チニングは身近な堤防・河口から比較的簡単にクロダイ・キビレが釣れる方法。そのため、手元のバス・メバル用タックルでも十分楽しめます。

しかし!チヌの繊細をアタリを確実に掛け、強力なパワーをいなそうと思うと、やはり専用タックルを使ったほうが快適に釣りが可能。

チニング専用タックルは比較的安価なものが多くて、有名なロッド+リールでも高くて2万円程度で購入できます。釣り初心者でも手を出しやすいです。

今回は、これからチニングを始める初心者に最適なタックル構成(ロッド・リール・ライン)について紹介していきたいと思います!

 

▼チニングの基礎・攻略法に関する記事についてはこちら

”チニング”徹底攻略!クロダイ(黒鯛)をルアーで釣り上げるコツとタックル総まとめ
2017.12.4
”チニング”は他のルアー釣りと比べても難易度が低く、釣り方のコツさえ覚えれば「クロダイ(チヌ)」を連発することも可能! 都市部近くの河川や港湾部で釣れるので、仕事・学校帰りに気軽に釣りができるのも魅力の一つ。主に夜間がメインになるため、行事を終えたあとでも釣りが成立するんですよ。 繊細なルアーを扱い...…

 

チニングロッドの選び方

 

まずチニング用ロッドの選び方ですが、よく使われているのはソリッドティップ(穂先が柔らかい別の素材になっている)で7ft〜8ft前後のL〜ML程度のロッド。

特に関西圏では人気の、ルアーをズル引きして狙う「底ズル系」の場合はいかにしてチヌのアタリを弾かず掛けるか・・・が重要となるため、上記仕様のロッドが最も好まれます。

ただチニングは扱うルアーによって釣り方が大きく変わるため、必要なロッドのスペックも変化します。主に楽しまれている釣法は以下のとおり。

 

  • 岸壁を中心にワームを落とし込むガンクロ
  • トップウォーター・プラグ中心の釣り
  • チヌ用ラバージグを使った底ズル系

 

例えば堤防のキワにつくクロダイを狙う「ガンクロ」の場合、落とし込み釣りと同じような釣法のため、警戒心の強さを解くため長めのロッドが使われることが多いです。

またハードルアーが中心となる「トップウォーター」の釣りだと、確実にアクションさせるために固めの穂先が使われます。

予算に余裕があるなら釣り方によってロッドを変えるべきですが、操作性に多少目をつぶれば底ズル系で最も使われる「ソリッドティップ」のロッドを1本購入すればこと足ります。

 

ここでは、底ズル系の釣りを中心にクロダイのアタリを弾かない「ソリッドティップ」「7ft前後のL〜MLアクション」のチニング専用ロッドの選び方について解説していきます!

 

ソリッドティップのメリットについて

 

なぜチニングでは「ソリッドティップ」のロッドが好まれるのか?理由は、クロダイ特有の「アタリ」にあります。

ワームやラバージグを使った底ズル系の釣りをする場合、クロダイははじめワーム・ラバーの先端をついばむようにしてくわえます。

これは餌をいきなり丸のみするのではなく、甲殻類などの殻を砕いたうえで食べる・・・という習性によるもので、この時点でアタリは感じるもののフッキングしても掛からないことが多いです。

 

アタリがあってもしばらく待ち、「コココココ・・・ゴン!」と竿が弧を描いた時点で一気にフッキング!でようやく針がかりします。

前アタリから食い込むまで待つ必要があるんですが、穂先が硬い竿だとアタリを弾いてしまいフッキングに至らないことが多いんです。

「単純に柔らかいメバリングロッドなどを使えばいいじゃん!」という発想もあるものの、クロダイは40cmを超えると引きが強烈になるので、ただ柔らかいだけの竿だと障害物に巻かれて終了します。

 

ソリッドティップは穂先まで通常の素材となっていて、別途柔らかい素材を継ぎ足す仕様になっています。

クロダイに違和感を与えないティップ、強烈なパワーをいなすバットとを両立しているためチニングで好まれて使われているわけですね!

 

他のロッドでも代用できる?

では、手元に他の竿がある場合はチニングに流用できないのか?・・・いいえ、手元のロッドでも気軽に始めることが可能です!

というのも、例えばシーバスのようにルアーを遠投する必要がないので短めの竿でも代用可能だし、障害物のないエリアならアジング・メバリングロッドも使えます。

穂先が硬すぎるロッドだとアタリが弾かれすぎて釣りになりませんが、6ft〜8ft程度のUL〜M程度であればどんな竿でも代用可能です。

 

  • アジングロッド
  • メバリングロッド
  • バスロッド
  • エギングロッド
  • シーバスロッド

 

この釣りは何より「都市部周辺で気軽に始められる」のがウリです。

専用ロッドを揃えるとチニングがグンと楽しくなりますが、まずは専用ルアーだけ揃えて釣りにいくのも大アリだと思いますよ。

 

チニング初心者におすすめのロッド

 

【チニング専用ロッドの特徴】

  1. 竿の長さは6フィート〜8フィート
  2. ルアー重量は1g〜10g程度
  3. ソリッドティップ仕様でクロダイのアタリを弾かない
  4. 強力なパワーをいなすバットパワー

 

最近では各メーカーから専用ロッドが発売されていますが、特におすすめのロッドを3つほど紹介します!

 

 

AbuGarcia クロスフィールド」はライトルアー全般で使える優秀なロッドで、1万円以下で購入できます。あらゆる魚種を狙いたい人はこちら。

自身も使っている「メジャークラフト クロステージ黒鯛」は1万円程度で非常にコストパフォーマンスがよく、専用のソリッドティップ仕様でアタリを弾きません!

ダイワ シルバーウルフ」はチニング専用ロッドでも珍しいハイエンドモデルで、HVFナノプラス素材をブランクスに採用しているため他の竿とは一線を画す感度と軽量性を実現。

 

チニング用の最初の1本としては、使っているアングラーも多いクロステージ黒鯛モデルが最もおすすめですね!1万円程度で専用ロッドの使い勝手を体験できますよ。

 

チニングリールの選び方

 

専用ロッドが特徴的なチニングですが、リールに関しては他で使っているものを流用する形で問題ありません。

PEラインを使用する必要がありますが、サイズ的に2000番〜2500番程度なのでエギング・シーバスなどに使っているものを流用できそうです。

基本的には強烈なツッコミを制御するドラグ性能と、ルアーをゆっくり巻くことが多いのでローギア仕様であればかなり快適に使えますね。

反応がなければ、一箇所で留まらず移動する釣りのためできる限り軽量なリールを使うと、ランガンもしやすくなります。

 

 

【チニング用リールの選び方】

  1. 番手は2000番〜2500番
  2. PE0.6号〜0.8号を100m巻ければOK
  3. 可能ならローギア仕様
  4. 釣り場をランガンできる軽量性

 

 

ダイワ フリームス」は1万円程度で購入できるリールで、価格帯のわりに全体的に性能がよく気に入っています!チニング他、色々な用途で使っています。

ダイワ EMMS」は軽量素材のザイオンボディを採用しているため、2004番で205gと軽量。他にも防水仕様のマグシールドも搭載。

シマノ ストラディックCI4」に至っては、超軽量のCI4素材の恩恵で2500番で185gと超軽量!ハイエンドのチニング用ロッドを使う人は、このリールを使用している場合が多いですね。

 

初めから高価なリールを揃える必要はありませんが、特にシマノ製の2万円以下のリールは極細PEラインを使うと仕様によりブチブチ切れる・・・などおすすめできません。

自身もチニングその他の用途で使っている「フリームス」は十分使える程度の性能を備えており、なおかつ黒が基調のデザインになっているためチニングにはピッタリのリールです!

 

最適なラインシステムは?おすすめのライン

次にチニングに使用するラインですが、第一にアタリを補足する必要があるため「PEライン」でないと釣りになりません。

底ズルの釣りをする場合、常にルアーが障害物に接触する形となるため、感度が悪いと障害物かクロダイのアタリか判別がつかないんですよ。

釣りの仕様上ラインが傷つきやすいのと、クロダイの歯もゴツゴツしているためラインの先端には「リーダー」を必ず取り付けます。

 

  • メインライン:PE0.4〜0.8号
  • リーダー:フロロカーボン:1.5号〜3号

 

ラインの太さについてはポイントによって使い分けるのが一番ですが、手前に石畳など障害物がある場合は遠投の必要性がないので、PE0.6号・リーダー2号程度が妥当。

一方、例えば障害物が非常に多い場所だとPE1号にリーダー4号を組み合わせて一気にランディングする・・・という釣り方もあります。

初心者の場合、ラインが障害物に接触することも考えてPE0.8号・リーダー3号程度を使うのが一番。この太さだと他の釣りにも流用できるし、大物がヒットしても早々切れることはありません。

 

おわりに

というわけで、以上「チニングに必要なタックル:ロッド・リール・ラインの選び方」について徹底解説してみました!

 

チニングは繊細な釣りの要素と豪胆な釣りの要素を両方かねそなえているため、一度ハマると完全にのめりこんでしまいます!実際、チニング専門で釣りをしている方もいます。

特に都市部周辺に住まれている場合、会社・学校への道中で気軽に釣りを楽しめるため、気づくと年間釣行回数が大変なことに。(笑)

軽く釣りをする程度なら手元の道具で楽しめるので、まずはとりあえずルアーだけ揃えて、ハマったら専用タックルを揃えていくことをおすすめします。

 

それでは!

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