【堤防釣り】ルアー釣りの基本マニュアル!これさえ読めば全てわかる

堤防からのエサ釣りに慣れたら、次は疑似餌を使って「ルアー釣り」に挑戦してみましょう!

基本的に待つだけでは釣れず、自分から魚の居場所を探して狙って釣るので、他では味わえない達成感を得られます!

状況に合わせた形状・カラーのルアーをチョイスし、障害物ギリギリに投げて巨大魚を掛ける・・・!いい大人が夢中になってしまうほど魅力的です。

今回は、これまでルアー釣りに挑戦したことがない!という人のため、「堤防から投げるルアー釣りの基本・用意すべき釣具・対象魚・狙い方」について解説していきたいと思います!

15年以上ルアー釣りを続けてきた実釣経験を元に書きましたので、事前知識がないという人も参考にしていただけます。ぜひ次回の釣行の参考にしていただけると嬉しいです。

 

堤防から投げるルアー釣りの基本

ルアー釣りの基礎知識について

 

ルアー(疑似餌)釣りはその名のとおり、一見おもちゃのような魚に似せたルアーを使って魚を狙う釣法。

エサ釣りと違って待っていても魚は食いつかないので、生きている魚のように釣り人自身でアクションを付けて誘います。

その特性から、主に小魚を追っている「フィッシュイーター」が対象になります!ルアーでしか釣れない魚はいませんが、積極的に魚を追っているような時期だとエサより釣れることも。

 

▲ルアー一つとっても色々な種類がある

 

形状や大きさによって釣れる魚が大きく変わってくるので、狙いたい魚によって取り替えるのが一般的。各対象魚ごとに有効なルアーについては、記事の後半で解説します。

対象魚によって釣りの難易度が変わりますが、簡単に釣れる魚も多いので初心者でも問題なし!

まずは気軽に釣れる魚から狙ってみるといいですよ。

 

用意すべき釣り道具は?

 

狙いたい魚によって揃えるべき道具が変わってくるので、一概には言えません。

エサ釣りと違って軽量なルアーを遠投することが多いので、よくある安物のロッドでは感度・強度面で問題があり、カーボン比率の高い5千円以上のロッドを購入すると快適に釣りができます。

とりあえず手っ取り早くルアー釣りで魚を釣ってみたいなら、軽量な釣具・ルアーで小型魚を中心に狙う「ライトルアーフィッシング」の道具を揃えておくと簡単に釣ることができます!

 

▲折りたためる「コンパクトロッド」なら、どこでも気軽に竿を出せます!

 

基本はロッド・リール・ラインと合わせてルアーを用意すれば、すぐに釣りができます。エサ釣りと違って事前に釣具店で餌を調達する必要がないので、気軽に竿を出せるのも魅力の一つ。

ルアーをわざわざ何個も買う必要がなく、小物類もそれほど多くないので意外とお金をかけずに始めることができます。

安いものであれば、例えばゴム製の「ソフトルアー」だと1パッケージ10個入りで500円程度で売っていたりするため、エサ釣りよりも安上がりに済むケースも多いですよ。

 

ルアー釣りで使用道具の基礎知識については下記をご覧ください!

 

 

堤防でよく釣れるポイントは?

 

実際に堤防に到着したはいいけど、どのようなポイントを狙えばいいの?どうやってポイントを探せばいい?

もちろん魚種によって生態が異なるので、よく釣れるポイントも変わってきます。ただ、おおよそ「このようなポイントを狙っておけば、何かしら釣れる!」というポイントも存在します。

ここでは、実際に自分が堤防に到着したらまず狙うべきポイントを紹介していきます!

 

堤防のキワ・角・スリット

 

よく魚が釣れるポイントを一言で表すと、「なにかしらの変化がある場所」です。もし同じような特徴が続いているとしたら、ちょっとした障害物があるだけでも魚が着く要因となります。

魚からすると、海の中にある堤防そのものも変化となります!特に堤防の継ぎ目・角・スリットは魚が隠れながら餌を捕食できるので、思わぬ大物が潜んでいる可能性もあります。

人間からも目で見てすぐ判断がつくので、まず堤防に付いたらキワを中心に探っていくと何かしらの反応が得られると思います。

 

堤防の先端・沖の潮目

 

堤防の先端は特に潮通しがよく、外洋を回遊する「青物・大型アオリイカ」などの一級ポイント!堤防先端には漁船を誘導するための灯台が設置されているので、目安になります。

船の往来があるエリアだと、周囲に「船道」と呼ばれる一段と深い溝が掘られていることがあり、大型魚ほどこのような場所に隠れて小魚を追っているケースが多いです。

また異なる潮同士がぶつかってできる「潮目」にはプランクトン・小魚が多数集まり、周囲を通すとブリ・サワラなど大型青物がヒットするケースも。

堤防先端は特に人気ポイントなので、早めに釣り場へ入って場所取りしておくことをおすすめします。

 

 船の往来が激しいエリアだと、動きをよく見ておかないと堤防際を走る船に仕掛けを引っかけてしまう可能性もあります。常に周囲を確認しつつ、耳を立てておきましょう。

 

テトラ帯

 

防波堤の目的を果たすため、堤防に設置された「テトラ帯」は魚の宝庫!複雑に入り組んでいるため、小魚からそれらを狙う大型魚までたくさんの魚が居着いています。

テトラポッドに直接仕掛けを落とす「穴釣り」は、初心者でも確実に釣果を得ることができるのでおすすめです!コツさえ覚えれば、おそらく他のどんな釣りよりも簡単に魚を狙えます。

障害物に着く小魚を狙ってクロダイ・スズキなどの大型魚もたくさんいるため、ルアー釣りをするときは積極的にキワを通すことで、横からガツン!とヒットすることも。

 

 テトラポッドは釣り場の中でも特に危険で、実際に転落事故なども多数発生しています。慣れないうちは極力上に乗らず、滑落防止のため釣り専用ブーツ等を履いてエントリーしてください。

 

河口の流れ込み

 

堤防の中でも、特に河川の流れ込みがあるエリアは魚を釣る大チャンス!栄養豊富な淡水が交じるエリアはプランクトンが豊富で、小魚が集まってくるため青物など大型魚も多数集まります。

クロダイ・スズキなど汽水域を好む魚を集まりやすく、小魚を追って水面がざわつく「ナブラ」が発生することもしばしば。小魚を追っているような雰囲気があれば、すぐにルアーを投げ込んでみましょう!

淡水の流れ込みは通常時には効果てきめんですが、雨後などは塩分濃度が薄まり青物・アオリイカなど水潮が苦手な魚は減る一方、クロダイなどはよく釣れるようになります。

天候をしっかり見ておくことで、釣れる魚を事前に予測することも可能に!釣りに行く前後の2日間ぐらいは、必ずチェックしておきましょう。

 

堤防からルアーで狙える対象魚

ここでは、主に堤防からルアーで狙える代表的な対象魚を紹介していきます!それぞれ釣れる季節・場所・ルアーが異なるので、状況に合わせて選んでみてください。

各魚種に合わせて攻略法を書いた記事も用意しているので、リンクから飛んでいただければ詳しい狙い方・揃えるべき道具などを見ることができます。

ぜひ、次回の釣行の役に立てていただければ嬉しいです。

 

アジ

通年釣れる、海釣りには欠かせない定番魚!

エサ釣りでは簡単に釣れますが、ルアーで狙ってみると非常に奥が深く面白いです。

icon-arrow-circle-right アジングの攻略法

メバル

ルアーフィッシングの定番魚!

春告魚と呼ばれ、冬〜春を中心に釣れる魚で初心者でも簡単に釣れるため人気の対象魚です。

icon-arrow-circle-right メバリングの攻略法

カサゴ(ガシラ・アラカブ)

「根魚」と呼ばれ障害物に潜むことが多い魚。

一年中釣ることが可能で、初心者でもルアーで簡単に釣ることができます。味噌汁でいただくと大変美味。

icon-arrow-circle-right カサゴをルアーで釣る方法

アイナメ(アブラコ)

根魚の中でも代表的な魚で、ルアーにも果敢にアタックしてくるため人気の魚種の一つ!特に東北以北では大型が狙えることで有名。

3月〜6月がベストシーズンで、秋の産卵期には60cmを越える超大型の魚がヒットすることも。

icon-arrow-circle-right アイナメをルアーで釣る方法

クロソイ

根魚の中でも、特に引きが強く最大で50cmまで成長する大型魚!

通年狙うことができますが、3月〜6月にかけての産卵期が特に狙い目です。クロソイを専門に狙う人もいるほど、一部には人気の魚。

icon-arrow-circle-right クロソイをルアーで釣る方法

 

メッキアジ

大きくなるとGTと呼ばれ体長2mに達することもある魚。夏〜秋にかけて身近な堤防から釣ることができます。

メッキアジは幼魚の名前で、小型でも引きが強くルアーにも積極的に反応します!

icon-arrow-circle-right メッキアジをルアーで釣る方法

タケノコメバル

都市部でも30cm以上の大型が釣れる根魚の一種で、強烈な引きで釣り人を楽しませてくれます。

本命として狙う人は少なく、外道で釣れることが多いです。通年狙うことが可能。

シーバス

ソルトルアーフィッシングの王様!通年狙うことができ、シーズンごとに攻略パターンが無数に存在します。

非常にゲーム性が高く、誰もが憧れる人気魚。都市部でも気軽に狙えるのも魅力の一つ。

thumb_img_1520_1024 アオリイカ

専用ルアーを使った「エギング」の代表的な対象魚で、若い釣り人を中心に大流行中!

ゲーム性が高く食味もよいため、近年非常に流行っています。春・秋の2回シーズンがあり、春は大型、秋は数釣りを楽しむことが可能。

thumb_img_1517_1024 ケンサキイカ

地域・時期は限定されるものの、アオリイカより簡単に釣れるため初心者ほどおすすめ。

小型がメインですが、時期によってはkgオーバーも釣れます。堤防からだと6月〜9月の限られたシーズンのみ狙うことが可能。

マダコ

食卓で大人気のマダコも、ルアーで釣ることができます!夏場が最盛期で、初春〜初秋にかけて季節が進むごとに大型化します。

腕によって釣果が大きく分かれ、1日で100杯以上釣ってしまう猛者も。コツをつかむまで意外と難しいです。

icon-arrow-circle-right タコをルアーで釣る方法

クロダイ(チヌ)・キビレ

釣り人にとっては憧れのクロダイですが、実はルアーで簡単に釣れてしまいます!通年狙えますが、夏場が最盛期。

50cm以上の”年無し”サイズもちらほら。都市部で気軽に狙えるのも魅力の一つ。

icon-arrow-circle-right チニングの攻略法

ツバス・ハマチ・ブリ

超強烈な引きと絶品の味で釣り人を虜にする、青物界の王様。

初夏〜晩秋がベストシーズンで、堤防からルアーを使って80cm以上のブリが釣れることも!

icon-arrow-circle-right ショアジギングの攻略法

サゴシ・サワラ

強力な歯と悪人面が特徴的な魚で、積極的に小魚を追うためルアーだと案外簡単に釣れてしまいます。

食味は絶品で、堤防から1m超のサイズが釣れることも!春・秋と2回シーズンがあります。食味は絶品そのもの!

ヒラメ・マゴチ

フラットフィッシュと呼ばれ、普段は砂浜に同化していますが小魚が近づくと獰猛に襲いかかります。

誰もがルアーで釣ることを憧れる高級魚!夏場が最盛期ですが、冬場でも釣れることも。

タチウオ

主に瀬戸内海を中心に狙える、別名サーベルフィッシュ。初夏からシーズン入りし、晩秋にかけて1m超のサイズが釣れることも。

関西圏では異常な人気で、ハイシーズンには肩がぶつかるほど堤防に人が並びます。その食味な絶品!

 

海釣りで釣果を伸ばすコツまとめ

魚がよく釣れる時間帯

 

「一体、どの時間帯へ釣り場に行けば魚がよく釣れるのか?」これまでずっと議論されてきたことですが、魚種ごとの生態によって捕食行動を行う時間帯は異なるので、一概には言えません。

例えば青物のハマチの場合、早朝の時間帯に一日の半分以上もの餌を捕食するという実験結果があります。早朝は潮が動き出す時間帯で、小魚の動きも活発になるため必然的に捕食行動も活発に。

青物など早朝型の魚は夜間ほとんど活動を停止しますが、スズキ・クロダイ・アオリイカ・根魚などは夜間でも餌を捕食し、視覚が効かない分警戒心がゆるむため簡単に釣れるようになります。

 

詳しくは魚種別の攻略法を見てもらうとして、時間帯に関わらず潮止まり前後の「潮の動き出す時間帯」は特に魚が釣れやすく、夜間ほど大型魚が積極的にルアーを追うようになります。

特に給餌行動が活発になる「早朝・夕方・真昼間前後・夜間」のいずれかを狙うことで、少しでも釣果アップにつながります!

 

▼初心者でも大型魚が釣れる!夜釣りの方法をまとめてみました。

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天候・気圧が与える魚への影響

 

自然を相手にする海釣りでは、天候・気圧も釣果へ直接影響します。基本的に魚は急激な変化に弱く、例えば突然のゲリラ豪雨や台風などでは活性が下がってしまう傾向にあります。

ただ、小雨程度であれば雑音や水面に波紋ができ、「ルアーの隠れみの」となるため大型魚ほど高活性化します!

台風など急激な天候の悪化でも、敏感に察知し生物本能により「荒食い」を始めます。台風接近中は厳しいですが、前後の日程で積極的に小魚を追うことが多いです。

 

もう一つ「気圧の変化」については、魚には浮袋があるため気圧が高くなるほど押さえつけられ、レンジ(魚のいる層)が下がります。

逆にいうと、低気圧時にはレンジが上がり、ストレス負荷が下がるため好活性化することが多いです。

急激な変化には弱いんですが、雨の影響で極端に水温が下がるような冬場でなければ、悪天候はむしろ釣り人に味方してくれることが多いです。実際、周囲の釣り人がいない雨下で一人だけ爆釣した経験もあります。

 

▼海釣りにおける天候・気圧の影響について詳しくは下記でまとめてあります!

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おわりに

というわけで、以上「堤防からのルアーフィッシングの基本と対象魚・揃えるべき釣具・狙い方」について解説してみました!

エサ釣りも独特の魅力があって楽しいですが、ルアーフィッシングは一度ハマると抜け出せなくなります。まさに「釣り人と魚の駆け引き」を楽しめるんですよね!

しかも対象魚によって使う道具も狙い方も全く異なるので、毎回すごく新鮮です。もう10年以上続けてきていますが、一向に飽きる気配がありません。(笑)

ゲーム性の高い釣りだと本当にのめり込んでしまうので、ほどほどに楽しんでもらえればなと思います。

 

それでは!

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