登山や自転車など、体を冷やしてはいけないスポーツで使われる「ウインドブレーカー」。なかでも、軽量性を極限まで追求して「超軽量ウインドブレーカー」が個人的なお気に入り。
各メーカーから発売されていますが、普段から愛用している「mont-bell U.L EXライトウインド パーカ」は重量45gと非常に軽量で、簡単な雨なら弾く撥水力も備えています!
今回は旅行やスポーツで使用している「U.L EXライトウインド パーカ」がかなり気に入ったので、使用レビューと、メリット・デメリットをお届けします。
EXライトウインド パーカの詳細スペックや比較
製品名 | mont-bell EXライトウインド パーカ |
重量 | 45g |
カラー | ブルー(BL)、チャコールグレー(CHGY)、シトロンイエロー(CYL)、グリーン(GN)、グラファイト(GRPH) |
サイズ | XS、S、M、L、XL |
「mont-bell EXライトウインド パーカ」はmont-bellから発売されている超軽量ウインドブレーカーシリーズのなかでも最軽量の製品で、他社製品と比較しても最も軽いウェアとなっています。
同じく超軽量ウインドブレーカーである「U.L.ストレッチウインド パーカ」も所持していますが、こちらは重量が123gと増すかわり、生地が分厚く防寒性が向上しています。
ウインドブレーカーとしての機能を最優先するなら、最もメジャーな「ウインドブラスト パーカ」がおすすめですが、最軽量を求めるならこの製品一択になりますね!
【メリット①】超軽量45gで手のひらに収まるコンパクト性能
「mont-bell U.L EXライトウインド パーカ」は軽量ウインドブレーカーのなかでも「自重45g」と最軽量レベルとなっていて、気軽に持ち運ぶことができます!
他社と比較しても、EXライトウインドパーカに匹敵する超軽量ウェアは存在しない一方、価格的には1万円前後とめちゃくちゃ高いわけではないのでリーズナブル。
専用のポケットに収納すれば手のひらサイズになり、旅行でも気軽に持ち運べるように。着用してもほぼ重さを感じず、アウターというより皮膚をまとう感覚で羽織ることができます。
【メリット②】簡易的なウインドパーカとして風の侵入を防ぐ
テントなどと同じ「バリスティックエアライト」という超軽量素材を使いながら、ウインドブレーカーとしてキッチリと風をシャットアウトするので、体温低下を防いでくれます。
少し肌寒い程度なら、同じくmont-bell社の「ジオライン+EXライトウインド パーカ」という組み合わせで快適に過ごすことができます。旅行ではもっぱらこの組み合わせで使ってますね。
春・秋の登山など明らかに冷えるシチュエーションではもう少し生地の厚いウインドブレーカーがおすすめですが、夏場の登山やランニング、旅行で大活躍します。
【メリット③】多少の雨なら全て弾く強力な撥水性
ウインドブレーカーとしての機能だけでなく、「ポルカテックス」という防水機構により簡易的な雨なら全て弾いてくれます。写真を見ればわかるとおり、生地に水分が浸透しません!
大量の雨に降られると浸透しますが、一方で透湿性も高く不要な汗は全て排出してくれます。暑くてなかから蒸れる・・・という心配は不要です。
同じくmont-bellのズボンを着用すれば、上下で簡易的なレインウェアとして機能するので多少の雨に降られても全て弾いてくれます。レインウェアいらずなのが素晴らしいですね。
【デメリット①】軽量性を追求しているため、ポケットがない!
「EXライトウインド パーカ」は極限まで軽量性を追求しているため、他のウインドブレーカーには付いているようなポケットがありません!
登山や自転車などのスポーツではポケットに荷物を入れると邪魔なので問題ありませんが、簡易的なランニングや普段使いだとスマホや鍵を収納できなくなるので少し痛いですね。
超軽量ウインドブレーカーとして最高の機能性を誇る一方で、かなり尖った商品なので使用するユーザーを選ぶ・・・というデメリットも。
一応、ウインドブレーカーをコンパクトに折りたたむためのポケットは存在し、なかにキーリーシュが付いているので小さい貴重品等は収納できるようになっています。
同じくmont-bellから発売されている「U.L.ストレッチウインド パーカ」ならポケットが付いているので、小物を収納したい場合はこちらを選んだほうが幸せになれるかと。
軽量性を追求するために余計な機能は全て排除しているので、この点に同意できるなら購入する価値はありますね。
おわりに
というわけで、今回は普段から旅行で愛用している「mont-bell EXライトウインド パーカ」の使用レビューをお届けしました!快適に着用できるので、最近は日常的にも使ってしまっています。(笑)
アウトドアやスポーツで超軽量ウインドブレーカーを使う場合、他社も含めて様々な選択肢から選ぶことができますが、「最軽量」を求めるならこの製品一択になります。
もちろん軽量性を追求しているので様々なクセはあるものの、一度使ったら手放せません!価格的もそれほど高いわけではないので、ぜひ一度手にとってみてください。