ミニベロの最大の魅力は、「コンパクト・オシャレで街乗りに適している」こと!モデルによってはロードバイク並みの走破性能を得られるものの。
一方、なんとなく価格が高いイメージがあるんですが、「5万円」という予算でも性能の高い車種を手に入れることも可能!ただ、初めてだと少し選びづらいですよね。
そこで今回は、オシャレで街乗りにピッタリな「5万円以下のミニベロ」の選び方と、本当に使えるおすすめ車種をランキング形式で紹介していきたいと思います!
ミニベロとは?3つの特徴から車種を選ぼう
ミニベロは、20インチ以下のタイヤの小さい車種のこと。小型なので簡単に取り回しできて、省スペースでも収納できるほか女性や子どもでも運転しやすいのが特徴。
見た目がオシャレな自転車が多く、小回りが効くので街乗り最強の車種!カゴを取り付けて荷物を持ち運ぶこともできるし、走行性能に特化しているモデルはスピードも出ます。
車種を選ぶときは、「フレーム素材の違い」「ハンドル形状の違い」「変速装置の違い」と3つさえ見ておけば、自分のお気に入りのモデルを探すことができますよ!
フレーム素材の違い:安い自転車はアルミが最強
材質 | 重量 | 剛性 | 価格 |
---|---|---|---|
クロモリ | △ | ◎ | ◯ |
スチール | × | △ | ◎ |
アルミ | ◯ | △ | ◯ |
カーボン | ◎ | ◯ | × |
自転車を選ぶ際に重要となってくるのが、「フレーム素材」。スチール・アルミ素材が多く、他に耐久性の高いクロモリ、超軽量のカーボン素材が使用されているものも。
カーボンは高価なため15万以上の自転車にしか使用されていませんが、それぞれの素材で特徴が異なるため、取り回しやすさやスピード・錆にくさが全然変わってきます。
5万円以下の予算なら、現状だと錆びにくく軽量な「アルミ素材」が最も優秀!特別な事情がない限り、「アルミ製」の自転車を選んでおけばOKです。
ハンドル形状の違い:ドロップハンドルもアリ!
ミニベロは「ストレートハンドル」「ドロップハンドル」の二種類のハンドル形状があって、街乗り用途ならストレート、スピードを重視するならドロップが適しています!
ハンドルを変えたから一気に早くなるわけではありませんが、ドロップなら空気抵抗を減らすことができ、握るポジションを変えられるので長距離走行時に活躍します。
5万円以下の予算だと「ドロップハンドル」を採用しているモデル自体少なくなるものの、一部モデルには取り付けられているので、休日のサイクリングに使うならこちらをどうぞ!
変速装置・コンポーネントの違い
- SHIMANO Tourney(MTB用の初心者向けコンポ)
- SHIMANO Altos(MTB用の性能が向上したコンポ)
- SHIMANO Claris(ロードバイク用の初心者コンポ)
自転車のスピードを向上させるパーツは、「変速装置(コンポーネント)」です。車種ごとにグレードが違い、品質の良いものだとスムーズに変速を切り替えられスピードも向上します!
予算別に様々な種類が用意されていて、名前でグレードがわかるのと、「ロードバイク用・マウンテンバイク用」と種類が分かれているのも特徴。
「スピードを重視したい!」という人は走行性能に優れた製品を購入しましょう。ミニベロでも、変速装置の性能次第ではロードバイク並みのスピードを得ることができます。
コスパ抜群!予算5万円ミニベロおすすめ車種ランキング
1位:a.n.design works
おすすめ | フレーム | コンポ | 重量 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|
★★★★★ | ◎ アルミ | ◎ SHIMANO Claris | ◯ 11.0kg | △ 50,000円 |
5万円以下のミニベロでは数少ない「ドロップハンドル」を装備!ブレーキ部分で変速を入れ替えられる「STI」機能もついているため、ロードバイクと同じ使い方ができます。
コンポーネントは性能の高い「SHIMANO Claris」で、前後の変速と合わせて合計16段仕様になっています!小型のミニベロながら、スピードに特化したモデル。
デザイン・スペックともに優れており、街乗りはもちろん休日の100km走行までOK。コストパフォーマンスが高いので、全ての人におすすめしたい車種です!
2位:SCHNEIZER
おすすめ | フレーム | コンポ | 重量 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|
★★★★★ | ◎ アルミ | ◯ SHIMANO Altus | ◎ 9.9kg | ◯ 33,000円 |
3万円台前半と手頃な価格ながら、上位モデルと同程度の性能を有する「SCHNEIZER」のミニベロ。価格・性能を考えてもコストパフォーマンス抜群です!
重量も9.9kgと超軽量仕様で、ハンドルにはデフォルトで「ハンドルバー」が取り付けられているのでスピードアップに一役かっています。コンポーネントには「SHIMANO Altus」を装備。
予算を抑えつつ、限りなくコスパの良いミニベロが欲しい人には超おすすめできる自転車です。
3位:SCHWINN
おすすめ | フレーム | コンポ | 重量 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|
★★★★★ | ◎ アルミ | ◯ SHIMANO Altus | ◯ 11.6kg | △ 50,000円 |
全体的に洗練されたデザインの「SCHWINN」のミニベロ。
2018年新発売のモデルで、コンポネートにはマウンテンバイク用の「SHIMANO Altus」を装備しており、そこそこの走破性能を実現。
非常にオシャレなので、乗りはもちろんのこと性能が高いので休日のサイクリングにも十分使えます。
4位:tern
おすすめ | フレーム | コンポ | 重量 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|
★★★★☆ | ◎ アルミ | ◯ SHIMANO Altus | ◎ 10.3kg | △ 50,000円 |
コンポーネントに少しグレードの高い「SHIMANO Altus」を装備しているミニベロ。
5万円前後と価格的には高くなるものの、全体的に性能のバランスが取れているので初心者にはおすすめ!
5位:SPEAR
おすすめ | フレーム | コンポ | 重量 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|
★★★☆☆ | △ スチール | △ SHIMANO Tourney | ◯ 12.5kg | ◯ 25,000円 |
3万以下の価格ながら、「ドロップハンドル」を採用しているミニベロ。この価格帯は基本ストレートハンドルしかないので、かなり貴重です。
性能的に尖った点はないので、本格的に走りたい場合は4万以上の自転車を購入する必要がありますが、街乗り程度ならこれで十分!
6位:a.n.design works
おすすめ | フレーム | コンポ | 重量 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|
★★★★☆ | △ スチール | △ SHIMANO Tourney | △ 13.0kg | ◯ 25,000円 |
先ほど紹介した「a.n.design works」の廉価版ミニベロ。全体的にスペックダウンしているものの、デザイン性の良さや安定性は健在!
高速走行が可能でデザインにも優れた「ブルホーンハンドル」を装備していて、たった2万5千円前後で手に入るのが最大の特徴です。
7位:ANIMATO
おすすめ | フレーム | コンポ | 重量 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|
★★★☆☆ | △ スチール | △ SHIMANO Tourney | ◯ 12kg | ◎ 20,000円 |
2万円台前半で購入でき、価格のわりにはスペックも悪くない「ANIMATO」。
スチール製フレームが気になるものの、車体重量はアルミとほぼ変わらない程度の重さなので、取り回しやすさは抜群!
1年保証で最低限の機能は付いていて、カラーも豊富にあるのでミニベロ入門に最適!予算に制限がある人はANIMATOから入ってみることをおすすめします。
8位:HEAD
おすすめ | フレーム | コンポ | 重量 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|
★★★☆☆ | ◎ アルミ | △ SHIMANO Tourney | ◯ 11kg | △ 45,000円 |
渋めなデザインが特徴的な「HEAD」社のミニベロ。タイヤには珍しくパンクしない特別なものを使用しています。
残念ながら価格のわりにスペックは低いので、お得感はありません。デザインが気に入ったらどうぞ!
9位:21Technology
おすすめ | フレーム | コンポ | 重量 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|
★★☆☆☆ | △ スチール | △ SHIMANO Tourney | △ 14.3kg | ◎ 15,000円 |
15,000円前後と格安で購入できるショップで人気のミニベロ。「21Technology」は格安自転車を多数発売している会社で、品質面では賛否両論あるものの、日常利用なら問題ないクオリティーです。
小型とはいえ、スチール製なので車体重量があって取り回しやすさはやや欠けます。デザインはオシャレで街乗りに適しているので、とにかく安くミニベロに乗ってみたい!という人はどうぞ。
ミニベロ徹底比較!
※横スクロールで全ての自転車を比較できます。
- 2万円台と格安で非常にコストパフォーマンスの良い「ANIMATO 」
- 3万円台で全体的な性能が優れる「SCHNEIZER 」
- 5万円台で圧倒的に性能の高い「SCHWINN 」「 a.n.design works 」
少なくとも、上記の自転車を選べば実際に乗車しても満足できるはずです。
ミニベロは5万円以下でも比較的性能の高い自転車が多いので、車体の安全性・コンパクト性能・走破性で選ぶのが重要です。
もちろん、予算に合わせて購入するのが一番大事なので、自分の欲しい性能・予算に合う折りたたみ自転車を購入してみてください!
▼5万円以下の予算でおすすめの「ロードバイク」「クロスバイク」「マウンテンバイク」「ママチャリ」「折りたたみ自転車」「電動アシスト自転車」をピックアップしてみました!