今やタイ・バンコクはあちこちで発展が進んでいて、自然環境豊かな観光地はほぼ存在しません。しかし探せば、自然豊かな場所でまったりすることも可能!
市内には都市公園が複数存在するんですが、今回訪れた「ルンピニー公園」は非常に規模が大きく、「水オオトカゲ」がそこら中を徘徊しているのが最大の特徴。
今回は観光ついでにルンピニー公園へ遊びにいってみたので、具体的なアクセス方法から内部施設の紹介をしていきたいと思います!
ルンピニー公園へのアクセス方法(BTS利用)
ルンピニー公園はBTS(地下鉄)のシーロム(SiLom)駅のすぐそばにあるので、電車を使ってサクッとアクセスすることができます。
バンコクでは定番の交通手段であるMRTを使う場合だと、徒歩3分程度の距離に「サラデーン(Sala Daeng)駅」もあるのでこちらを移動すると便利。
公園ですが営業時間が決められていて、「午前4:30〜午後21;00」のみの開園となっているので要注意。
BTSシーロム駅の出口。案内板を見ながら「ルンピニー公園」を目指して出口から出れば、目の前に公園の入り口が現れます。
ルンピニー公園の入り口・入り方など
ルンピニー公園にはいくつか入り口があるんですが、ほぼ全方面から入れるようになっています。正面入口は西南に位置していて、「ラマ9世像」が設置されています。
MRT・BTSからアクセスした場合は正面入り口から入れますので、問題なし!それでは早速公園を回っていきましょう!
ルンピニー公園を周回!水オオトカゲには会えるか!?
ルンピニー公園には午前10時前後に到着したんですが、この日は晴天だったこともあって非常に暑い。少し歩いただけでも汗が吹き出して倒れそうです。
ただ、これだけ気温が高くともランニングやサイクリングで運動している人を多数見かけます。皆様、非常にストイックですね・・・。
公園内は基本車両の通行が禁止になっていますが、清掃者や自転車は通るので最低限安全に気をつけて回りましょう。
水分補給をしないとぶっ倒れそうなので、あらかじめコンビニでペットボトル二本分の水分を用意。正面入り口付近には簡単な屋台があって水も買えるので、必ず手に入れておきましょう!
ルンピニー公園は周回コースのほかに、真ん中に浮島があって涼むことができます。まずは全体の様子を把握したいので、グルッと反時計回りで一周してみることに。
公園内にはスポーツジムのような施設があって、おばちゃんやおじちゃんたちが運動をしていました。
なんとこのジム、外国人でも年間40バーツ程度で利用できるのだとか!会員登録には言語の壁があるので少し大変そうですが、周辺に長期滞在するならアリですね。
公園内にある芝生はキレイに整備されていて、ところどころでボランティアさんが清掃活動を行っていました。素晴らしすぎる・・・!
日差しはキツイものの、木々が適度に生い茂っているおかげで涼しい場所も。芝生で寝転がっている人が大量にいました。
公園内にはベンチや机が大量に設置されていて、地元のご老人を中心に若者も井戸端会議に花を咲かせていたり、頭を横にして昼寝をしている人も。
子どもたちが遊ぶような遊具はもちろん、本格的な筋トレにも使える装置も大量に設置されていて、熱心に体を鍛えている人もいます。この公園は設備が充実しているなー。
日本人がルンピニー公園に訪れる最大の目的は「癒やしスポットを回る」ことではなく「水オオトカゲを追い回す」ことだと思います。(笑)
しかし日中だからか、水辺を探しても姿を発見できず。生命感をたっぷりなんですが、陸地には上がってこないのかなぁー。
30分ほど回って探しまくったところで、ようやく水オオトカゲを発見!一見すると「シャーッ!」とか言って襲ってきそうなフォルムをしていますね。
しかしトカゲは非常に臆病なようで、人間の姿を見るなりチラチラ様子を伺いながら逃げてしまいます。
タイ政府からすると厄介な存在みたいで駆除も行われたようですが、よく観察するとあちこちで泳いでいました。すごい生命力だなぁ。
ドブ川も平気で泳いでいるので噛まれたら感染症がヤバそうですが、襲ってくることはないので追いかけ回しても大丈夫です。(笑)
ずっと「暑い!」と思っていたものの、適度に整備されているため風通しがよく、日陰で多いので意外に涼しく過ごせますねぇ。
公園内のところどころには謎の建造物やモニュメントも。中国式の建造物?説明書きはあるがタイ語&一部英語のみなので把握できず。
かわいい。
自然豊かな公園の背後に巨大ビル群が並んでいるので、少しSF感があります。受付で左側のボートを借りて池を周遊することも可能。
木陰である程度涼しいとはいえ、だんだん意識が朦朧としてきたので立ち止まって休憩。水分補給は欠かさないように!
ようやく折り返し地点までやってきました。前方には、最低でも30万円以上しそうなロードバイクに乗って颯爽と通過する自転車マンの姿が。
自転車数台で固まって何度も周回していたので、地元の本格的なチームが集まってトレーニングしていたのかも。
周回コースから少し公園の内側へ足を伸ばすと、開けた芝生エリアが広がっていました。こちらでも当然のように木陰で昼寝をしている方々の姿が。
再び子ども用の遊具を発見するも、こちらは工事中で利用できないようでした。
公園内へは車で乗り付けることも可能なようです。
だんだんと日が昇って疲れてきたので、再びベンチで休憩していると目の前を「ミニトカゲ」が通過していくではありませんか!
あまりに可愛かったので、一眼レフを持って追いかけ回して写真撮影。(笑)
可愛すぎる・・・!爬虫類好きの方はぜひルンピニー公園へ。
ルンピニー公園を周回し始めて、1時間程度でようやく一周することができました。どうしても気温が高くバテてしまうので、一周しようとするとかなり時間がかかりますね。
公園の広さからしてサクッと回ることは難しいので、半日程度の予定で観光するといいかと。
最後に、周回コースではなく真ん中の浮島エリアにも寄っています。こちらのほうが木々が茂っていて木陰が多いからか、地元の方々がたくさんたむろしていました。
「なんだか騒がしいなー」と思って前方を見ると、亀の死骸をカラスと水オオトカゲが取り合っていました。なんという光景!これは激写せねば!
水オオトカゲが亀を咥えた!このまま亀を巣に持ち帰っていただくのか・・・?と眺めていたものの、大量のカラスに突かれてあえなく撤退。多勢に無勢。
積極的に亀を追いかけるのかと思ってたんですが、意外と気が弱いようであっさり去っていきました。そんなメンタルでは、この先生き残っていけないぞ・・・!
おわりに
というわけで、今回はバンコク市内にある「ルンピニー公園」へ訪れたレポートをお届けしました。結局、居心地がよくて4時間近くも滞在してしまった・・・。
水オオトカゲはもちろん、大きなリスや日本では見かけられないような野鳥を大量に見ることができるし、運動公園としても素晴らしいのでぜひ訪れてみてください!
ただ夏場に観光すると熱中症の危険があり、そうでなくても大量に汗をかくこと必至なので、着替えを持ってくるなど準備をして観光されることをおすすめしておきます。