向かい風などがない限りは重いルアーを使用する必要は全くありません。

チニングのメインフィールドである水深3m以内の浅場であれば、3〜5g程度で十分です。使用できる最軽量のルアーを使うことで、わずかなアタリも感知しつつ根掛かりを避けられるようになります。

 

同じ重量でも比重が軽いほうが沈むスピードが遅くなるので、結果的に根掛かりを回避できます。ジグヘッドより、発泡を追加して比重を軽くした底ズル専用ルアーのほうが根掛かりしません。

ただ、どうしても石畳エリアやゴロタ浜など、障害物にルアーが引っかかるケースも。こうなると比重が軽かろうが重かろうが根掛かりするので、引っかかることを前提に安いルアーを買ったほうがお得。

根掛かりが多発する場合は、一度使用しているルアーの重量を見直してみましょう!10g前後のルアーを使っていたときは連発していましたが、3gをメインにしてからロストすることはほぼなくなりました。

 

チニングで根掛かりを回避する方法

日中に障害物の位置・形状を把握しておく

▲潮が引くと底の障害物が現れるポイント

 

少しの工夫で、ルアーの根掛かりが発生する確率を減らすことができます。特に浅場・障害物があるエリアがメインフィールドとなるチニングでは、事前の下見が超大切!

警戒心の薄れるナイトゲームに攻略するときも、初めてのポイントなら一度下見をして障害物の位置・形状・種類を確認しておくと、思わぬ障害物の存在に気づくことができます。

一見して何もないようなエリアでも、海中を見ると沈み根や石畳、大きいゴミがあることも多く、周辺には餌を求めてクロダイが着いています。

日中にポイントの下見をしておけば、根掛かり回避だけでなく障害物のキワに着きクロダイの姿を確認できたり、実際に釣れる場所の特定ができます!上手い人ほど、事前に下見をしていますね。

 

鉄板バイブなどボトム接触率が低いルアーを使用する

あまりに障害物が多いエリアでは、プラグなどボトムに接触する確率が低いルアーを使用することも。単純に大きい障害物がない限りは、底を切るだけで根掛かりを回避できるので。

例えば鉄板バイブだと、一度着底させる必要がありますが、リーリング途中は底に接触させず底ズル系ルアーを同じような感覚で探ることができます。まず根掛かりしないミノー系を使うのもあり。

ポイントによってはポッパー・ペンシルなどトップ系ルアーでも釣れるので、障害物が多い場所で試してみるにも手です。トップ系の釣りは純粋に面白いので、ぜひボックスに忍ばせておきましょう。

 

底ズルではなく、ボトムパンプで障害物を回避する

 

実際に釣りをするとき、最初から最後まで底をズル引くのではなく、ボトムパンピングなどアクションを加えることで根掛かりを回避しつつクロダイのヒット確率を向上させることができます!

ボトムパンピングは何度も底を小突くようにアクションする方法で、底ズルより着底している割合を減らすことができるのと、底の感触から障害物を乗り越えてアクションすることもできます。

クロダイは、必ずしも底ズルでないと釣れないことはありません。ボトムパンプに加えてストップも組み合わせるとヒット確率自体もあげることができるので、根掛かりが多いエリアで試してみてください!

 

万が一根掛かりした場合でも、竿を上手くサビけば回避できる

底ズル系のルアーを使用していて、「根掛かりした!」と思っても実際には軽く引っかかっているだけのことが多々あります。別方向から竿をサビいてやることで、外れることも多々。

大抵は岩などに軽く引っかかっているだけですが、無理に煽ってしまうとがっちり引っかかって本格的に外れなくなります。ほかにも、一度テンションフリーにして待つことで外れることもあります。

ゴロタ浜などでは、軽く根掛かりした状態から外すことで、クロダイがリアクションバイトすることも!根掛かりしても工夫することで外せる&魚がヒットすることもあるので、諦めないようにしましょう。

 

最後に

というわけで、今回は「チニングで根掛かりが連発する最大の原因と、根掛かりしないための具体的な対処法・コツ」について解説してみました!

底ズル系ルアーを使っていると根掛かりが付き物ですが、少し道具やアクションを工夫することで劇的に根掛かりを避けることができます。

何度も根掛かりでルアーをロストしていると莫大なコストがかかるし、環境にもよくありません。一方で、軽い根掛かりを活かしてクロダイを釣ることことも可能なので、ぜひ実際にアイデアを試してみてください!

 

▼チニングの基礎知識・具体的なタックル・アクションについてはこちら!

【チニング入門】初心者でもクロダイ(黒鯛)が釣れる!釣り方とタックルを徹底解説!