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12月の寒い時期に海釣りで魚が釣れる?この季節に釣れる魚種・釣り方

12月になって、いよいよ冬が到来!海水温も徐々に下がっていくため、秋には最盛期を迎えていた釣り物も一気に減ってしまいます。

ただし!「冬〜春にかけて良く釣れる魚」もいるので、冬だからといって魚が釣れない!というわけではありません。冬の釣りも案外面白いものですよ!

今回は、12月の海釣りで釣れる魚種と釣り方を紹介していきたいと思います。これから釣りを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!

 

知っておきたい12月の海の状況は?

この時期は外気温の影響と、急な悪天候による急激な温度変化のダブルパンチで一気に海水温が下がってしまい、急に反応が薄くなってしまう・・・という現象が発生します。

といっても、海水温自体は4〜5月と同じ程度で真冬よりはマシなため、秋から釣れていた魚もタイミングによっては十分狙えます。まだ釣りシーズンは終わっていません!

非常に寒くなるので、釣りをするにあたって防寒着は必須ですが、急な海水温低下がない限りはまだまだ堤防釣りを楽しめます。ぜひ、暖かい日中を狙って釣行してみましょう!

 

12月の堤防で狙える魚種とは

冬メバリングが面白い!釣り物が少ない季節の救世主

 

冬といえば!釣り物が少なくなる時期にも安定する「メバル」が大人気!海水温が低下すると産卵期に入って渋くなりますが、12月前半なら産卵前の荒食いが続くため連発も可能。

夜行性のため、ナイトゲームが基本になりますが、日中にも狙うことができます。エサ釣りでも釣れますが、最近は小型ルアーを使って狙う「メバリング」が主流です。

簡単な釣具で気軽に釣れるので、竿を一台だけ積んで釣りに出かける・仕事終わりにサクッと狙うことも可能。食べても美味しいので、ぜひ狙ってみてください。

 

▼メバリングの基礎知識と具体的な釣り方解説はこちら

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産卵前の荒食いが始まる!好調な冬カレイ釣り

 

メバルと同じく、冬でも安定して釣ることのできる「カレイ」。こちらも産卵に合わせて接岸し、産卵期には渋くなるものの、産卵前は栄養素を確保するため荒食いをします。

12月前半はシーズン真っただ中なので、各地の堤防から気軽に狙うことができます!本格的な投げ釣り道具を使う人もいますが、手持ちの釣具で楽しめるちょい投げ釣りでも問題なし。

投げ込んだあとはひたすら待つので、寒い冬には辛いですが防寒着を着込んで狙ってみてください。

 

ちょい投げで狙うカレイ釣りの方法はこちら

 

寒い冬こそ!大型を狙って夜釣りでアナゴ釣り

 

冬が到来して、なかなか魚が釣れない!と思ったら、1年中安定して狙える「アナゴ釣り」に挑戦してみましょう!この時期はフグなどエサ取りがいない分、むしろ狙いやすいです。

基本的に夜行性で、投げ込んだらひたすら待つブッコミ釣りで狙うことになります。餌はなんでもOKですが、魚の切り身だと集魚効果抜群なのでおすすめ。

真冬の夜中にブッコミ釣り・・・となると厳しいですが、釣り用の防寒着を着れば数時間外にいても問題なし。たまには夜中に物思いにふけつつ、釣りをするのも面白いですよ。

 

アナゴ釣りの基礎知識・仕掛けを解説

 

年末まで狙える!1m超えタチウオを求めて堤防へ

 

秋からハイシーズンを迎えていた「タチウオ」ですが、地域によっては12月でも十分狙うことができます!この時期は餌の小魚を追って湾内に入り込んでくる個体が多くなります。

しかも1m級のドラゴンサイズが多くなるため、住宅街近隣の堤防からでも釣り上げることが可能に!最大で1.5mサイズまで釣れたことがあるそうです。^^;

夜釣りが基本となるので、防寒着を着込んで忍耐の釣りになりますが、タチウオマニアは年末年始まで通婚で大型を狙っています。我こそは!という人は狙ってみてください。

 

タチウオをルアー釣りで攻略する基礎知識・仕掛け解説はこちら

 

ボウズだ!と思ったら穴釣りで根魚狙い

 

魚が全然釣れない!活性が低すぎる!と困ったら、テトラを渡り歩いて「穴釣り」に挑戦してみましょう!

障害物の奥底にいるカサゴなど根魚を狙う釣り方で、狙うべきポイントがハッキリしているため、基本さえ覚えれば誰でも簡単に釣り上げることができます。

しかもこの魚は1年中何かしら反応してくれるので、寒い時期であってもボウズのがれができます。唯一、テトラを歩き回るので安全にだけは気をつけておいてください。

今後、2月・3月と1年で最も渋くなる日でも確実に魚を釣り上げることができるので、冬も釣りするなら穴釣り用セットを購入しておいて損はありません。

 

穴釣りの基礎知識と具体的な釣り方解説はこちら

 

防寒対策には最大限気をつけよう!

12月になると、外気温が一気に下がって防寒着が必須に!海側は風も強く、平均気温が10度程度でも体感温度は0度を下回ることも。長時間釣り続けると非常に寒くなります。

秋までは日常で使うような防寒着でも問題ありませんでしたが、真冬になると寒さを凌ぐために釣り用防寒着が必須!

少し予算は必要になりますが、一度購入すると長く使えるので、「冬でもしっかり釣りしたい!」という人は購入して損はありません。真冬に向けて用意しておきましょう。

 

最新版!釣りに使える本格的な専用防寒着の選び方とおすすめ製品はこちら

 

最後に

今回は、12月の堤防で釣れる魚種とおすすめの釣り方、気をつけるべき点について解説してみました。この時期は1年で最も釣りに適した季節なので、釣りに行かない手はなし!

海水温も一気に低下して釣り物が少なくなるものの、年内は秋から釣れていた青物などの魚を釣ることが可能。年始以降は一気に渋くなるので、釣りにいくなら今のうちかも!?