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ELGON(エルゴン)のグリップに換装したら自転車走行が楽になった!【ELGON GP GS】

毎日自転車に乗っていると、通常のストレートハンドルだと手が痛くなることが多々あります。

クロスバイクやマウンテンバイクだとハンドルポジションが1つしかないので、痛みを解消できないんですよね。

そこで、人間工学に基づいて設計された「ELGON (エルゴン)」のグリップを採用したところ、驚くほど自転車走行が楽になりました!自転車通勤・通学や長距離の旅行でも相当に活躍してくれました。

今回は、そんなELGONグリップの特徴や使用感についてレビューしていきたいと思います。

 

ELGON(エルゴン)グリップの特徴って?

 

一般的な自転車のストレートハンドルの場合、最低限「握る」ことしか視野に入れて設計されていないため、長時間の自転車走行をすると次第に疲れてきます。

ロードバイクやランドナーのように、ドロップハンドルであれば色々なハンドルポジションを取れるんですが、クロスやマウンテンだとストレートハンドルのみなので、普通に握ることしかできないんですね。

ERGONグリップは人間工学に基づいて独特の形状に設計されていて、悪条件であるほど「疲れにくく」なっています。実際に乗ると全然違うんですよねー!

 

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モデルによってはバーエンドも付いているので、通常のストレートハンドルのように握るポジションからただ手を置くだけ、バーエンドを握る、バーエンドとハンドルを包み込むように握る、など4つ以上ハンドルポジションがあるんですよ。

特に自転車通勤・通学や長距離の自転車旅行だとハンドルポジションの数が重要になってくるので、このERGONグリップが威力を発揮してくれます。

これまでのストレートハンドルでは握っても手に隙間が出来て変に力がかかってしまい、「手が凝る」という現象が発生していたんですが、ERGONグリップに買い換えてからはなくなりました。

 

ELGON(エルゴン)グリップの優れている点について

「握る」のではなく「手を置く」

 

ERGONグリップは、通常のストレートハンドルのように「握りこむ」のではなくて、「手を置く」という表現が正しいかもしれません。

ストレートハンドルだと握りこまないとハンドルが固定されないんですが、ERGONグリップの場合は形状がフラットなので、置くだけでも安定してくれます。

当然力の負荷がほとんどかからないので、疲労することもほぼなし。

自転車日本一周の旅をする際にこのハンドルを付けていったんですが、これまで10000km以上走って一度も「手が疲れた!」ということはありませんでした。

 

「バーエンド」で坂も登れる

ERGONグリップはモデルによってはバーエンドも付いているので、これを生かしてマウンテンバイクやクロスバイクでもハンドルに力を入れて登坂することも可能。

ロードバイクのいわゆる「下ハン」が縦向きに取り付けてある通り、登りで手に力を入れる場合は縦型にハンドルが付いていたほうが力が入るんですよね。

通常のハンドルにバーエンドを取り付けることもできますが、ERGONグリップのバーエンド付きモデルだと普段の走行は疲労無しで進みつつ、登坂の際にバーエンドを握って一気に登り切る、といった技が使えます。

マウンテンバイクやクロスバイクだと、バーエンド付きモデルのほうがハンドルポジションが増えるので、オススメですね。

 

ELGONグリップのデメリットについて

ハンドル付け根の耐久性が低い

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ハンドルの性能自体は非常に優れているELGONグリップですが、全てに置いて優れているというわけではありません。

僕が購入したモデルだけなのか?自転車にグリップを取り付ける箇所の耐久性が弱く、一度自転車を転倒させてしまってからというもの、強めの衝撃を与えるとハンドルがポロポロ取れるように・・・。

もう一度付け直せば全て解決するんですが、肝心な時に自転車を転倒させてしまってハンドルが取れるということがあるので、ちょっと嫌な感じ。買い換えると高いですしね。

MEMO

自転車を転倒させたら絶対NGというわけではなく、ハンドル側からアスファルトに転倒してしまってせいで直接衝撃が加わり、このように破損してしまいました。

自転車の車体重量も重かったので当然かもしれませんが、万が一外れてしまったら瞬間接着剤を使用すれば当分使えます。自転車日本一周の旅で10000kmも走行しましたが、購入して4年たった今も現役で活躍してくれています。

 

ハンドル上部のラバー部分がポロポロ剥げていく

ERGONグリップには滑り止めとして優れたラバーが取り付けてあるんですが、しばらく使用し続けるとラバー部分がポロポロと剥げ落ちていき、握りこむとラバーのカスが手に付いて黒くなってしまいます。

そもそも旅で1年以上毎日使用しているので、それだけ耐久性を求めるのは酷なのかもしれません。

ただ思った以上に手が汚れてしまうので、個人的にはマイナスです。そろそろ買い替え時なのかも・・・。

 

これらのデメリットはあれど、あくまで一部に欠陥にすぎず、ERGONグリップ一番のウリである「握り心地の良さ」は変わりません。

きちんと大切に管理すれば回避できる問題ですし、ハンドル自体高いので、気をつけながら扱えばOKです。

 

ERGONグリップの各種モデル

ERGONグリップには何種類かモデルがあって、それぞれ違った特徴があります。得意なシチュエーションも違うので、状況ごとにオススメのモデルを紹介します。

 

ELGON(エルゴン)GPシリーズ

 

まずは基本モデルである「GP」シリーズから。

GP1〜5までモデルが用意されているんですが、数字が上がるごとにバーエンドがニョキニョキと伸びていきます。このGP1はバーエンド無しモデルです。

迷ったらGPシリーズがいいと思います。バーエンド無しモデルは、普段からあまり坂には登らないよ、できるだけシンプルなデザインがいいよという方にオススメです。

 

 

GP1に小さめのバーエンドが装備されたGP3モデル。さらに短いGP2もあります。

この中で最もバランスが高く、バーエンドを生かしてある程度の坂も登坂しつつ、軽量化・コンパクト化を目指せます。

最初にELGONハンドルを買うなら、このモデルを買って試してみることをオススメします!人間工学仕様のハンドルと、バーエンドの2つの機能が一度に楽しめます。

 

 

GP3よりもバーエンドが巨大になったGP5モデル。一般的なバーエンドの長さのGP4モデルもあります。

ここまで長ければ、余裕でバーエンドだけ握って登坂することもできますし、ハンドルポジションもさらに増えます。やり方によっては、バーエンドの先端にライト等を取り付けることも可能。

デザイン的にもかなり目立ちますが、マウンテンバイクでガンガン坂を登りたい場合はおすすめ。

 

ELGON(エルゴン)GSシリーズ

 

続いて、ERGONのGSモデルです。GPは全体的には丸みを帯びたデザインでしたが、GSはよりスリム・コンパクトに設計されています。

僕はこのGS2を利用していますが、握りこみやすくハンドルを長時間持っていても疲労しないので、かなり気に入っています。

中途半端なバーエンドの長さなので、バーエンド単体で握りこむことはできません。が、ハンドルを両方握りこむことによって、あまり力は入らないものの疲労せずに進むことができるので気に入っています。

デザイン的にもバーエンドが目立たないので、ブサイクになりません。ただしゴリゴリ坂を登りたいならGS3の方が良いです。

 

 

先ほどのGP3と同じバーエンドの長さで、グリップ自体が薄型軽量となったGS3モデル。

GSシリーズには3までしかモデルがないんですが、GS3のみレーシング仕様のカーボンモデルが用意されています。

通常のグリップより軽量化されており、その分お値段も張りますが、本格的に使用したい方はどうぞ!ERGONのグリップは全体的にズッシリと重めなので、軽量化の効果はあります。

 

▲ELGON GS3のカーボンモデル。価格が1万円を越えるので手が出しづらいが、通常モデルより20gほど軽量化されている。デザインもなかなか。

 

まとめ

 

というわけで、以上「ERGONグリップ」の特徴と使い心地についてレビューしてみました。

毎日クロスバイク・マウンテンバイクを自転車通勤・通学で利用される方なら、かなり満足度の買い物になると思います。

また同じように自転車旅行をする際にもハンドルポジションが増えるので、長時間走行でも手が疲れずいい感じです。

 

それぞれモデルによって特徴が変わってくるので、自身の使用状況によって使い分けてください。

個人的には、とりあえずELGONの良さを体感したいのなら、GP3モデルがオススメです!もし予算があるのなら、GS3カーボンモデルも視野に入れてみましょう。

それでは!

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