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LCCで機内持ち込み可能なバックパックを探す!本当に使えるバッグはこれだ【海外旅行】

世界中でLCC(格安航空)が就航し、気軽に海外旅行へ行けるように!セールを利用すれば、アジア圏なら往復1万円以下で行けるチケットを手に入れることも可能。

一方でオプション品が全て有料など厳しい制約に加え、機内持ち込み制限を少しでもオーバーしてしまうと追加料金を取られるなど制限が多いのも事実。

「どうしても格安で海外へ行きたい!」と思ったものの、手元に適切なバックパックがなかったため、各航空会社の持ち込みサイズ・重量を確認しつつ使えるバッグを探すことに!

  1. LCCに持ち込み可能なサイズ・重量(航空会社別)
  2. バックパック選びで考慮しておくべき点
  3. 本当に使えるおすすめバックパック一覧

そこで今回は、実店舗+ネット店舗を調べまくって「LCCで無料機内持ち込みができ、長期の海外旅行にも利用できる最強のバックパック」を探したので、ぜひ参考にしてください!

 

LCCで持ち込み可能なサイズ・重量一覧

 

LCCに機内持ち込み可能なバックパックのサイズ・重量ですが、結論から言うと「54cm×36cm×20cm」のサイズで、「7kg以下」という基準を満たせばOK!

一部、機内持ち込みに厳しく重量が5kg以下の「春秋航空」やボラカイ島行きは5kg以下になる「セブパシフィック航空」を除いて、各航空会社に対応可能な基準をまとめました。

▼下記の表では、日本発で就航している各LCCの機内持ち込み可能なサイズ・重量を全て一覧にしました!全て公式サイトより引用し、2018年9月27日時点で最新の情報を盛り込みました。

 

航空会社名 持ち込み可能サイズ 重量 個数
ジェットスター 55cm×40cm×25cm 7kg 2個
スカイマーク 55cm×40cm×25cm 10kg 1個
スクート 54cm×38cm×23cm 10kg(8kg+2kg) 2個
ピーチ 3辺の合計が115cm以内 10kg 2個
バニラ・エア 55cm×40cm×25cm 7kg 1個
エアアジア 56cm×36cm×23cm 7kg 2個
春秋航空・日本 56cm×36cm×23cm 5kg 2個
セブパシフィック航空 56cm×36cm×23cm 7kg 1個
香港エクスプレス航空 56cm×36cm×23cm 7kg 2個
タイガーエア台湾 54cm×38cm×23cm 10kg 2個
イースター航空 3辺の合計が115cm以内 7kg 1個
エアソウル 55cm×40cm×20cm 10kg 1個
ティーウェイ航空 55cm×40cm×20cm 10kg 1個
エアプサン 55cm×40cm×20cm 10kg 1個
チェジュ航空 3辺の合計が115cm以内 10kg 1個

 

現実的な話をすると、持っていく荷物を相当減らさない限り、サイズの基準を満たせても「7kg以下」の制限を守るのは非常に厳しいです。

極端に荷物を減らさないなら、別でキャリーケースを預け入れして、手荷物重量10kg制限を設けている航空会社を利用するといいでしょう。

何度も海外でLCCを使った経験を言うと、バックパック・機内持ち込みだけなら基本チェックされません。でかいバッグを持った白人を良く見かけますが、皆余裕でスルーしてます。(笑)

MEMO
厳密にサイズが適用されるのは形状が変わらない「ハードケースの場合」で、押し込めば小さくなるバックパックだと多少大きくても問題なし。機内持ち込みだけなら重量を測られないことが大半だし、事前に重い荷物を肩下げバッグ等に分けておけば余裕で回避できます。

 

海外旅行に持っていきたいリュックのサイズ感や道具など

容量は最低30L〜多くて40Lまでが限界

▲大きすぎるバックパックはNG

 

バックパック選びで最も重要な「容量選び」ですが、LCCで持ち込み可能なサイズ・重量を考えると「最低30L、最大でも40Lまで」が限界となります。

短期旅行でも生活道具を持ち運ぶ必要があるので、20Lなど軽量バッグはNG。かといって40Lを越えるとサイズ・重量ともにオーバーしてしまうので、35L前後が適切なサイズですね!

荷物を削る意思があれば、1ヶ月程度の旅行でも30L前後のバックパックでOK。意外とたくさんの荷物が入るので、最低30Lあれば十分です。

 

リュックの重量は最大で2kgまで

▲「旅行用のはかり」を使って自宅で計測しておくと安心

 

LCCの重量基準を一覧にしてわかりましたが、もし10kg制限の航空会社を利用するにしても、「本体だけで2kg以下のバックパック」を選ばないとかなりキツイです。

極端に軽すぎるバッグは荷物を保護するクッションがない場合もあるのでNGですが、大型バッグあと2kg以上の製品も多く、選択肢から外す必要があります。

バッグの重量が増すほど持ち込める荷物が少なくなるので、最低限のクッション性を備えつつ、可能な限り軽量なバッグを選ぶと幸せになれますね。

 

ノートパソコン・一眼レフカメラ持ち込みの有無で条件が変わる

 

もし海外旅行へノートパソコンor一眼レフカメラ(準ずる大型カメラ)を持ち込むなら、選ぶべきバックパックが変わってくるので要注意!

自身は1.3kg程度のパソコン&周辺機器を海外へ持ち込むことが多いですが、現地で仕事ができる一方で重量が増えるし、パソコンを保護できるバッグが必要になります。

また一眼レフを持っていく場合、本体・交換用レンズまで含めると3kg以上になることもあり、カメラ用バッグは総じて重いので、無料手荷物で持ち運ぶこと自体厳しくなるかも。

 

登山・旅行メーカーのバックパックをリサーチ&徹底比較!

次に、いよいよ各登山・旅行メーカーのバックパックを徹底的にリサーチし、サイズ感や重量をまとめつつ比較していきます!実際にネットや実店舗を大量に回ってリサーチしました。

LCCで持ち込み可能なサイズ・重量の基準を守りつつ、実際に比較検討したバックパックをメーカーごとに一つずつまとめてみました。

あくまで独断と偏見で選んだバッグばかりですが、各サイズ・重量など詳細スペックもまとめているので、参考にしていただければ幸いです。\(^o^)/

 

海外旅行用バックパックを選んだ基準
  1. 機内持ち込み可能な「54cm×36cm×20cm」のサイズ以下
  2. バックパック単体の重量は2kg以下
  3. 都市部でも使えるそこそこおしゃれなデザイン
  4. 容量は30L〜40L前後

 

GREGORY(グレゴリー) ジャーニーマン

サイズ 自重
30L 48×30×20 1145g

 

登山メーカーのGREGORY(グレゴリー) から発売されている、旅行用バッグでありながら強靭な「ジャーニーマン」。短期旅行はもちろん日常利用にも最適な大きさですね。

専用のPC・タブレット収納スペースに加え、サイズの割に奥行きがあるため容量以上に荷物を詰め込めます。デザイン面でも優れており、5色のなかから選べます。

価格が高い点が唯一ネックですが、長期的に使えることを考えると十分検討に値するラインです。

 

MILLET(ミレー) UBIC 30

サイズ 自重
30L 44×24×15 1110g

 

一般的に登山用のバックパックは負担軽減用にワイヤー等が仕込まれていることが多く、重くなってしまいがち。しかしMILLET(ミレー) の「UBIC 30」は比較的軽く、背負い心地も十分!

専用の登山用バッグだけあって耐久性も高く、大きい腰ベルトも付いているので荷物が重くなっても軽々持ち運べます。徒歩旅行の際に購入候補として何度も背負いました。

登山用バッグにしてはデザインが優れていて、ポケットの数も多いので収納面でも優れています。40Lタイプもありますが、微妙にサイズオーバーするので30Lをピックアップ。

 

THE NORTH FACE(ザノースフェイス) BC FUSE BOX

容量 サイズ 自重
30L 46×33×15 1010g

 

THE NORTH FACE(ザノースフェイス)の定番バッグである「BC FUSE BOX」。ロングセラーを誇る商品であり、街中を歩くと同じバッグを使っている人を2人〜3人は見かけます。(笑)

バッグ内はシンプルですが、開口部が大きいのでパッキングが非常に楽、容量以上に荷物を詰め込めるのが最大のポイント。堅牢性・防水性も高いので雑に扱っても問題なし。

デザインも多種多様あって、おしゃれに使いこなしたい場合にはピッタリなバッグかと。容量的にも、短期の海外旅行なら十分です。

 

NIXON(ニクソン) LANDLOCK III BACKPACK

容量 サイズ 自重
33L 55×30×20 770g

 

NIXON(ニクソン) から発売されているバックパックもなかでも、非常に人気の高い「LANDLOCK III BACKPACK」。街中を歩いていてもしょっちゅう見かけます!

2年ほど前に使用しており、あくまでデイバッグ仕様なのでクッション性が低いものの、そこそこ容量が大きいので大量の荷物を積めることができます。

バッグ全体が柔らかくパッキングが難しいのと、使用中にチャックが破損して中身が飛び出す・・・というショッキングな事件がありましたが、普通に使ってる分には快適でした。

 

 

「荷物が飛び出す可能性がある」のは海外旅行において致命的ですが、カバン全体が柔らかいため大量の荷物を詰めても問題ない、といったメリットも。

使用者が多いというデメリットもありますが、その2点さえ許容できれば良いカバンでしたね。

 

Patagonia(パタゴニア) Ascensionist Pack 30L

容量 サイズ 自重
30L 53×28×15 700g

 

登山メーカーのPatagonia(パタゴニア)から発売されている、クライミング用のバックパック「Ascensionist Pack 30L」。最大の特徴は自重700gと超軽量なこと!

実は日常的に使えるバッグでもあり、30Lのわりには大量の荷物が運べるので2〜3週間の海外旅行でも十分使用することができました。強靭かつ防水仕様、とスペック的にも十分。

ポケットが一つしかないなど非常にシンプルな機構となっていて、クッション性は皆無なのでノートパソコンや一眼レフなど機械類を持ち運ぶ目的には向いていません。

 

 

日常的に使うバッグとしてはあまりおすすめできませんが、もし登山などの趣味があるなら「日常+軽登山用バッグ」としておすすめできますね。

簡易的な腰ベルトが付いているので、重量が7kgを越える場合でもそれほど負担なく荷物を持ち運ぶことができます。「超軽量に旅行をする!」というミニマリストの方はぜひ。

 

THULE(スーリー) Paramount 29L Backpack

容量 サイズ 自重
29L 53×28×15 700g

 

カメラバッグを中心に機能的なバックを発売している「THULE(スーリー)」。優れたバッグが多いものの、高重量な製品が多いため軽量な「Paramount 29L」をピックアップ!

電子機器の収納に特化していて、15インチのPCまで収納できる専用のスペース・タブレットの収納場所まで備えています。そこそこ荷物も入るので、短期の海外旅行もOK。

小物入れが少し使いづらくイマイチなものの、実際に背負ってみた感じではフィットしたので、「PCを持って現地で仕事をしたい!」という人には向いているかと。

 

 

こちらは現在、メインバッグとして使用しています!大型のPCも入るし、背負い心地もいいので重量が増してもあまり疲れないのが最大のメリットかなと。

ただし30L程度のバッグにしてはあまり荷物が入らないので、韓国・台湾など近場へ1泊2日程度の旅しか使えないかも。日常用+αとして使うならおすすめですね。

 

2018.9.27追記

 

4ヶ月の東南アジア旅行へ出発するとき、持っていくバックパックで悩んだんですが、結局こちらのスーリーを持っていくことに!

「PC・一眼レフと両方持っていくし、さすがにキツイかなぁ・・・」と思ってたんですが、意外と余裕を持ってパッキングすることができました。荷物量も問題なし。

もちろん相当荷物量を減らす必要があるので、女性やたくさん物を持っていく人だと厳しいと思います。ただ移動が楽になるので、あえて小さいバッグを持っていくのはありかと。

 

Endurance カメラバッグ HG

容量 サイズ 自重
22L 51×30×22.5 1980g

 

プロカメラマン・ガジェット系のYouTuberから注目を集めている「Endurance」のカメラバッグ。デザインはシンプルですが、カメラの収納に関してはピカイチの性能を誇ります!

大型の一眼レフやレンズを大量に収納でき、サクッと取り出せるのが最大の特徴。海外旅行系のブロガーやYouTubeも良く使ってますね。

カメラ用のリュックであり、実質的な容量は小さくなってしまうため別途預け入れ荷物が必須。ただ本格的にカメラ撮影したいなら、このバッグで間違いないですね。

 

MAMMUT(マムート) Seon Cargo 35L

容量 サイズ 自重
35L 61×36×23 950g

 

登山メーカーのMAMMUT(マムート)から発売されている「Seon Cargo 35L」。登山用のバッグなんですが、15インチPC・タブレット・一眼レフカメラまで入る高機能っぷり!

一般的なバッグパックと異なり背中やバッグ下部からチャックを開けて収納するタイプで、開口部が大きいため荷物を収納しやすく、かつ大容量の荷物を収納できます。

重量も950gと軽く、背負い心地もいいため「あれもこれも持っていきたい!」という人にはピッタリかと。縦は微妙にサイズオーバーですが、ベルトで縛ってしまえばOK。

 

 

色んなバックパックをリサーチした限り、「PC・カメラなどの荷物を持っていく」「少量の荷物で海外旅行をしたい」という用途だとこのバッグが一番優れていたので、購入を決定!

15インチのPCが収納できるスリット・カメラを保護する気室が存在し、LCCの機内持ち込みができるギリギリの大きさながら最大限荷物を詰めれる・・・と条件面では神。

唯一のデメリットは、大容量の荷物を詰められるバッグながらチェストベルトが付いていないこと。後付けできるベルトも存在するので、後日取り付けてみようと思います。

 

▼MAMMUT セオンカーゴ35Lのレビューは「PC・一眼レフを収納できる最強のバックパック「MAMMUT セオンカーゴ35L」使用レビュー!」にまとめています!

PC・一眼レフを同時収納可能のバックパック「MAMMUT セオンカーゴ35L」使用レビュー!

 

おわりに:お気に入りのバッグを見つけよう!

というわけで、以上「LCC(格安航空)で機内持ち込み可能なバッグパックを探してみた」という記事をお届けしました!なんとか、優れたバッグを発見できてよかったです。

荷物制限さえ上手く回避できれば、東南アジア圏を中心に超格安移動をすることができます。自分も優れたバッグを手に入れたことにより、いつでも海外へ出発できる体制が整いました\(^o^)/

今の時代、格安航空の恩恵を受けなければ損なので、ぜひお気に入りのバッグを発見して気軽に海外旅行へ出発できる状態を作ってみてください。

 

▼1ヶ月間海外へ行ったときの荷物は「【海外ノマド】1ヶ月の海外旅行に持っていくバッグパックと持ち物まとめ【ミニマリスト】」にまとめています!参考にどうぞ!

【海外ノマド】1ヶ月の海外旅行に持っていくバッグパックと持ち物まとめ【ミニマリスト】

(※)一眼レフ・2kg近い大型PCを入れて10kg以下に抑えることができたので、パッキングの参考になるかと思います。